体によい水の選び方とは？シリカ水の特徴や効果も詳しく解説

シリカ水とは骨や皮膚、血液などあらゆる器官に存在するシリカを含んだ水です。

人体を構成する重要なミネラルのひとつですが、体内では生成できず、加齢とともに減少します。

また、美容や健康にとって、十分な水分補給は欠かせません。

本記事で紹介する「のむシリカ」は、シリカ以外にカルシウム、マグネシウム、バナジウムなど、さまざまなミネラルをバランスよく含んだナチュラルミネラルウォーターです。

水分と同時にミネラルを補給できるため、健康維持や美容に効果が期待できます。

のむシリカの特徴やメリットに加え、体によい水についても解説するため、ミネラルウォーターを選ぶ際の参考にしてください。

体によい水とは？

水は、水中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量で定められる硬度によって、軟水と硬水に分けられます。

一般的に日本では硬度0～100mg/L未満が軟水、101～300mg/L未満が中硬水、301mg/L以上が硬水です ※1。

それぞれメリットが異なるため、用途にあわせて水を選びましょう。

ここからは軟水、中硬水、硬水の種類に加え、ミネラル含有量の理想的なバランスについても解説します。

赤ちゃんや高齢者には軟水

軟水は硬度が100mg/L未満で、ミネラル含有量が低い水を指します。

赤ちゃんや高齢者が飲む場合、ミネラル含有量が多い硬水は胃腸に負担をかける可能性が高いため、水分補給やミルクを作る際には軟水を選びましょう。

また、一般的に水に含まれるミネラル成分が少ないほど、スッキリと口当たりもまろやかな味わいで飲みやすく感じられます。

日本の水道水は軟水のため、軟水は日本人に馴染み深く、飲みやすい水といえるでしょう。

飲み心地とミネラル成分のバランスがよい中硬水

硬度が101～300mg/L未満の中硬水は、飲み心地とミネラル成分のバランスがよく、硬水を飲むとお腹がゆるくなる方や、飲みにくいと感じる方におすすめです。

カルシウムと共に骨や歯の形成などに必要なマグネシウムをはじめ、骨量の維持や骨格の構成に重要なカルシウムなどをバランスよく含んでおり、水分補給と同時にミネラル成分も摂取できます ※2。

また軟水よりも比較的ミネラル成分が多く含まれますが、まろやかな味わいで、硬水と比べて口当たりが軽くて飲みやすく、食生活に取り入れやすいでしょう。

ミネラル成分を豊富に摂取したいなら硬水

ミネラルを積極的に摂取したい方は、硬度301mg/L以上の硬水がおすすめです。

ミネラル成分が豊富に含まれているため、口当たりが重たく、苦味など特有の風味が感じられます。

そのため、好みによっては飲みにくいと感じる方もいるでしょう。

また、硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムは多くの灰汁を生成し、柔らかくする効果があるため、肉料理にも適しています ※1。

ただしミネラル成分の独特な風味が素材の味を邪魔するため、和食を作る際には向いていません。

硬水は、人によっては体質に合わない可能性もあり、少量から飲みはじめることをおすすめします。

ミネラル含有量の理想バランスを確認

ミネラルは細胞の機能を維持したり、骨や歯をつくったりするなど、さまざまな働きを担っており、人体の機能を正常に保つために欠かせません。

体内で合成できないため、食事や飲み物、サプリメントなどで摂取する必要があります。

ただし摂取する際は含有量以外に、理想的なバランスでミネラルが含まれているのかも確認しましょう。

たとえば、カルシウムとマグネシウムは2：1の割合が黄金比率といわれ、その割合で摂取すると吸収率が高まるといわれています。

日本人の食事摂取基準（2020年）によると、カルシウムとマグネシウムにおける必要量を満たす量である推奨量は次のとおりです ※4。

	カルシウム	マグネシウム
18～29歳	男性800mg/日 女性650mg/日	男性340mg/日 女性270mg/日
30～49歳	男性750mg/日 女性650mg/日	男性370mg/日 女性290mg/日
50～64歳	男性750mg/日 女性650mg/日	男性370mg/日 女性290mg/日

