レッドブルの飲みすぎは危険？摂取時の注意点と健康を意識した飲み方を詳しく解説

慢性的な疲労を感じるときや、大きな仕事の前に集中力を高めたいときなど、さまざまな場面でレッドブルを飲む方も多いのではないでしょうか。

しかし、レッドブルは飲みすぎても問題ないのでしょうか。

本記事では、レッドブルの飲みすぎは危険といわれる理由について解説します。

レッドブルを飲みすぎると起こる症状や対処法についても詳しく解説するため、レッドブルの過剰摂取に不安がある方はぜひ参考にしてください。

【注意】レッドブルを飲みすぎたらどうなる？

眠気覚ましのために、レッドブルを飲む方は多いでしょう。

レッドブルを飲むと目が冴える理由は、カフェインが多く含まれているためです。

しかし、カフェインの過剰摂取はめまいや動悸、不眠、ときには吐き気などの健康被害をもたらす場合があります。

カフェインの過剰摂取は、多くの国際機関から注意喚起されているほどです。

さらに、レッドブルには糖質も多く含まれており、飲みすぎは肥満のリスクも高まるでしょう。

日常的にレッドブルを飲んでいる方は、1日の摂取量に注意する必要があります。

レッドブルの飲みすぎはカフェインと糖質に注意

レッドブルを冷蔵庫に常備して日常的に摂取する方は珍しくありません。

しかし、エナジードリンクには、どのような成分が含まれていて、1日にどの程度摂取してよいものなのか知らない方も多くいるはずです。

ここからは、摂取量の目安やレッドブルに含まれる成分などを紹介します。

飲みすぎの不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

1日の摂取量の目安

レッドブルに多く含まれるのはカフェインと糖質です。

カフェインの1日あたりの摂取量は、日本においては基準が設けられていません。

WHO（世界保健機関）や一部の国では、健康な成人の体に害を及ぼさない1日あたりの許容量を400mgとしています※1。

妊娠中や授乳中の方は胎児や乳児へのリスクやカフェインの影響を受けやすいことなどから、1日200mg程度に抑えることが推奨されているでしょう※1。

糖質については、WHOでは成人および子どもの1日あたりの「遊離糖類」の摂取量を、総摂取カロリーの10％に抑えることを推奨しています※2。

遊離糖類とはブドウ糖や果糖、砂糖などを指し、はちみつや果汁など天然に存在するもののほか、食品や飲み物に添加される糖類も含みますので注意してください。

さらに、WHOでは遊離糖類の摂取量を10％よりも低い5％、つまり1日あたり約25g程度まで抑えられれば、より健康効果が高まるとしています※2。

糖質の過剰摂取は肥満の大きな原因です。肥満はさまざまな生活習慣病の引き金となるため、糖質の過剰摂取には注意しましょう。

レッドブルに含まれるカフェインと糖質量

レッドブルの過剰摂取で問題視される成分はカフェインと糖質です。

それぞれ含まれる量を、ほかの飲料と比較して確認しましょう。

	レッドブル	モンスターエナジー	緑茶（せん茶）※1	コーヒー※1	紅茶※1
100mlあたりフェイン量	32mg	40mg	20mg	60mg	30mg

	レッドブル	リンゴジュース（果汁50％）※3	コカ・コーラ	カルピスウォーター
100mlあたりの糖質量	11g	11.5g	11.3g	11g

レッドブルのカフェイン量は紅茶や緑茶よりも多く、糖質量はコカ・コーラやカルピスと大きく変わらない結果となりました。

急性カフェイン中毒の症状と致死量

カフェインを短時間で大量に摂取すると、急性カフェイン中毒を発症するリスクがあります。

個人差はあるものの、短時間で1g以上のカフェインを摂取すると急性カフェイン中毒の症状が現れるといわれています。

急性カフェイン中毒は、短時間でカフェインを一気に摂取した場合に発症するものです。

しかし、カフェインへの耐性が弱い方は、少量でも同じ症状が出現する可能性があることを理解しておきましょう。

レッドブルの健康を意識した飲み方

レッドブルを水の代わりに飲む方も多いのではないでしょうか。

レッドブルのようなエナジードリンクは、あくまでも眠気覚ましや集中力を高めるために飲むものであり、過剰摂取は避けなければなりません。

