水道水のメリット・デメリットについて | 安全においしく水を飲む方法とは？

「本当に水道水はそのまま飲めるのか」「水道水の成分が知りたい」など、水道水の安全性や衛生面が気になる方は多いでしょう。

日本の水道水のクオリティは高いといわれているものの、不安や疑問は解消したいと思うのは当然のことです。

本記事では、水道水のメリットやデメリット、ミネラルの含有量、おいしく安全に飲む方法を紹介します。

水道水のおいしさや安全性に不安のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

水道水の成分表一覧

水道水のおいしさは、ミネラルの含有量が大きく影響しています。

水道水にはカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムの4つの主要なミネラルが含まれており、これらの成分のバランスにより味が異なります。

基本的にミネラルがバランスよく配合されている水はおいしいと感じ、反対にバランスが悪い水は飲みにくいと感じるでしょう。

琵琶湖から取水している滋賀県大津市を例に、水道水の主要ミネラルの含有量を紹介します。※1

成分	含有量（1Lあたり）
ミネラル	70mg
カルシウム	11～13mg
マグネシウム	2～3mg
カリウム	2mg

水道水は地表水や地下水などから作られており、地域によってミネラルの含有量やバランスが異なります。

そのため、水道水の味やも地域によりそれぞれ異なるということを認識しておきましょう。

水道水のメリット

日本の水道水の品質は、世界的にみても高い信頼があります。

水道水の主なメリットは、次の3つです。

• 雑菌が繁殖しにくい
• コストが安い
• 環境に優しい

地域により水の味や成分量に若干の違いはあるものの、水道水自体のメリットは共通しています。

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

雑菌が繁殖しにくい

日本の水道水は品質と安全性が保障されており、多くのメリットが存在します。

なかでも特筆すべき点は、雑菌が繁殖しにくいことです。

水道水は塩素で消毒されていることから、細菌やほかの有害な微生物の増殖を防ぎ、水の品質を飲料として使用できるレベルに保たれています。

そのため、水道水は長期間にわたって安全に飲用できます。

コストが安い

水道水は、ペットボトルのミネラルウォーターを購入するよりもリーズナブルです。

水道代を払えば自由に水を飲めるほか、空のペットボトルやタンブラーなどがあれば水を補充して持ち歩くことも可能です。

水道水を活用すれば、ジュースやお茶などの飲み物を都度購入する費用がかからないため、コストを抑えられるでしょう。

環境に優しい

水道水の活用は、環境に対しても優しい選択です。

市販の飲料で使用されているペットボトルを製造、運搬する必要がないため、環境負荷が大幅に軽減されます。

ペットボトルの飲料は生産や流通に多くの環境負荷を与えます。

使い捨てのペットボトルに入った飲料は、生産から廃棄までのライフサイクルにおいて、大量のCO2を排出しています。

一方、水道水ならペットボトルが不要で、自動販売機の維持によるエネルギーも消費しません。

そのため、環境保護の観点からみても飲料水を水道水に変えることは、環境に優しい選択だといえるでしょう。

水道水のデメリット

日本では、国が定めた安全基準に基づいて水道水を供給するように義務付けられています。

しかし、水道水には注意すべきデメリットがあるのも事実です。

• 鉛の成分が水に溶け出る可能性
• 貯水タンクの衛生問題
• 残留塩素の問題

ここでは水道水のデメリットを3つ紹介します。

水道水のデメリットを理解し、活用方法を検討しましょう。

鉛の成分が水に溶け出る可能性

水道水のデメリットの一つは、鉛の成分が溶け出すリスクがあることです。

水道水には明確な安全基準が設けられていますが、古い水道管には鉛が使われていることから、水道管を通る過程で鉛が溶け出す可能性があります。

鉛は人体に深刻な悪影響を及ぼす有害な物質です。

摂取が多量になると、脳や腎臓、神経系、赤血球に重大なダメージを与えます。

現在も全国には鉛を使用した水道管が存在しており、依然として水道水に鉛が溶け出すリスクがあります。

とくに古い建物や水道管がある場所では、飲料にする前に水道水の品質を確認するようにしましょう。

貯水タンクの衛生問題

水道水を使用する場合は、貯水タンクの衛生問題にも注意が必要です。

とくに集合住宅にある貯水タンクは、点検や清掃が不十分な場合があります。

その場合は水道水自体が品質基準をクリアしていても、汚染や異物の混入などの危険性があります。

水の味や臭いに違和感がある場合は、速やかに専門家に調査を依頼するか、水道局に相談するようにしましょう。

残留塩素の問題

日本の水道水は地表水や地下水で取水し、浄水処理施設で濁質を除去したあとに、塩素で殺菌消毒して供給されます。

しかし、浄水施設から遠距離の地域に水道水を送るうえで、雑菌を抑えるために塩素を多く使用する地域もあります。

その場合は、塩素の影響でカルキ臭が気になる場合もあるでしょう。

日本の水道法では塩素の濃度を規制しているため、健康被害を引き起こす量ではありませんが、塩素濃度が濃い場合、トリハロメタンと呼ばれる物質が発生する危険性はあります。

