サントリー天然水はまずい？水源地ごとの味・硬度の違いを詳しく紹介

サントリー天然水は、コンビニやスーパーでよく目にする飲料水です。

口当たりが柔らかく、飲みやすい人気のナチュラルミネラルウォーターの一つですが、一部では「以前よりもまずい」「味が変わった」などの声もあります。

サントリー天然水は全国各地にある複数の水源から採水するため、採水地により味や成分が多少異なることが理由として考えられるでしょう。

そこで本記事では、サントリー天然水の特徴に加え、水源ごとの味や硬度の違いについて解説します。

サントリー天然水について詳しく知りたい方、飲みやすいナチュラルミネラルウォーターを探している方、ぜひ最後まで読んでみてください。

サントリー天然水がまずいと言われる理由

サントリー天然水は多くの方に愛飲されているナチュラルミネラルウォーターの一つですが、中には「まずい」と感じる声もあります。

なぜサントリー天然水が一部で不評なのか、疑問に思う方も多いでしょう。

ここでは、サントリー天然水がまずいといわれる理由をいくつか解説します。

水源が異なる

サントリー天然水は日本全国に安定して供給するために、南アルプス、北アルプス、阿蘇、大奥山の4つの水源から採水しています。

南アルプスはスッキリとキレがよい飲みごごち、北アルプスは非常にマイルドで万人受けする味わい、大奥山はまろやかで軽い口当たり、阿蘇は4種類の中ではややクセを感じやすい水質です。

すべて日本国内の採水地であることから、よく味を確かめなければ大きな差は感じられません。

しかし、採水地により若干味わいが異なり、好みが別れる可能性があるため、味覚が敏感な方は特定の種類を「まずい」と感じることもあります。

飲み慣れていない味

サントリー天然水は、水源ごとに流通エリアが決められています。

南アルプスは関東地方、北アルプスは東海、北陸地方、奥大山は関西地方、阿蘇は九州地方を中心に出荷されています。

1つの販売店に4種類すべてが揃うのは稀であり、多くても2種類程度です。

ただし、需要と供給の関係で出荷エリアが変更となり、普段飲み慣れていない種類のサントリー天然水が販売されるケースもあります。

パッケージには採水地が大きく記載されているため、もしサントリー天然水を飲んで「まずい」と感じた際はパッケージを確認し、次回からその水源で採水されたボトルを避けるとよいでしょう。

サントリー天然水は4種類！水源ごとに硬度が異なる

サントリー天然水は、採水地により4種類に分けられます。

水源ごとに硬度や成分が変わるため、喉越しや味わいが異なると感じることもあるでしょう。

ここからは、サントリー天然水の種類ごとの特徴や硬度を詳しく解説します。

サントリー天然水「南アルプス」

南アルプスは山梨県で採水されており、硬度は30mg/lで日本人が飲み慣れた軟水です。

日本では、一般的に硬度0〜100mg/lの水を軟水、101〜300mg/lを中硬水、301mg/l以上を硬水と分類されており、サントリー天然水は4種類とも軟水にあたります。

