水道水でもシリカ摂取はできる？シリカの効能やシリカ水との違いも解説

シリカは二酸化ケイ素とも呼ばれ、人間の骨や血管、皮膚、毛髪などあらゆる器官に存在するミネラルです。

健康や美容に効果的ですが体内で生成できないため、食事や飲み物から摂取する必要があります。

水道水にもシリカは含まれていますが、効率的に摂取したい方はシリカ水がおすすめです。

しかしシリカ水をどのように選べばよいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。

本記事ではシリカ水に興味がある方に向けて人気のシリカ水3選に加え、最もおすすめなのむシリカについて解説します。

水道水とシリカ水の違いも詳しく解説するため、シリカ水を選ぶ際に役立つでしょう。 ぜひ参考にしてください。

水道水に含まれるシリカについて

シリカはケイ素と酸素が結合した二酸化ケイ素の別名で、水道水にも含まれています。

シリカは骨や皮膚、血液などあらゆる器官に存在しており、生命の維持に欠かせない重要なミネラルです。

最初にシリカの基本的な情報や美容と健康維持との関係について解説します。

シリカは体内生成できない微量ミネラル

ミネラルには多量ミネラルと微量ミネラルの2種類があり、シリカは微量ミネラルに分類されます。

体内のさまざまな器官に存在し、細胞を構成する重要なミネラルです。

体内のシリカは加齢に伴って減少し、30代では0歳児の半分以下になるといわれています。

また体内で合成や蓄積ができないため、継続して摂取しなくてはいけません。

シリカと美容・健康維持の関係

健康を維持するために、シリカは欠かせないミネラルです。

シリカはコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質や、エラスチンといった保湿成分にも関わっています。

体内で合成できないため、シリカが不足するとアンチエイジングに関わる皮膚や髪を含むさまざまな器官に悪影響を及ぼします。

若々しく、元気に毎日を過ごしたい方はシリカを積極的に摂取しましょう。

水道水にシリカが含まれる理由

火山国である日本は花崗（かこう）岩や石英粗面（せきえいそめん）岩などシリカを多量に含む土壌が多い傾向があります。

なかでも鹿児島県霧島市や大分県竹田市は地下水や河川水のシリカ濃度が高く、水道水に含まれるシリカ含有量も高いことがわかっています。

ただし水道水のシリカ含有量は採水地によって異なるうえ、シリカ以外のミネラルもほぼ含まれていません。

積極的にシリカを摂取したい方はシリカ水を飲みましょう。

水道水のシリカは純水装置を破損させることも

水道水は河川水や地下水を浄水して各家庭に供給されますが、シリカ濃度が高いと缶石によって純水装置が破損する可能性があります。

缶石は水中に含まれる不揮発性溶解質および不溶解性物質が水の蒸発によって濃度が高まり、析出して伝熱面に付着したものです。

水質の悪化や蒸留効率の低下、ヒーターの過熱破損などの原因になるため注意しましょう。

純水を作る際はイオン交換方式で不純物を取り除きますが、水道水のシリカ含有量によってはイオン交換樹脂を通すとよりシリカ濃度が高くなります。

純水を製造する際は、破損しないよう最適な純水処理方式を選びましょう。

水道水とシリカ水の違い

シリカ水には水道水にないさまざまなメリットがあります。

しかし、日本の水道水はシリカ水と何が異なるのでしょうか。

ここからは水道水とシリカ水の違いについて3つ解説します。

シリカ水なら好みの硬度から選べる

日本では一般的に硬度0～100mg/L未満の水を軟水、101～300mg/L未満の水を中硬水、301mg/L以上の水を硬水としており、日本の水道水はほぼ軟水です。