ここからは、健康的なレッドブルの飲み方を紹介します。

効果的な飲むタイミングが確認できるため、レッドブルを好んで飲む方はぜひ参考にしてください。

目的により飲むタイミングを変える

栄養補給のために、レッドブルを摂取する方も多いのではないでしょうか。

レッドブルには、カフェインのほかにもビタミンやナイアシンなどの栄養素が含まれています。

栄養補給としての効果を高めるためには、食後に飲むとよいでしょう。

食後は胃液が分泌されており、栄養が吸収されやすい状態であるからです。

会議やテストなどの重要な用事のタイミングで眠気を覚まして集中力を高めたい方は、30分前にレッドブルを摂取することをおすすめします※4。

理由としてカフェイン摂取後30～1時間で血中濃度が最大になるといわれているためです※4。

そのため、カフェインの効果を得たい時間の30分ほど前に摂取することで、最大の効果を得られます。

カフェインには眠気を覚ましたり、集中力や運動能力を高めたりするなどの効果が確認されています。

摂取するタイミングを工夫して、カフェインの効果を活用できるようにしましょう。

コーヒーや緑茶を飲む方は1日1本程度に抑える

私たちが日頃摂取する飲み物のなかには、カフェインが多く含まれるものがあります。

たとえば、コーヒーや紅茶、緑茶などです。

コーヒーや紅茶、緑茶をよく飲む方は、カフェインの過剰摂取を防ぐためにもレッドブルの摂取量を抑えましょう。

朝食時や仕事の合間にコーヒーや緑茶を飲む方は多いのではないでしょうか。何気なく飲む1杯にも多くのカフェインが含まれています。

そのため、レッドブルを1日に何本も摂取すれば、カフェインの過剰摂取によるめまいや動悸、吐き気を発症するリスクが高まります。

日頃摂取している飲み物も考慮して、レッドブルを飲むようにしましょう。

レッドブルを飲みすぎないための対策

短時間でレッドブルを数本飲んだ場合など、カフェインの過剰摂取を心配したことがある方もいるでしょう。

カフェインへの耐性は人により異なるため、許容範囲内の摂取量にもかかわらず動悸やめまいを発症する場合もあります。

カフェインによる副作用を防ぐためには、生活スタイルに合わせて1日あたりの本数をあらかじめ決めておいてください。

レッドブル1缶250mlあたりには80mgのカフェインが含まれています。

日本での基準ではないものの、米国や欧州での健康な成人1日あたりのカフェインの許容量は400mgです※1。

この量を踏まえたうえで、ほかのカフェインを含む飲み物の摂取量も考慮し、1日あたりの上限を決めておくとよいでしょう。

健康を維持するためには、カフェインの適切な摂取を心がけることが大切です。

ミネラルが豊富に含まれた水『のむシリカ』を活用しよう！

レッドブルを飲みすぎると、カフェインの過剰摂取により健康に影響を与える可能性が高まります。

水分補給のためにレッドブルを飲むことは避けてください。

集中力を高めたいときや眠気を覚ましたいときなど、レッドブルに適したシーンがあるように、健康のためには水を飲むことが適しています。

「のむシリカ」にはミネラルやカルシウム、マグネシウムなど健康のみならず美容にも必要な成分が豊富に含まれています。

継続的に摂取すれば体の調子が整うため、料理への活用もおすすめです。

ミネラルは体内で生成できないことから、水からであれば無理なく効率的に摂取できます。

普段何気なく選んでいる水を「のむシリカ」に変えて、健康的な毎日を送りましょう。

まとめ

レッドブルにはカフェインが多く含まれているため、飲みすぎには注意が必要です。

カフェインを過剰摂取すると、健康に影響を与える可能性が高まります。

レッドブルは適度に飲むようにしましょう。

のむシリカを日常生活に取り入れれば、体のさまざまな部分を構成する成分のシリカを効率的に摂取できます。

忙しい毎日を送る方は、普段の水から健康を意識したものに変えましょう。

＜参考文献＞
※1　農林水産省｜カフェインの過剰摂取について
※2　WHO｜Guideline: sugars intake for adults and children
※3　文部科学省｜日本食品標準成分表2020年版（八訂）
※4　厚生労働省｜健康づくりのための睡眠指針 2014
※商品の情報は公式サイトを参考にしています。