風邪に効く飲み物とは？風邪をひいたときの対処法やおすすめの風邪対策も紹介

風邪をひいたときは、保温と休養が第一ですが「風邪に効くおすすめの飲み物を知りたい」「風邪をひいたときの対処方法を知りたい」と考えている方もいるでしょう。

つらい風邪の症状は、効果的な食べ物や飲み物を摂取したり、睡眠を十分とったりすると、改善される可能性があります。

今回の記事では、風邪に効くおすすめの飲み物や控えた方がよいもののほか、風邪をひいた際の対処方法、日常的にできる風邪予防について解説します。

普段から水分をこまめに摂取していると、体全体や喉などの粘膜が潤い、風邪対策に効果的です。

日々の水分補給におすすめの飲み物についても、特徴やおすすめポイントをあわせて紹介します。

風邪をひいたときに摂るべき飲み物を知りたい方、毎日の水分補給に最適な飲み物を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

風邪に効くおすすめの飲み物5選

風邪をひいた際におすすめの飲み物は、主に次のとおりです。

• 緑茶
• スポーツドリンク
• 白湯
• 野菜ジュース
• ショウガ入りのドリンク

風邪をひくと鼻や喉の粘膜が弱るため、粘膜を刺激せずに水分補給ができる飲み物がおすすめです。

おすすめの理由について、具体的に解説しましょう。

緑茶

緑茶には、殺菌効果があるカテキンが含まれています。

カテキンはウイルスの感染を予防したり、重症化を抑制したりする可能性があります。

さらに免疫細胞を活性化させる働きもあり、風邪予防にも効果的です。

冷たい飲み物は体を冷やすため、なるべく温かい緑茶を飲むとよいでしょう。

喉が痛く、飲み込むことがつらい場合は、カテキンの殺菌効果を活用した「お茶うがい」がおすすめです。

カテキンは他のお茶にも含まれますが、緑茶はとくに含有量が多いため、風邪をひいたときには積極的に摂取してみてください。

スポーツドリンク

スポーツドリンクは、スポーツ中に汗で失われた塩分や水分、ミネラルを補給する飲み物ですが、風邪をひいた際にも脱水症状を防ぐために効果的です。

風邪をひき、発熱すると発汗量が多くなり、体内から多くの水分が失われます。

また、下痢や嘔吐などの症状がある場合も必要以上に体から水分が排出されるため、脱水症状を引き起こす危険性があります。

スポーツドリンクを飲むことで、水分と同時に塩分やミネラルを摂取でき、脱水症状が防げるでしょう。

ただし、スポーツドリンクの種類により砂糖が多く含まれるものもあるため、健康なときや運動時以外は飲み過ぎに注意してください。

さらに、スポーツドリンクと比べて塩分が多く、糖分が少ない経口補水液の活用もおすすめです。

白湯

白湯は、一度水を沸騰させてから50℃前後に冷ました飲み物です。

冷たいと体を冷やし、熱すぎると火傷の危険があるため、適度な温度にしてから飲みましょう。

白湯にはジュースに含まれる糖分や甘味料、コーヒーなどに含まれるカフェインなど、余分な成分が含まれないため、誰でも安心して口にできます。

緑茶やスポーツドリンクのように、殺菌効果はなく塩分は補給できませんが、喉や内臓への負担が最も軽い飲み物です。

食べることもつらい、歯磨きをする元気もない場合は、白湯での水分補給がよいでしょう。

白湯を飲んだあとは、歯を磨く必要がない点もメリットです。

また、ミネラルが豊富な水で白湯を作ると、水分のみでなくミネラルも補給できます。

野菜ジュース

野菜ジュースには、腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれているため、免疫力が向上し、ウイルスと戦う力が高まります。

