カロリーが高い飲み物とは？高カロリーなペットボトル飲料や摂取時の注意点も解説

「飲み物からカロリーを摂ることをなるべく避けたい」「高カロリーで注意すべき飲み物について知りたい」と考えている方も多いでしょう。

飲み物にはカロリーが高いものが多く、飲みすぎはカロリーオーバーにつながります。

今回の記事では、カロリーが高い飲み物の特徴からペットボトル飲料を摂取する際の注意点まで、詳しく解説します。

カロリーの高い飲み物の注意点について知りたい方や、カロリーが低い飲み物を探している方は、ぜひ参考にしてください。

カロリーが高い飲み物とは？

砂糖や乳製品、アルコールが含まれる飲み物は、高カロリーになりやすいため注意が必要です。

カロリーが高い飲み物の代表として、次のようなものが挙げられます。

• 炭酸飲料
• フラペチーノ
• カクテル
• 乳製品を含むもの
• ビール

それぞれの飲み物の特徴やカロリーが高くなる原因について、解説します。

炭酸飲料

炭酸飲料は砂糖が多く含まれており、高カロリーになりがちです。

爽やかで飲みやすい口あたりのため、飲みすぎにつながる危険性があります。

ダイエット中の方は、炭酸飲料を控えた方がよいでしょう。

ただし、炭酸自体には血行促進効果があり、冷えやむくみの解消に効果的です。また、炭酸に含まれるガスが胃の中に充満すると満腹感も得られます。

ダイエット中に炭酸飲料を飲みたい方は、糖質を含まない炭酸飲料を選ぶようにしましょう。

フラペチーノ

カフェなどで販売されているフラペチーノは、アイスのように甘くて冷たく、デザート代わりになる人気商品ですが、生クリームやシロップが多く使われているため、カロリーが高めです。

また、冷たいフラペチーノは体を冷やし、むくみや冷えにつながる恐れもあるため、ダイエット中の方はできるだけ控えた方がよいでしょう。

ダイエット中にフラペチーノを飲む場合は、小さめのサイズにしたり低脂肪や無脂肪のミルクに変更したりすると、摂取カロリーを抑えられるでしょう。

カクテル

カロリーが高い飲み物は、ノンアルコールのみに限りません。

アルコールを含む飲み物もカロリーが高いものが多く、とくにカクテルは糖質が高くなりやすいため注意しましょう。

カクテルの中でも、ミルク系のカクテルや甘みが強いものは、カロリーが高めです。

お酒を飲む際は、なるべく甘みが入っていない糖質オフのものを選んでください。

また、アルコールを摂取すると食欲が増進し、食べすぎる恐れもあります。

おつまみは揚げ物ではなく高タンパク、低カロリーな刺身や枝豆にするなど、組み合わせにも気をつけましょう。

乳製品を含むもの

乳製品や砂糖を含むミルクシェイクやミルクティー、ミルクコーヒー、ラテ系の飲み物なども、高カロリーです。まろやかでコクがあり、口あたりがよいため、飲みすぎにも注意しましょう。

また、乳製品を含む飲み物には、トッピングに生クリームやチョコレートソースが用いられることもあり、カロリー過多につながります。

トッピングは少量でもカロリーが高く、血糖値が急上昇して肥満につながりやすくなるため注意が必要です。

紅茶やコーヒーを飲む際は、なるべくストレートやブラックで飲むようにしましょう。

ビール

ビールにはアルコールと糖質が含まれています。糖質は1gあたり4kcal、アルコールは1gあたり7kcalです。

糖質オフのビールもありますが、糖質が0になるのみで、アルコールは含まれており、カロリーオフにはならないため、注意してください。

喉ごしのよいビールは、ごくごくと飲みがちですが、適切な量を守り飲むようにしましょう。

【比較】高カロリーのペットボトル飲料8選

コンビニなどで購入できる飲み物のうち、とくに高カロリーなものは次のとおりです。

• デカビタC パワー GIGANT
• BOSS とろけるカフェオレ
• コカ・コーラ
• 三ツ矢サイダー
• ファンタメロンソーダ
• カルピスウォーター
• 小岩井 ミルクとコーヒー
• 午後の紅茶 ミルクティー

