亜鉛が含まれる飲み物4選｜コンビニでも手軽に購入できる亜鉛入りの飲み物を紹介

亜鉛は数百種類の酵素の構成成分で、ホルモンの分泌量や免疫機能を調整する役割があります。

亜鉛を積極的に摂取したいと考えている方は、コンビニで購入できる飲み物が手軽でおすすめです。

今回の記事では、コンビニで購入できる亜鉛が含まれる飲み物や亜鉛の具体的な効果をはじめ、適正摂取量や上限量、亜鉛を摂取する際の注意点について解説します。

亜鉛が含まれる飲み物を知りたい方、健康的な飲み物を探している方は、ぜひ参考にしてください。

コンビニで買えて亜鉛が摂取できる飲み物4選

コンビニで購入できる、亜鉛が含まれている飲み物は次のとおりです。

• アーモンドミルク
• ココア
• 牛乳
• 抹茶ラテ

それぞれの特徴について、具体的に解説します。

アーモンドミルク

アーモンドミルクは、アーモンドを砕いてこしたもの、またはペースト状にしたりすりつぶしたりして製品化したものです。牛乳が含まれていないため、カロリーや脂質、コレステロールが低い点が特徴です。

アーモンドは美容と健康によいといわれており、アーモンドミルクにすると、亜鉛のほか、ビタミンやミネラル、食物繊維などの美容に欠かせないアーモンドの栄養素をまるごと摂取できます。

また、強力な抗酸化作用を持つビタミンEが豊富で、老化の予防にも効果的です。

ココア

ココアはカカオ豆が原料で、飲みやすくほっとする味わいのため、午後のおやつタイムや眠る前の飲み物におすすめです。

亜鉛のほか、カルシウムやマグネシウム、銅などのミネラル分が含まれています。

また、カカオポリフェノールや食物繊維が豊富で、美容や健康に適した飲み物といえるでしょう。

砂糖が多く含まれたミルクココアは肥満につながる可能性があることから、健康のためにココアを飲みたい方は、純ココアなどの砂糖が含まれないものを選んでください。

牛乳

牛乳はコンビニやスーパー、ドラッグストアでも取り扱いがあり、日常的に取り入れやすい飲み物です。

亜鉛以外に、ビタミンAやビタミンB2などの多くのビタミンやカルシウムを含むため、骨を丈夫にする働きがあります。

そのほか、タンパク質やカリウムも含まれており、筋肉の増強や余分な塩分の排出に効果的です。

ただし、牛乳には脂質が含まれるため、飲み過ぎには注意しましょう。

豆乳

豆乳は大豆が原料で、豆腐に固める前の乳液の状態です。

大豆には亜鉛以外にも、美容や健康維持に欠かせない栄養素が含まれています。

とくに大豆タンパク質や大豆イソフラボンは、美容や健康維持に効果が期待できるでしょう。

大豆タンパク質は良質で吸収率が高く、吸収速度が緩やかで満腹感が長く続くため、ダイエット中にもおすすめです。

また、大豆イソフラボンは女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た構造で、加齢に伴い減少する女性ホルモンの代わりとして、骨の健康維持に役立ちます。

抹茶ラテ

抹茶は茶葉を粉末状にして飲むため、茶葉に含まれる栄養素をまるごと摂取できます。

ラテ以外にも、スイーツやアイスなど、多くの食品に取り入れられています。

抹茶には脂肪の燃焼を助けるカテキンや、美肌づくりをサポートしたり免疫力を高めたりするビタミンC、アンチエイジングに効果的なビタミンEが含まれている点が特徴です。

抹茶ラテはさまざまな栄養を取り入れやすく、美容や健康維持に役立つでしょう。

ただし、抹茶ラテの中には、飲みやすくする目的で砂糖が多く入っている商品もあるため、購入する際には成分表示を確認してください。

亜鉛の働きと効果

亜鉛は体内で生成できないミネラルで、人体の健康維持に必要な栄養素のひとつです。

亜鉛の主なはたらきや効果は、次のとおりです。

• 酵素のはたらきをサポート
• ホルモンの分泌と調整
• 免疫反応の調節

それぞれのはたらきについて、具体的に解説します。

酵素のはたらきをサポート

亜鉛は筋肉や骨の中に多く含まれ、皮膚や肝臓、脾臓、前立腺などの臓器にも存在し、体内にあるさまざまな酵素の構成や、約100種類の酵素反応を活性化させる働きがあります ※1。

