肌にいい飲み物7選！必要な栄養素と美肌に欠かせない水分摂取のポイントを紹介

肌表面のバリア機能が低下し、肌荒れや乾燥などが起こりやすいゆらぎ肌に悩んでいる方は多いでしょう。

健康や美容を維持するためには、抗酸化作用やコラーゲン生成をサポートする働きをもつ栄養素を適度に摂取したり、こまめに水分補給したりする必要があります。

また、美肌を手に入れるためには、肌によいとされる飲み物で水分補給すると効果的です。

本記事では、肌によい影響を与える飲み物や栄養素、おすすめの美容アイテムについて紹介します。

肌の老化スピードを遅らせたい方や、敏感肌に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

美肌に必要な栄養素

美しい肌を手に入れるために欠かせない栄養素は次の4つです。

• たんぱく質
• 食物繊維
• ビタミン
• ミネラル

たんぱく質や食物繊維は乳製品や豆類などに多く含まれており、ビタミンやミネラルは野菜や果物から摂取できます。

ここからは、肌によいとされる栄養素が含まれている食べ物について解説します。

たんぱく質

皮膚の材料となるたんぱく質は美肌に欠かせない栄養素のため、積極的に摂取しましょう。

コラーゲンやエラスチンは、肌のハリや弾力を保つたんぱく質の一種ですが、不足するとシワやたるみの原因になり、肌の修復機能も衰えます。

また、髪はケラチンと呼ばれるたんぱく質で成り立つため、十分なたんぱく質の摂取により髪の健康をサポートします。

たんぱく質は、主に肉類、魚介類、卵類、大豆や大豆製品、乳製品に含まれており、毎日の食事に取り入れやすい栄養素です。

美肌を意識している方は、手軽に摂取できる牛乳や豆乳などを朝食に取り入れてみるとよいでしょう。

食物繊維

腸内環境の改善をサポートする食物繊維は、健康的な肌を維持するために必要な栄養素です。

整腸作用があるのみならず、腸内の善玉菌を増やす作用もあるため、摂取すると腸内環境が整いやすくなり、肌荒れの改善につながるでしょう。

食物繊維が多く含まれている食べ物は、野菜類、果実類、海藻類、きのこ類、いも類、豆類などです。

ビタミン

ハリのある美肌を目指すのであれば、ビタミンは必須の栄養素です。

シワやしみ、たるみを増やす原因の一つは活性酸素の発生によるものです。

紫外線や大気汚染など、さまざまな要因により発生する活性酸素が体内に増えすぎると、コラーゲンやエラスチンが減少したり、シミの元となるメラニン色素が増加したりします。

美肌に影響するビタミンが多く含まれている主な食べ物は、次のとおりです。

ビタミンの種類	ビタミンが多く含まれている主な食べ物
ビタミンA	・レバー ・バター ・卵黄 ・うなぎ ・にんじん ・モロヘイヤ ・しそ
ビタミンE	・卵 ・アーモンド ・オリーブオイル ・アボカド ・大豆 ・かぼちゃ
ビタミンC	・パプリカ ・ブロッコリー ・レモン ・オレンジ ・いちご ・さつまいも
ビタミンB6	・赤身肉 ・鶏肉 ・レバー ・まぐろ ・かつお

抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは、活性酸素の働きを抑え、シミやしわなどの老化スピードを緩和する作用があるため、積極的な摂取がおすすめです。

また、ビタミンB群の中でもとりわけ注目されているビタミンB6は、たんぱく質の元となるアミノ酸の代謝をサポートする働きがあります。

毎日の食事にビタミンを取り入れ、ハリや弾力のある美肌づくりを目指しましょう。

ミネラル

ミネラルも体の健康や美容を維持するために必要な成分です。

肌に影響を及ぼすミネラルが多く含まれている主な食べ物は次のとおりです。

ミネラルの種類	ミネラルが多く含まれている主な食べ物
亜鉛	・牡蠣 ・うなぎ ・ナッツ類
鉄	・レバー ・牛肉（赤身） ・小松菜 ・ほうれん草 ・納豆 ・海藻類
銅	・牛レバー ・ホタルイカ ・ナッツ類 ・ココア
セレン	・まぐろ ・かつお ・いわし ・たらこ ・そば ・オートミール

