おいしい水の4つの要素とは？日本で一番おいしい水も徹底調査！

水分補給の際は、水のおいしさにこだわりたいと考える方も多いでしょう。

おいしさは数値として見えにくい要素のため、商品選びには悩んでしまいます。

本記事では、水のおいしさを決める要素について、ミネラル成分や硬度、水の温度などに注目して解説します。

水のおいしさの決め手となる要素を知りたい方や、おいしい水で毎日の水分補給を楽しみたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

おいしい水の要素

水のおいしさを決める要素には、ミネラル成分や硬度、温度、炭酸ガスの量などがあります。

ここからは、それぞれの要素について詳しく解説します。

ミネラル成分

水にはミネラルが含まれていますが、なかでもカルシウムとマグネシウムは、水の味を左右するミネラルです。

カルシウムがほどよく含まれている水はまろやかな飲み口になり、ほのかな甘みを感じやすいとされています。

一方、マグネシウム含有量が多い水は苦みを感じやすいため、飲みづらいと感じる場合があるかもしれません。

水のまろやかさや甘さ、苦さは、ミネラル含有量の影響を受けます。

水のまろやかな味わいを楽しみたい方や、苦みを極力避けたい方は、カルシウムやマグネシウムの量に注目してみましょう。

水の硬度

水に含まれているカルシウムやマグネシウムの量は、硬度により異なります。

日本における軟水、中硬水、硬水の基準値は次のとおりです。

水の分類	硬度
軟水	100mg/L以下
中硬水	101～300mg/L
硬水	301mg/L以上

硬水は圧倒的なミネラル含有量を誇りますが、マグネシウム含有量が多いため、苦みを感じやすい性質があります。

苦みを抑えた水を楽しみたい方は、軟水や中硬水を選ぶとよいでしょう。

とくに中硬水は、適度なミネラル含有量と飲みやすさが両立されており、水分補給にもミネラル補給にも適したおすすめの飲料水です。

炭酸ガス

炭酸ガスは、一般的な飲料水にもわずかに溶け込んでいます。

炭酸ガスの量に比例して刺激の強さが異なるため、さわやかな味わいを楽しみたい方は、炭酸水の種類に注目してみてください。

強炭酸や微炭酸など、自身の好みに合った炭酸水を探してみましょう。

水の温度

水の温度はおいしさにも関係しています。

たとえば、冷たい水はのどごしがよく、おいしいと感じる方が多いでしょう。

一般的に、私たちがおいしいと感じる水の温度は、自身の体温より20～25℃低いときとされています。

体温を36℃と仮定すると、約10〜15℃の水をおいしいと感じる傾向にあります。

水をよりおいしく楽しみたい場合には、冷蔵庫でよく冷やしてみましょう。

しかし、冷たい水を摂取しすぎると体を冷やす要因となるため、冷たい水の一気飲みには注意が必要です。

日本で一番おいしい水とは？

日本にはさまざまなおいしい水が販売されています。

自身の好みに合った味や、もっともおいしい水を知りたい方も多いでしょう。

ここからは、日本で入手できる飲料水の中から、環境省での投票集計により発表された「おいしさが素晴らしい名水部門」のベスト3を紹介します。

おいしい水で水分補給を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

おいしい秦野の水〜丹沢の雫〜

おいしい秦野の水は、神奈川県秦野市にある盆地から採水されています。

採水された地下水は塩素で殺菌されますが、製造過程で塩素を取り除いてペットボトルに詰められるため、塩素臭を感じないさわやかな飲み口が特徴です。

硬度は89mg/Lの軟水で、お茶やコーヒー、水割りのほか、香りを大切にする料理との相性も良好です。

やわらかすぎない軟水であることから、ミネラルバランスもよく、飲みやすいとの評価が多く寄せられています。

わかさ瓜割の水

わかさ瓜割の水には、名水百選である瓜割の滝の原水を使用しています。

滝の湧き出し口から採水し、衛生環境が整った設備まで直接引き込んだ、汲みたてのおいしさをそのまま味わえる水です。

純度の高いミネラル成分が溶け込んでいるため、健康的な飲料水として、水分補給にそのまま活用できます。

また、わかさ瓜割の水はうま味成分を引き出す力が強いため、お茶やコーヒー、アルコール類の水割りなどにも合わせやすいでしょう。

大雪旭岳源水

大雪旭岳源水は、旭岳の雪解け水が大地にしみ込み、時間をかけて湧き出したミネラル豊富な水です。

採水後は物理的、科学的処理をいっさい行わず、微細なフィルターで不要な成分を除去するUF膜ろ過方式でペットボトルに詰めています。

おいしさのみならず、品質面にもこだわった水を楽しみたい方におすすめの飲料水です。

おいしい水を選ぶなら健康効果にも注目しよう！

水分補給は、健康維持や美容の調子を整えるためにも欠かせません。

毎日欠かさずおこなう水分補給を健康や美容のサポートに活かすためにも、おいしい水の成分にもこだわりましょう。

水のおいしさと健康効果を左右するのはミネラル含有量です。

水分補給とミネラル補給を同時におこなうことで、さらなる健康効果が期待できるでしょう。

ミネラル不足で健康に不調をきたすことも

カルシウムやマグネシウムは、生体に必須のミネラルです。

ミネラルは人間の体内で合成できないため、食事や水などから毎日摂取しなければいけません。

ミネラルの摂取による健康効果はさまざまです。

ミネラル不足は健康に影響を与える可能性があるため、元気に毎日を過ごすためにも、十分なミネラルの摂取が欠かせません※1。

とくにカルシウムやマグネシウムは、日本人の食生活において不足傾向にあります。

