浄水器のおすすめ20選！ポット・蛇口直結・据え置き・ビルトイン型の人気商品を紹介

日本の水道水は、そのままでも飲める水ですが、塩素のにおいが気になり、飲み水や料理への使用に抵抗を感じる方も多いでしょう。

しかし、近年の物価高騰により家計が圧迫され、ペットボトル飲料の購入をなるべく控えたいと考える方が増えています。

水道水に含まれる塩素を除去する浄水器を設置すれば、においが気にならなくなり、味わいもよくなるでしょう。

本記事では、水道水の不純物を取り除くおすすめの浄水器を種類別に紹介します。

選び方や使用上の注意点も詳しく解説するため、水道水を安全に使用したいと考える方はぜひ参考にしてみてください。

浄水器とは？

浄水器には複数のメリットがありますが、設置には相応のコストがかかるため、慎重に検討する必要があります。

ここからは、浄水器の効果や役割について詳しく解説します。

浄水器について正しく理解したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

水道水の塩素を除去

浄水器には、水道水に含まれている塩素を除去したり、減少させたりする役割があります。

日本の水道水は、水道法により厳しく水質基準が定められており、そのままでも飲めるほど安全性の高さが保証されています。

しかし、不純物が含まれていないわけではなく、残留塩素やカルキ臭、カビ臭やサビなど、口にした際に味やにおいに違和感を感じる場合もあるでしょう。

浄水器を使用すれば、残留塩素やカルキ臭などの不純物を除去でき、よりおいしい水道水を楽しめます。

飲み水・料理に活用

浄水器できれいになった水は、飲み水や料理に活用できます。

日本の水道水はそのまま摂取しても問題ありませんが、浄水器で不純物を取り除いた水は、さらにおいしく安全に飲めるでしょう。

また、浄水器により不純物が取り除かれた水は、料理への使用にも適しています。

たとえば、野菜や米を洗う際に水道水を使うと、塩素の働きにより本来含まれているビタミンの一部が失われます。

一方、浄水器を通した水は、一般的な水道水と比較して塩素量が少ないため、ビタミンの損失は軽減され、野菜や米に含まれる栄養素を失わず摂取できます。

また、水道水に含まれている塩素は、独特のカルキ臭を発生させるため、料理の味や風味に影響を及ぼす可能性があることも否定できません。

水道水のカルキ臭が苦手な方は、浄水器の効果を感じやすいでしょう。

浄水器の4つの種類

ここからは、浄水器の4つの種類について紹介します。

種類ごとに特徴が異なるため、これから浄水器の導入を検討する方はぜひ参考にしてみてください。

ポット型

ポット型の浄水器は、水道水を注ぐのみで不純物を除去できる浄水器です。

ポット型の浄水器には、内部にろ過フィルターを内蔵したカートリッジが搭載されており、水道水を注いでから数分程度でポット内の水をろ過します。

ポット型の浄水器のメリットは、冷蔵庫で冷やしながら不純物を取り除けることです。

飲み水として使用したい方にはおすすめといえるでしょう。

ただし、ポット型の浄水器は、ほかの種類と比較してフィルターの交換頻度が高い点がデメリットです。

フィルターの費用はそれほど高額ではありませんが、交換には手間がかかるため、こまめな管理が難しい方にはおすすめできません。

蛇口直結型

蛇口直結型は、蛇口部分に直接取り付けられる浄水器です。

専用のカートリッジを取り付けることで、蛇口をひねればすぐに浄水が使用できます。

料理や洗い物にも使用しやすく、4種類の中でも人気が高いタイプの浄水器です。

蛇口直結型の浄水器は、工事不要で簡単に取り付けられますが、蛇口の設計により取り付けできない場合もあります。

導入を検討する方は、購入前に自宅の蛇口が取り付けに対応しているかを必ず確認しましょう。

据え置き型

据え置き型の浄水器は、キッチンの蛇口からホースをつないで設置するタイプの浄水器です。

蛇口直結型の浄水器とは違い、設置するスペースが必要です。

据え置き型の浄水器は大型の商品が多く、シンク周りの場所をとる点がデメリットといえるでしょう。

しかし、カートリッジのサイズが大きく、短時間で多くの水をろ過できるため、水の使用量が多い家庭にはおすすめです。