ミネラルの一部は抗酸化酵素の構成成分となり、体内で増加した活性酸素を除去してコラーゲンの生成をサポートします。

とくに亜鉛は、細胞の生まれ変わりにかかわる成分であり、肌のターンオーバーに欠かせません。

亜鉛や銅をはじめとするミネラルが不足すると、ニキビや乾燥などの肌荒れにつながるため、継続した摂取をおすすめします。

美肌維持には水分も重要！肌にいい飲み物7選

一般的に美肌によいとされている飲み物は次のとおりです。

• 水
• 緑茶
• ハーブティー
• 豆乳
• トマトジュース
• 100％フルーツジュース
• 甘酒

飲み物の効果は個人の健康状態や体質により異なりますが、共通しているのは水分補給が重要であることです。

肌に影響を与える栄養素が含まれている飲み物は、積極的に摂取するとよいでしょう。

ここからは、それぞれの飲み物に含まれている栄養素について詳しく解説します。

水

体の内側から美肌を作るためには、こまめな水分補給が大切です。

水分補給は肌の乾燥を防ぐのみならず、老廃物を排出して美肌をサポートします。

体内の水分が不足すると、バリア機能が低下したり皮脂の分泌が減少したりして、乾燥肌や肌荒れを引き起こすおそれがあるでしょう。

1日に必要な水分量は2.5Lといわれており、飲み水からは1.2L摂取する必要があります※1。

乾燥肌によるトラブルを防止するためには、スキンケアのほかに、こまめに水分補給する習慣を身につけましょう。

緑茶

緑茶には、抗酸化作用のあるカテキンが豊富に含まれているため、活性酸素を取り除いて肌を酸化ストレスから守る効果があります。

酸化ストレスを予防すれば、コラーゲンやエラスチンの生成がスムーズになり、肌の老化スピードを遅らせることにつながるでしょう。

また、緑茶には美肌に欠かせないビタミンCも含まれており、コラーゲン生成や皮膚の修復をサポートします。

食事中に麦茶やほうじ茶を飲んでいる方は緑茶に置き換え、積極的にカテキンを摂取しましょう。

ハーブティー

植物の葉や花を乾燥させてお茶にしたハーブティーの多くは、美容に効果がある成分が含まれています。

肌によいとされているおすすめのハーブは次の2つです。

• ローズヒップ
• ハイビスカス

ローズヒップはフルーティーな酸味が特徴のハーブティーで、ビタミンCが豊富に含まれています。

クエン酸が含まれているハイビスカスは、ハーブティーにするときれいな赤色になり、ローズヒップとの相性もよいといわれています。

1種類でもおいしく飲めますが、2種類のハーブをブレンドするのもおすすめです。

豆乳

植物性たんぱく質が含まれている豆乳の摂取は、肌を健康に保つことにつながります。

また、豆乳には、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンが豊富に含まれており、美容にもうれしい効果が期待できます。

