天然水の硬度とは？軟水と硬水の違いや特徴は？おすすめの中硬水のお水も徹底解説

「天然水の硬度について詳しく知りたい」「軟水と硬水の違いや、それぞれの特徴について知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

天然水の硬度は、マグネシウムとカルシウムの量で決まります。

軟水は日本人好みのまろやかな口当たりで、硬水はミネラルが豊富な点が特徴です。

今回の記事では、天然水の硬度や軟水、硬水それぞれの特徴、天然水の硬度に関するよくある質問について解説します。

飲みやすさとミネラル含有量の両方を兼ね備えたナチュラルミネラルウォーターを探している方は、中硬水の「のむシリカ」がおすすめです。

のむシリカの特徴やおすすめポイントについても、あわせて紹介します。

天然水の硬度や軟水、硬水それぞれの特徴について知りたい方、毎日の水分補給に向いている飲み物について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

天然水の硬度とは

天然水の硬度は、水に含まれるミネラル量により決定されます。

ミネラル量が少ない水は軟水、ミネラル量が多い水は硬水に分類されます。

軟水と硬水は味わいやミネラル含有量がそれぞれ異なり、日本の水の多くは軟水です。

硬水はミネラル豊富でクセのある味わい、軟水はミネラルが少なく飲みやすい口当たりが特徴です。

まずは天然水の硬度や軟水、硬水の違いについて、具体的に解説します。

マグネシウム・カルシウムの量で決まる値

硬度とは、水中に溶けているミネラルのうち、カルシウムとマグネシウムの量によって定められます。

カルシウムやマグネシウムは歯や骨のもとになるなど、人体の構成に重要な成分です。

水分補給からのミネラル摂取を目的とする方には、カルシウムやマグネシウムのミネラル含有量が多い水を飲むと、ミネラル補給につながるためおすすめです。

水に溶けているカルシウムやマグネシウム量が多い水を硬水、少ない水を軟水と呼びます。

また、採水地によっても硬度が異なります。

豊富なカルシウムやマグネシウムが溶け出している水を採取できる地域と、含まれるミネラル量が少ない水を採取できる地域があります。

日本で採取できる水は、多くがカルシウムやマグネシウムの含有量が少ない軟水です。

一方で、ヨーロッパなどの地域には、カルシウムやマグネシウムが豊富な硬水を採取できる場所が多くあります。

各国で硬度の基準が異なり、世界共通の水準はありません。

軟水・硬水の違い

軟水と硬水は、含まれるミネラル量や味わいが異なるため、好みや用途に応じて選びましょう。

日本では、主に次の分類が一般的です ※1。

硬度	分類
0〜100mg以下	軟水
101mg〜300mg以下	中硬水
301mg以上	非常な硬水

1Lあたりのカルシウムとマグネシウムの含有量が100mg以下の水は、軟水と分類されます。

軟水はまろやかで柔らかい口当たりが特徴であり、飲みやすいと感じる方が多いでしょう。

一方で、硬度301mg以上の硬水はミネラル含有量が豊富であり、水分と同時にミネラルも補給したい方に向いています。

硬度101mg〜300mg以下の水は、中硬水と呼ばれます。

中硬水は飲みやすさとミネラル含有量のバランスが取れているため、毎日の水分補給におすすめです。

ミネラル補給と飲みやすさの両方を重視したい方は、中硬水を選んでみてください。

のむシリカは中硬水のナチュラルミネラルウォーターであり、毎日の水分補給におすすめです。

軟水の特徴

軟水は、水に溶け出しているカルシウムとマグネシウムの量が少ない水です。

軟水の主な特徴は、次のとおりです。

• 日本人好みの口当たり
• 赤ちゃんとの生活にも使いやすい

飲みやすさに定評があるほか、大人から子どもまで飲みやすい点が特徴です。

それぞれの特徴について、具体的に解説します。

日本人好みの口当たり

日本の水の多くは軟水であり、水道水も大半が軟水のため、日本人は軟水の味わいに慣れています。

そのため、軟水は日本人に適しており、飲みやすい水といえるでしょう。

また、ミネラル成分が少ない軟水は、口当たりがまろやかで優しい味わいです。

日本人好みの口当たりのことから、日常的な水分補給に軟水を選ぶ方も多いでしょう。

赤ちゃんとの生活にも使いやすい