体の細胞にダメージを与える活性酸素を除去する酵素を構成しているため、亜鉛が不足すると抗酸化作用が低下し、酸化ストレスを引き起こす可能性があるでしょう。

ホルモンの分泌と調整

亜鉛は、ホルモンの分泌や調整にも役立ちます。

亜鉛が不足するとホルモンの分泌量が低下するため、ホルモンバランスが崩れます。

女性の場合、亜鉛が不足すると妊娠に悪影響を及ぼしたり、更年期には更年期障害の症状が悪化したりするかもしれません。

亜鉛を適量摂取するよう、心がけましょう。

免疫反応の調節

亜鉛は免疫反応の調節をして、免疫細胞の働きを活性化させており、亜鉛が不足すると免疫不全が起こりやすくなります。

亜鉛の摂取は、ウイルス性感染症の予防にもつながるでしょう。

亜鉛の一日あたりの適正摂取量

亜鉛は不足すると免疫力の低下を招き、ホルモンバランスが不安定になります。

一方で、過剰摂取により貧血や吐き気、骨や毛髪の異常につながる可能性があるため、注意が必要です。

続いて亜鉛の推奨摂取量と耐容上限量の数値について、詳しく紹介します。

一日あたりの亜鉛の推奨量

年齢、性別ごとの亜鉛の1日あたりの推奨摂取量は、次のとおりです ※2。

年齢	男性の1日あたりの推奨量	女性の1日あたりの推奨量
15～17	12mg	8mg
18～29	11mg	8mg
30～49	11mg	8mg
50～64	11mg	8mg
65～74	11mg	8mg
75以上	10mg	8mg
妊婦（付加量）	–	+2mg
授乳婦（付加量）	–	+4mg

男性は年齢に応じて10〜12mgの摂取が推奨されています ※2。

また、15歳以上の女性は1日あたり8mg、妊娠中や授乳中の方はさらに2〜4mgプラスして摂取しましょう ※2。

亜鉛の一日あたりの耐容上限量

亜鉛は過剰に摂取すると、急性亜鉛中毒や銅欠乏症などを引き起こすリスクがあります。

上限量を超えて摂取しないように気をつけてください。

年齢、性別ごとの1日あたりの耐容上限量は、次のとおりです ※2。

年齢	男性の1日あたりの耐容上限量	女性の1日あたりの耐容上限量
15～17	–	–
18～29	40mg	35mg
30～49	45mg	35mg
50～64	45mg	35mg
65～74	40mg	35mg
75以上	40mg	30mg

通常の食事による過剰摂取のリスクは低いものの、サプリメントを摂取している方は、注意してください。

男性は40〜45mg、女性は30〜35mgを超えないように摂取量を調整しましょう ※2。

亜鉛入りの飲み物や食品を摂るときの注意点

亜鉛の適量摂取は、健康によりよい効果をもたらしますが、亜鉛入りの飲み物や食品を摂る際は、次の点を意識しましょう。

• サプリや栄養ドリンクからの過剰摂取
• アルコールは控える
• こまめに水分補給をする

それぞれの注意点について、具体的に解説します。

サプリや栄養ドリンクからの過剰摂取

亜鉛が豊富に含まれるサプリメントや栄養ドリンクは、飲み過ぎに気をつけましょう。

商品に記載されている適量を守ることが大切です。

亜鉛は通常の食事からも摂取できるため、食事で十分に摂取できないときにのみ、サプリや栄養ドリンクを活用するようにしてください。

アルコールは控える

アルコールの分解酵素には亜鉛が関わっており、アルコールを摂取すると亜鉛が消費されます。

そのため、亜鉛を摂取してもアルコールが体内に入ることで、期待しているような効果が得られなくなる可能性があります。

亜鉛を体内に取り入れたいときは、アルコールの摂取を控えましょう。

こまめに水分補給をする

水分補給をすると体内が潤うため乾燥が改善され、熱中症や脳梗塞、心筋梗塞など脱水による健康障害の予防につながります。

しかし、牛乳や豆乳、ココアなどの飲み物は亜鉛を摂取できるものの、カロリーや脂質が多い場合があるため、日々の水分補給の用途には向いていません。

水分を体内に取り入れたい場合は、ミネラルウォーターやノンカフェインのお茶がおすすめです。

毎日の健康ケアと水分補給に『のむシリカ』がおすすめ！

毎日を健康に過ごしたい方は、ナチュラルミネラルウォーターの「のむシリカ」で水分を補給しましょう。

• 手軽にミネラルチャージ
• 飲みやすい中硬水

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

手軽にミネラルチャージ

のむシリカは、人体の構成に必要なシリカを含むナチュラルミネラルウォーターです。

ミネラルが豊富に含まれているため、飲み物からミネラルを補給したい方に向いています。

のむシリカと他の商品の成分比較表は、次のとおりです。

	のむシリカ	日田天領水	フィジーウォーター
シリカ（mg）	97.0mg	–	93.0mg
カルシウム（mg）	31.0mg	8.0mg	18.0mg
マグネシウム（mg）	14.0mg	2.0mg	15.0mg
カリウム（mg）	5.7mg	9.0mg	5.0mg