また、ビタミンなどの栄養素も豊富に含まれており、食事がつらい場合の栄養補給にぴったりです。

野菜ジュースにはさまざまな種類があるため、含まれる栄養素や味わいで選んでみてください。

ショウガ入りのドリンク

ショウガには体を温め、血行を促進する効果が知られています。

血行が改善されると全身に血液が行き渡りやすくなり、免疫力が高まるため風邪予防に効果的です。

ジンジャーティーなど、ショウガ入りの飲み物を積極的に摂取してください。

飲み物だけでなく、お粥やうどんなどに加えてもよいでしょう。

風邪のときに控えた方がよい飲み物

風邪をひいているときに控えた方がよい飲み物は、主に次のとおりです。

• 炭酸飲料
• オレンジジュース
• 烏龍茶
• コーヒー

風邪のときは体に刺激を与えないことが重要なため、刺激の強い炭酸飲料やオレンジジュース、乾燥を招く烏龍茶は控えましょう。

また、コーヒーやエナジードリンクは休養を妨げる可能性があるため、風邪をひいているときには飲まないようにしてください。

それぞれの飲み物について、おすすめできない理由を解説します。

炭酸飲料

炭酸飲料は喉への刺激が強い飲み物です。そのため、喉に炎症がある場合は痛みを強く感じたり、症状が悪化したりするリスクがあります。

ジンジャエールにはショウガが含まれていますが、炭酸飲料のため風邪をひいた際には控えましょう。

エナジードリンクにも炭酸が含まれるものが多く、カフェインなどにより脳を覚醒させる作用もあるため、風邪をひいているタイミングでは飲まないように心がけてください。

オレンジジュース

オレンジジュースにはビタミンなどの栄養素が含まれますが、酸味が喉を刺激します。

柑橘系のフルーツは避け、ビタミンを補給したい場合はりんごやぶどうなどのフルーツをそのまま食べましょう。

また、オレンジジュースには糖分が多く含まれており、痰を作り出しやすい点もデメリットです。

ジュースを飲みたいときは、なるべく野菜ジュースを選びましょう。

とろみがあり喉を刺激しにくいトマトジュースがとくにおすすめです。

烏龍茶

烏龍茶に含まれる成分は、喉を潤すために必要な油分を奪うことがあります。

そのため、烏龍茶を飲み過ぎると喉が乾燥し、ウイルスを活性化させやすくなります。

喉に炎症がある場合は烏龍茶ではなく、水や緑茶を選びましょう。また、刺激の弱い麦茶も飲みやすいため、おすすめです。

コーヒー

コーヒーには利尿作用があり、風邪の際には脱水症状を引き起こしかねません。

風邪による発熱がある場合はとくに体内の水分が奪われやすいため、コーヒーの摂取は控えましょう。

また、コーヒーには脳を覚醒させるカフェインが含まれており、十分な睡眠が取りにくくなる点もデメリットです。

風邪をひいた際にはコーヒーを控え、ショウガ入りの紅茶や緑茶などのドリンクを飲んでみてください。

風邪をひいたときの対処法

風邪をひいたときの主な対処方法は、次のとおりです。

• 十分な睡眠時間を確保
• ビタミンやミネラルが豊富な食べ物を摂取
• 体の保温

風邪をひくと体が弱るため、体を休めて睡眠時間を確保しましょう。

それぞれの詳しい対処方法について、具体的に解説します。

十分な睡眠時間を確保

風邪をひいた場合は無理して仕事や学校に行かず、まず体を休めましょう。

十分な睡眠時間や休養を確保すると、症状は徐々に快方へ向かいます。

風邪をひいているときに体を動かすと症状が悪化し、別の合併症を引き起こすリスクもあるため、無理は禁物です。

ビタミンやミネラルが豊富な食べ物を摂取

食べ物や飲み物から十分な栄養素を摂取し、免疫力を高めましょう。

とくにビタミンやミネラルは体の調子を整えるために欠かせない栄養素です。積極的に摂取してみてください。

ビタミンは野菜や果物類に多く含まれ、ミネラルは海藻類やミネラルウォーター、スポーツドリンクに含まれます。

体を保温

体温が1℃下がると、免疫力が大幅に下がるといわれています。

風邪をひいた場合は服を1枚多く着たり布団をもう1枚重ねたりして、体を冷やさないようにしてください。

また、汗をかいた場合はすぐに服を着替えましょう。

風邪の予防に効果的な対策