軟水は口当たりが軽くスッキリとした味わいですが、ミネラルはほぼ含まれていません。

硬水はミネラルが豊富ですが、独特の風味が苦手な方も多いのでしょう。

一方、シリカ水をはじめとする中硬水はミネラルによるまろやかな風味と飲み心地のよさが特徴です。

飲みやすく、ミネラルを積極的に摂取したい方はバランスのよい中硬水を選びましょう。

いつでもシリカが摂取できる

水道水は自宅にいないと飲めないうえに、シリカ含有量も地域によって異なります。

すぐにシリカを摂取したい方は、ペットボトルのシリカ水が便利です。

ペットボトルなら手軽に持ち運べるため、場所や時間を選ばずシリカを摂取できます。

また、シリカ以外にさまざまなミネラルを摂取できる点もメリットのひとつです。

ミネラルは体内で合成や蓄積ができないため、継続して摂取する必要がありますが、ペットボトルなら生活習慣に取り入れやすく、多忙な方でもシリカ水を続けやすいでしょう。 　

災害用の備蓄も可能

災害がいつ起こるかは、誰にも予測できません。

ガスや電気、水道などのライフラインが止まった場合に備え、食料とあわせて水も1日あたり3Lを目安に、3日分を人数分備蓄しておきましょう※1。

また、水道水より長持ちするペットボトルのミネラルウォーターがおすすめです。

シリカ水にはさまざまな種類がありますが、厳しい品質管理の徹底により、未開封で約2年間保存可能な商品もあります。

万が一の際に安心して飲めるよう、長期間保存できる商品を選びましょう。

人気のシリカ入りナチュラルミネラルウォーター3選

シリカ水は健康や美容に対する意識が高い方を中心に人気を集めており、さまざまな商品があります。

シリカ水を選ぶ際は、無添加の天然水を加熱殺菌しボトリングしたナチュラルミネラルウォーターがおすすめです。

ここからは、数多くの商品のなかから人気の高いシリカ入りナチュラルミネラルウォーターを3つ解説します。

シリカシリカ

シリカシリカはアクアポリンの透過性が高く、1Lあたり72mgのシリカが含まれているミネラルウォーターです。

アクアポリンとは細胞内外の水分の行き来をコントロールしているタンパク質です。

アクアポリンを通過しやすいシリカシリカは、細胞に効率よく水分を供給し活性化する作用が期待できます。

またシリカシリカには炭酸水素イオンやサルフェートなども含まれているため、同時にさまざまミネラルが摂取できる点もメリットであるといえるでしょう。

シリカシリカは複数のオンラインショップや店舗で販売されており、気軽に購入できます。

シリカシリカを試してみたい方は、最寄りの取扱店舗を利用しましょう。

日田天領水

日田天領水は日田盆地で採水され、1Lあたり約90mgのシリカを含んでいます。

カルシウムやマグネシウムの含有量が少ないため硬度も低く、口当たりがまろやかで飲みやすい軟水です。

500mLのペットボトルでモンドセレクションの最高金賞をはじめとする国際的な賞を数多く受賞しており、世界的にもおいしいと認められています。

放射物質の検査や有機フッ素化合物検査などの結果も公開されているため、安心して飲めるでしょう。

硬度の低い軟水かつ衛生的な工場で製造されていることから、赤ちゃんのミルクや離乳食を作る際にもおすすめです。

のむシリカ

のむシリカはミネラル含有量が豊富な鹿児島県霧島市の天然水を加熱し、ボトリングしたナチュラルミネラルウォーターです。

美容や健康に対する意識が高い方から人気を集め、累計売上本数は8,500万本を突破しました。※2023年7月現在

のむシリカはシリカ含有量が多く、炭酸水素イオンやバナジウムなどシリカ以外のミネラルも豊富です。

また、カルシウムとマグネシウムは黄金比率で含まれているため、高い吸収率も期待できます。

料理や飲み物にも利用でき、沸騰してもミネラル含有量がほぼ変わりません。

徹底した品質管理により未開封なら約2年保存可能なため、災害用の備蓄水としてもおすすめです。

シリカ水の中でも『のむシリカ』がおすすめである理由とは？

シリカ水にはさまざまな種類がありますが、のむシリカはシリカ含有量の多さ以外にも複数のメリットがあります。

3つの理由を詳しく解説するので、シリカ水を選ぶ際の参考にしてください。

シリカ含有量の多さ

1日に必要なシリカは10mg～40㎎といわれており、成人では1日で約40㎎消費します。

しかしシリカは体内で合成できず、蓄積もできないミネラルのため、1日の消費量を上回る量を継続して摂取しなくてはいけません。

のむシリカなら1Lあたり97.0mgのシリカが含まれており、500mLのペットボトルを1本飲めば1日に必要なシリカを摂取できます。

シリカ含有量が少ないと多くの水を飲まねばならず、継続は難しいでしょう。

のむシリカはシリカ含有量がトップクラスに多く、効率的にシリカを摂取したい方におすすめです。

シリカ以外のミネラル成分も豊富

ミネラルは細胞の機能を維持するさまざまな機能を担っており、健康の維持や美容には不可欠です。

のむシリカはシリカ以外にカルシウム、マグネシウム、カリウム、バナジウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。

添加物を入れていないナチュラルミネラルウォーターのため、吸収率も期待できるでしょう。

シリカ水を選ぶ際は、のむシリカのようにほかのミネラルもあわせて摂取できるミネラルウォーターを選びましょう。

カルシウム・マグネシウムを黄金比率で摂取できる

カルシウムとマグネシウムは、どちらも人体にとって不可欠なミネラルです。

またカルシウムとマグネシウムは摂取比率が重要で、マグネシウムはカルシウムの摂取量に対し、半分の量とするのが理想であるといわれています。

厚生労働省による摂取推奨量は、次の通りです※2。

	カルシウム	マグネシウム
18～29歳	男性800mg/日 女性650mg/日	男性340mg/日 女性270mg/日
30～49歳	男性750mg/日 女性650mg/日	男性370mg/日 女性290mg/日
50～64歳	男性750mg/日 女性650mg/日	男性370mg/日 女性290mg/日

のむシリカはカルシウムが31mg、マグネシウムが14mgとほぼ2：1で含まれており、黄金比率で摂取可能です。

沸騰後もミネラル成分がほぼ失われない

のむシリカは長い年月をかけ、ミネラルが溶け込んだ天然水をボトリングしています。

ラベルは加熱殺菌後のミネラル含有量が表示しており、沸騰させてもミネラルはほぼ失われません。

またのむシリカで炊飯すると、水道水を利用した場合より米の甘みやコクが強くなります。

味噌汁や煮込み料理など水を利用する料理に取り入れれば、より効率的にミネラルを摂取できるでしょう。

また、のむシリカに含まれるカルシウムやマグネシウムには肉を柔らかくする効果もあります。

水を飲むことが苦手な方は、水出し茶やコーヒーなどでのむシリカを積極的に利用しましょう。

まとめ

日本は火山国のため、水道水にもシリカが含まれています。

しかしシリカは成人で1日あたり40mg消費するといわれており、水道水のみのシリカ含有量では足りません。

シリカを効率的に摂取したい方は、シリカ水を飲みましょう。

シリカ水には多数の商品がありますが、シリカ含有量が多くさまざまなミネラルを同時に摂取できるのむシリカがおすすめです。

のむシリカにはカルシウムとマグネシウムが黄金比率で含まれており、吸収率にも期待できます。

健康や美容に気をつけている方は、ぜひのむシリカを検討してみてください。

＜参考文献＞
※1　内閣官房内閣広報室｜災害に対するご家庭での備え～これだけは準備しておこう！
※2　厚生労働省｜日本人の食事摂取基準（2020年版）｜1―7　ミネラル
※商品の情報は公式ホームページを参考にしています。