のむシリカは、他の商品と比較すると、シリカやミネラルが豊富に含まれていることがわかります。

カルシウムとマグネシウムは2：1の割合で、効率よく吸収されやすい黄金比率です。

積極的にミネラルを補給したい方は、ぜひのむシリカを取り入れてみてください。

飲みやすい中硬水

のむシリカは、飲みやすさとミネラル含有量のバランスが取れた中硬水です。

水の硬度とは、水中のカルシウムとマグネシウム量により決まる値のことで、ミネラル含有量の少ない順に軟水、中硬水、硬水と分類されます。

その中でも中硬水は硬水ほど苦味が少なく飲みやすいため、日常的な水分補給に最適です。

のむシリカは、加熱してもミネラル成分が壊れにくいため、料理や白湯にも活用しやすいでしょう。

好みのホットドリンクなど、さまざまな飲み方で楽しんでみてください。

コンビニで買える亜鉛入りの飲み物に関するよくある質問

コンビニで買える亜鉛入りの飲み物に関するよくある質問は、次のとおりです。

• 亜鉛不足によるリスクは？
• 亜鉛を含む食品とは？
• 亜鉛とあわせて摂るとよい栄養素は？

それぞれの質問について、具体的に回答します。

亜鉛不足によるリスクは？

亜鉛が不足した際に考えられる主なリスクは、次のとおりです。

• 味覚障害
• 成長障害
• 性機能の低下
• 皮膚炎
• 免疫機能の低下

亜鉛は味を感じる味蕾細胞の産生に欠かせない栄養素のため、亜鉛が不足すると味を感じにくくなる可能性があります。

また、タンパク質の合成がうまく行えなくなり、成長障害や皮膚炎が起こりやすくなるでしょう。

さらに性機能や免疫機能の低下のほか、貧血や食欲不振、下痢、脱毛などの症状が現れる可能性があるため注意が必要です。

亜鉛を含む食品とは？

亜鉛が含まれる食品は、主に次のとおりです。

• 牡蠣
• 豚レバー
• 牛赤身肉
• 小麦胚芽
• 油揚げ
• カシューナッツ
• 卵

亜鉛は、牡蠣や豚レバーに多く含まれるほか、油揚げや卵などの身近な食材にも含まれます。

不足しやすい栄養素のため、意識的に摂取するように心がけてください。

亜鉛とあわせて摂るとよい栄養素は？

亜鉛とあわせて摂取するとよい栄養素は、次のとおりです。

• クエン酸
• ビタミンC
• 動物性たんぱく質

亜鉛はレモンや梅干しなどに含まれるクエン酸、キウイなどに含まれるビタミンCのほか、動物性たんぱく質と同時に摂取すると吸収されやすくなります。

一方、食物繊維やフィチン酸、ポリリン酸は亜鉛の吸収を妨げる可能性があるため、同時摂取には注意しましょう。

まとめ

今回の記事では、コンビニで購入できる亜鉛が含まれる飲み物や亜鉛の具体的な効果をはじめ、適正摂取量や上限量、亜鉛を摂取する際の注意点について解説しました。

コンビニで購入できるアーモンドミルクや牛乳、ココアなどの飲料には亜鉛が含まれています。

亜鉛が不足すると貧血や免疫力の低下など、さまざまな疾患を引き起こしますが、亜鉛の過剰摂取も健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、適量摂取を心がけましょう。

より健康的な生活を送りたい方は、ミネラルと水分を手軽に補給できるのむシリカがおすすめです。

のむシリカはミネラルが豊富に含まれた中硬水のため飲みやすく、毎日の水分補給によいでしょう。

ミネラルを効率よく摂取したい方は、ぜひのむシリカを取り入れてみてください。

＜参考文献＞
※1　厚生労働省｜「統合医療」情報発信サイトeJIM｜亜鉛
※2　厚生労働省｜日本人の食事摂取基準（2020年版）｜ミネラル
※商品の情報は公式サイトを参考にしています