ナチュラルミネラルウォーターのアクアパンナ（ACQUA PANNA）の特徴とは

イタリア産ナチュラルミネラルウォーターのアクアパンナ（ACQUA PANNA）は、滑らかな口あたりで飲みやすく食事の味を邪魔せず、ワインリストにも載る天然水として知られています。

アクアパンナは、1Lあたりの硬度107mgの中硬水に分類されますが、硬度の違いによる味覚の変化や成分値の特徴を詳しく理解している方は少ないかもしれません。

本記事では、アクアパンナの特徴や口コミを紹介し、ミネラルウォーターを選ぶ際に着目すべき点を解説します。

アクアパンナと同様に中硬水でありながら、ミネラルバランスがよい「のむシリカ」も紹介するため、水分補給で健康的な体を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

アクアパンナ（ACQUA PANNA）の特徴

アクアパンナ（ACQUA PANNA）とは、イタリアの丘陵地にある水源で採水されたナチュラルミネラルウォーターです。

ガラス容器で販売されており、ワインとも相性がよく、食事にもあわせやすいため人気があります。

アクアパンナの特徴について紹介します。

ワインと相性のよい天然水

アクアパンナは、「羽のようなかろやかさ」「ベルベットのような滑らかさ」と表現されるように、口あたりが滑らかな天然水です。

ワインや料理とあわせて飲みやすく、独特な香りや味がないため、さまざまなイタリアンレストランで採用されています。

ボディが重めのワインを飲むときは、口の中をリフレッシュさせる水、繊細な軽めのワインには風味を壊さない水が適しています。

日本人の場合、ワインを飲む習慣がイタリア人よりは少なめですが、食事にあわせやすい点は嬉しい特徴といえるでしょう。

飲酒時はもちろん、普段の食事中の水分補給にもおすすめです。

中硬水のナチュラルミネラルウォーター

アクアパンナは、1Lあたりの硬度107mgのナチュラルミネラルウォーターです。

硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量により示される指標であり、含有量が多いと硬水、少ないと軟水と呼ばれます。

日本では、1Lあたりの硬度101～300mgの水を中硬水と分類するため、アクアパンナは中硬水です ※1。

また、ナチュラルミネラルウォーターのアクアパンナは、沈殿、濾過、加熱処理のみおこなわれ、化学的、物理的な成分調整されていないため、採水地で自然に溶けだしたミネラル成分を含んでいます。

容器がガラス瓶

アクアパンナは、基本的にガラス瓶で販売されています。

ナチュラルミネラルウォーターに含まれるミネラル成分は、周りの臭いを吸収しやすい特徴があり、保管方法や保存期間に注意が必要です。

ガラス容器は、臭い移りや温度変化にも強いため、長期保管に適しています。

アクアパンナはイタリアで製造され、日本に輸入するまでに時間を要しますが、ガラス瓶を用いれば、鮮度が変わることなくおいしさや成分を保てるでしょう。

一方、近年製造技術が向上し、日本でもペットボトル入りのアクアパンナが安価に購入できるようになりました。

高級ホテルやレストランでの取り扱いが多く、高級なイメージがあったアクアパンナですが、今では手軽に毎日の水分補給に活用できます。

アクアパンナ（ACQUA PANNA）の人気をレビューでチェック

人気で飲みやすいナチュラルミネラルウォーターですが、実際にアクアパンナを愛用する方の評価も気になるところです。

よい口コミと悪い口コミを紹介するため、アクアパンナが気になっている方は、参考にしてみてください。

よいレビュー

かなり気に入りました。柔らかく身体にスーッと入っていく水です。

引用元：Amazon

味は少し硬めて好みでした。サイズは小ぶりでカバンに入れやすかったです。デザインもかわいい。

引用元：Amazon

他のペットボトルと違った飲み口で面白いです。人によってはこっちの方が飲みやすいかも？？味も美味しくて飲みやすいです。

ただ少しラベルが外しにくく分別時に時間がかかってしまいますが慣れなのかも…

引用元：Amazon

よいレビューは、味がおいしく飲みやすい、デザインがおしゃれとの声が多くありました。軟水を飲み慣れた日本人には、中硬水のアクアパンナはクセが少なく、喉越しがよいと感じやすいでしょう。

水分補給のためにペットボトル入りの水を持ち歩く習慣がある方は、ラベルやボトルの形などのデザインにも着目しています。

おしゃれでかわいらしいペットボトルであれば、気分を高めるアイテムとしても役立ちます。

悪いレビュー

水道水？ミネラル水とはとても思えません。

元々水道水が美味しいとは言われている所に住んでいるためなのか、普段蛇口から出る水道水と変わらない味でした。1本飲んで即定期便はやめました。

引用元：Amazon

うちの東京都の水道水のほうがおいしい

がっかりしましたが、勉強になりました

引用元：Amazon

味は少し辛い気がして、軟水とは少し違うかな。

ボトルの製品表示がシールで2か所あり、廃棄の時の、ラベル排除が面倒です。

また、ラベル排除の箇所がベタベタして、感触がよくない。

引用元：Amazon

悪いレビューには、おいしくない、廃棄する際に手間がかかるとの意見があります。

日本の水道水に比べ、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の含有量が多いため、独特な風味や苦みを感じやすく、おいしくないと感じる方がいるようです。