また、据え置き型の浄水器は、ポット型や蛇口直結型の浄水器と比較して本体価格が高額になる傾向があります。

フィルターの寿命は長いため、ランニングコストは比較的安く抑えられますが、初期コストがかかる点を念頭に置いておきましょう。

ビルトイン型

ビルトイン型の浄水器は、シンクの下にホースやタンクを設置するタイプの浄水器です。

タンクが大容量で浄水能力も優れており、フィルターの寿命も長いため、ポット型や蛇口直結型のように頻繁に交換する必要はありません。

また、シンクの下に浄水器やホースを設置するため、キッチン周りがスッキリ見えます。

ただし、設置する際は基本的に業者による工事が必要です。

初期導入のハードルが高いため、希望する際はリフォームやリノベーション、引越しなどのタイミングで工事を済ませるとよいでしょう。

浄水器の選び方

浄水器には複数の種類があり、それぞれ特徴が大きく異なります。

また、同じ種類の浄水器でも、商品により価格や性能が異なるため、自身の使い方に合った浄水器を選ぶことが重要です。

ここからは、浄水器の選び方のポイントについて詳しく解説します。

これから浄水器の導入を検討する方は、ぜひ参考にしてみてください。

フィルターのろ材

浄水器を選ぶ際は、フィルターのろ材タイプをチェックしましょう。

浄水器が除去できる不純物の範囲は、使用するろ材の組み合わせにより異なります。

浄水器のフィルターに使用されている一般的なろ材の種類と除去対象物質をまとめた表は次のとおりです。

ろ材の種類	除去できる物質
活性炭	残留塩素、カビ臭、トリハロメタン、農薬
中空糸膜	カビ臭、鉄サビ、濁り、一般細菌
セラミック	一般細菌、カビ臭、赤サビ、濁り
ROフィルター	残留塩素、一般細菌、カビ臭、トリハロメタン、鉛、農薬、病原菌、放射性物質

メーカーは、家庭用品品質表示法により、浄水器のろ材の種類を消費者に明確に示さなければいけません。

そのため、気になる浄水器を見つけたら、品質表示に示されているろ材の種類を確認し、除去できる物質を把握しましょう。

カートリッジの交換時期

浄水器のカートリッジを交換する時期は、浄水器のタイプや使用水量、環境により異なります。

一般的に、ポット型や蛇口直結型は交換頻度が多く、2～12か月での交換が推奨されます。一方、据え置き型やビルトイン型は、年に1回程度の交換でよい場合が大半です。

また、目安の交換期限に達しない場合でも、使用する水量が多いと早めにカートリッジを交換する必要があります。

さらに、水道水の品質が悪化する要因になる工事や断水の直後や、古い水道管を使用する場合は、通常よりも不純物が多く含まれる水をフィルターに通すため、交換頻度を早めるとよいでしょう。

基本的には、目安の期限よりも早めに交換すれば、カートリッジが詰まる心配はなく、浄水器を正常に使用できます。

管理が難しい場合は、カートリッジ交換のタイミングが表示される浄水器もあるため、購入の際に検討するのもよいでしょう。

ろ過流量

浄水器を比較する際は、ろ過流量の数値をチェックしましょう。

ろ過流量とは、1分間に浄水可能な水量を指します。

浄水器の効果を最大化させるためには、ろ過流量の範囲内で水を流すことが重要です。

勢いよく水を出し過ぎてろ過流量を上回ると、浄水器による不純物の除去が追いつきません。

そのため、浄水器を選ぶ際は、可能な限りろ過流量の多い商品を選ぶことがおすすめです。

一般的に、浄水器のサイズが大きいほどろ過流量も多くなります。

比較する際は、なるべく同じ種類の浄水器でろ過流量を比較しましょう。

コスパ

浄水器を選ぶ際は、導入費用はもちろん、必要なランニングコストを含め、コスパがよいかを比較してみましょう。

浄水器で必要なランニングコストは、主にフィルターの交換費用です。

浄水器を使用し続けると、フィルター部分に不純物が溜まり劣化します。浄水効果を維持する場合は、定期的なフィルター交換が必要です。

浄水器の種類や商品により、フィルターの寿命や価格は異なります。たとえば、蛇口直結型や水栓一体型の浄水器のフィルターは安い傾向にありますが、2〜12か月に1回程度の交換が必要です。