女性ホルモンは加齢に伴い分泌量が減少しますが、とくにエストロゲンが不足すると、肌荒れや月経不順を引き起こす原因になりかねません。

豆乳はスーパーやコンビニなどで手軽に購入できる、身近な美容アイテムといえるでしょう。

トマトジュース

トマトは抗酸化作用のあるリコピンが豊富で、肌のハリや弾力を維持する効果があります。

リコピンは摂取する時間帯により吸収率が異なり、朝に摂取するとより効果がアップするといわれています。

トマトジュースは、スープやパスタなどの料理にも使用できる万能アイテムです。

朝食の栄養補給としても手軽に摂取できるため、いつでも飲めるように常備しておくと便利です。

100％フルーツジュース

100％フルーツジュースは、ビタミンCが摂取できる飲み物のためおすすめです。

果物の多くにはビタミンCが豊富に含まれており、ジュースやスムージーにすれば手軽に取り入れられるメリットがあります。

ビタミンCには抗酸化作用やコラーゲン生成を助ける働きがあり、美肌には必須の栄養素です。

ただし、ジュースには糖類も含まれているため、カロリーオーバーには注意し、適量の摂取を心がけましょう。

甘酒

米麹の甘酒は飲む点滴とも呼ばれ、ビタミンB群が含まれている栄養価の高い飲み物として知られています。

ビタミンB群にはたんぱく質の代謝を助ける働きがあり、皮膚や爪などの健康維持に役立ちます。

米麹の甘酒はノンアルコールのため、運転前に飲んでも問題ありません。

甘酒に含まれている水溶性ビタミンは尿として排出されやすいため、毎日継続して飲むとよいでしょう。

美肌に効果的な水分摂取のポイント

美肌づくりには水分補給が必須ですが、より効果的に水分摂取するためには次のポイントが重要です。

• こまめに飲む
• 冷たい飲み物は控える

体内からは常に水分が失われているため、のどが乾く前に水分補給する必要があります。

ここからは、効率よく水分補給するポイントについて解説します。

こまめに飲む

水分補給する際は、一度に多量に飲むのではなく、こまめに飲むことを意識して摂取しましょう。

一度に飲んでも摂取した水分をすべて体内に留めておくことはできず、不要な水分は体外へ排出されます。

ただし、次のような場面では、いつもより多めに水分補給する必要があります。

• 起床時
• 就寝前
• 入浴の前後
• スポーツの前後

水分が失われやすいタイミングで水分補給する習慣を身につけましょう。

冷たい飲み物は控えめに

冷たい飲み物は体温が低下して血行不良を招くおそれがあるため、飲みすぎないようにしましょう。

美容や健康を意識する場合は、体温と近い常温か温かい飲み物がおすすめです。

温かい飲み物は代謝や血行を促進し、肌によい影響をもたらすといわれています。

体が温まりリラックスできれば、ストレスによる肌荒れ予防にもつながります。

ミネラル豊富な『のむシリカ』で毎日を元気に過ごそう！

ミネラルが豊富に含まれているのむシリカは、水分補給におすすめのナチュラルミネラルウォーターです。

のむシリカの大きな特徴は次の2つです。

• 健康維持に必要なミネラルが摂れる
• お茶や料理への使用もおすすめ

ここからは、のむシリカをおすすめする理由について解説します。

健康や美容を意識している方は、ぜひ参考にしてみてください。

健康維持に必要なミネラルが摂れる

のむシリカには、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれているため、手軽にミネラルチャージできるのみならず、美容の調子を整えるうえでもおすすめの飲料です。

のむシリカとほかのナチュラルミネラルウォーター1Lあたりのミネラル含有量を比較した表は次のとおりです。

	のむシリカ	日田天領水	シリカシリカ
カルシウム	31.0mg	9.0mg	7.6mg
マグネシウム	14.0mg	2.0mg	2.1mg
カリウム	5.7mg	9.0mg	3.1mg
シリカ	97.0mg	約90.0mg	75.0mg

体のさまざまな部分を構成するシリカが豊富に含まれていることも、のむシリカをおすすめするポイントです。

のむシリカを取り入れれば、不足しがちなミネラルを効率よく補えるでしょう。

お茶や料理への使用もおすすめ

のむシリカは、加熱してもミネラル含有量が大きく変わらないため、お茶や料理にも使用できます。

常温でも飲みやすい中硬水ののむシリカは、まろやかな口あたりで、水道水に比べるとコクや旨味を感じやすいため、次のような用途にも向いています。

• 炊飯
• スープ
• お湯割り
• 温かいお茶

寒い季節はのむシリカで白湯やホットドリンクを作り、体を温めましょう。

まとめ

本記事では、美肌へ近づくために必要な栄養素やおすすめの飲み物について解説しました。

肌によいとされているたんぱく質やビタミンなどの栄養素は、バランスよく摂取することが大切です。

また、緑茶や豆乳などの飲み物には、美肌の維持につながる栄養素が含まれており、食事に比べて摂取しやすい点がメリットです。

美容のためには水分補給が重要なため、こまめに摂取して健やかな毎日を送りましょう。

＜参考文献＞
※1　厚生労働省｜「健康のため水を飲もう」推進運動
※商品の情報は公式サイトを参考にしています