また、一般的なペットボトルのラベルは、一部が糊付けされていたり、ミシン目に沿い破れやすい加工がされていたりしますが、アクアパンナは、ラベルがはがしにくいとの意見も見られました。

硬度の違いによる味には、向き不向きがあり、嗜好は個人差があるため、気になる方は自身で一度試してみるとよいでしょう。

ミネラルウォーターの選び方

健康志向の広まりで、日々の水分補給にミネラルウォーターを選択する方が増えています。多くの種類の商品が販売されていますが、自身に適した水の選び方に迷う場合も多いでしょう。

ミネラルウォーターを選ぶ際に基準にすべき点を紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

種類で選ぶ

ミネラルウォーターは、原水や処理方法の違いにより4種類に分類され、含まれるミネラル成分にも差異があります。

ミネラルウォーターの4分類は、次のとおりです ※2。

品名	原水	処理方法
ミネラルウォーター	・何種類かのナチュラルミネラウォーターを混合したもの ・ナチュラルミネラルウォーターのミネラル分を人工的に調整したもの	沈殿、濾過、加熱殺菌 原水のブレンド ミネラル成分の調整 オゾン殺菌 紫外線殺菌 ばっ気（水に空気を送り込んで溶け込ませること）など
ナチュラルウォーター	・特定の水源から採水された地下水のみ	沈殿、濾過、加熱殺菌
ナチュラルミネラルウォーター	・特定の水源から採水された地下水（鉱泉水、鉱水など） ・ミネラル成分が溶け込んでいる	沈殿、濾過、加熱殺菌
ボトルドウォーター（飲用水）	・飲用できる水（水道水、蒸留水、河川の表流水などで飲用に適しているもの）	規定なし

天然水と呼ばれる水は、ナチュラルウォーターに分類されます。源水に含まれる成分をそのまま摂取できるよう、化学的、物理的な処理がおこなわれず、採水する地域の特徴が出やすい水です。

ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーター同様、化学的、物理的処理されず、ミネラル成分が豊富に含まれています。

一方、ミネラルウォーターは、人工的にミネラル成分を調整しており、飲みやすさにこだわり製造される商品が多いでしょう。

ボトルドウォーターは、処理方法の規定がないため、水道水や河川水をボトリングした場合にも適応される品名です。

水の硬度で選ぶ

水は、含有するカルシウムとマグネシウムの量による指標である、硬度により味に違いがあります。

日本での硬度分類は、次のとおりです ※1。

• 軟水：0～100mg
• 中硬水：101～300mg
• 硬水：301mg以上
  ※1Lあたり

カルシウムとマグネシウムが少ない軟水は、苦みや独特の風味がなく、飲み口がスッキリとしています。

一方、硬水は重みを感じる水で、飲みごたえを楽しむ方も多いでしょう。

硬度の高い水に含まれるミネラル成分は、体内で生成できず、食事のみでは補給しきれません。

硬水を毎日の水分補給に取り入れると、体のミネラル不足を予防できるでしょう。

容量や価格で選ぶ

ミネラルウォーターは、販売される店や手段により、容量や価格が異なります。継続して取り入れるためには、経済面への負担や購入しやすい方法も考えることが必要です。

アクアパンナの場合、公式サイトにオンラインショップがあり、お得に購入できます。Amazonや楽天市場などの通販サイトでも販売されています。

一度に注文する量やボトルのサイズなど、消費する量や使用方法を考慮して選んでみてください。

水分補給で豊富なミネラルチャージするなら『のむシリカ』もおすすめ！

水分補給で手軽に豊富なミネラルを補給するときは、飲みやすく、ミネラルバランスがよいのむシリカがおすすめです。

シリカやバナジウム、サルフェートなど希少ミネラルも含まれ、常温でもクセがなくおいしいと感じるでしょう。

ここからは、のむシリカがおすすめの理由を解説します。

希少ミネラルのシリカを摂取できる

のむシリカは、希少なミネラルのシリカが含まれており、手軽に健康や美容の調子を整えられます。

シリカとは、ケイ素とも呼ばれ、体を構成する組織に存在する希少なミネラルです。土壌に多く含まれ、野菜や海藻、穀物に含まれています。

シリカをはじめとするミネラル成分は、体内で生成できないため、食事や飲用水から摂取する必要があります。

シリカは、通常の食生活を送れば、不足する可能性が低いミネラルで、基準値は設定されていないものの、成人の体内での蓄積量は乳幼児の半量程度まで減少するため、のむシリカのような飲用水を意識して取り入れる必要があるでしょう。

