緑茶は美容に悪い？成分の特徴や美容のための摂取目安量を詳しく紹介

緑茶はコンビニやスーパーなどで多く品揃えがあるため、日常的に飲んでいる方も多いでしょう。

緑茶にはカテキンやビタミンなどの健康によい影響を与える成分が含まれていますが、飲み過ぎると美容やダイエットの妨げになる可能性があります。

緑茶の成分や働き、適切な摂取量などを知り、過剰摂取に注意しましょう。本記事では、緑茶が美容に与える影響や1日の摂取目安などをまとめています。

水分補給におすすめの商品も紹介するため、ぜひ最後まで読んでみてください。

緑茶が美容に悪いといわれる理由は？

緑茶を飲むと、美容に悪い影響があるといわれることがあります。

その理由は、緑茶にカフェインやタンニンが含まれるためです。

ここからは、カフェインとタンニンが美容に与える影響を詳しく解説します。

カフェインの過剰摂取は血行不良につながる

緑茶の一種であるせん茶のカフェイン濃度は、100mlあたり20mgです。※1

コーヒーや紅茶と比較すると少ないものの、カフェインが含まれていると考えてよいでしょう。

カフェインは毛細血管を広げることで血行を促進する働きがあるため、適量であれば健康や美容によい影響を与えるといわれています。

しかし、過剰に摂取すると自律神経のバランスが乱れることで血行が悪くなり、冷えの原因になる場合もあるため注意が必要です。

体が冷えると、新陳代謝が悪くなる、老廃物が溜まりやすくなる、睡眠の質が落ちるなどさまざまなデメリットが生じます。

日本では、カフェインの1日あたりの摂取許容量を設けていませんが、一部の国では健康な成人で400mgとしています。※1

緑茶以外にも、コーヒーやエナジードリンク、チョコレートなどのカフェインの含有量が多い飲料や食材を摂取する習慣がある方は、過剰摂取にならないように緑茶の量をコントロールしましょう。