硬度が低い南アルプスは、スッキリとしたキレを感じる爽やかな味わいです。

サントリー天然水「北アルプス」

北アルプスは長野県で採水されており、硬度10mg/lと種類の中では最も硬度が低く、マイルドで飲みやすい水質です。

さっぱりとした飲み口のため、子どもから大人まで心地よく水分補給ができるでしょう。

サントリー天然水「奥大山」

奥大山は鳥取県で採水されており、硬度は20mg/lと低く口当たりが柔らかい点が特徴です。

硬度が低いナチュラルミネラルウォーターは甘みを感じやすく、常温でもおいしく飲めるでしょう。

サントリー天然水「阿蘇」

阿蘇は熊本県で採水されており、硬度80mg/lと4種類の中では最も硬度が高く、やや重たい口当たりです。

硬度の低い北アルプスや奥大山のサントリー天然水を飲み慣れている方は、少し違和感を覚えることもあるでしょう。

しかし硬度が高いのはミネラルが豊富に含まれていることを示すため、運動後や健康を気にする方に適しています。

サントリー天然水はクセの少ない軟水

サントリー天然水は4種類とも硬度が低い軟水のため、クセが少なく非常に飲みやすい水質です。

ここからは、サントリー天然水の魅力や特徴を解説します。

日本人の体質に合った硬度

サントリー天然水はクリアな味わいとクセの少なさで知られており、日本人の体質にあった低硬度の特徴を持っています。

日本人は古くから硬度の低い軟水を好んで飲む傾向があり、お茶や水割りなど日本の文化では軟水が好まれてきました。

日本の一般家庭における水の硬度は比較的低く、サントリー天然水も日本人の好みにあわせて硬度が程よく調整されています。

そのため、スッキリとした喉越しで飲みやすいナチュラルミネラルウォーターといえるでしょう。

赤ちゃんのミルクにも使用可能

サントリー天然水はクセの少なさや心地よい軟水の特性から、赤ちゃんのミルク作りにも適しています。

赤ちゃんのミルク作りには水質が重要であり、サントリー天然水はミネラル成分が少ないため、赤ちゃんに負担をかけることなく安心して飲めます。

また水道水とは異なり、煮沸なしで飲める手軽さも魅力の一つです。

ミネラル含有量は少ない

軟水はクセがなく、胃腸への負担も少ないことが大きなメリットですが、ミネラルを多く補給できない点はデメリットです。

飲料水は効率よくミネラルを摂取するツールの一つであるため、美容や健康への関心が高い方にとってサントリー天然水は、ミネラル成分が物足りないと感じるでしょう。

飲みやすさとミネラルバランスを重視するなら『のむシリカ』に注目

軟水と硬水の中間に位置する中硬水は、飲みやすさとミネラルバランスを兼ね備えています。

ミネラルバランスがよいのむシリカは硬度130mg/lと中硬水で、健康や美容に関心が高い方に人気のナチュラルミネラルウォーターです。

次の表で、1Lあたりのミネラル成分を比較します。

	カルシウム	マグネシウム	カリウム	炭酸水素イオン	シリカ
サントリー天然水	0.01〜0.24mg	0.002〜0.11mg	0.004～0.07mg	–	–
のむシリカ	31mg	14mg	5.7mg	170mg	97mg

2つを比較すると、のむシリカに含まれるミネラル成分量は、サントリー天然水よりも非常に高い値です。

のむシリカは、ミネラルが豊富でありながら中硬水のため常温でも飲みやすく、採水地が日本国内で安心感もあります。

また、健康的な身体つくりに必要なミネラルの一つ、シリカが多く含まれているのも特徴です。

飲みやすさとミネラルバランスに優れた「のむシリカ」を選択すれば、日々の水分補給で効率的にミネラル摂取ができるでしょう。

サントリー天然水に関するよくある質問

最後に、サントリー天然水に関する疑問について解説します。

サントリー天然水はナチュラルミネラルウォーターなの？

サントリー天然水は、ナチュラルミネラルウォーターです。

ナチュラルミネラルウォーターとは、ミネラルが溶け込んでいる地下水を原水とし、人工的にミネラル成分を添加したり加工したりしていない種類のことです。

自然本来のおいしさや成分を活かしているため、常温で飲んでもおいしく甘みを感じる商品もあります。

また、国内産のナチュラルミネラルウォーターは厳しい水質検査が実施されており、安心して常飲できる点もメリットです。

サントリー天然水は危険と聞いたけど？

サントリー天然水は徹底した品質管理のもとで製造されているため、高い安全性を持つナチュラルミネラルウォーターです。

使用する原水は毎日検査をして水質のチェックがおこなわれています。

汲み上げた原水は細かいフィルターを通して濾過し、ミネラル分や風味を損なわないよう高温で瞬間的に殺菌しています。

また高度な無菌環境でボトリングされ、商品は厳格なチェックを受けてから出荷されるため、安心して飲めるでしょう。

サントリー天然水は加熱殺菌している？

サントリー天然水は、加熱処理によって瞬時に殺菌されています。また、のむシリカも同じように加熱処理で殺菌されています。

加熱殺菌をするとミネラル成分が変質したり失われたりする可能性があると考える方もいるでしょう。

しかし、のむシリカの原水は元から含まれるミネラルが多く、長い時間をかけてミネラル成分が溶け出しているため、煮沸消毒をしても成分値は大きく変動しません。

正しい保管方法は？

ボトルを開けた後は空気中の雑菌が入る可能性があるため、冷蔵庫に保存しましょう。

未開封の場合は冷蔵庫に入れる必要はありませんが、直射日光や高温を避けて保管してください。

まとめ

サントリー天然水がまずいといわれる理由は、採水地が4箇所あるからだと考えられます。

採水地により味わいが異なるため「味が変わった」「まずくなった」と感じることがあるでしょう。

しかし、サントリー天然水は4種類とも低硬度の軟水であり、飲みやすくて日本人の体質にもマッチするナチュラルミネラルウォーターといえます。

サントリー天然水はスッキリとした飲みやすさが特徴ですが、ミネラルが少ないため、多くのミネラルを補給したい方には中硬水ののむシリカがおすすめです。

のむシリカはミネラル含有量が多く、日々の健康に役立つシリカも豊富に含まれています。

健康と美容に関心が高い方や熱中症が気になる方は、ミネラル成分が豊富で飲みやすいのむシリカを試してみてください。

※商品の情報は公式ホームページを参考にしています。