昆布水の飲み過ぎには注意が必要？過剰摂取による体への影響や飲む量の目安などを解説

昆布水は昆布を水に漬けて作る健康飲料です。

昆布の栄養素が手軽に摂取でき、メディアにも取り上げられる機会が増えています。

しかし本当に効果があるのか、飲み過ぎによるリスクはないのかといった疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では昆布水を飲み過ぎた場合の影響や詳しい作り方、1日に飲む量の目安などを紹介します。

さらに、昆布水を作る水としておすすめのナチュラルミネラルウォーター「のむシリカ」についても解説します。ぜひ参考にしてください。

昆布水を飲み過ぎた場合の体への影響

昆布水はシンプルな作り方で昆布の栄養素が摂れるため、毎日の習慣として取り入れる方が増えています。

しかし、昆布水は飲めば飲むほど効くものでもありません。飲み過ぎによるリスクについて十分に理解しておきましょう。

食物繊維の過剰摂取による下痢

昆布には、ぬめり成分であるフコイダンやアルギン酸が多く含まれています。

フコイダンとアルギン酸は昆布やワカメといった海藻類に含まれる多糖類の一種で、天然の食物繊維として知られています。

食物繊維は第6の栄養素とも呼ばれ、人間の体内で消化できない物質です。水溶性と不溶性があり、どちらも便通を整えたり、余分な脂質や糖を排出したりします。

昆布に含まれるフコイダンやアルギン酸は水溶性です。

十分に摂ると便が柔らかくなり便秘改善に有効ですが、摂り過ぎると便の水分量が過剰になり下痢を起こすことがあります。

ヨウ素の過剰摂取による甲状腺機能障害

ヨウ素はヨードとも呼ばれるミネラルの一種で、人間の体内では甲状腺ホルモンの原料として甲状腺に多く存在しています。

ヨウ素は不足すると体力の低下や貧血、成長阻害といった症状がみられる重要なミネラルですが、昆布やもずくなどを食べる習慣がある日本人は不足する心配はほぼありません。

反対に昆布水を飲み過ぎるとヨウ素の過剰摂取により甲状腺の働きが弱まり、甲状腺機能障害が起こる可能性があります。

健康な方ではヨウ素を過剰摂取しても直ちに悪影響が出る可能性は低いですが、すでに甲状腺に異常がある場合は昆布水を飲まないようにしましょう。

昆布水の基礎知識

昆布水にはさまざまな効果がありますが、正しい知識や作り方でなければ期待した効き目は得られません。

ここからは、昆布水の作り方や効果、活用法について解説します。

昆布水の作り方

昆布水に必要なのは、昆布と水のみです。1Lの水に対し、10〜20gほどの昆布を用意しましょう。

栄養分が流れないよう、洗わずに表面を硬く絞った布で拭いてから、水に漬けてください。

2〜3cm角に切る、もしくは細切りにすると成分が水に出やすくなります。

使う昆布の種類は、羅臼昆布、真昆布、利尻昆布など「だし昆布」と明記されているものがおすすめです。

昆布を漬けたら冷蔵庫に入れ、一晩置いてから昆布を取り出しましょう。昆布水は一度作れば、冷蔵庫で3〜4日間は保存できます。

昆布水の効果

昆布水はフコイダンやアルギン酸、カリウムといった成分を手軽に摂れます。

フコイダンやアルギン酸は水溶性食物繊維であり、天然のぬめり成分です。体内の余分なコレステロールを排出する働きがあり、高コレステロール血症改善や動脈硬化予防の可能性があります。

腸内でゲル化して便を柔らかくする効能を持ち、便秘解消にも有効です。

そしてカリウムは腎臓で汗や尿となり、ナトリウムと同時に排出されることで血圧を下げる働きがあります。

体内の水分量のバランス調整もおこなうため、むくみやすい方は昆布水でカリウムを積極的に摂りましょう。

ただし腎機能が低下してカリウムの摂取制限が必要な方は、医師に相談してから昆布水を飲むようにしてください。

昆布水の活用法

昆布水はそのまま飲むほかに、料理の出汁としても使用できます。

うまみ成分が豊富で、煮物や味噌汁などがよりおいしくなるでしょう。スープまで飲む料理に使えば、昆布水の栄養を丸ごと摂れます。

残った昆布も捨てる必要はありません。使いやすい大きさに切り、佃煮やふりかけ、塩昆布にすると不溶性の栄養素や豊富な食物繊維が摂れます。

すぐに使わない場合はラップに包んで冷凍してください。

昆布水の摂取目安量

昆布水は1日あたりコップ1杯（200mL）程度を目安にしましょう。

ヨウ素の摂取推奨量は18歳以上の成人の場合、1日あたり130μgです※1。

また習慣的に摂取しても健康被害を及ぼさない1日あたりの上限量「耐容上限量」は3,000μg以下と定められており※1、昆布水由来のヨウ素を含めて1日の量を調整する必要があります。

安全のため大量の昆布水を飲み続けるのは控えましょう。

昆布水作りには『のむシリカ』もおすすめ！

昆布水は水道水でも作れますが、ミネラルも同時に摂れるナチュラルミネラルウォーターで作るのもよいでしょう。

なかでも、のむシリカはシリカを筆頭にさまざまなミネラルを含んでいます。昆布水にのむシリカを使用するメリットについて詳しく解説します。

手軽にミネラルチャージ

のむシリカとシリカスイッチ、霧島の天然シリカ水の1Lあたりのミネラル含有量は次の通りです。

	のむシリカ	シリカスイッチ	霧島の天然シリカ水
シリカ	97.0mg	75mg	85mg
カルシウム	31.0mg	9.0mg	12mg
マグネシウム	14.0mg	6.1mg	2.7mg
カリウム	5.7mg	2.5mg	5.6mg

のむシリカは、ほかのミネラルウォーターと比較して豊富なミネラルを含んでいることがわかります。

シリカは体のあらゆる部分に存在し、コラーゲンやエラスチンとも相性のよいミネラルですが、体内で合成や蓄積ができません。

のむシリカなら1日に消費する40mgのシリカを500mLで補えます。

またミネラルはバランスのよい摂取が重要で、含有量が多く、かつカルシウムとマグネシウムを理想的な割合で含むのむシリカは、効率的にミネラルを摂れるでしょう。

加熱してもおいしさそのまま

のむシリカには霧島連山のミネラルが長い時間をかけて溶け込んでいます。人工的にミネラルを添加していないため、沸騰させても含有量はほぼ変わりません。

ミネラルのまろやかさとスッキリとした後口が楽しめる中硬水で、ミネラル独特の風味が苦手な方でも飲みやすいでしょう。

白湯はもちろん、お茶や炊飯などに使うとコクや甘み、旨味を強める効果があります。

さまざまなシーンにのむシリカを取り入れてみてください。

まとめ

昆布水は水溶性食物繊維やヨウ素が手軽に摂れ、体のコンディションを整えたい方におすすめです。

ただし、飲み過ぎはヨウ素の過剰摂取の原因になることから、1日コップ1杯程度にとどめましょう。

また昆布水を作る水には、ミネラル豊富なのむシリカが好適です。スッキリとした中硬水で加熱してもミネラル含有量が大きく変わらず、料理にも使用できます。

気になる方は1回2箱以上の注文で送料無料かつ20%OFFで購入できる定期便を検討してみましょう。期間の縛りもないため、気軽に試してみてください。

＜参考文献＞
※1　厚生労働省｜日本人の食事摂取基準（2020年版）｜（2）微量ミネラル
※商品の情報は公式サイトを参考にしています。