トリハロメタンは発がん性物質で、中枢神経や腎臓、肝臓などの器官にもダメージを与えるものです。

トリハロメタンを避けるためには、水道水をそのまま飲まないようにする必要があります。

美味しく安全に水を飲む方法

水道水は手軽に飲めてコストも安いなど、さまざまなメリットがあります。

しかし、そのまま飲むとカルキ臭さやトリハロメタンが気になる方もいるでしょう。

そこで、ここではおいしく安全に水を飲む方法を紹介します。

安心しておいしい水を毎日摂取したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

浄水器を使用する

おいしく水道水を飲むためには、浄水器を使用するのもおすすめです。

浄水器なら水道水に含まれるカルキ臭や有機物、金属イオンなどの化合物の影響を減少させることができます。

浄水器には蛇口直結型やポット型、据置型など、さまざまなタイプが手頃な価格で販売されています。

高性能な浄水器のなかには、トリハロメタンを除去できるものもあるため、気になる方はチェックしてみましょう。

沸騰・煮沸させる

水道水を沸騰させることで、ある程度の塩素を取り除けます。

カルキ臭が強く飲みにくいと感じる場合は、沸騰させてみましょう。

ただし、沸騰させることで微生物や有害な菌は死滅しますが、塩素による消毒効果はなくなります。

結果的に細菌の繁殖リスクが高まるため、沸騰させた水は大量に作り置きせず、その都度飲み切るようにしましょう。

ウォーターサーバーを設置する

おいしく安全な水が飲みたいのなら、ウォーターサーバーを使用するのもおすすめです。

ウォーターサーバーは、ペットボトルのミネラルウォーターや浄水器とは異なり、温水と冷水の両方を使用できる便利な装置です。

しかし、ウォーターサーバーは設置スペースの問題や、ボトルの交換が面倒などのデメリットもあります。

また、毎月の水代や電気代がかかるため、低コストでおいしい水を飲みたい方には向かないでしょう。

ナチュラルミネラルウォーターを飲む

ナチュラルミネラルウォーターは、特定の地下水を採水源とし、化学的な処理をしていない天然水のことです。

天然のミネラルが豊富に摂取でき、手軽に飲めることから、安全でおいしい水を求める方におすすめです。

水道水を沸騰させたり、ウォーターサーバーを設置したりするのは手間がかかりますが、ナチュラルミネラルウォーターならそのまま飲用できます。

そのため、面倒を省きおいしい水をすぐに飲みたい方には、ナチュラルミネラルウォーターがおすすめです。

ナチュラルミネラルウォーターなら「のむシリカ」がおすすめ

ナチュラルミネラルウォーターなら、のむシリカがおすすめです。

のむシリカは累計売上本数8,500万本以上（※2017年4月12日〜2023年1月31日 （株）Qvou調べ）を突破する人気のナチュラルミネラルウォーターです。

のむシリカは、ミネラルが豊富な霧島連山の天然水を使用しています。

ここでは、のむシリカのおいしさの秘密や成分などを詳しく紹介します。

安全においしく飲める飲料水を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

「のむシリカ」の栄養成分一覧

のむシリカは、シリカをはじめとするミネラル分が豊富に含まれているナチュラルミネラルウォーターです。

健康維持に必要なミネラル分がバランスよく配合されているため、毎日の飲料水としておすすめです

のむシリカの栄養成分の一覧は次のとおりです。

成分	含有量
シリカ	97mg
炭酸水素イオン	170mg
バナジウム	34μg
カルシウム	31mg
マグネシウム	14mg
カリウム	5.7mg
サルフェート	30mg

防腐剤や保存料などの添加物を一切使用していない点も大きな魅力です。

健康維持に欠かせないシリカを積極的に摂取したい方は、のむシリカの購入を検討してみましょう。

ミネラルを豊富に含んでいる

のむシリカには、豊富なミネラルが含まれています。

なかでもカルシムとマグネシウムは黄金比と呼ばれる2対1の割合で含まれているため、体内での吸収が効率的におこなわれる点が特徴です。

マグネシウムやカルシウムは人体に欠かせないミネラルであるため、水分とともに補給するのは効率的といえるでしょう。

未開封で約2年の保存が可能

のむシリカは無菌充填システムでボトリングされていることから、未開封の状態で約2年間の保存が可能です。

ボトルはUV殺菌と除菌されたクリーンエアで処理され、さらに天然水は130度で10秒間、加熱殺菌されています。

のむシリカは徹底した品質管理のもと製造しているため、安心して飲めるナチュラルミネラルウォーターです。

沸騰してもシリカ含有量がほぼ変動しない

のむシリカは、沸騰してもシリカ含有量が変動しない特徴があります。

そのため、パッケージに記載されているミネラルは加熱殺菌後の含有量を表示しています。

加熱が必要な料理に使用してもシリカを効率的に摂取できることから、水をそのまま飲むことが苦手な方でも無理なくミネラル摂取が可能です。

まとめ

日本の水道の安全基準は世界的にみても高く、安心して飲めるものです。

しかし、消毒するために使用する塩素や、清掃や点検が不十分な貯水タンク、鉛が使用された古い水道管などの問題はあります。

そのため、地域によってはそのまま飲料にするのは抵抗がある方もいるでしょう。

水道水をそのまま飲料にできない場合は、浄水器やウォーターサーバーなどを設置するのも一つの方法です。

ほかにも沸騰させて塩素を取り除く方法もありますが、簡単に安全な水を飲みたいのなら、ナチュラルミネラルウォーターののむシリカを検討してみましょう。

のむシリカならミネラルが豊富で、沸騰させても成分が変動しにくいため、料理にも使用できます。

健康な身体づくりを目指している方は、ぜひのむシリカの公式サイトをチェックしてみてください。

＜参考文献＞
※1　大津市｜大津市の水道水はどんな水？

※商品の情報は公式サイトを参考にしています。