【どっちが体にいい？】硬水と軟水の違い・定義を比較！お水の種類ごとの硬度や効果、見分け方を簡単に解説

ミネラルウォーターはさまざまな種類が販売されていますが、ミネラル成分の含有量により、硬水と軟水の違いがあります。

硬水は体に必要なミネラル成分が豊富である一方、軟水は口当たりがよく、飲みやすさに優れていると評価されています。

毎日の水分補給に活用したい方は、硬水と軟水のどちらが体にいいのか気になるでしょう。

本記事では、硬水と軟水の違いやメリット、デメリットを解説します。

市販のミネラルウォーターの成分についても徹底比較するため、商品選びで迷う方はぜひ参考にしてください。

硬水と軟水の違いを解説！

硬水と軟水の主な違いは、次のとおりです。

	軟水	硬水
硬度	低い（100mg/L未満）	高い（100mg/L以上）
主な成分	カルシウム、マグネシウムが少ない	カルシウム、マグネシウムが多い
口当たり	まろやか、飲みやすい	重い、苦味を感じやすい
用途	飲料、日本茶・だし、炊飯、赤ちゃんのミルク、肌・髪への使用、石鹸の使用	コーヒー、紅茶、肉の煮込み料理、ミネラル補給

ここからは、硬水と軟水の具体的な違いについてわかりやすく解説します。

硬度の違い

硬水や軟水を示す硬度とは、カルシウムとマグネシウムの含有量により分けられます。

日本における硬度分類は、次のとおりです。

• 軟水：0～100mg/L
• 中硬水：101～300mg/L
• 硬水：301mg/L以上

硬水と軟水の特徴について詳しく解説します。

採水地の違い

軟水と硬水の採水地の違いは、次のとおりです。

	軟水	硬水
水の流路	短く、速い（山地に多い）	長く、遅い（平野の深い地下水に多い）
地層の性質	ミネラルが少ない地層（花崗岩や火山岩など、水に溶けにくい岩石）	ミネラルが多い地層（石灰岩や白亜など、水に溶けやすい堆積岩）
ミネラル溶解	地層との接触時間が短く、ミネラルが溶け出しにくい	地層との接触時間が長く、ミネラルが多く溶け出す
代表的な地域	日本（国土の多くが火山性で急峻なため）、北欧の一部	ヨーロッパ全般（特にフランスやドイツなど石灰岩地帯が広がる地域）