ミネラルは人体の構成に重要な成分ですが、抵抗力の弱い赤ちゃんや高齢者がミネラル豊富な硬水を飲むと、お腹を壊すリスクがあります。

そのため、厚生労働省は乳幼児の飲用水やミルクに使用する水は、軟水がよいと定めています。

軟水は含まれるミネラル成分が少ないため、乳幼児や高齢者にも負担が少ない点が特徴です。

家族で安心して飲める水を探している方は、軟水を選ぶとよいでしょう。

日本食向き

軟水はクセが少なく、繊細な味わいの日本食に向いています。

米を炊く際は、軟水を使用するとよりふっくらとツヤのあるご飯に炊き上がります。

野菜を煮る際や出汁をつくる際も、軟水を使用すると柔らかく仕上がったり、うまみが引き出されて優しい味わいに仕上がったりする点が特徴です。

また、お茶やコーヒーを淹れる際も、日本人好みのまろやかな味わいに仕上がるためおすすめです。

硬水の特徴

硬水は軟水よりもミネラル含有量が多く、ミネラル補給に向いています。

硬水の主な特徴は、次のとおりです。

• ややクセのある味わい
• 体質によりお腹がゆるくなる
• アク抜きの煮込み料理向き

ミネラルの摂取に適しているほか、アク抜きが必要な煮込み料理に向いています。

それぞれの特徴について、具体的に解説します。

ややクセのある味わい

硬水には、ミネラル成分のカルシウムやマグネシウムが豊富に含まれています。

ミネラル豊富な硬水は風味にクセがあり、独特の味わいや苦味を感じることがあります。

そのため、軟水に慣れている日本人は、硬水に対する好みが分かれるでしょう。

日常的には飲めない味わいの水を飲みたい、水分と同時にミネラルも補給したい、味は気にならないという方は、硬水がおすすめです。

体質によりお腹がゆるくなる

ミネラルは体に必要な成分ですが、急に摂りすぎると、お腹を下す原因になります。

なかでもマグネシウムは便秘薬にも使用されている成分であり、体質によっては下痢を引き起こす可能性があります。

そのため、飲みすぎたり体質に合わなかったりした場合は、お腹がゆるくなることがあるため注意しましょう。

とくに抵抗力が弱い高齢者や乳幼児は、お腹がゆるくなりやすいため摂取を控えましょう。

また、体調を崩している方や何らかの疾患を抱えている方も、過剰摂取には注意が必要です。

硬度が高い水ほど含まれるマグネシウムの量は多くなるため、事前に硬度を確認してください。

抵抗力がある成人の方でも、硬水の飲み過ぎには注意しましょう。

アク抜きの煮込み料理向き

硬水は、繊細な味わいが求められる和食に使用すると、苦みを感じることがあります。

一方で、食材のアク抜きや肉を煮込むための水には、硬水が適しています。

マグネシウムやカルシウムは、食材のタンパク質と結びつきやすいため、食材のアク抜きに最適です。

そのため、下処理として硬水で食材を煮込むと、アクが抜けて食べやすい味わいに仕上がるでしょう。

肉を煮込む際に硬水を使用すると、アクと同時に肉の臭みも取れます。

肉の食感も柔らかくなるため、ぜひ煮込み料理に硬水を活用してみてください。

中硬水の『のむシリカ』でおいしくミネラルチャージ！

飲みやすさとミネラル含有量の両方を重視したい方は、中硬水ののむシリカが向いています。

のむシリカは、ミネラルバランスが取れたナチュラルミネラルウォーターです。

のむシリカの主な特徴は、次のとおりです。

• 常温でもおいしく飲める中硬水
• 豊富なミネラルを黄金比で摂取
• お得な定期購入もあり長期保存可能

それぞれの特徴について、具体的に解説します。

常温でもおいしく飲める中硬水

のむシリカは硬度130mg/Lの中硬水です。

日本では硬度100mg以下を軟水、101mg〜300mg以下を中硬水、301mg以上を硬水と分類します ※1。

中硬水ののむシリカは、ミネラルを豊富に摂取できて飲みやすいため、毎日の水分補給に向いています。

ペットボトルタイプで持ち運びができ、常温でもおいしく飲めることから、外出先での水分補給にも最適です。

豊富なミネラルを黄金比で摂取

のむシリカと他の製品に含まれるミネラルの比較表は、次のとおりです。

	のむシリカ	サントリー天然水	いろはす（清田）
カルシウム	31mg	1〜24mg	31.8mg
マグネシウム	14mg	0.2〜11mg	6.8mg
カリウム	5.7mg	0.4〜7mg	1.6mg
シリカ	97mg	–	–