それぞれの飲み物の特徴や、カロリーについて解説します。

デカビタC パワー GIGANT

デカビタC パワー GIGANTは、爽快感のある炭酸と喉ごしが特徴の飲料ですが、糖類が多く含まれており、100mlあたり40kcalと高カロリーです。

600mlのペットボトルで販売されているため、1本飲むと240kcalものカロリーを摂取します。

スッキリと爽やかな飲み口のため、飲みすぎる可能性があります。糖質が多く含まれるため、一度に1本を飲み切らないように気をつけましょう。

BOSS とろけるカフェオレ

BOSS とろけるカフェオレは、深煎りコーヒーに生クリームを加えたまろやかなカフェオレです。

コクのある濃厚な味わいがおいしいため、好んで飲む方もいるでしょう。

ただし、とろけるカフェオレには、生クリームや砂糖がたっぷりと含まれており、100mlあたり48kcalと高カロリーです。

飲みすぎに注意し、カップに注いで小分けに飲むなど工夫してください。

コカ・コーラ

コカ・コーラは、唯一無二の味わいが人気の炭酸飲料で、爽やかな飲み口が特徴です。

しかし、通常のコカ・コーラには糖類が多く、100mlあたり45kcalのエネルギーが含まれているため、小さめのペットボトルで購入するなどして、飲みすぎを防止しましょう。

また、コカ・コーラには、糖質ゼロのものやカロリーゼロのものなど、さまざまな商品ラインナップがあります。

カロリーを控えめにしたい方は、検討してみてください。

三ツ矢サイダー

三ツ矢サイダーもコカ・コーラと同様に、国民的な人気の炭酸飲料で、爽やかなほどよい甘みが特徴です。

三ツ矢サイダーに含まれるエネルギーは、100mlあたり42kcalで、糖分が多く含まれます。

ただし、三ツ矢サイダーには特定保健用食品である「三ツ矢サイダー W」や、カロリーゼロかつ糖質ゼロの「三ツ矢サイダー ゼロストロング」もあるため、カロリーや糖質を控えめにしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

ファンタメロンソーダ

ファンタ メロンソーダのペットボトル商品は、セブン＆アイ限定商品で、鮮やかな色合いと、華やかなメロンフレーバーが特徴です。

ファンタにはグレープやオレンジなどの種類もありますが、いずれも含まれる糖類の量が多く、高カロリーです。

ファンタ メロンソーダは、100mlあたり56kcalと非常にカロリーが高いため、飲みすぎに注意してください。

カルピスウォーター

カルピスウォーターは、甘酸っぱい味わいが特徴的で、乳酸菌が含まれています。

乳酸菌は、腸内環境を整える役割があるため、積極的に摂取したい栄養素のひとつです。

カルピスウォーターは、スッキリと爽やかな飲み口ですが、100mlあたり46kcalと高カロリーのため、乳酸菌を摂取したい方は、無糖のヨーグルトや飲むヨーグルトを食べましょう。

カルピスウォーターには「糖質60％オフ」や「PLUS カルシウム」「カラダカルピス BIO」などの健康に考慮した商品も展開されています。健康に気を遣いたい方は、選んでみてください。