カルシウムとマグネシウムの推奨量をよく見てみると、18歳から64歳までのすべての年代で黄金比率と言われる約2：1の割合になります。

効率よく摂取するためにも、カルシウムとマグネシウムそれぞれの含有量の割合は事前に確認しましょう。

シリカ水を飲むメリット

シリカ水はシリカが含まれている水であり、シリカは食品衛生法によって健康を損なうおそれのない安全な食品成分として認められています。

シリカは骨や毛髪、爪、血管など体内のあらゆる器官を構成しているミネラルのひとつですが、体内で合成できません。

また加齢とともに減少するため、食事や飲み物から摂取する必要があります。

ここからは、効率的にシリカを摂取できるシリカ水の特徴や効果について解説します。

健康維持や美容に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

シリカ水の特徴

シリカ水は、シリカ以外にもカルシウムやマグネシウム、カリウム、バナジウムなど、さまざまなミネラル成分が含まれており、効率的にミネラルを摂取できます。

前述したように、水の硬度はカルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量によって軟水から硬水までさまざまです。

シリカは体内で日々消耗し、蓄積できないため継続して摂取する必要がありますが、シリカ水ならいつもの水分補給と同時に摂取できます。

シリカ水は、健康な身体作りのため、重要な構成成分であるシリカを手軽に摂取したい方におすすめです。

シリカ水の効果

シリカは血管、皮膚、骨、毛髪、筋肉など体内のあらゆる器官に存在しますが、体内で生成できず、加齢とともに減少するミネラルです。

皮膚などを構成する重要なタンパク質であるコラーゲンを増やすほか、コラーゲン同士をつなぐエラスチンの結びつきを強くするため、シリカを補給することで美容にもさまざまな効果を発揮するでしょう。

また、水を飲むことも健康や美容には欠かせません。

水分補給と同時に効率的にシリカを摂取できるシリカ水は、多忙により食事がおろそかになりがちの方や、美容や健康のために水を飲みたい方におすすめです。

のむシリカについて

のむシリカは、シリカをはじめとする人体に必要なミネラル成分を補給できる天然水です。

食品マネジメントシステムの国際規格であるISO22000や、200項目以上の厳しいチェック項目があるJ-FOODSなどを取得し、徹底的な品質管理をおこなっています。

ミネラル成分などを一切添加していない無添加の天然水を加熱殺菌していますが、水自体にミネラル成分が溶け込んでいるため、加熱後もその成分量に変化がないことが特徴です。

そのため、のむシリカは料理に利用してもミネラル含有量は変わりません。

硬度は130mg/Lであり、ミネラル含有量と飲みやすさのバランスがよい中硬水です。

また、のむシリカはシリカ以外にカルシウム、マグネシウム、カリウム、炭酸水素イオンなど、さまざまなミネラル成分を含んでいます。

前述したように、のむシリカにもカルシウムとマグネシウムが黄金比率の約2：1の理想的な割合で含まれているため、吸収効率もよいでしょう。

含有量が理想的なバランスであるのみでなく、気軽に料理にも利用できるのむシリカは、忙しい方や継続できるのか不安な方にもおすすめです。

美容と健康維持に役立つ水を探している方は、ぜひ検討してみてください。

のむシリカと硬度別ナチュラルミネラルウォーターを比較

のむシリカをはじめとするナチュラルミネラルウォーターには、さまざまな種類があります。

硬水や軟水のナチュラルミネラルウォーターと、のむシリカについて、1Lあたりのミネラル成分含有量を次のとおりまとめました。

ナチュラルミネラルウォーターを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。

	のむシリカ	エビアン	いろはす（清田）
硬度	130mg/L（中硬水）	304mg/L（硬水）	31.8mg/L（軟水）
カルシウム	31.0mg	8.0mg	6.8mg
マグネシウム	14.0mg	2.6mg	3.6mg
カリウム	5.7mg	ー	1.6mg
シリカ	97.0mg	ー	ー
炭酸水素イオン	170.0mg	ー	ー
サルフェート	30.0mg	ー	ー
バナジウム	34.0μg	ー	ー