一方、据え置き型やビルトイン型など、大型の浄水器のフィルターは高額ですが、交換頻度は1年に1回程度と少ない傾向にあります。

浄水器のコスパは、ランニングコストを比較し、フィルター本体の価格のみならず、交換頻度も踏まえて計算しましょう。

浄水器適合マークの有無

浄水器を選ぶ際は、浄水器適合マークの有無を確認しましょう。

浄水器適合マークは、JIS規格および浄水器協会が定める規格基準を満たした商品に表示が認められるマークです。

有害物質の除去性能が高く、安全性が保証された商品の証であるため、浄水器の表示を見てもよくわからないと悩む方は、浄水器適合マークの有無を判断材料にしてもよいでしょう。

液晶機能の有無

浄水器の中には、液晶機能が搭載された商品があります。

液晶部分には主にフィルターの使用量や使用日数などが表示されるため、交換時期の管理に役立ちます。

フィルターを交換しないまま浄水器を使用し続けると、浄水機能が低下したり、雑菌が繁殖したりする恐れがあります。

液晶機能が搭載された浄水器を使用すれば、フィルターの交換忘れを効果的に防げるため、自己管理が苦手な方は、浄水器を選ぶ際にチェックしてみてください。

また、浄水器の液晶部分には、フィルターの交換目安のみならず、適切な水量が表示される商品もあります。

浄水効果が発揮される水量を視覚的にわかりやすく把握できるため、不純物を徹底的に除去したい方におすすめです。

メーカー別の浄水器の特徴

浄水器はさまざまなメーカーから販売されていますが、特徴や費用が異なります。自身の使用環境にあわせた適切な浄水器が選択できるよう、4つのメーカーの商品を具体的に紹介します。

浄水器の導入を検討する方は、参考にしてみてください。

パナソニック

パナソニックは、家電の製造、販売する大手メーカーの一つです。シンプルなデザインの商品が多く、カートリッジの交換頻度は6～12か月に1度と比較的少なく、使いやすさから人気があります。

蛇口直結型や据え置き型を取り扱っていますが、使用可能残量やカートリッジ交換のタイミングが一目でわかる液晶表示タイプもあります。

有害性や蓄積性があるとされる有機フッ素化合物であるPFOSやPFOAを含む19物質を除去できる高い浄水能力も好評の理由です。

東レ

東レは、化学製品を開発、販売するメーカーで、独自技術を生かして開発された浄水器のろ材に特徴があります。

中空糸フィルターや合成繊維、合成樹脂が使用された高除去カートリッジにより、短時間で浄水が可能です。

また、カートリッジ交換時期がわかりやすく表示されるデジタル技術も搭載されています。

商品ラインナップは、ポット型や蛇口直結型、ビルトイン型のほか、浄水シャワーもあり、飲み水や料理で使用するキッチンや、髪や肌に優しい風呂場でも浄水器の使用ができます。