普段から風邪予防に努めることも重要です。風邪予防に効果的な対策は、主に次のとおりです。

• 温度や湿度を適切に保つ
• 運動習慣をつける
• 厚着しない

それぞれの対策方法について、具体的に解説します。

温度や湿度を適切に保つ

冷えや乾燥は、ウイルスを活性化させる要因です。冬になると風邪をひきやすくなったり、インフルエンザが流行したりします。

普段から部屋の温度や湿度を適切に保つように心がけましょう。

会社や学校などの空調が自身の体に合わない場合は、カーディガンや膝掛けを用意し、重ね着などで調整しながら快適に過ごせるように工夫してみてください。

運動習慣をつける

運動習慣のない方は免疫力が低く、風邪をひきやすい傾向があります。

日常的に適度な運動を取り入れると、免疫力が高まり風邪をひきにくい体になるでしょう。

運動する習慣がない方は、エレベーターではなく階段を使うなど、日常の小さなことから運動習慣を取り入れてみてください。

運動が得意な方はランニングやウォーキング、水泳、ジムでの筋力トレーニングなど、積極的に運動しましょう。

厚着しない

日常的に厚着をしていると、体温を調節する力が低下する可能性があります。

体を温めることは重要ですが、適度におこないましょう。

季節や気温に応じた服装を心がけ、室内と室外で着脱できるように調整してください。

『のむシリカ』は毎日の健康維持におすすめ！

毎日の健康を維持したい方は、日々の水分補給で体内を潤すことが重要です。

中硬水のナチュラルミネラルウォーターである「のむシリカ」にはミネラルが豊富に含まれており、加熱しても失われにくい点が特徴です。

のむシリカの特徴やおすすめポイントについて、具体的に紹介します。

ミネラルをバランスよく摂取

のむシリカは、ミネラル含有量と飲みやすさのバランスがとれたナチュラルミネラルウォーターです。

他の商品との成分比較表は、次のとおりです。

	のむシリカ	シリカシリカ	い・ろ・は・す ※産地により成分が異なる
シリカ	97.0mg	72.0mg	–
カルシウム	31.0mg	7.6mg	4.0〜12.0mg
マグネシウム	14.0mg	2.1mg	1.7〜10.0mg
カリウム	5.7mg	3.1mg	0.6〜7.0mg
炭酸水素イオン	170.0mg	–	–
サルフェート	30.0mg	–	–
バナジウム	34.0μg	–	–

のむシリカはシリカをはじめ、さまざまなミネラルが豊富なナチュラルミネラルウォーターです。

ミネラル補給に最適な飲み物といえるでしょう。

加熱してもミネラル含有量は大きく変わらない

のむシリカに含まれるミネラルは、沸騰させても大きく変化しないため、白湯やお粥に使用する水としてもおすすめです。

風邪による発熱時は、発汗によりミネラルが失われやすいため、積極的に水分とミネラルを摂取しましょう。

中硬水で飲みやすい

水の硬度とは、水中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で決まる値のことです。ミネラル含有量が少ない順に軟水、中硬水、硬水と分類されます。

一般的に、ミネラルが豊富な硬水は独特な風味があり、飲みにくいといわれます。一方、軟水は飲みやすいですが、含まれるミネラル量は多くありません。

のむシリカは中硬水で、ミネラル含有量と飲みやすさのバランスが取れたナチュラルミネラルウォーターです。

飲みやすく、ミネラルが豊富な水を探している方は、ぜひのむシリカを試してみてください。

まとめ

今回の記事では、風邪に効くおすすめの飲み物や控えた方がよい飲み物のほか、風邪をひいた際の対処方法、日常的にできる風邪予防について解説しました。

風邪をひくと熱が上がり、発汗して体内の水分が奪われます。

白湯や緑茶などの喉を刺激にくい飲み物のほか、スポーツドリンクや野菜ジュースなど、ミネラルやビタミン補給に最適な飲み物の摂取がおすすめです。

体内の水分量が減ると脱水症状を引き起こすため、普段よりも意識して水分補給をしましょう。

＜参考文献＞
※1 西条市｜水の歴史館 硬い水と軟らかい水
※商品の情報は公式サイトを参考にしています