硬水のエビアンと軟水のいろはすには、シリカやバナジウムなどのミネラル成分は表記されていません。

一方、のむシリカはカルシウム、マグネシウム、シリカに加え、カリウムや炭酸水素イオン、サルフェート、バナジウムなどのミネラル成分をバランスよく含んでいます。

霧島連山の大地に育まれた天然水を利用しており、スッキリとした味わいで飲みやすい中硬水です。

料理にも利用できるため習慣化しやすく、不足しがちなミネラルを効率的に摂取できるでしょう。

体によい水に関するよくある質問

ここからは、体によい水に関するよくある質問の3つに回答します。

さまざまな水の中から、どのように選べばよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

間違った知識で水を選ぶと、健康に悪影響を及ぼす恐れがあるため注意しましょう。

買ってはいけないミネラルウォーターの見分け方は？

買ってはいけないミネラルウォーターのポイントは3つです。

まず、日本で発売していない海外製のミネラルウォーターや、見慣れないパッケージのミネラルウォーターは避けましょう。

回転率が低く在庫が滞留しやすいため、製造から長期間経過し劣化している可能性があります。

次に、ミネラル含有量が極端に多い場合もおすすめできません。

ミネラル含有量が多いほど独特の風味が強くなります。私たち日本人は軟水に慣れているため、硬水を取り入れてみたい方も、まずは中硬水のミネラルウォーターから飲み始めてください。

最後に、ミネラルウォーターを選ぶ際は、pH値も確認しましょう。

pH値は水素イオン濃度を示しており1から6は酸性、7は中性、8から14はアルカリ性をあらわします ※5。

水質が酸性やアルカリ性に傾くと、水道水の場合は配管などの腐食作用が進むため、飲料水としてはpH7～8程度が適しているといわれています。

最適なpH値に関する具体的な根拠などは明確にありませんが、ミネラルウォーターを選ぶ際には低過ぎたり、高過ぎたりするpH値のものは避けるとよいでしょう。

ペットボトルの水を飲むのはやめた方がよいと聞いたけど？

のむシリカはもちろん、大抵のミネラルウォーターはペットボトルで販売されています。

持ち運びやすく、直接飲めるため便利です。

しかし、ペットボトルの水は、口をつけると口の中から菌が入ります。

そのまま放置すると菌は増殖し、食中毒の原因になるため注意が必要です。

未開封の場合は安全ですが、開封後は早めに飲み切りましょう。

またペットボトルから直接飲まずにコップに注いで飲む、飲み残したペットボトルを放置しないなど、最後まで衛生的に飲めるように気をつけてください。

水道水は体によい水なの？

東京都内の131地点で測定した硬度の平均値は60mg/L程度であり、令和元年度の硬度の試験結果によると最高値は調布市の96.9mg/Lでした ※6。

全国の硬度の平均値は48.9mg/Lであり、日本の水道水は、ほぼ軟水といえるでしょう ※7。

日本の水道水は、厳しい品質管理がおこなわれているため安全性は高いものです。

しかし軟水はミネラル含有量が少なく、体内で生成できないミネラル成分を摂取したい方が飲むには適していません。

シリカ、カルシウム、マグネシウムなど、健康や美容のためにミネラル成分を補給したい場合は、のむシリカをはじめとするナチュラルミネラルウォーターがおすすめです。

まとめ

シリカ水は、体のあらゆる器官に存在するミネラル成分であるシリカを含んだ水です。

体内で生成できないミネラルは、食事や飲み物で補う必要がありますが、シリカ水なら水分補給と同時にミネラルを摂取できます。

のむシリカはシリカ以外にカルシウムやマグネシウムなど、さまざまなミネラル成分を含んでおり、料理にも利用できるため毎日の食生活にも取り入れやすいでしょう。

カルシウムとマグネシウムの含有量の割合が理想的なバランスであり、続けることで美容や健康維持に効果が期待できます。

日本の水道水はほぼ軟水でミネラル含有量も少ないため、ミネラルを積極的に摂取したい方は、のむシリカをはじめとするシリカ水がおすすめです。

＜参考文献＞
※1 西条市｜水の歴史館　硬い水と軟らかい水
※2 厚生労働省 e－ヘルスネット｜マグネシウム
※3 厚生労働省 e－ヘルスネット｜カルシウム
※4 厚生労働省｜「日本人の食事摂取基準（2020年版）」
※5 東京都水道局｜水質〈水道水の安全性・その他〉
※6 東京都水道局｜水源・水質
※7 東京大学｜あなたの水道水、「硬さ」調べました ～ 日本全国水道水の硬度分布 ～
※商品の情報は公式サイトを参考にしています