飲料水でミネラル摂取をおこない、ミネラル不足を補いましょう。

炭酸水には食欲増進効果もある

炭酸水は、炭酸ガスによりお腹を膨らませるため、空腹を紛らわせる効果があるとされています。

一方、食前に炭酸水を摂取すると、炭酸ガスの刺激で胃のぜん動運動が活発になり、食欲が増す場合もあります。

炭酸水はのどごしがよく、ダイエット効果も期待されがちですが、飲むタイミングによっては、食欲を促進してしまう可能性がある点に注意しましょう。

外出先でもおいしく水分補給できるか？

脱水を防止するためには、こまめな水分補給が欠かせません。

私たちは1日に合計約2.5Lもの水を消費しています。

食事からの摂取と体内での生成で補える分を除くと、約1.2Lの水分補給を毎日おこなわなければいけません※1。

また、喉の渇きを感じる前に、こまめな水分補給をおこなう必要があります。

外出先での脱水防止のため、水分補給をこまめにおこなう際には、常温でもおいしく飲める水を選びましょう。

炭酸水は常温での摂取に適しておらず、硬水も常温では苦みを強く感じる場合があります。

タイミングや場所に制限されずにおいしく飲める軟水や中硬水が、毎日の水分補給アイテムとしておすすめです。

おいしく健康的に水分補給をするなら『のむシリカ』がおすすめ！

水分補給とミネラル補給を同時におこなえるアイテムとして、ナチュラルミネラルウォーターがおすすめです。

今回は、おいしさとミネラル含有量のバランスがよい中硬水の中からのむシリカを紹介します。

のむシリカと、ほかのナチュラルミネラルウォーターの成分を比較した表は次のとおりです。

ナチュラルミネラルウォーター100mlあたりのミネラル含有量

	のむシリカ	おいしい秦野の水 〜丹沢の雫〜	わかさ瓜割の水	大雪旭岳源水
カルシウム	3.1mg	2.07mg	1.2mg	1.5mg
マグネシウム	1.4mg	0.89mg	0.41mg	0.9mg
カリウム	0.57mg	0.07mg	0.03mg	0.4mg
シリカ	9.7mg	記載なし	記載なし	記載なし

おいしい秦野の水〜丹沢の雫〜は硬度89mg/L、わかさ瓜割の水は硬度47mg/L、大雪旭岳源水は硬度94mg/Lであり、いずれも軟水です。

まろやかな味わいで、おいしく飲める水ですが、ミネラル含有量は水道水とほぼ変わりません。

効率的なミネラル補給を求める場合には、やや非効率であるといえるでしょう。

一方、のむシリカは硬度130mg/Lの中硬水で、ミネラル含有量と飲みやすさとのバランスがよい飲料水です。

料理やお茶のおいしさを引き出す効果も期待できるため、炊飯やスープ料理などに活用すれば、ミネラルも同時に摂取できます。

また、のむシリカには希少ミネラルであるシリカも豊富に含まれています。

シリカは人間の体内では生成できないミネラルのため、シリカを効率よく、おいしく補給できるのむシリカの活用を検討してみてください。

おいしい水に関するよくある質問

おいしい水を選ぶ際に、これまで解説してきた内容以外にも気になる点がある方も多いでしょう。

ここからは、おいしい水に関する次のような質問について解説します。

• おいしい水は料理に活用できますか？
• 水道水をおいしく飲む方法はありますか？
• 硬水はなぜおいしくないと感じるのですか？

おいしい水は料理に活用できますか？

硬水には苦みがある場合が多いため、料理への活用は向いていませんが、一般的に日本人がおいしいと感じる軟水や中硬水は、料理の味を損なうことがないため、スープや炊飯などに活用できます。

加熱により成分の損失が起こりやすい水溶性ビタミン類とは異なり、ミネラルは加熱しても大きく変わらないため、効率よくミネラルを補給できます。

ミネラル含有量と飲みやすさを両立したのむシリカのようなナチュラルミネラルウォーターを活用して、料理のうま味をより引き立てましょう。

水道水をおいしく飲む方法はありますか？

軟水である水道水は、基本的に日本人の口に合いやすい性質があります。

そのため、水道管に錆びや汚れなどの問題がなければ、おいしく飲むことができるでしょう。

しかし、水道水には塩素やカルキが含まれているため、臭いや味に違和感を覚える場合があります。

また、水道水はミネラル含有量が少ないため、ミネラル補給には適していません。

おいしい水を安全に楽しみつつ、健康効果を期待したい場合は、ミネラルを含んだナチュラルミネラルウォーターの活用がおすすめです。

硬水はなぜおいしくないと感じるのですか？

硬水に苦みを感じるのは、マグネシウムが豊富に含まれているからです。

マグネシウムは苦みをもつため、含有量が多すぎると飲みづらくなります。

また、日本人は普段から軟水を飲み慣れているため、硬水の苦味や口当たりの重さに違和感を覚えやすい傾向にあります。

飲料水からおいしくミネラル補給をおこないたい場合は、のむシリカのような中硬水を試してみましょう。

まとめ

水のおいしさは、ミネラル含有量や硬度、炭酸ガスの量や温度などにより決まります。

それぞれの要素を検討し、お気に入りの水を見つけてみましょう。

また、おいしさのみならず、水分補給による健康や美容のサポートを期待したい場合は、ミネラル含有量と飲みやすさとのバランスが取れた中硬水の活用がおすすめです。

のむシリカのようなナチュラルミネラルウォーターを活用して、水分補給とミネラル補給をおいしくおこないましょう。

＜参考文献＞
※1 厚生労働省 | e-ヘルスネット | ミネラル
※2 厚生労働省 |「健康のため水を飲もう」推進運動
※商品の情報は公式サイトを参考にしています