レモン水にダイエット効果があるのは本当？作り方や飲む際の注意点を解説

レモンやレモン果汁と水をあわせることで簡単に作れるレモン水は、爽やかな香りと味わいで人気の高い飲料です。

ダイエットのサポートとして用いられることもあるレモン水ですが、どのような効き目が期待できるでしょうか。

本記事ではレモン水がダイエットに与える影響や、おすすめのレモン水の作り方、レモン水を飲む際の注意点などを解説します。

レモン水をダイエットに役立てたい方、おいしいレモン水のレシピを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

レモン水のダイエット効果とは？

レモン水はダイエットのサポートに役立つと考える方が多いようです。

実際、レモン水にはいくつかの嬉しい効き目が期待されています。

まずはレモン水のダイエット効果について解説します。

食後血糖値の上昇を抑える

レモンに含まれるクエン酸には、食後の血糖値上昇を抑える効能が確認されています。

食後に血糖値が急上昇すると、体脂肪合成を促すホルモンであるインスリンが大量に分泌されます。インスリンの分泌を抑えるには血糖値のコントロールが重要です。

レモン水でクエン酸を摂取して血糖値の急上昇を抑えられれば、体脂肪が増えにくい体づくりに役立つでしょう。

低カロリー＆満足感

材料がレモンと水のレモン水は、ほぼカロリーゼロの飲料です。糖類が含まれておらず、ダイエット中でも飲みやすいでしょう。

また、レモンやグレープフルーツの皮には「ナリンギン」と呼ばれる苦み成分が含まれています。

ナリンギンは食欲を抑える作用を有し、食べ過ぎ防止や不要な間食を減らす効き目が見込めるでしょう。

便秘解消や美容をサポート

爽やかでおいしいレモン水を活用すれば、水分補給が捗りやすいメリットがあります。

水分不足による血流低下や脱水を防ぐには、私たちは1日に飲み水から約1.2Lの水分を摂らなければいけません。※1

レモン水で十分に水分補給できれば血流も良好に保たれ、老廃物を排出しやすくなる、便秘解消に役立つ、などのメリットが望めます。

またレモンに含まれるビタミンCは体内の活性酸素の発生を抑え※2、皮膚や血管へのダメージを軽くする働きがあります。シワのような肌トラブルの予防も見込めるでしょう。

レモン水のおすすめレシピとアレンジ例

レモンと水のみで作れるレモン水は作り方も簡単で、自作すればコストを抑えて飲み続けられます。

ここからはレモン水のレシピと、おいしく飲み続けるためのアレンジ例を紹介します。

基本のレシピ

レモン水1杯分のレシピは次のとおりです。

• 水 ：コップ1杯（200mL程度）
• レモン ：1/2個（市販のレモン果汁の場合、大さじ1杯程度）

コップ1杯の水に、レモン半分を搾るか輪切りにして加えましょう。生のレモンを皮ごと入れる場合、国産の無農薬レモンの方が安心です。

市販のレモン果汁を使用するときは大さじ1杯が目安です。

レモンハーブティー

レモン水にミントやカモミールを加えて「レモンハーブティー」にすると、爽やかな香りがより強まり、高いリラックス効果が得られます。

種類にもよりますが、ストレス軽減や頭をスッキリさせる効能を持つハーブも多く、ダイエット中のリフレッシュにもぴったりです。

また、睡眠の質を高める効能を有するハーブもあります。睡眠不足が続くと食欲をコントロールするホルモンのバランスが乱れ、食べ過ぎのリスクが高まります。※3

睡眠の質を高めたい方は、ぜひレモンハーブティーを活用してみましょう。

レモンスカッシュ

水を炭酸水に置き換えると「レモンスカッシュ」として楽しめます。炭酸水は血流改善効果を増し、冷えや肩こりを改善させたい方に適しています。

清涼飲料水を好んで飲む習慣がある方は、ダイエット中は自作のレモンスカッシュを飲むとよいでしょう。

糖類を加えていないレモンスカッシュを清涼飲料水の代わりに飲めば、カロリーを大幅にカットできます。

ホットレモン

水をお湯に置き換えれば「ホットレモン」になります。体が温まるホットレモンを、寒い時期に試してみましょう。

冷えの改善目的でホットレモンを飲む方には、すりおろした生姜を加えるアレンジもおすすめです。

レモン水を飲むときの注意点

