レモンが入った飲み物を厳選紹介！レモン飲料のおすすめレシピと飲み方の注意点も解説

レモンはそのまま摂取すると酸味や刺激が強いため、飲み物による摂取がおすすめです。

しかし、レモンを活用した飲み物は種類が豊富なため、商品選びに悩む方も多いでしょう。

本記事では、レモンが入った飲み物の効果や、人気の高いレモン系飲料について解説します。

また、レモン果汁入りの飲み物を手作りする際のおすすめの組み合わせについても紹介します。

レモンを飲み物から摂取したいと考えている方や、おいしいレモン系飲料を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

レモンが入った飲み物の効果とは？

一般的に、レモンを使用した飲み物には次のような特徴があります。

• ビタミンCが病気や老化を予防
• クエン酸で疲労回復効果UP
• 風味豊かなレモン水でおいしく水分補給

ここからは、それぞれの特徴について詳しく解説します。

ビタミンCが病気や老化を予防

ビタミンCは人体に欠かせない栄養素ですが、人間の体内では生成できないため、食べ物や飲み物から摂取する必要があります。

ビタミンCは、抗酸化物質として作用する成分であり、体内で発生する活性酸素によるダメージから細胞を守るために働きます※1。

また、人体でエネルギーを生成する際は、活性酸素も同時に生成されるでしょう。

過剰な活性酸素は病気や老化の原因となるため、活性酸素の働きを抑える抗酸化物質の作用が重要です※2。

ビタミンCには、免疫機能をサポートする働きがあるのみならず、傷跡の回復に欠かせないコラーゲンの合成を助ける働きもあります※3。

病気や老化を予防し、風邪などの感染症に負けない体を作るためにも、ビタミンCが不足しないよう日頃から摂取するようにしましょう。

クエン酸で疲労回復効果UP

クエン酸は酸味のある成分で、レモンやオレンジなどの柑橘類やお酢などから摂取できます。

私たちがエネルギーを生成する際は、クエン酸回路と呼ばれる経路が機能します。

クエン酸回路を回してエネルギーを生成するためには、クエン酸が欠かせません。

体を動かすために必要なエネルギーを十分に供給すれば、疲労回復を高める効果が期待できるでしょう。

また、クエン酸によりエネルギー生成が十分におこなわれると代謝も上がります。

代謝が上がるとエネルギーが消費されやすくなるため、ダイエット効果も期待できるでしょう。

風味豊かなレモン水でおいしく水分補給

レモン果汁をミネラルウォーターに加えたレモン水は、おいしく水分補給できる手段として有効です。

また、輪切りにしたレモンを水に漬け込んだフレーバーウォーターも、爽やかな風味でおいしく水分補給できます。

無味無臭の水を味気ないと感じる方や、水を飲む習慣がつきにくいと悩んでいる方は、手作りのレモン水を試してみましょう。

人気レモン系飲料10選

レモンの成分であるビタミンCやクエン酸をおいしく摂取するためには、レモン系飲料を活用してみましょう。

糖分や炭酸ガスによりレモンの強い酸味が緩和されている商品が多いため、おいしく飲みながら続けやすい点がメリットです。

ここからは、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで購入できるさまざまなレモン系飲料の中から、人気商品を10種類紹介します。