小岩井 ミルクとコーヒー

小岩井 ミルクとコーヒーには、まろやかなミルクがたっぷりと含まれています。

コクがあるミルクの風味が感じられるため、少量でも満足感を得られ、午後のティーブレイクにぴったりです。

甘さとコーヒーのバランスがちょうどよく人気がありますが、100mlあたり40kcalものエネルギーが含まれるため、飲みすぎは避けましょう。

小さめの280ml缶も販売されています。大容量ではなく、小さめサイズのものを購入すると飲みすぎを抑えられるでしょう。

午後の紅茶 ミルクティー

午後の紅茶 ミルクティーは、茶葉を丁寧に抽出した濃厚で本格的なミルクティーです。

砂糖と乳脂肪がたっぷりと含まれているため、100mlあたり36kcalとカロリーが高めです。

同じ午後の紅茶シリーズには、無糖のストレートティーもあるため、カロリーが気になる方は他の商品もチェックしてみてください。

なお、ストレートティーやレモンティーにも甘みが含まれています。ダイエット中の方は無糖を選びましょう。

カロリーの高い飲み物が健康へ及ぼす悪影響

カロリーが高い飲み物はおいしい一方で、飲みすぎると健康を害する恐れがあります。

カロリーが高い飲み物の飲みすぎによる、健康に及ぼす悪影響は、次のとおりです。

• 肥満や糖尿病のリスクが高まる
• 虫歯になる

それぞれのリスクについて、具体的に解説します。

肥満や糖尿病のリスクが高まる

カロリーが高く口あたりがよい飲み物を飲みすぎると、肥満を招きます。

飲み物だからと油断せず、栄養成分表示を確認し、摂取カロリーを気にするようにしましょう。

また、飲み続けると、血糖値を下げるホルモンの「効き」が悪くなり、糖尿病の発症リスクが上昇する恐れがあります。

肥満のみならず病気の発症にも関わるため、カロリーの高い飲み物を摂取しすぎないよう、十分注意しましょう。

虫歯になる

甘い飲み物は、虫歯の原因になりかねません。ジュースなどに含まれる糖分が口の中で細菌のエサになり、酸が産生されて歯のエナメル質が溶ける可能性があります。

虫歯菌の活性化を抑えるためにも、甘い飲み物や糖質が多く含まれる飲み物は、なるべく控えましょう。

また、それらを摂取した後は、早めの歯磨きが大切です。

とくに眠っている間は、口の中で細菌が増殖しやすいため、就寝前の歯磨きは忘れずにおこないましょう。

高カロリーの飲み物に関する4つの注意点

高カロリーの飲み物に関する注意点は、次のとおりです。

• 過剰摂取しない
• 栄養成分表示に注意
• 満腹になりづらいため食べすぎに注意
• 低糖質の飲料をこまめに摂取

それぞれの詳しい注意点について、具体的に解説します。

過剰摂取しない

高カロリーの飲み物は、少量なら問題ありませんが、飲みすぎるとカロリーオーバーにつながります。

糖質が多く含まれる飲み物を過剰摂取すると、血糖値があがり、インスリンの過剰分泌により肥満になりやすくなるため注意しましょう。

肥満は糖尿病をはじめ、さまざまな疾患の原因になります。

健康的な食事に加え、運動習慣や適切な睡眠時間を確保し、生活習慣を整えることが大切です。

高カロリーな飲み物は飲む量に注意し、水分を摂る場合は、可能な限り糖質が含まれないものを選びましょう。

水分補給には、加糖されていないナチュラルミネラルウォーターや緑茶、麦茶、ルイボスティーがおすすめです。

栄養成分表示に注意

飲み物の栄養成分は、多くが100mlあたりのエネルギー表示になっている点にも注意が必要です。

1本あたりのエネルギーではないため、カロリーを確認する場合は1本分に計算し直してチェックしましょう。

たとえば、1本500mlのペットボトル飲料の栄養成分表示が100mlあたり50kcalだった場合、1本飲むと250kcal摂取したことになります。

一般的に、1日の間食は200kcal程度が適量ですが、1本飲むと軽く超えることになるでしょう※1。

多くのペットボトルは500mlや600mlのため、すべて飲むとカロリーオーバーになります。