軟水は、一般的に起伏の多い山地や火山性地帯で、地層を短時間で通り抜ける水に多いことが特徴です。

一方で硬水は、平野部や石灰岩地帯で、地中深くを長時間かけてゆっくりと移動し、ミネラルを豊富に含んだ水に多く見られます。

硬水の特徴

硬水は、カルシウムやマグネシウム、カリウムなどが多く含まれ、ミネラル補給に最適です。

ミネラルは、体内で生成できない成分であり、食事や飲み物から適度な摂取が求められます。

とくにカルシウムやマグネシウムは食事のみで不足しやすく、硬水の摂取がミネラルを補うことに役立つでしょう。

ミネラルは、ダイエット効果を高めたり、血圧の調整や血糖コントロールなどにも寄与するため、健康維持や美容の調子を整えたい方におすすめです。

ただし、硬水の飲み慣れていない方は、下痢や腹痛を起こしやすく、独特の苦みにより飲みにくいと感じる場合もあるでしょう。

また、硬水は石鹸やシャンプーの泡立ちを抑える性質があるため、洗顔やヘアケアにはあまり適していません。

軟水の特徴

軟水は、カルシウムやマグネシウムの含有量が少なく、日本の水道水の大半が軟水に分類されます。

口当たりが柔らかく、赤ちゃんや子どもから高齢者まで飲みやすいのが特徴です。

また、料理にも適しており、和食やお茶の風味を損なわず、美味しさを引き立てる効果も期待できます。

さらに、軟水は石鹸やシャンプーの泡立ちがよいため、肌や髪に優しく、敏感肌の人にも向いています。

ただし、ミネラルの含有量が少ないため、運動後のミネラル補給や便秘改善を目的に飲みたい場合には適さないといえるでしょう。

硬水・軟水｜体・肌にいいのはどっち？

硬水と軟水は、それぞれ体や肌に与える影響が異なります。

ここでは、軟水と硬水のどちらが体や肌に好影響を与えるのかに加え、それぞれの使い分け方についても解説します。

体・肌にいいのはどっち？

結論として、体にいいのは「硬水」、肌や髪にいいのは「軟水」といえます。

	軟水	硬水
飲用（体）	胃腸に負担が少なく口当たりがまろやかで飲みやすいため、日常の水分補給や赤ちゃんのミルクに最適	ミネラル補給に優れており、便秘解消効果も期待できる
肌・髪への影響	優しい。石鹸や洗剤の泡立ちが良く、石鹸カスができにくい。洗い上がりがしっとりしやすく、乾燥や刺激のリスクが低い	負担がかかりやすい。ミネラルが石鹸と結合して石鹸カスを作り、肌に残ると乾燥やつっぱり、髪のパサつきの原因になることがある。
適している方	敏感肌、乾燥肌の方、赤ちゃん、胃腸が弱い方、日常の水分補給を重視する方	ミネラルを積極的に補給したい方、運動後の方、便秘に悩む方

硬水と軟水は、それぞれ体や肌に対して異なるメリットとデメリットがあります。

一概に「どちらがいい」とはいえませんが、目的や体質により適した水が異なるため、使い分けが重要になるでしょう。

ダイエット目的に絞るならどっち？

ダイエット目的に絞るなら、硬水の方が優位性があります。

ダイエットに「硬水」が有利な理由は、主に次のとおりです。

• 便秘解消とデトックスをサポート
• ミネラル補給と代謝サポート
• 満腹感と飲み応えがある

ただし、ミネラル補給目的で硬水を飲む場合でも、日常の水分補給や料理には、飲みやすく胃腸に負担の少ない軟水を併用することをおすすめします。

使い分けのポイント・選び方

軟水と硬水の使い分けのポイントは、次のとおりです。

	軟水	硬水
日常の飲用	◎	△
ミネラル補給	×（ミネラルが少ない）	◎（豊富に補給できる）
炊飯	◎	△
和風だし（旨味抽出）	◎	×
肉の煮込み（臭み消し・柔らかく）	△	◎
コーヒー/紅茶	◎	〇
赤ちゃんのミルク	◎	×
洗顔・入浴（肌への優しさ）	◎	×
便秘解消	△	◎（マグネシウムの作用）