ブリタ

ブリタは、ドイツを中心にスイスやイギリスなどグローバルに事業を展開するメーカーです。

4層のフィルターを通すカートリッジが特徴で、活性炭が塩素や味に影響する物質を除去し、強力なイオン交換樹脂が、銅や鉛などの金属成分を取り除きます。

商品ラインナップは、ポット型やカラフェ型であり、使用量にあわせて好みのサイズが選べます。

また、外出先でも便利な持ち運べるペットボトル型もあり、サスティナブルな考えに適したエコな商品も人気です。

三菱ケミカルクリンスイ

三菱ケミカルクリンスイは、浄水処理や排水処理システムを開発している三菱レイヨンのグループ会社です。

浄水能力が高い中空糸膜フィルターを使用しており、赤さびを除去できると人気です。

中空糸膜フィルターとは、中空糸膜と呼ばれる、内部が空洞なストロー状の繊維の集合体であり、細かい孔により赤かびを取り除きます。

商品ラインナップは、ポット型や浄水器内蔵型、ビルトイン浄水器型などがあり、好みのデザインやカートリッジの取り換え方法などで選択できます。

【ポット型】おすすめ浄水器5選

ここからは、ポット型でおすすめの浄水器を厳選して5つ紹介します。

ポット型の浄水器の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

トレビーノ PT306SV

東レのトレビーノ PT306SVは、コンパクトな設計で冷蔵庫に入れやすいポット型の浄水器です。

容量は0.8Lで、1～2人暮らしの家庭におすすめの大きさです。

スリム設計のため冷蔵庫のドアポケットに入れやすく、取っ手付きで出し入れしやすい点がメリットです。

カートリッジ内の空気がスムーズに抜ける独自のろ過システムを採用しており、1分間に約0.3Lの水道水をろ過できます。

カートリッジの交換目安は約2～3か月で、交換時期が可視化されるダイヤルが蓋部分に搭載されているため、交換時期も楽に管理できます。

トレビーノ PT302SV

東レのトレビーノ PT302SVは、JIS S 3241基準を満たした適合マーク対象の高除去モデルポット型浄水器です。

フィルターのろ材は、活性炭およびイオン交換体が使用されており、JIS規格で定められた対象項目のうち12項目の不純物を除去できます。

また、1分間に約0.4Lの水をろ過できるSVカートリッジを使用しており、高い除去性能を維持したまま、素早く多くの水道水をろ過します。

カートリッジの交換目安は約2～3か月に1回です。

蓋裏部分で開始日を設定すると、上面に交換日の目安が表示されます。

幅157mm×高さ282mm×奥行103mmのコンパクト設計のため、置き場を選ばず、冷蔵庫のドアポケットにも収納しやすいでしょう。

三菱ケミカル・クリンスイ CP508

三菱ケミカル・クリンスイのCP508は、家族が多い家庭にもおすすめできる大容量タイプのポット型浄水器です。

全容量3.6Lとポット型浄水器の中では大きめのサイズで、飲み水から料理にまで幅広く活用しやすい点がメリットです。

ろ過中に使用しても、ろ過前の水と混ざらない特殊な構造を採用しており、ろ過時間を待つストレスを感じさせない設計です。

カートリッジの交換時期は、蓋部分に搭載されているダイヤルで管理できます。

交換時期の目安は約3か月に1回と、ポット型浄水器の中では一般的です。

ただし、ろ過流量は1分間に0.1Lと少なめのため、水を入れてすぐに使用したい場面では、もどかしさを感じることもあるでしょう。

ブリタ スタイル