また、含まれる原材料名は、左から多い順番に記載されています。

はじめに糖質や乳製品の名称が記載されている場合は、高カロリーの飲み物である可能性が高いでしょう。

満腹になりづらい

飲み物は、食べ物よりも胃に滞留する時間が短いものです。満腹感が得られにくく、飲みすぎるため摂取量には十分注意しましょう。

高カロリーの飲み物の場合、ペットボトル1本分のカロリーが、おにぎり1個分になることがあります。

飲み物よりも固形物の方が満腹感や栄養素を得られるため、お腹を満たしたい場合は、おにぎりやサンドイッチなどがおすすめです。

糖質は、人体のエネルギーになることから必要な栄養素ですが、日本人の食事に多く含まれるので、摂取過多には気をつけましょう。

低糖質をこまめに

高カロリーの飲み物は、糖質が多く含まれ、水分補給に向いていません。

高カロリーの飲み物で水分を補給しようとすると、必要以上の糖質を摂取する可能性が高いでしょう。

ナチュラルミネラルウォーターや緑茶、麦茶などの低糖質、低カロリーの飲み物を、水分補給に用いるよう心がけてみてください。

また、運動後などで水分とともにミネラルが不足している場合は、スポーツドリンクも活用してみましょう。

ただし、スポーツドリンクには糖分が多く含まれているため、飲みすぎには注意が必要です。

一度に大量に飲むと尿として排出され、水分が吸収されにくいため、なるべくこまめに摂取してください。

起床後や食事前、食後、就寝前などタイミングを決めて水分補給をするとよいでしょう。

ミネラル豊富な『のむシリカ』を水分補給に！

毎日の水分補給には、ミネラルが豊富な「のむシリカ」がおすすめです。

のむシリカの特徴は、次のとおりです。

• 糖質ゼロでミネラル豊富
• 常温でもスッキリ爽快な飲み口

具体的に解説します。

糖質ゼロでミネラル豊富

のむシリカと他の商品1Lあたりに含まれる成分の比較表です。

	のむシリカ	日田天領水	フィジーウォーター
シリカ（mg）	97.0mg	約90.0mg	93.0mg
カルシウム（mg）	31.0mg	8.0mg	18.0mg
マグネシウム（mg）	14.0mg	2.0mg	15.0mg
カリウム（mg）	5.7mg	9.0mg	5.0mg

のむシリカは、他の商品と比較して、シリカやミネラルが豊富に含まれています。

カルシウムとマグネシウムは2：1の配合であり、摂取比率が理想的です。

ミネラルは、人体の構成に重要な成分のため、積極的に摂取しましょう。

ミネラルを効率よく補給したい方は、ぜひのむシリカを毎日の水分補給に取り入れてみてください。

常温でもスッキリ爽快

のむシリカは、飲みやすさとミネラル含有量のバランスが取れた中硬水です。硬水のような独特の風味や苦味がないため、常温でもスッキリと爽快な飲み口で、おいしく水分補給できます。

また、持ち運びに便利な500mlのペットボトルタイプの商品もあるため、外出先でも手軽に飲める点がメリットです。

高カロリーな飲み物からのむシリカに変えることで、摂取カロリーが減り、さまざまなミネラルが同時に摂取できるでしょう。

まとめ

今回の記事では、カロリーが高い飲み物の特徴や具体的な商品をはじめ、高カロリーな飲み物が健康を害する原因、飲み物を選ぶ際の注意点について解説しました。

炭酸飲料やジュースのほか、乳製品やアルコールが含まれる飲み物は、カロリーが高いため注意が必要です。

高カロリーな飲み物は、飲みすぎることが多く、肥満や生活習慣病の原因になりかねません。

毎日おいしく水分補給できる飲み物を探している方には、ミネラルが豊富なのむシリカがおすすめです。

のむシリカは、爽やかな飲み口のナチュラルミネラルウォーターで、持ち運びにも便利なペットボトル入りです。

水分補給は、健康な生活に欠かせません。ぜひのむシリカを取り入れてみてください。

＜参考文献＞
※1　厚生労働省｜e-ヘルスネット｜間食のエネルギー（カロリー）
※商品の情報は公式サイトを参考にしています。