軟水は、日常の飲用や炊飯、和食、洗顔、お風呂など、多くのシーンで活躍します。

一方で硬水は、とくにミネラルを補給したい場合や、便秘解消を目的とする場合におすすめの選択肢です。

主に健康や美容（デトックス）といった目的での活用をおすすめします。

ミネラル補給におすすめ｜硬水のメリット・デメリット

カルシウムやマグネシウム、カリウムの含有量が豊富な硬水は、健康や美容によい効果が期待できる一方、飲みにくさを懸念する方もいます。

ここからは、硬水のメリット、デメリットを解説します。

硬水のメリット

硬水はカルシウムやマグネシウムが豊富で、骨や歯の健康維持に役立ちます。

マグネシウムは腸を刺激し、便秘の解消をサポートするため、ダイエット中の方にも適しています。

また、新陳代謝を促進し、脂肪燃焼を助ける効果も期待されるため、運動と組み合わせることでダイエット効果を高められるでしょう。

発汗によって失われるミネラルを補給でき、スポーツをする方にもおすすめです。

硬水のデメリット

硬水は、独特の苦みがあり、飲みにくいと感じる方が多いことがデメリットです。

とくに、マグネシウムの含有量が多い硬水は、飲み慣れていない方や腎機能が低下している方には、下痢や腹痛を起こすことがあります。

さらに、硬水は石鹸やシャンプーの泡立ちを妨げるため、肌や髪にゴワつきを感じる場合も考えられるでしょう。

また、料理にも不向きで、和食やお茶の風味を損なう可能性があり、用途を考えて使うことが大切です。

刺激が少なく飲みやすい｜軟水のメリット・デメリット

軟水は、ミネラル成分の含有量が少ない水です。

日本の水道水は大半が軟水であるため、日本人には飲み慣れており、口当たりのよさからおいしいと感じる方も多いです。

ここからは、軟水のメリット、デメリットを解説します。

軟水のメリット

軟水はクセがなく、口当たりがやわらかいため、誰でも飲みやすいことが特徴です。

ミネラル成分が少なく、胃腸に負担をかけないといった理由から、赤ちゃんや子ども、高齢者にも適しています。

また、料理やお茶、コーヒーの風味を邪魔せず、日常的な飲料水としても最適です。

ほかにも、洗顔やヘアケアにも適しており、肌や髪に優しく、敏感肌の方にもおすすめです。

軟水のデメリット

軟水はミネラルの含有量が少ないため、硬水と同様の健康効果は期待できません。

普段の食事でカルシウムやマグネシウムが不足しやすい方は、ミネラル補給には不十分です。

また、便秘改善効果が期待できるマグネシウムが少ないため、便秘を改善したい方には適していないでしょう。

ダイエットやスポーツを目的とする場合は、硬水と使い分けて活用してください。

市販のミネラルウォーターの成分を徹底比較！

次の表は、ナチュラルミネラルウォーターブランドの100mlあたりの成分を比較した表です。

成分	いろはす	クリスタルガイザー	のむシリカ	エビアン	コントレックス
硬水/軟水	軟水	軟水	中硬水	硬水	超硬水
カルシウム	0.71mg	0.64mg	3.1mg	8mg	46.8mg
マグネシウム	0.55mg	0.54mg	1.4mg	2.6mg	7.45mg
カリウム	0.46mg	0.13mg	0.57mg	0.1mg	0.28mg
ナトリウム	1.1mg	－	ー	0.7mg	0.94mg