ブリタのスタイルは、ポット型浄水器の最上位モデルとして販売されている商品です。

サイズは幅241mm×高さ274mm×奥行105mmで、全容量2.4Lと大きめの設計のため、2人暮らしからファミリー層まで幅広く使用できます。

蓋部分はフリップトップ式を採用しており、片手で楽に開閉できます。

水の補充時にストレスを感じにくい設計は、スタイルが持つメリットの一つといえるでしょう。

また、カートリッジの交換時期が迫るとLEDライトが点滅します。

ポット型浄水器の多くはダイヤル式を採用していますが、スタイルはよりわかりやすく交換時期の管理が可能です。

イーテック ウルオ

イーテックのウルオは、天然鉱石を配合したろ材が特徴のポット型浄水器です。

カルシウムやマグネシウム、カリウムなどの18種類の天然ミネラルが、ろ過後の浄水に溶け出しています。

フィルター部分には特殊技術を応用した湿式成形活性炭を採用しており、除去性能はポット型浄水器の中でもトップレベルといえるでしょう。

通常の活性炭では除去しきれない水道水の汚れまで取り除けるため、より安心して料理や飲み水に使用できます。

また、ウルオはカートリッジの寿命にも優れています。

一般的に、ポット型浄水器におけるカートリッジの寿命は約100〜200Lが平均的な数値ですが、ウルオは約400Lまで使用可能です。

1日2L使用する家庭でも半年以上交換する必要がないため、頻繁な交換が面倒な方にはとくにおすすめの浄水器といえます。

【蛇口直結型】おすすめ浄水器5選

ここからは、蛇口直結型でおすすめの浄水器を厳選して5つ紹介します。

蛇口直結型の浄水器の導入を検討している方は、ぜひ検討してみてください。

トレビーノ スーパースリム705T

東レのトレビーノ スーパースリム705Tは、手元が見やすいスリムタイプの蛇口直結型浄水器です。

本体手前部分のレバーを切り替えるのみで、浄水ストレート、原水シャワー、原水ストレートの異なる3つのモードが選択できます。

浄水はストレートタイプの水流方式のため、口が狭い容器でも楽に注げます。

また、原水の2つのモードでは50℃までのお湯が使用できるため、洗い物にもおすすめです。

ろ材には活性炭および中空糸膜を使用しています。

カートリッジの交換目安は約1～2か月に1回と短めですが、10日単位で交換時期の目安を管理できる目盛りが付いているため管理は楽です。

パナソニック TK-CJ12

パナソニックのTK-CJ12は、コストパフォーマンスと手入れのしやすさが人気の蛇口直結型浄水器です。

付属のカートリッジの総ろ過水量は4,000Lと非常に多く、交換目安は約1年に1回です。

蛇口直結型の中ではトップクラスでフィルターの寿命が長いため、交換の手間が省けるほか、ランニングコストの節約にもつながります。

シャワー部分は簡単に取り外しが可能で、手入れがしやすいこともメリットの一つです。

汚れを溜め込むことなく、衛生的に使用しやすい浄水器といえます。

使用するろ材は、不織布、活性炭、セラミック、中空糸膜の4種類で、除去対象物質は17物質と多く、高い浄水効果が期待できます。

三菱ケミカル・クリンスイ CB023

三菱ケミカル・クリンスイのCB023は、コンパクトサイズでシンクが広々と使用できる蛇口直結型の浄水器です。

JIS S 3201家庭用浄水器試験方法で定められた対象11物質、および浄水器協会で定められた対象3物質に対して高い除去効果が証明されており、浄水能力は申し分ありません。

