ご飯は水次第でおいしくなる？水の量や種類、おいしい炊き方も徹底解説！

日本人の食卓に欠かせないものといえば、白米のご飯ではないでしょうか。

炊き立てのご飯はふっくらとしており、噛めば噛むほど甘みが増します。

おいしいご飯を食べるために、お米の銘柄にこだわりがある方も多いでしょう。

しかし、おいしさを左右する重要な要素として「水」に注目している方は少ないかもしれません。

今回の記事では、ご飯を炊く際の水について紹介します。

水の分量やおいしく炊く方法、ご飯にこだわりのある方におすすめしたい「のむシリカ」についても詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

ご飯をおいしく炊く3つの基本

「ご飯に味の違いはない」「炊飯器で炊けばどれも同じ」と考える方もいるでしょう。

近年、高性能な炊飯器が数多く販売されていますが、ご飯をおいしく炊く基本をおさえれば、誰でも簡単にふっくらとした炊き立てご飯が食べられます。

ここからは、ご飯を炊く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。

浸水時間は十分に

ご飯をおいしく炊くためには、お米を研いだあとの「浸水時間」が重要です。

適切な浸水時間を確保すると、お米に芯が残りにくく、ふっくらとやわらかなご飯が炊き上がります。

浸水時間の目安は、水温や季節により異なります。浸水速度は水温が低いほど遅くなるため、冬場は浸水時間を長めに確保するとよいでしょう。

夏は30分、冬は2時間程度の浸水がおすすめです。

さらに、浸水時間を考える際にはお米の状態も考慮してください。

新米は浸水時間が短くても吸水しやすく、一方、古米は吸水しにくいため浸水時間は長めがよいといわれています。

ご飯の好みは人それぞれです。炊いてみて柔らかすぎると感じる方は、浸水時間を調整するなど工夫しましょう。

適切な水加減

お米を炊く際の水加減も、おいしく炊き上げるために大切です。

一般的に、普通精米の適切な水の分量は米量の1.2倍と考えられています。お米1合は約180mlであるため、適切な水の量は216mlです。

しかし、米の種類により適切な水の分量は異なり、玄米は白米よりも水を吸収するため、1.5倍程度の水が適量です。

一度炊いてみて、好みのご飯の硬さになるように調整してください。

水の種類にこだわる

ご飯を炊く際に質の高い水を使用すると、おいしさが増します。

お米は乾物のため、水に触れた瞬間から一気に水分を吸収します。

浸水に使用する水はもちろん、お米を研ぐ際に使用する水の種類にもこだわってみてください。

最初に洗う水は、ミネラルウォーターか洗浄済みのきれいな水が適しており、炊飯時は水道水かミネラルウォーターがおすすめです。

日本の水道水は水質基準が厳しく定められているため、安全かつおいしく、炊飯に使用しても問題はありません。

しかし、水道水で気になる点は「塩素」ではないでしょうか。次の項で、水道水を使用するメリットとデメリットを紹介します。

水道水で炊飯するメリットとデメリット

「水道水でもおいしいご飯が炊けるのだろうか」と疑問に思う方も多いでしょう。

水道水を安全にするための塩素が原因で、独特の塩素臭やカルキ臭を生じさせる場合があります。

ここからは水道水で炊飯するメリットやデメリットのほか、塩素を除去する方法も詳しく解説します。

【メリット】手間やコストがかからない

水道水のメリットは、蛇口をひねればすぐに準備できる手軽さで、手間やコストがかからないため、便利で経済的です。

さらに、日本の水道水は世界的に見ても非常に安全性が高く、炊飯や料理作りにも役立ちます。

日本の水道水は殺菌消毒されているほか、最近では浄水処理に加えて高度浄水処理をされているケースも増えています。

【デメリット】残留塩素によるカルキ臭

日本の水道水の問題点を挙げるとすれば、塩素が含まれている点です。

塩素には病原菌を殺菌する力がある一方、独特な「カルキ臭」を生じさせます。

水道水中の残留塩素濃度は、健康に問題がないレベルですが、カルキ臭が気になる方がいるかもしれません。

臭いは味覚に大きく影響するため、なるべくならカルキ臭は避けたいところです。

残留塩素を除去する方法

水道水でも残留塩素を除去すれば臭いが気にならなくなり、おいしいご飯が炊き上がります。

水道水の塩素を除去するためには、煮沸が効果的です。水道水の塩素は熱に弱く、煮沸により除去できます。

汲み置きした水道水を日光に数時間当て、紫外線により塩素分解する方法もありますが、雑菌が繁殖する危険性があるうえ、汲み置きする時間の確保が必要です。

一番手軽な方法は、浄水器の活用でしょう。市販の浄水器を蛇口に設置すれば、塩素除去された水が使えます。

ただし、手入れをしなければ機能性が低下するため、浄水器のカートリッジは定期的に交換しましょう。

ミネラルウォーターで炊飯するメリットとデメリット

日本の水道水はおいしくて安全ですが、やはり質の高さを求めるならばミネラルウォーターがおすすめです。

貴重なミネラルが摂取できる点に加え、香りがよく味わい深いご飯に仕上がります。

しかし「味に変化があるのだろうか」「コストがかかるから悩ましい」など気になる点も多いでしょう。

