サントリー天然水に含まれる成分は？ミネラル含有量や硬度も詳しく解説！

サントリー天然水は、まろやかでスッキリとした味わいを特徴とする国産の天然水です。

スーパーやドラッグストアで容易に購入でき、おいしい味わいを楽しめる水ですが、含有成分やミネラルバランスが気になる方も多いでしょう。

せっかく飲むのであれば、おいしさとミネラル含有量とのバランスがよい水で、毎日の水分補給を健康的におこないたいものです。

そこで本記事ではサントリー天然水の特徴やミネラル含有量、同じく国産でミネラルバランスに優れた水について解説します。

サントリー天然水の特徴を詳しく知りたい方、自身の体質にあったおいしい水を探している方は、ぜひ参考にしてください。

サントリー天然水の4つの水源

サントリー天然水は、日本にある4か所の山から流れる地下水を用いています。

• 南アルプス
• 北アルプス
• 奥大山
• 阿蘇

それぞれの地質や水源の特徴について解説します。

南アルプス

南アルプスは標高3,000mを越える高峰を多く有しており、広大な森林の中で多様な動植物が生息しています。

サントリー天然水の採水地は南アルプスの北部、甲斐駒ヶ岳を望む場所にあります。

雄大な山々に囲まれた別天地で育まれた、清冽な水の味わいを楽しめるでしょう。

北アルプス

北アルプスの山々に磨かれた天然水は、適度なミネラル分を含んでおり、クセのないスッキリとした飲み心地が特徴的です。

3,000m級の美しい眺望と、豊かな自然を特徴とする北アルプスの水源エリアには、総面積約441haの「天然水の森」が広がります。

北アルプスの山々に降る豊富な雨や雪とその水を集める土地を守るべく、水源涵養活動が継続的におこなわれています。

奥大山

鳥取県の奥大山は、標高1,709m、中国地方の最高峰を誇ります。

大山隠岐国立公園の中央にそびえており、豊かな自然と、清冽な水があふれる理想の水のふるさととして知られています。

奥大山一帯は、広大なブナの森が生い茂る場所です。

汚染される可能性の少ない美しい森と、降雪量の多さに支えられた豊富な水量が、奥大山の天然水の特徴です。

阿蘇

熊本県上益城郡嘉島町内には、清冽な水が昔から湧き出る場所が数十か所もあります。

南阿蘇外輪山に広がる総面積約420haの「天然水の森」を水源としています。

名水の地ならではの水のおいしさ、日本人の体質にあったまろやかな味わいを楽しめるでしょう。

サントリー天然水に含まれるミネラル成分

サントリー天然水に含まれる主なミネラルは、次のとおりです。

• カルシウム
• マグネシウム
• カリウム
• ナトリウム

いずれも体調管理に重要なミネラルであり、食事からの摂取が欠かせません。

ミネラルごとに役割が異なるため、偏りない摂取が重要となるでしょう。

各成分の特徴について具体的に解説します。

カルシウム

カルシウムは骨や歯の健康維持に欠かせない栄養素です。※1

子どもの成長をサポートするほか、大人においては骨粗鬆症のリスクを下げるために活躍します。

また、血液を適切に固めたり、筋肉を収縮させたりする働きにも関係しています。

牛乳やチーズなどの乳製品、小魚、豆類などに豊富ですが、日本人の食生活では不足しやすい傾向にあります。

カルシウム含有量の多い水を選び、積極的に摂取しましょう。

マグネシウム

マグネシウムも骨の健康維持に関わるミネラルです。

また、代謝に関わる約300種の酵素の働きをサポートする役割もあります。※2

魚介類やナッツ類、海藻類などがマグネシウムの主な摂取源となるでしょう。

カルシウムほど不足は深刻ではありませんが、欠食や偏食の傾向が強い方ではやはり摂取量が少なくなりやすいため、飲料水からの摂取も重要です。

カリウム

カリウムはナトリウムとともに体液調節に関わるミネラルです。体内の余分なナトリウムを、水とともに体外へ排出するように働きかけます。※3

また、神経伝達や筋肉の動きを調節する役割もあります。

野菜や果物、海藻などに多く含まれるミネラルのため、野菜料理を苦手とする方や果物を食べる機会がない方ではやや不足しやすいでしょう。

なお、カリウムは水溶性のため煮たり茹でたりといった調理で一部が溶け出し失われてしまいます。

カリウムを効率よく摂りたい場合には、トマトやキュウリ、果物のように生で食べられるものを選びましょう。

ナトリウム

ナトリウムはカリウムとともに体液量を調節しています。また神経伝達を調節する役割もあります。

主に食塩から摂取するミネラルであり、塩気の多い料理を中心とする日本食では摂取量が増えやすい傾向にあります。※4

ナトリウムの過剰摂取は血圧の上昇やむくみを生じるリスクを高めるため、注意が必要です。

サントリー天然水の硬度・特徴

サントリー天然水の硬度は産地ごとに異なります。

産地ごとの硬度は次のとおりです。

• 南アルプス：約30mg/L
• 北アルプス：約10mg/L
• 奥大山：約20mg/L