各商品の特徴を参考に、自身の好みに合うレモン系飲料を探してみましょう。

ポッカサッポロ キレートレモン

キレートレモンは、1本でレモン1個分の果汁を摂取できるレモン系飲料です。

ビタミンCとクエン酸がそれぞれ1,350mg配合されており、レモン本来の刺激を十分に楽しめます。

糖分の配合によりレモンの酸味が抑えられていることや、炭酸飲料のためスッキリとした味わいであることが特徴です。

1本155mlの瓶タイプのため持ち運びやすく、休憩時間や食後の息抜きの時間に飲みやすいサイズ感といえます。

サントリー スーパーC.C.レモン

スーパーC.C.レモンは、高濃度のクエン酸が含まれている機能性表示食品です。

清涼飲料水のC.C.レモンに、500mlのC.C.レモン1本に含まれている3倍の量である2,700mgのクエン酸が配合されています。

クエン酸の十分な働きにより、日常生活の疲労感を軽減させる効果が期待できるでしょう。

疲労を感じたときに嬉しい酸味と、炭酸飲料ならではの飲みやすさが両立した味わいです。

また、スーパーC.C.レモンは、1本350mlあたりのビタミンC含有量が500mlのC.C.レモンよりも多いため、ビタミンCを効率的に摂取できます。

ハウス C1000ビタミンレモン

C1000ビタミンレモンは、「カラダとココロをリフレッシュ」をコンセプトに販売されているレモン系飲料で、1本あたりのビタミンC含有量は1,000mgです。

炭酸飲料のため酸味の強さが緩和されており、おいしく飲むことができるでしょう。

また、エネルギー代謝に欠かせないビタミンB1や、カルシウムの吸収を促すビタミンDも摂取できます。

はちみつが使用されているためやさしい甘さで、疲労回復効果が期待できる点も魅力です。

1本140mlの飲み切りやすいサイズで販売されているため、休憩時間やリラックスタイムに取り入れてみるとよいでしょう。

エルビー おいしいビタミン Cレモン

おいしいビタミン Cレモンには1,000mgのビタミンCが含まれており、レモン果汁入りのためスッキリとした味わいを楽しめます。

容器は紙パックタイプのため、瓶タイプよりも軽量で持ち運びやすく、ビタミンCの摂取を習慣化する飲み物として最適でしょう。

1本200mlあたり92kcalと適度な糖分が含まれているため、疲労回復にも効果的です。

サントリー はちみつレモン

はちみつレモンは、レモンの爽やかな酸味に、はちみつのほどよい甘みが加わったやさしい味わいが特徴です。

470mlの持ち運びやすいタイプのみならず、1.5Lの大容量タイプも販売されているため、自宅で毎日飲みたい方にもおすすめです。

また、冷やしても温めても飲める冷温兼用タイプのはちみつレモンや、暑い夏におすすめしたい塩のはちみつレモンなども展開されています。

季節に合わせてさまざまなはちみつレモンを楽しめる点も大きなメリットです。

スジャータ Fruit Plus シチリアレモン クエン酸

Fruit Plus シチリアレモン クエン酸は、シチリア産のレモンを使用した爽やかな味わいのレモン果汁飲料です。

1,000mlの大容量パックで販売されているため、自宅で毎日摂取する場合に適しているでしょう。

コップ1杯200mlで2,000mgのクエン酸、100mgのビタミンC、240μgの葉酸を摂取できます。

また、ローヤルゼリーやはちみつが含まれているため、高い疲労回復効果も期待できます。

200mlあたり35kcalと、ほかのレモン系飲料に比べて低カロリーのため、ダイエット中の方でも気軽に続けられるでしょう。

キリン キリンレモン

キリンレモンは、シンプルでありながら材料にこだわって作られた清涼飲料水で、瀬戸内産のレモンのエキスを使用しています。

果汁に加え、レモンの果実自体から香味成分を抽出しているため、爽やかな強い香りを楽しめるでしょう。

また、不純物など余計なものが含まれていない純水を使用している点も特徴です。

切り立てのレモンのような、爽やかでスッキリとした味わいを楽しみたい方は、キリンレモンを試してみましょう。

不二家 レモンスカッシュ

レモンスカッシュは、デザイン変更とともにリニューアルされたレモン系の清涼飲料水です。

レモン果汁に加え、レモンの果実を細かくすり潰したレモンペーストやレモンピューレが含まれています。

まるで喫茶店のレモンスカッシュのような本格的な味わいを楽しめるでしょう。

よりリアルなレモン感を味わいたい方は、ぜひ不二家のレモンスカッシュを試してみてください。

アサヒ ほっとレモン

ほっとレモンは、心も体も温まるホットレモネードです。

厳選した3種のレモン素材が使用されているため、本格的な果実の味わいを楽しめるでしょう。

瀬戸内産のレモンのエキスにはちみつの甘酸っぱさが加わり、ほっとレモンを飲めば1日分のビタミンCを摂取できます。

寒い季節に温かいレモン系飲料を楽しみたい方や、はちみつによる高い疲労回復効果を期待したい方におすすめです。

伊藤園 ぎゅっと搾ったレモン水

ぎゅっと搾ったレモン水は、380mlの適度な容量のボトル缶が特徴です。

爽やかな酸味のレモンに、国産の温州みかん果粒が含まれているため、まるでレモンを搾ったような味わいを楽しめるでしょう。

持ち運びにも便利で、開封後も再栓して容器を軽く振れば、果粒がほどよく混ざった状態でおいしく飲むことができます。

また、ぎゅっと絞ったレモン水には、1本に1日分のビタミンC100mgが含まれています。

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」では、12歳以上の男女における1日のビタミンC推奨摂取量は100mgと示されています※4。