水道水とミネラルウォーターのどちらがよいのか迷っている方のために、ミネラルウォーターで炊飯するメリットやデメリットをまとめました。

【メリット】残留塩素によるカルキ臭がない

多くのミネラルウォーターは加熱処理されており、塩素が用いられていません。

そのため、カルキ臭の影響を受けない点が最大のメリットです。

カルキ抜きや煮沸が面倒と感じている方や浄水器を設置されていない方は、ミネラルウォーターを炊飯時に使ってみてください。

【デメリット】水の硬度が味わいに影響

ミネラルウォーターで炊飯する際、お米との相性を考える必要があります。

ミネラルウォーターには硬水や中硬水、軟水があり、ご飯をおいしく炊きたい場合は「中硬水」または「軟水」がおすすめです。

ミネラルのなかでもマグネシウムとカルシウムの量が多いミネラルウォーターが硬水、少ないものは軟水とされており、一般的に海外製のミネラルウォーターの多くは硬水です。

硬水でご飯を炊くと、米表面にカルシウムが付着して水分の吸収を妨げます。硬くぼそぼそとした仕上がりになるため、おすすめできません。

【厳選】炊飯時におすすめの水を紹介

ご飯をおいしく炊くためには「中硬水や軟水のミネラルウォーター」がおすすめですが、ミネラルウォーターの種類は多く、何を選べばよいのかわかりづらいでしょう。

ここからは、炊飯におすすめの水を紹介します。

い・ろ・は・す（清田）

CMでもよく見かける「い・ろ・は・す」ですが、採水地は7か所に分かれています。

とくに北海道札幌市清田区から採水した水は、白旗山を水源とした地下水で、優しい飲み心地が特徴です。

軟水でありながらミネラルがバランスよく含まれており、健康維持に必要不可欠な栄養素が摂取できます。

サントリー天然水

「サントリー天然水」は、水分補給や料理に適した軟水です。ミネラル成分がほどよく含まれており、スッキリと清涼感のある味わいが特徴です。

サントリー天然水はウォーターサーバーもあるため、日常生活に取り入れたい方は導入を検討しましょう。

磨かれて、澄みきった日本の水

伊藤園の「磨かれて、澄みきった日本の水」は、2種類のフィルターを活用して不純物を取り除いており、高い安全性が確保されています。

良質なミネラルはそのままの状態であるため、料理に活用すれば健康維持や美容に効果が期待できる、安心品質のミネラルウォーターです。

話題のケイ素が含まれるシリカ水もおすすめ！

最近では、健康や美容を意識している方におすすめの「シリカ水」が注目されています。

シリカとは、体を構成する重要なミネラル成分です。

体内のシリカ量は加齢とともに減少しますが、人間の体では生成されない成分でもあるため、食品や飲料水からの補給が必要です。

シリカを豊富に含む「シリカ水」でこまめに水分補給をおこなえば、効率よくシリカが摂取でき、美容や健康を保つ効果が期待できます。

しかし、シリカに特化したミネラルウォーターの種類は限られるため、自身に適切なものを見極めるようにしましょう。

『のむシリカ』でいつものご飯をさらにおいしく！

シリカ水のなかでも「のむシリカ」は、ミネラル量が多く飲みやすい中硬水のナチュラルミネラルウォーターです。

常温でも飲みやすく、水分補給はもちろん料理にも適しています。

ここからは、のむシリカの特徴を紹介します。

豊富なミネラルを黄金比で摂取

のむシリカは、その名の通りシリカを豊富に含みます。

代表的なほかの商品との比較は、次のとおりです。

1ℓあたりの含有量	のむシリカ	い・ろ・は・す（清田）	サントリー天然水
カルシウム	31.0mg	6.8mg	1.0～24.0mg
マグネシウム	14.0mg	3.6mg	0.2～11.0mg
シリカ	97.0mg	–	–

のむシリカは、シリカ以外のミネラルもバランスよく含まれており、なかでもカルシウムとマグネシウムの比率は黄金比率とされている2：1です。

飲みやすく、ミネラルが豊富に摂取できる数少ないナチュラルミネラルウォーターです。

料理やホットでも変わらずミネラルチャージ

のむシリカで炊いたご飯は、水道水で炊くよりも甘みやコクが強くおいしく仕上がり、お米特有のやさしい香りも十分に感じられるでしょう。

のむシリカは加熱してもミネラル含有量が大きく変わらないため、ご飯のみならず料理にも活用できます。

常温でもおいしく飲める中硬水

ご飯を炊く際は、お米とミネラルウォーターの相性を考える必要があります。

ミネラル量が豊富な「硬水」はお米の水分の吸収を妨げるため、炊飯には適しません。

一方「中硬水」は硬水と軟水のメリットをあわせ持ち、ミネラル豊富であるにもかかわらず飲みやすい点が特徴です。

のむシリカは常温でもおいしく飲めて、炊飯や料理のみならず水分補給にも非常に役立つでしょう。

まとめ

おいしいご飯を炊き上げるためには、水が重要です。とくに最初に吸収する水の質にこだわると、味わいがよくなります。

今まで水道水を使用していた方は、ぜひ水の種類にも目を向けてみましょう。ご飯がおいしくなる分、おかずを作る楽しみも増えるかもしれません。

ミネラルが豊富に含まれる「のむシリカ」は、ご飯以外にもさまざまな料理に活用できます。

常にストックして、体の調子を整えるための水分補給としてもおすすめです。のむシリカを取り入れて、健康的な日々を目指しましょう。

※商品の情報は各公式サイトを参考にしています