ただし、妊娠中や授乳中は、シリカの多量摂取に注意が必要です。

また、腎臓の機能が低い方も、ナチュラルミネラルウォーターに含まれる豊富なミネラル成分を処理しにくい可能性が高いため、摂取する際は医師に相談しましょう。

のむシリカとアクアパンナ（ACQUA PANNA）の成分を比較

のむシリカとアクアパンナの成分を比較すると、次のとおりです。

	のむシリカ	アクアパンナ（ACQUA PANNA）
カルシウム	31.0mg	32.1～32.8mg
マグネシウム	14.0mg	6.4～6.4mg
カリウム	5.7mg	0.9mg
シリカ	97mg	－

成分値を比較すると、カルシウム量は同等ですが、のむシリカはアクアパンナよりも多くのマグネシウムやカリウムが含まれています。

カルシウムとマグネシウムは相互作用を持つミネラル成分で、黄金バランスの2：1で摂取すれば、体内への吸収率が向上し、使用しやすくなるといわれています。

のむシリカはカルシウムとマグネシウムが2：1で含まれるため、体内での吸収率が高く、不足分を補えるでしょう。

また、のむシリカはアクアパンナには含まれないシリカも豊富です。

成人は、1日に約40mgのシリカを消費するといわれており、体を健康的に維持するためには、消費したシリカと同量あるいはそれ以上を継続的に補う必要があります。

のむシリカであれば、500mlのペットボトル1本で1日に必要なシリカの摂取ができます。

常温でもおいしく飲める中硬水

のむシリカは、1Lあたりの硬度130mgの中硬水のナチュラルミネラルウォーターで、常温でもおいしく飲めます。

中硬水は、軟水に飲み慣れた日本人でも苦みや独特の風味を感じにくく、硬水よりも飲みやすい水です。

軟水よりもミネラル成分が豊富な点も、メリットといえます。

また、のむシリカは、加熱しても成分が変わらないため、料理にもおすすめです。炊飯や味噌汁など普段の食事にのむシリカを活用すれば、手軽にミネラル成分が摂取できるでしょう。

飲みやすさとミネラルバランスが優れたのむシリカを毎日の水分補給に取り入れ、健康や美容の調子を整えてみてください。

アクアパンナ（ACQUA PANNA）が気になる方によくある質問

ここからは、アクアパンナ（ACQUA PANNA）が気になる方によくある質問に回答します。

毎日の水分補給に取り入れたいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。

イタリア産アクアパンナとサンペレグリノの違いは？

アクアパンナとサンペレグリノの違いは、硬度や発泡の有無です。

アクアパンナは、1Lあたりの硬度が107mgの中硬水なのに対し、サンペレグリノの硬度は617mgで硬水に分類されます。

カルシウムとマグネシウムの含有量が豊富なため、ミネラル成分を補いたい方や重めの喉越しを感じたい方にはおすすめです。

硬度の高い水は、苦みがあり、飲みにくいと感じる方もいますが、

サンペレグリノは、イタリアのトスカーナ地方で採取した天然ガスが含まれる炭酸水のため、微炭酸の爽快さが飲みにくさを軽減するでしょう。弱めの炭酸は、味を邪魔せず、食事にも相性がよいと人気があります。

アクアパンナと合うワインは？

アクアパンナは、飲み口がスッキリとした中硬水なため、比較的フレッシュな軽めなワインとよく合います。

滑らかな口当たりで繊細な味付けの料理とも相性がよく、和食を一緒に飲む水としても活用できるでしょう。

サンペレグリノと合うワインは？

サンペレグリノは硬度が高く、微炭酸のナチュラルミネラルウォーターなため、ボリューム感のあるワインを飲むときにおすすめです。

油分の多い洋食にも適しており、サンペレグリノを飲むことで、口の中がサッパリします。

まとめ

本記事では、アクアパンナの特徴を解説しました。アクアパンナは、飲みやすい中硬水のナチュラルミネラルウォーターで、ワインとの相性がよい人気の飲用水です。

多くのナチュラルミネラルウォーターの商品の中から自身に適した水を選ぶには、続けやすい価格はもちろん、含まれるミネラル成分にも着目しましょう。

飲用水からミネラル成分を摂取できれば、食事のみで不足しがちなミネラルが手軽に補えます。

また、ミネラル成分のバランスが優れ、飲みやすいナチュラルミネラルウォーター、のむシリカもおすすめです。

希少なミネラルであるシリカが豊富に含まれているため、健康や美容の調子を整えられるでしょう。

のむシリカは、公式サイトからお得に購入できるサービスも充実しています。毎日の水分補給に取り入れたいと考える方は、ぜひ試してみてください。

＜参考文献＞
※1 西条市｜水の歴史館　硬い水と軟らかい水
※2 東京都水道局｜水源・水質
※商品の情報は公式サイトを参考にしています