ぎゅっと搾ったレモン水は、ビタミンCの不足を防ぎたい方にもおすすめのレモン系飲料です。

レモン入りの飲み物のおすすめレシピ

レモン果汁が入った飲み物は自宅でも簡単に作ることができます。

ほかの飲料や糖類と組み合わせれば、オリジナルのレモン系飲料を楽しめるでしょう。

また、おいしいレモン系飲料を作る際は、相性のよい組み合わせを理解することも大切です。

ここから紹介するレシピを参考に、おいしいレモン系飲料作りに挑戦してみましょう。

キレートレモン×豆乳

キレートレモンは、ビタミンCとクエン酸が2,700mg含まれている飲み物です。

糖類と炭酸ガスの作用により酸味が抑えられていますが、まろやかな味わいを楽しみたい場合は豆乳と組み合わせてみましょう。

豆乳には大豆由来のイソフラボンが含まれており、ビタミンCと同様に抗酸化物質として作用するため、病気や老化を防ぎ、若々しく元気な体を保つ効果が期待できます※5。

また、キレートレモンと豆乳の比率を変えることで、さまざまな味わいを楽しめます。

よりまろやかさを出したい場合は豆乳を多めに、炭酸の強さを保ちたい場合はキレートレモンを多めに加えてみましょう。

水や炭酸水×レモン果汁×はちみつ

レモン果汁を使用してオリジナルのレモン系飲料を作りたい場合は、甘みを出すための甘味料としてはちみつを使用してみましょう。

はちみつは砂糖よりも低カロリーでありながら、甘さを強く感じられます。

天然のはちみつにはエネルギー代謝に欠かせないビタミン類も含まれているため、より高い疲労回復効果が期待できるでしょう。

レモン系飲料を手作りするメリットは、はちみつやレモン果汁の量、炭酸の有無を自由に調節できる点です。

甘さ控えめなレモン系飲料を飲みたい場合は、はちみつの量を減らすのみで簡単に作ることができます。

はちみつやレモン果汁の量を調節し、自身の好みに合ったレモン系飲料をぜひ手作りしてみてください。

レモンの輪切り×コーヒー

北欧では、コーヒーとレモンを組み合わせた飲み物が親しまれています。

コーヒーに含まれているカフェインには覚醒作用や疲労軽減作用があり、集中力を高める効果が期待できます。

レモン由来のクエン酸を同時に摂ることで疲労回復効果が得られるため、疲労対策の飲み物としても優秀です。

ただし、カフェインには覚醒作用や利尿作用があるため、寝る前に摂取すると睡眠の妨げになるおそれがあります※6。

良質な睡眠を確保するためにも、夜間の摂取は控えたほうがよいでしょう。

レモン系飲料を飲む際の注意点

レモン由来の成分を摂取できる飲み物には、ビタミンCやクエン酸などによるさまざまな効果を得られるメリットがあります。

ただし、制限なく飲むと健康に影響をおよぼすおそれがあるため、飲むタイミングや摂取量には注意する必要があります。

ここからは、レモン果汁入り飲料を飲む際に気をつけたいことについて解説します。

清涼飲料水の飲みすぎに注意

レモン系飲料には、糖類や炭酸ガスが加えられている商品が多くあります。

清涼飲料水を飲む際は、糖類の含有量に注意しましょう。

とくにレモン系飲料の場合は、レモンの酸味により甘さが和らげられるため、糖類の量を少なめに見積もりやすい傾向があります。

レモン系飲料を1日に何本も飲むと糖類の過剰摂取になり、肥満や糖尿病などのリスクが高まります。

糖類が含まれている清涼飲料水は1日1本、またはコップ1杯を目安にして、飲みすぎないように注意しましょう。

空腹時の摂取は避ける