カートリッジ部分はスライド方式を採用しており、手前にスライドさせるのみで簡単に取り外せます。

また、浄水の吐き出し口がカートリッジ部分と一体の設計のため、カートリッジを交換するごとに吐き出し口も新しくなります。

衛生面が気になる方にもおすすめの商品といえるでしょう。

トレビーノ カセッティ 206SMX

東レのトレビーノ カセッティ 206SMXは、時短浄水機能でストレスを感じさせない蛇口直結型の浄水器です。

ろ過流量は1分間に約3Lと非常に多いため、飲み水や料理に使用するのみならず、洗い物にも活用できます。

吐き出し口には0.4mm径の極細シャワーを採用しており、水はねによりシンク付近が汚れる心配もありません。

また、トレビーノ カセッティには液晶機能が搭載されています。

カートリッジの残量が1L単位で表示されるため、交換時期がわかりやすい点もメリットです。

ただし、カートリッジの交換目安は約1～2か月に1回と短めです。

除去対象物質は16項目に対応しており、残留塩素やカビ臭のみならず、トリハロメタンやクロロホルムなどの物質も取り除くことができます。

クリタック ロカシャワーCP3

クリタックのロカシャワーCP3は、首振りタイプで使いやすさに定評がある蛇口直結型の浄水器です。

吐き出し口の向きを360度自由自在に変更でき、水流をシャワーとストレートの2種類に切り替えられます。

シンクの隅々まで浄水が届きやすいため、洗い物への使用もおすすめです。

ろ材には活性炭を使用しており、残留塩素や農薬、カビ臭を除去できます。

カートリッジの交換目安は約3か月に1回で、蛇口直結型の浄水器としては一般的といえるでしょう。

【据え置き型】おすすめ浄水器5選

ここからは、据え置き型でおすすめの浄水器を厳選して5つ紹介します。

据え置き型の浄水器の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

パナソニック TK-AS31

パナソニックのTK-AS31は、アルカリイオン水が作れる据え置き型の浄水器です。

ボタン一つでアルカリイオン水と浄水を簡単に使い分けられるため、さまざまな用途に活用できます。

アルカリイオン水には、胃もたれや胃の不快感など、胃腸症状を改善させる効果があるため、飲み水として摂取するほか、料理への活用もおすすめです。

セラミック入り活性炭を使用した独自構造のカートリッジを使用しており、19項目に対応した高い浄水能力を実現しています。

カートリッジの交換目安は約1年に1回で、ほかの種類の浄水器と比較して交換の手間がかからない点がメリットの一つです。

パナソニック TK-HS92

パナソニックのTK-HS92は、性能面と利便性の両方を兼ね備えた最上位タイプの据え置き型浄水器です。

アルカリイオン水や浄水、弱酸性水など、用途にあわせて8種類の水をボタン一つで使い分けられます。

飲み水や料理、洗い物以外にも、洗顔や赤ちゃんのミルク作りなど幅広い用途への活用が可能です。

また、本体部分には液晶画面が搭載されており、カートリッジの交換時期や現時点の使用量、使用日数がわかりやすく表示されるため、管理しやすい特徴があります。

さらに、TK-HS92はカートリッジの寿命が約2年と非常に長く、頻繁に交換する必要がありません。

カートリッジの交換頻度を極力減らしたい方におすすめの浄水器です。

ドリームバンク ビューク 8年タイプ

ドリームバンクのビューク 8年タイプは、8年間カートリッジの交換が不要な逆流洗浄機能付きの据え置き型浄水器です。

浄水能力は80,000Lで、ほかのメーカーの浄水器と比較しても、群を抜いてカートリッジの寿命が長持ちします。

交換の手間を少なくしたい方やランニングコストを抑えたい方には、おすすめの浄水器です。

除去できる有害物質は19項目に上り、浄水能力についても申し分ありません。

最新型の高性能Ｗ活性炭を使用しており、高い浄水能力を維持しながら長寿命化を実現しています。

また、ビューク 8年タイプには逆流洗浄機能が搭載されています。

水道水に含まれている塩素本来の働きを活用して浄水器の清潔さを保てるため、衛生面が気になる方にもおすすめです。

ゼンケン アクアセンチュリープラス

ゼンケンのアクアセンチュリープラスは、コンパクトかつ高性能な据え置き型浄水器であるアクアセンチュリースマートに活性炭をプラスした商品です。

ろ材には、活性炭、不織布、中空糸膜を使用しており、除去対象物質はJIS規格の17項目と、鉄、アルミニウム、PFOSまたはPFOAの3項目を加えた20項目です。

カートリッジの交換目安は約1年に1回で、据え置き型の浄水器の中では一般的な頻度といえるでしょう。

キッツマイクロフィルター ピュリフリー

キッツマイクロフィルターのピュリフリーは、特殊構造を使用した長寿命のカートリッジが魅力の据え置き型浄水器です。

フィルター部分には4層ろ過構造を採用しており、身体に必要なミネラルを透過しながら有害物質を逃さずキャッチします。

除去対象物質はJIS規格の17項目と、浄水器協会で定められた3物質の計20物質です。

ろ過流量は1分間に3.5Lで、クラス最高流量を誇ります。

ピュリフリーは2年間使い切りタイプの据え置き型浄水器で、カートリッジの定期的な交換は必要ありません。

カートリッジと切替コックは丸ごと切り替えられるため、汚れが溜まりがちな吐き出し口も清潔な状態で使い続けられます。

【ビルトイン型】おすすめ浄水器5選

ここからは、ビルトイン型でおすすめの浄水器を厳選して5つ紹介します。