のむシリカは、他の商品と比較してもカルシウムやマグネシウム、カリウムが多く含まれていることがわかります。

とくにカルシウムとマグネシウムは、2：1が黄金比率といわれています。

のむシリカは2：1の黄金比率に近い割合でカルシウムとマグネシウムが含まれるため、より効率的に体内に吸収されるでしょう。

お得な定期購入もあり長期保存可能

のむシリカの公式サイトからは、お得な定期便の注文が可能です。

定期便は通常価格よりも20％OFFで商品を頼めるほか、回数縛りがないためいつでも休止できます。

毎回注文する手間がなく、自宅の玄関先まで届くため、気軽に試しやすいでしょう。

ペットボトルタイプであり、長期保存も可能です。

まとめ買いをしたい方、備蓄品として活用したい方にも、のむシリカの定期便がおすすめです。

天然水の硬度が気になる方によくある質問

天然水の硬度が気になる方によくある質問は、次のとおりです。

• 天然水とミネラルウォーター類の違いは？
• 天然水の購入方法は？
• 日本の天然水の硬度は？

それぞれの質問について、具体的に回答します。

天然水とミネラルウォーター類の違いは？

日本でのミネラルウォーター類の分類方法は、主に次のとおりです ※2。

品名	原水	処理方法
ナチュラルウォーター	特定の水源から採水された地下水	沈殿、ろ過、加熱殺菌
ナチュラルミネラルウォーター	特定の水源から採水された地下水（鉱水、鉱泉水など） ・ミネラル成分が溶け込んでいる	沈殿、ろ過、加熱殺菌
ミネラルウォーター	・複数種類のナチュラルミネラルウォーターを混合したもの ・ナチュラルミネラルウォーターに含まれるミネラル成分を人工的に調整したもの	沈殿、ろ過、加熱殺菌、原水のブレンド、ミネラル成分の調整、紫外線殺菌、オゾン殺菌、曝気など
ボトルドウォーターまたは飲用水	・飲用可能な水（水道水、蒸留水、河川の表流水などのうち、飲用に適しているもの）	規定なし

天然水と呼べるものは、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターの2種類です。

ナチュラルウォーターは、特定の水源から採水された地下水を沈殿やろ過、加熱殺菌で処理したものです。

ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーターに基準以上のミネラル成分が溶け込んだものを指します。

なお、ミネラルウォーターはナチュラルミネラルウォーターを複数種類混合したり、人工的に調整したりしたものであり、処理方法にはオゾン殺菌や紫外線殺菌などもあります。

ミネラルウォーターの処理方法のひとつである曝気（ばっき）とは、水に空気を送り込んで溶け込ませる方法です。

ボトルドウォーターや飲用水は水道水や蒸留水、河川の表流水のうち、飲用できるものを指します。

処理方法には規定がないため、安全性を重視する方や乳幼児や高齢者に与える場合は、ナチュラルウォーターやナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーターを選ぶとよいでしょう。

天然水の購入方法は？

天然水の購入方法は、主に次のとおりです。

• 店舗で購入する
• 通信販売で購入する
• ウォーターサーバーをレンタルする

天然水のペットボトルは、スーパーやコンビニなどで購入できます。

少量のみ購入したい場合は、店舗で買うとよいでしょう。

一方、まとめ買いをしたい方は通信販売がおすすめです。

自宅や近くまで届けてもらえるため、重い水を運ばなくてよいでしょう。

さらに、いつでも冷水や温水を飲みたい、すぐにコーヒーやお茶を淹れたいなどの希望がある方は、温度調整ができるウォーターサーバーがおすすめです。

日本の天然水の硬度は？

日本の水には軟水が多く、天然水も軟水のものが多くあります。

一方でヨーロッパなどで製造されるミネラルウォーターの多くは、マグネシウムやカルシウムが多く含まれているのが特徴です。

そのため、海外産のミネラルウォーターには軟水から硬水まで、さまざまな種類があります。

軟水とひと口に言ってもそれぞれ種類や味わいが異なるため、希望や好みに合うものを選んでみてください。

まとめ

今回の記事では、天然水の硬度や軟水、硬水それぞれの特徴、天然水の硬度に関するよくある質問について解説しました。

天然水の硬度は、水に溶けたカルシウムとマグネシウムの量によって定められています。

軟水は水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量が少なく、硬水は多い点が特徴です。

軟水はまろやかな口当たりで和食などの料理向き、硬水はクセのある味わいで煮込み料理に向いています。

飲みやすさとミネラル含有量の両方を兼ね備えたナチュラルミネラルウォーターを探している方は、中硬水ののむシリカがおすすめです。

のむシリカの特徴やおすすめポイントについても、あわせて解説しました。

のむシリカはミネラル含有量と飲みやすさのバランスが取れた、中硬水のナチュラルミネラルウォーターです。

持ち運びにも便利なペットボトルタイプのため、毎日の水分補給におすすめです。

お得な定期便で頼むと、毎回注文する手間がかからないほか、通常価格より20％OFFとお得な価格で購入できます。

のむシリカを試してみたい方は、ぜひ公式サイトから注文してみてください。

＜参考文献＞
※1 西条市｜水の歴史館　硬い水と軟らかい水
※2 東京水道局｜水源・水質
※商品の情報は公式ホームページを参考にしています