レモン水はダイエットのサポートに役立つ飲み物ですが、いくつか注意すべき点があります。

ここからはレモン水を飲む際に気を付けたいことについて解説します。

カロリーを確認

市販のレモン水を飲むときは、カロリー表示をチェックしましょう。

レモン水には飲みやすさを増すために糖類が過剰に加えられたものがあります。ジュース感覚で飲めてしまう多くのレモン水には、糖類が含まれていると考えましょう。

糖類の摂り過ぎはカロリーオーバーを招くほか、血糖値の急上昇を招き体脂肪を増やすリスクを高めてしまいます。

レモン水から不必要な糖類を摂らないよう、カロリーの事前確認を意識してください。

だらだら飲みをしない

レモン水に含まれるレモン果汁は、非常に酸の強い食品です。

酸の強いものを頻繁に摂ると、酸により歯が溶けてしまう「酸蝕歯（さんしょくし）」のリスクが高まります。

従ってレモン水はこまめに飲まず、時間を決めて一気に飲み切りましょう。

さらに飲んですぐの歯磨きは、歯のエナメル質を傷つける恐れがあり避けるべきです。飲んだ後の酸を流すため、軽く口をすすぐ習慣を付けることを推奨します。

1日1杯を目安に

レモンに含まれるクエン酸は胃酸の分泌を増やしますが、胃酸が分泌過多になると胃痛や逆流性食道炎を引き起こすリスクを高めます。

すべての水分補給をレモン水でおこなうのは避けた方がよいでしょう。大さじ1杯のレモン果汁を加えたレモン水であれば、1日1杯までを目安にしてください。

また空腹時に飲むのは避け、胃に負担をかけないようにしましょう。

自作のレモン水はその都度飲み切る

使う水が水道水でもミネラルウォーターでも、自作のレモン水は作り置きに向いていません。

自作する場合、作ったレモン水はその都度飲み切るようにしましょう。作り置きをするとしても、当日か遅くとも翌日までに飲み切ることをおすすめします。

美容ケアのミネラル補給には『のむシリカ』もおすすめ

飲み水から手軽にミネラルを摂りたい方は、ぜひ「のむシリカ」を活用してみましょう。

• 常温でもおいしい中硬水
• 効率よいミネラル摂取

それぞれの内容は次項より詳しく解説します。

常温でもおいしい中硬水

のむシリカの硬度は130mg/Lで、軟水と硬水の間の性質を持つ中硬水に分類されます。

硬水のような強い苦みを感じにくく、常温でも軟水のようにまろやかな味わいを楽しめるでしょう。

軟水よりも多めにミネラルを含む中硬水には、水分補給とミネラル補給を両立できるメリットがあります。

苦みが少なくレモンの風味を邪魔しにくいのむシリカは、レモン水への活用に向いています。

効率よいミネラル摂取

次の表は、のむシリカを含めたナチュラルミネラルウォーターのミネラル量を比較したものです。

【ナチュラルミネラルウォーター100mLあたりのミネラル含有量】

	いろはす（清田）	サントリー天然水	のむシリカ
カルシウム	0.68mg	0.1～2.4mg	3.1mg
マグネシウム	0.36mg	0.02～1.1mg	1.4mg
カリウム	0.16mg	0.04～0.7mg	0.57mg
シリカ	記載なし	記載なし	9.7mg

のむシリカは、軟水のナチュラルミネラルウォーターよりもカルシウムやマグネシウムといったミネラルが豊富です。

さらに美のミネラルとして知られ、コラーゲンやエラスチンと相性のよい「シリカ」も豊富に含まれています。

健康や美容をサポートするのむシリカで、豊富なミネラルを効率よく摂取しましょう。

まとめ

レモンやレモン果汁と水のみで作れるレモン水は爽やかな風味と飲み口が人気で、手軽に自作できる飲料です。

レモンに含まれるクエン酸やナリンギンなどを継続摂取すると、ダイエットのサポートになるでしょう。

一方、歯や胃に対して刺激が強い面があり「だらだら飲みをしない」「1日1杯までにする」といった意識も重要です。

またレモン水に用いる水にもこだわると、さらなる健康や美容へのサポートが期待できます。

ミネラルが多く含まれ、かつ苦みの少ないのむシリカでレモン水を作り、スッキリとした毎日を過ごしましょう。

＜参考文献＞
※1 厚生労働省 | 健康のため水を飲もう講座
※2 厚生労働省（e-ヘルスネット） | 抗酸化ビタミン
※3 厚生労働省（e-ヘルスネット） | 睡眠と生活習慣病との深い関係
※商品の情報は公式サイトを参考にしています。