疲労回復効果があるレモン系飲料は、起床後すぐのような空腹時の摂取は避けましょう。

クエン酸には胃酸の分泌を促す働きがあるため、胃に消化すべきものが何もない状態でレモン系飲料を飲み、胃酸が大量に分泌されると、胃壁が胃酸により傷つき、胃痛を起こすおそれがあります。

朝起きてすぐにレモン系飲料を飲む習慣がある方は、知らないうちに胃に負担がかかっている可能性があります。

朝食後など、胃に食べ物がある状態で飲むと、胃にかかる負担を軽減できます。

レモン水は時間を決めて1日1～2杯

レモン果汁を加えたレモン水は、酸が強い酸性の飲料である点に注意すべきです。

レモン水を1日に何度も飲むと、レモン果汁の酸が歯に長時間触れるため、歯のエナメル質を溶かす酸蝕症の原因になります。

酸蝕症を放置すると虫歯のリスクも高まるため、酸性の食べ物や飲み物の摂りすぎには注意しましょう。

水分補給としてレモン水を飲む場合は、朝食時に1杯、帰宅後に1杯など、タイミングを決めて飲むと、酸蝕症や虫歯のリスクを抑えられます。

手作りの飲み物は早めに飲み切る

生鮮食品であるレモンは、時間が経つと細菌が繁殖するリスクがあります。

レモン水やフレーバーウォーター、レモン系飲料同士をブレンドするなど、手作りした飲み物については長期間保存せず、早めに飲み切りましょう。

また、ミネラルウォーターは細菌繁殖防止のための塩素消毒がされていないため、開封後の長期保存には適していません。

ほかの飲料についても、一度開封して外気に触れたものは細菌が繁殖する可能性を否定できません。

レモン果汁入りの飲み物を作る際は、一度に大量に作るのではなく、その都度用意して飲むことをおすすめします。

おいしいレモン水には『のむシリカ』を活用しよう！

おいしいレモン水を作りたい場合は、水にこだわることも大切です。

のむシリカは、スッキリとした飲み口でありながら、カルシウムやマグネシウムなど、現代の食生活に不足しがちなミネラルが適度に含まれているナチュラルミネラルウォーターです。

まろやかな味わいのためレモンやはちみつとの相性もよく、手作りの飲み物のベースとして活用できます。

そのまま飲むのみならず、レモン水やほかのドリンクにも活用しやすいため、のむシリカで水分補給とミネラル補給をおこない、毎日の健康維持に役立てましょう。

まとめ

レモン果汁が入っている飲み物からは、病気や老化の予防に役立つビタミンCや、疲労回復効果の高いクエン酸を摂取できます。

市販のレモン系飲料には酸味を和らげるために糖類や炭酸ガスが加えられているため、1日1本、またはコップ1杯程度の摂取を意識し、飲みすぎないように注意しましょう。

また、手作りする際は、甘味料や水にこだわるとよりおいしい味わいを楽しめます。

ただし、オリジナルレシピは衛生上の安全を確保するためにも長期保存は避けましょう。

飲むタイミングや摂取量に注意しつつ、効果的にレモン系飲料を取り入れてみてください。

＜参考文献＞
※1 厚生労働省（e-ヘルスネット） | 抗酸化ビタミン
※2 厚生労働省（e-ヘルスネット） | 抗酸化物質
※3 厚生労働省eJIM | ビタミンC
※4 厚生労働省｜「日本人の食事摂取基準（2020年版）」
※5 厚生労働省 | 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
※6 NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター | カフェインと睡眠
※商品の情報は公式サイトを参考にしています