• 阿蘇：約80mg/L

日本では主に100mg/L未満を軟水、301mg/L以上を硬水と定めているため、サントリー天然水は軟水に区分されます。

またサントリー天然水の主な特徴は、以下の3点です。

• スッキリとした味わいの軟水
• 赤ちゃんのミルクにも使用可能
• ミネラル含有量の少なさ

それぞれの特徴について、具体的に解説します。

軟水で飲みやすい

サントリー天然水は、やわらかい口当たりが特徴的な軟水です。

産地により多少の差はありますが硬度が非常に低いため、スッキリとして飲みやすく感じるでしょう。

日本の水道水や国産のミネラルウォーターの多くは軟水で、日本人の口には硬度の低い水が合うといわれています。

そのためサントリー天然水は飲みやすく、日常的に摂取できるミネラルウォーターといえるでしょう。

赤ちゃんのミルクにも使用可能

サントリー天然水はミネラルの含有量が少なく内臓に負担をかけにくいことから、赤ちゃんのミルクにも使用できます。

高齢者や腎臓の機能が落ちた方でも、腎臓に負担をかけることなく飲むことができます。

小さな子どもがいる家庭にとっては、家族で摂取しやすいミネラルウォーターといえるでしょう。

産地が阿蘇の商品は硬度がやや高く、気になる場合はラベルに南アルプス、北アルプス、奥大山と書かれているものを活用してみてください。

ミネラル含有量が少ない

軟水であるサントリー天然水は、ミネラルの摂取源にはやや不向きです。

サントリー天然水ではカルシウム不足やマグネシウム不足を補うことは難しいでしょう。

カルシウムやマグネシウム、カリウムといったミネラルを水から効率よく摂りたい場合には、硬水や中硬水の活用がおすすめです。

飲みやすさとミネラルを重視するなら中硬水がおすすめ！

軟水はミネラルが少なくスッキリとした味わいが、硬水はミネラルが多く含まれ独特の味わいがあります。

硬水の風味は日本人に馴染みが薄く苦味を感じやすいため、飲みにくいと感じる方もいるでしょう。

また、料理用にもあまり向いていません。

飲みやすさとミネラル含有量のバランスを重視する方には、硬度が101～300mg/Lの中硬水がおすすめです。

中硬水はミネラルが豊富ながらも独特の味わいを感じにくく、日本人でも比較的飲みやすい味わいです。

『のむシリカ』はミネラルが豊富な中硬水のナチュラルミネラルウォーター

のむシリカは、硬度130mg/Lの中硬水です。

ミネラルが豊富に含まれつつも飲みやすいナチュラルミネラルウォーターであり、多くの方におすすめです。

また、含有されるミネラルは熱を加えてもほぼ変化しないため、料理や熱いお茶、コーヒーにも活用できます。

サントリー天然水とのむシリカのミネラル含有量を比較

サントリー天然水とのむシリカのミネラル含有量の比較表は、次のとおりです。

	サントリー天然水	のむシリカ
カルシウム	1.0〜24.0mg/L	31.0mg/L
マグネシウム	0.2〜11.0mg/L	14.0mg/L
カリウム	0.4〜7.0mg/L	5.7mg/L
シリカ	–	97.0mg/L

サントリー天然水は産地により含まれるミネラル含有量は異なりますが、のむシリカに含まれるカルシウム、マグネシウムは、サントリー天然水の含有量を上回っています。

シリカを摂取できる

のむシリカの特徴は、人間の体内で生成できないシリカを摂取できる点です。

シリカは、体のさまざまな部分を構成する成分で健康維持や美容に欠かせず、意識的に摂取する必要があります。

食品からも摂取可能ですが、ナチュラルミネラルウォーターからの摂取がもっとも手軽で効率がよいでしょう。

のむシリカなら、飲むだけで効率よく体内に取り入れられます。

黄金バランスのミネラル成分

カルシウムとマグネシウムは、約2：1の比率で摂ることが理想的といわれています。

のむシリカはカルシウム31mg/L、マグネシウム14mg/Lと、バランスよく含まれていることがわかります。

そのため効率よくミネラルを摂取したい方には、のむシリカがおすすめです。

まとめ

本記事では、サントリー天然水に含まれる成分や硬度などの特徴について解説しました。

サントリー天然水は、ミネラル含有量が少なめの軟水で、口当たりがよく飲みやすい点が特徴です。

乳幼児や高齢者まで負担なく飲用できるため、家族全員で飲めるおいしい水として活用できるでしょう。

一方、さまざまなミネラルの摂取と飲みやすさを両立したい場合には、中硬水であるのむシリカがおすすめです。

のむシリカには、ミネラルがバランスよく含まれており、料理にも適しています。

より効率よくシリカや各種ミネラルを摂取したい方は、ぜひのむシリカを検討してみてください。

〈参考文献〉
※1 厚生労働省｜e-ヘルスネット｜カルシウム
※2 厚生労働省｜e-ヘルスネット｜マグネシウム
※3 厚生労働省｜e-ヘルスネット｜カリウム
※4 厚生労働省｜e-ヘルスネット｜ナトリウム
※商品の情報は各公式サイトを参考にしております。