ビルトイン型の浄水器の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ゼンケン アクアホーム

ゼンケンのアクアホームは、専用水栓を設置するタイプのビルトイン型浄水器です。

カートリッジとホースをシンクの下に収納するため、シンク周りを圧迫せず、シンプルさを保ちながら安全な浄水を使用できます。

また、スワンネックタイプの専用水栓は、見た目も美しくスタイリッシュに魅せられるため、キッチン周りの景観を損ねたくない方にもおすすめです。

除去対象物質はJIS規格の17項目と、鉄、アルミニウム、PFOSまたはPFOAの3項目に対応しています。

6ステップのろ過層により、有害物質を徹底的に除去できます。

ろ過流量は1分間に約4.5Lで、カートリッジの交換目安は約1年に1回と、ビルトイン型浄水器の中では平均的といえるでしょう。

KVK K1620GNSMB

KVKのK1620GNSMBは、シンプルかつスタイリッシュな専用水栓が特徴のビルトイン型浄水器です。

ろ材には、活性炭、中空糸膜、イオン交換繊維、不織布を採用しており、除去対象物質はJIS規格の17項目と、鉄とアルミニウムの2項目です。

ろ過流量は1分間に約3Lで、カートリッジの交換目安は1日20L使用すると仮定した場合、約1年に1回です。

また、給水管への浄水の逆流を防止する逆止弁が付いているため、より安全に浄水器を使用できることもメリットです。

シーガルフォー X-1BE-GA01

シーガルフォーのX-1BE-GA01は、ドイツの老舗水栓金具メーカーであるグローエ社とのコラボレーションモデルです。

美しく洗練されたデザインで、キッチンにスタイリッシュさを求める方から高い人気を博しています。

使用される独自の浄化媒体であるストラクチャード・マトリックスは、ほかの技術の応用ではなく、水の浄化のみを目的に開発された媒体です。

有害物質の除去効果を限りなく100％に近い領域まで高めており、不純物以外の細菌やウィルスに至るまで徹底的に取り除きます。

一方、人間の身体に必要なミネラルは透過させるため、飲み水としてもおすすめです。

ドリームバンク アンダーシンク浄水器 ビューク

ドリームバンクのアンダーシンク浄水器 ビュークは、ランニングコストを低く抑えたい方におすすめのビルトイン型浄水器です。

浄水能力は128,000Lで、1日70L使用した場合のカートリッジの交換目安は約5年に1回です。

使用量やランニングコストを気にせず、長期間安心して使い続けられる点は大きなメリットといえるでしょう。

また、ビュークは本体部分にステンレス素材を使用しています。

ビルトイン型の浄水器は、汚れや傷などの手入れが行き届かないケースが多いため、耐久性や防汚性に優れた本体構造は安心できるポイントです。

マルチピュア浄水器 MODEL-750BJ

マルチピュア浄水器のMODEL-750BJは、浄水器の国際基準であるNSFの認定を受けた、浄水能力世界No.1の浄水器です。

4層構造の圧縮成型活性炭フィルターを使用し、鉛や水銀、トリハロメタンなどの有害物質をきれいに除去します。

また、専用水栓の設置で、2つの蛇口で水道水と浄水を使い分けられます。

傷や汚れが付きにくいステンレス素材を採用しているほか、10年保証も付帯されるため、長期間安心して使用できるでしょう。

カートリッジの交換目安は、1日46L使用した場合で約12か月に1回です。

取り付け時は専門業者による工事が必要ですが、カートリッジの交換は自身でおこなえます。

浄水器を使用する際の注意点

浄水器をより安全に、かつ効果的に使用するためには、いくつかの注意点を守る必要があります。

ここからは、使用上の注意点について詳しく解説します。

フィルター・カートリッジを交換する

浄水器の機能を最大限発揮するためには、フィルターやカートリッジの定期的な交換が必要です。

浄水器のフィルター部分は、不純物をろ過する役割を果たします。

使用すると不純物が蓄積するため、交換時期を過ぎているにもかかわらず古いフィルターの使用を続けると、不純物の除去効果が低下したり、目詰まりにつながったりします。

また、使用期限を過ぎたフィルターは雑菌やカビの温床になりかねません。

ダイヤルや液晶パネルで楽に交換頻度を管理できる浄水器もあるため、自己管理が苦手な方は参考にしてみてください。

清潔に保つ

浄水器を安全に使用するためには、適切な手入れをおこない、清潔に保つことが重要です。

浄水器の手入れを怠り、不衛生な状態で使い続けると、雑菌が繁殖して身体に悪影響を及ぼす恐れがあります。

とくに汚れが溜まりやすいのは吐き出し口付近です。

一緒に取り外せる蛇口直結型のタイプは簡単に洗えますが、取り外し不可の浄水器はこまめに汚れをチェックしましょう。

また、浄水器の種類や商品により、手入れの方法や必要な清掃頻度は異なります。

取扱説明書を十分に確認したうえで、定期的に適切な手入れをおこないましょう。

水のおいしさ・安全性が気になる方に『のむシリカ』

水のおいしさや安全面が気になる方は、浄水器以外の選択肢として『のむシリカ』をおすすめします。

『のむシリカ』は、累計販売本数1億本を突破した大人気のナチュラルミネラルウォーターです。

現代人の身体に不足しがちなミネラルが豊富に含まれているほか、徹底した品質管理により安全性の高さにも定評があります。

ここからは、『のむシリカ』の特徴について詳しく解説するため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