ナチュラルミネラルウォーターとは自然から採取されたミネラルを含む水で、各ブランドにより水源や採取方法、ミネラルの種類や含有量が異なります。

ここからは、それぞれの製品の特徴や成分を詳しく紹介します。

軟水「いろはす」

「いろはす」は、全国8か所の採水地から採れる水を使用したナチュラルミネラルウォーターです。

水の硬度は約30mg/Lから70mg/Lと採水地により異なりますが、すべて軟水に分類されます。

まろやかな口当たりから、日常の水分補給はもちろん、料理やお茶などの使用にも向いています。

また、「いろはす」には、ぶどうやマスカットなどのフレーバータイプも販売されており、ジュース感覚で飲みたい方におすすめです。

硬度が低くミネラル補給には向いていませんが、加熱殺菌や無菌充填を徹底しているため、品質は高いといえるでしょう。

軟水「クリスタルガイザー」

アメリカのクリスタルガイザーは、硬度が38mg/Lの軟水のナチュラルミネラルウォーターです。

採水地は、アメリカのカリフォルニア州にあるシャスタとオランチャです。

クリスタルガイザーの処理方法は、加熱殺菌ではなく非加熱処理のオゾン殺菌です。

カルシウムやマグネシウム量はいろはすよりも少なく、軽い飲み心地でクセのない味わいを楽しめます。

日常の水分補給から運動時のハイドレーションまで、さまざまな用途に使用できるしょう。

中硬水「のむシリカ」

のむシリカは、霧島連山が採水地のナチュラルミネラルウォーターです。

硬度が130mg/Lの中硬水で、その名の通りシリカが豊富に含まれています。

シリカおよびケイ素は、体のさまざまな部分を構成する役割があり、健康維持や美容をサポートする働きを持ちます。

また、のむシリカは、ほかのナチュラルミネラルウォーターに含まれていないミネラルを摂取できるため、健康志向や美容意識が高い方にもおすすめです。

美容や健康のために飲む水にこだわりたい方は、のむシリカを試してみるとよいでしょう。

硬水「エビアン」

エビアンは、フレンチアルプスを水源としたナチュラルミネラルウォーターです。

15年の歳月をかけて大自然の地層を通過するため、カルシウムやマグネシウム、カリウムが豊富に含まれます。

エビアンの硬度は、304mg/Lの硬水で、ミネラル補給も手軽におこなえます。

また、エビアンは、pH7.2の弱アルカリ性の水であることから、体に優しく、胃腸の健康維持にも効果が期待できるでしょう。

超硬水「コントレックス」

コントレックスは、超硬水のナチュラルミネラルウォーターです。

硬度は1,468mg/Lと非常に高く、カルシウムやマグネシウム、カリウムも豊富に含まれます。

不足しがちなミネラル成分を補う効果があるため、食事が偏りがちな方やスポーツをする方、ダイエット中の方に適しています。

しかし、硬水を飲み慣れていない日本人には、独特の苦みを飲みにくいと感じる場合があるでしょう。

炭酸水で割ったり、レモンを加えたりすると飲みやすくなるので、ぜひ試してみてください。

『のむシリカ』を飲んで健康維持に役立てよう！

シリカや豊富なミネラルを含む「のむシリカ」は、健康維持に役立つナチュラルミネラルウォーターです。

ここからは、美容や健康維持に役立つのむシリカの特徴を詳しく解説します。

中硬水で飲みやすい

のむシリカは、軟水よりもミネラルが多く、硬水よりも飲みやすい中硬水です。

霧島から採取されたのむシリカの水には天然のミネラルが豊富に含まれており、水本来の味わいを楽しめるスッキリとした飲み口が特徴です。

まろやかな口当たりで常温でもおいしく飲めるため、硬水の味が苦手な方にも適しているでしょう。

また、調査期間のAISSY株式会社が実施した水の旨みやコクに関する研究では、のむシリカが炊飯やコーヒー、お茶の使用に適していると報告されています。※3

毎日の水分補給や料理においしい水を使用したい方にも、のむシリカはおすすめです。

豊富なミネラル成分

のむシリカは、健康維持に役立つミネラルが豊富に含まれています。

カルシウムやマグネシウムは体のさまざまな機能に関係し、体内の酵素の働きをサポートしたり脂肪の燃焼を促したりする役割があります。

とくにのむシリカは、カルシウムとマグネシウムの吸収効果を高めるといわれる黄金比率の2:1に近いミネラルバランスです。

健康を意識する方には、理想的なミネラルバランスと飲みやすさを兼ね備えたのむシリカがおすすめです。

無添加の天然水

のむシリカには、防腐剤や保存料などの添加物が加えられていません。

霧島の厳選された水源から採水されており、自然の状態で提供されています。

製造は国内でおこなわれ、厳格な品質管理のもとで加熱殺菌と無菌充填を経てボトリングされています。

未開封であれば2年間の保存が可能なため、長期保存ができる品質の高いおいしい水を求める方は、ぜひのむシリカを試してみてください。

硬水・軟水の違いに関するよくある質問

硬水や軟水に関するよくある質問に回答します。

• 硬水が便秘解消に効果的な理由は？
• 料理に使うなら硬水と軟水どっち？
• お茶やコーヒー、紅茶、ウイスキーなどの飲み物に合うのはどっち？
• 赤ちゃんのミルクには硬水・軟水のどちらがよいですか？
• 日本の水道水は硬水・軟水どっち？
• ウォーターサーバーの水は硬水・軟水どっち？
• 「鉱水」は硬水と違うの？