タンニンの過剰摂取は鉄分の吸収を妨げる

ポリフェノールの一種であるタンニンは鉄と結合する作用があり、過剰に摂取すると鉄分の吸収率が悪くなる可能性があります。

ただし、鉄分が十分足りている方の場合、多少のタンニンを摂取しても美容や健康に害を与えるほどの影響はありません。

食事中や食事の前後は濃い緑茶を飲まない、生理中など鉄分不足が気になる期間は緑茶の摂取を控えるなどの工夫をするとよいでしょう。

また、緑茶は高温のお湯で入れると、タンニンの抽出量が増えるといわれています。

タンニンの量が気になる方には水出しがおすすめです。

緑茶に含まれる美容効果が期待できる成分

緑茶には美容によい成分も多く含まれます。

そのため、ダイエットや美肌作りのサポートができるでしょう。

ここからは、緑茶に含まれる美容成分について解説します。

「カテキン」抗酸化作用による肌質改善

強いストレスや日焼けなどの影響で、体内の活性酸素が増え過ぎることがあります。

活性酸素の働きにより肌の細胞が酸化すると、くすみやシミ、たるみ、シワなどさまざまな肌トラブルが起こります。

緑茶の苦味成分であるカテキンは、非常に強い抗酸化作用がある物質です。

体内に増えすぎた活性酸素の働きを抑制し、細胞の老化を防ぐことで肌質の改善が期待できます。

「ビタミンC」コラーゲン合成に必須のビタミン

ビタミンCは、コラーゲンの生成に必要不可欠な栄養素です。

不足するとコラーゲンの生成がスムーズにおこなわれず、関節軟骨の不具合や肌のハリ、弾力、ツヤの低下が起こります。

また、ビタミンCはカテキンと同様に抗酸化作用があり「抗酸化ビタミン」とも呼ばれています。

ビタミンCの摂取により、肌のハリを保ち、シミやシワを防ぐ効果が期待できるでしょう。

せん茶のビタミンC含有量は特別多いわけではありませんが、お茶のなかでは玉露に次いで多いため、ビタミンCの補給に役立てるとよいでしょう。

美容のために意識したい緑茶の摂取目安

緑茶は美容によい成分が豊富に含まれますが、どのような栄養素でも過剰摂取はよくありません。

また、カフェインやタンニンを摂り過ぎると、美容に悪い影響を与える可能性もあります。

カフェインの耐容上限を基準にすると、緑茶の摂取目安は1日8杯程度です。※2

ただし、妊娠中はカフェインの耐容上限が非妊娠時よりも低くなるため、1日6杯程度にとどめましょう。※2

水分補給する際のポイント

体の約60％は水分でできており、健康を維持するためには1.2L以上の水分補給が必要です。※3

のどが渇いたときの水分補給には、糖分やカフェインが含まれていない水がおすすめです。

水分補給は緑茶よりも水がおすすめ

緑茶やコーヒーなどに含まれるカフェインには利尿作用があります。利尿作用とは、排尿を促す働きのことです。

カフェインを多く含む飲料を多量に飲むと、摂取した水分を排尿する水分が上回る可能性があります。

カフェインを含む緑茶で一時的な水分補給を行うのは問題ありませんが、熱中症予防に適した飲み物であるとはいえません。

高温多湿の場所では、緑茶ではなく「水」での水分補給をおすすめします。

緑茶は、甘いものを食べるときやリラックスしたいときなどの飲み物として取り入れるとよいでしょう。

水分不足を防ぐには飲むタイミングを決める

水分不足にならないように、水分補給のタイミングを決めておきましょう。

水を一気に飲むと体内の塩分濃度が薄まり不調が現れる可能性があるため、コップ1杯（150〜200ml）程度の量をこまめに摂取してください。

最低でも1.2Lの水分を取るために、1日のうちに数回水分補給をしましょう。

時間を決めて習慣にすると、水分不足を予防できます。

水分補給のタイミングとしては、起床時、食事時、スポーツ中および前後、入浴前後、就寝前などがよいでしょう。

基本的には「のどが渇く前」に水分補給を心がけることが大切です。

なお、起床直後の水分補給は腸を刺激して、体温を上げる、朝食の栄養を消化吸収しやすくするなどのメリットがあります。

水分補給には飲む美容液といわれる『のむシリカ』もおすすめ

コンビニやスーパーでは、さまざまな種類のナチュラルミネラルウォーターが販売されています。

商品により含有成分が異なるため、ミネラルを多く含む商品を選択すると美容によい効果が期待できるでしょう。

のむシリカは、体を健やかに保つために欠かせないミネラルのシリカが豊富に含まれるナチュラルミネラルウォーターです。

市販のシリカ水と比べてもシリカの含有量が多く、ミネラルバランスに優れていることから、美容や健康に関心が高い方に注目されています。

人気のナチュラルミネラルウォーター1Lあたりの含有成分を比較してみましょう。

	のむシリカ	日田天領水	シリカシリカ
シリカ	97.0mg	約90.0mg	72.0mg
カルシウム	31.0mg	8.0mg	7.6mg
マグネシウム	14.0mg	2.0mg	2.1mg
カリウム	5.7mg	9.0mg	3.1mg
サルフェート	30.0mg	–	2.1mg

1日に必要とされるシリカは、10〜40mgといわれています。

のむシリカは、シリカの含有量が1Lあたり97mgと豊富なことから、500ml飲めば1日に必要なシリカを補給できます。

のむシリカにはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルもバランスよく含まれているため、継続して飲むことで体を健やかに保てるでしょう。

ミネラルが多いナチュラルミネラルウォーターは苦味やクセを感じやすいものですが、のむシリカは常温でもスッキリとして飲みやすい点も魅力です。

軟水を飲み慣れていない方でも、味やのど越しの違和感はありません。美容への意識が高い方にもおすすめです。

まとめ

緑茶には、カテキンやビタミンCなどの体によい成分が含まれています。

しかし、カフェインやタンニンも多く含まれるため、過剰摂取すると美容に悪い影響を与えるかもしれません。

緑茶は1日8杯程度にとどめ、水分補給のためにナチュラルミネラルウォーターを飲みましょう。

のむシリカは、シリカをはじめとするミネラル成分が豊富なナチュラルミネラルウォーターです。

市販のシリカ水と比較してもシリカの含有量が多く、継続して飲むと体の調子を整えられます。

美容や健康に関心が高い方は、のむシリカを生活に取り入れるとよいでしょう。

＜参考文献＞

※1　厚生労働省｜食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ＆A ～カフェインの過剰摂取に注意しましょう～

※2　厚生労働省｜eJIM｜緑茶

※3　厚生労働省｜健康のため水を飲もう講座｜ポスター「講座」

※商品の情報は公式サイトを参考にしています。