安全性の高い水分補給アイテム

『のむシリカ』は、防腐剤や保存料が一切使用されていません。

霧島連山の大地で採水された天然水は、130℃で10秒間加熱殺菌されています。

衛生的なボトリングにこだわる徹底した品質管理から、ISO 22000やJ-FOODSの認証を取得しています。

『のむシリカ』は、常温でも飲みやすい中硬水で、さっぱりとした飲み口が特徴のため、毎日の水分補給アイテムとしてもおいしく続けやすい商品です。

ミネラル成分が豊富

『のむシリカ』には、長い年月をかけてミネラルが溶け込んでいます。

『のむシリカ』の1Lあたりのミネラル含有量は次のとおりです。

ミネラルの種類	1Lあたりの含有量
カルシウム	31.0mg
マグネシウム	14.0mg
カリウム	5.7mg
シリカ	97.0mg
炭酸水素イオン	170.0mg
サルフェート	30.0mg
バナジウム	34.0μg

『のむシリカ』には、1Lあたり97.0mgのシリカが含まれています。シリカは、身体のさまざまな組織に存在するミネラル成分です。

普段の食生活を送ればシリカが不足する可能性は少ないものの、シリカの体内蓄積量は、成人の場合、乳幼児の半量程度まで減少するといわれています。

『のむシリカ』から手軽にシリカを摂取できれば、1日に推奨されるシリカ摂取量40mgを補え、美容や健康を維持したい方は積極的に摂取するとよいでしょう。

また、『のむシリカ』は、カルシウムとマグネシウムが黄金バランスで含まれることが特徴です。

カルシウムとマグネシウムは相互作用を持つミネラル成分で、黄金比2：1で摂取すると、体内での吸収や使用効率が高まります。

不足しがちなミネラルをバランスよく効率的に摂取したいと考える方に、『のむシリカ』はおすすめの商品といえるでしょう。

浄水器に関するよくある質問

ここからは、浄水器に関するよくある質問に回答します。

同様の疑問を感じた際には、ぜひ解決の参考にしてみてください。

一人暮らしに浄水器は必要？

一人暮らしに浄水器が必要かどうかは、健康への関心度や自宅の水道水の状態などにより異なるため、一概にはいえません。

たとえば、普段からコンビニやスーパーなどでペットボトル飲料を頻繁に購入する方は、浄水器できれいになった水を飲むことで、支出やごみの発生が抑えられるメリットがあります。

また、水道水のにおいが気になる方であれば、世帯人数は関係なく浄水器の導入がおすすめといえるでしょう。

ただし、浄水器の導入には初期費用とランニングコストがかかります。

とくに一人暮らしの場合は水の使用量が限られるため、コストパフォーマンスを踏まえて慎重に検討しましょう。

賃貸でも設置できる？

浄水器は賃貸でも設置できますが、設計の違いにより自宅の水栓に設置できない場合もあるため、購入前に取り付けが可能かどうかをチェックしましょう。

また、シンクの下に浄水器を設置するビルトイン型の浄水器は、業者による取付工事が必要なケースがあります。

専用水栓をつなぐためにシンク周りを改造する行為は、貸主との契約違反に該当する恐れがあるため、注意が必要です。

災害時の非常用浄水器はある？

浄水器はさまざまな種類が販売されていますが、なかには災害時を想定した非常用浄水器もあります。

災害で断水した場合、必ずしも自身の元に給水車や支援物資が届けられる保証はありません。

また、給水車が来ても重たい水を持ち運ぶことは困難であり、とくに小さい子どもや高齢の方は、十分な飲み水を確保できない状況が考えられます。

非常用浄水器があれば、大抵の水を飲料水として浄水できます。

万が一の事態に備えて、災害グッズとともに準備しておくとよいでしょう。

まとめ

浄水器は種類により必要な費用や有害物質の除去効果が大きく異なるため、それぞれの特性を正しく理解したうえで、自身に適した商品を選ぶことが重要です。

浄水器の購入を検討する際は、本記事で紹介した商品も選択肢に入れて比較してみてください。

また、ペットボトル飲料で手軽に水分補給したいと考える方には、品質管理が徹底され、豊富なミネラルを摂取できる『のむシリカ』がおすすめです。

身体の内側から健康を維持し、美容の調子を整えたい方は、公式サイトで詳細をチェックするとよいでしょう。お時に購入できる定期便サービスも充実しているため、『のむシリカ』の購入を検討してみてください。