毎日の水分補給に選ぶ水の硬度に迷う方は、ぜひ参考にしてください。

硬水が便秘解消に効果的な理由は？

硬水が便秘解消に効果的とされる主な理由は、硬水に多く含まれるマグネシウム（Mg）の作用にあります。

マグネシウムには水分を腸管内へ引き寄せる働きがあり、便の水分量が増えて便が柔らかくなるため、スムーズな排泄を助けます。

さらに、腸の筋肉の動き（蠕動運動）を刺激し、便を外に押し出す力をサポートする作用もあることが特徴です。

ただし、飲み慣れていない方が一度に大量に摂取したり、硬度が高すぎる水を飲んだりすると、お腹がゆるくなりすぎる場合があるため、少量から試しましょう。

料理に使うなら硬水と軟水どっち？

料理で使用する水は、作る料理の種類により軟水と硬水を使い分けることが理想です。

• 軟水：日本の食文化である和食全般、素材の味を活かす料理
• 硬水：洋食、肉料理、食感を硬くしたい料理

本格的な洋風煮込みやパスタにこだわる場合は、硬水のミネラルウォーターを使用してみると、プロの味に近づけるでしょう。

お茶やコーヒー、紅茶、ウイスキーなどの飲み物に合うのはどっち？

水の硬度は、飲み物により適した種類が異なります。

お茶やコーヒー、紅茶には、味わいを邪魔しない軟水が適しており、それぞれ特徴的な味や香りを引き立てる効果があります。

とくに日本茶は軟水を使うことで、渋みを抑えつつ旨味を引き出せるでしょう。

一方、ウイスキーは、硬水と軟水のどちらも適しています。

軟水で割ると口当たりがまろやかになり、硬水を使うとミネラルが加わり、独特の風味が増します。

味わいの違いは好みによるため、嗜好にあわせて使い分けるとよいでしょう。

赤ちゃんのミルクには硬水・軟水のどちらがよい？

赤ちゃんのミルクには軟水が適しています。

硬水にはカルシウムやマグネシウムが多く含まれていますが、赤ちゃんの未発達な消化器官ではミネラル成分を適切に処理できず、下痢や便秘を引き起こす可能性があります。

そのため、赤ちゃんのミルクを作る際は、硬度が低く、不純物の少ない軟水を使用するとよいでしょう。

市販のミネラルウォーターを使用する場合は、硬度を確認し、硬度の低い軟水を選んでください。

日本の水道水は硬水・軟水どっち？

日本の水道水は地域により硬度は異なりますが、大半が軟水に分類されます。

日本の水道水の平均硬度は60mg/L程度で、これは軟水の基準を大きく下回る数値です※4。

ただし、一部の地域では、硬度がやや高めの中硬水になる場合もあります。

ウォーターサーバーの水は硬水・軟水どっち？

ウォーターサーバーの水は、メーカーにより異なりますが、大半が軟水を採用しています。

日本人の嗜好や料理の特性を考慮し、飲みやすく、赤ちゃんのミルクにも使いやすい軟水が一般的です。

ただし、一部のウォーターサーバーでは海外のミネラルウォーターを使用しており、硬水の場合もあります。

硬水を選ぶ場合は、ミネラル補給やダイエット目的で活用できる一方で、飲み慣れていない方には胃腸に負担がかかる可能性があるため、少量ずつ試すのがよいでしょう。

「鉱水」は硬水と違うの？

「鉱水」とは、主な原水の種類の一つで、硬水とは別の概念です。

鉱水とは、地下からくみ上げた地下水のうち、ミネラル成分が溶け込んでいる地下水を指します※5。

一方、硬水と軟水の違いは、水中のカルシウムやマグネシウムの含有量によるものです。

つまり、鉱水の中にも硬水と軟水の両方が存在します。

たとえば、フランス産の鉱水には硬水が多い一方、日本産の鉱水は軟水が主流です。

そのため、鉱水を選ぶ際は硬度の数値を確認し、自身の体調や用途に適した水を選ぶとよいでしょう。

まとめ

本記事では、硬水と軟水の特徴やメリット、デメリットを解説しました。

硬水は、カルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が豊富であるものの、独特な苦味があり、苦手と感じる方も多いです。

一方、軟水はミネラル成分の含有量が少なく、ミネラル補給には適していませんが、日本人には口当たりがよく感じやすく、赤ちゃんのミルク作りにも活用できます。

適度なミネラル補給ができるうえ、飲みやすさに優れているナチュラルミネラルウォーターを探している方は、中硬水の『のむシリカ』がおすすめです。

のむシリカは、健康維持や美容の調子を整える希少ミネラルであるシリカも豊富に含まれます。

手軽においしい水を摂取したい方は、ぜひのむシリカを試してみてください。

＜参考文献＞
※1　厚生労働省｜清涼飲料水評価書 カルシウム・マグネシウム等（硬度）
※2　厚生労働省｜水質基準項目と基準値（５１項目）
※3　AISSY株式会社｜コクと旨みの調査
※4　東京都水道局｜水の硬度|水質に関するトピック
※5　農林水産省｜ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン
※商品の情報は公式サイトを参考にしています