コレステロールを下げる効果が期待できる飲み物9選！賢い選び方も徹底解説

コレステロールを下げる飲み物にはどのような種類があるのか、気になる方も多いでしょう。

コレステロール値の改善には、食生活の見直しが重要ですが、効果的な飲み物の摂取もおすすめです。

そこで、本記事ではコレステロールを下げる効果が期待できる飲み物と、その選び方を解説します。

コレステロール値が気になる方や活動的な毎日を送りたい方は、ぜひ参考にしてください。

コレステロールが高いとどうなる？

はじめに、コレステロールが高いことによる体への影響を解説します。

コレステロールの基本

コレステロールは体内の脂質の一種で、血中脂質として知られています。

体内のコレステロールの約7～8割は糖質や脂質を材料に体内でつくられたもの、また残りが食べ物から直接取り込まれたものです ※1。

コレステロールは人間の体を構成する細胞やホルモン、脂肪の消化や吸収を助ける胆汁酸の材料であり、必要な物質です。

コレステロールには、LDLコレステロールとHDLコレステロールの2種類があり、一定のバランスが保たれています。

LDLコレステロールの役割は、肝臓でつくられたコレステロールを全身に運ぶこと、HDLコレステロールの役割は、余分なコレステロールや血管壁に溜まったコレステロールの回収です。

LDLコレステロールは悪玉コレステロール、HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれています。

健康維持には、悪玉コレステロールと善玉コレステロールを含む食べ物をバランスよく摂取しましょう。

悪玉コレステロール増加による症状

悪玉コレステロールが基準値を超えて増加した場合、健康にさまざまな悪影響を与える恐れがあります。

悪玉コレステロールが増加しすぎると血管が固くなり、血栓ができやすい状態を引き起こすため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの発症リスクを高めるでしょう。

ランキング比較よりも大切な飲み物の選び方

続いて、コレステロールを下げる飲み物の選び方を解説します。

コレステロールを下げる飲み物を選ぶ際は、自身に合う飲み物を選ぶことが大切です。

コレステロールを下げる飲み物は基本的に薬のような効果はなく、食生活など基本的な生活改善が重要といわれています。

これから解説する選び方を参考に、自身に合う飲み物を食事や水分補給に取り入れましょう。

手軽に手に入るものを選ぶ

コレステロールを下げる飲み物の効果を得るためには継続が大切です。ストックを切らしてもすぐに購入して飲めるよう、手軽に手に入るものを選びましょう。

近くのお店で売られているものや、ネットショップで気軽に注文できるものがおすすめです。

飲み続けられる「味」を選ぶ

継続して飲むためには、飲み続けられる味を選ぶことも重要です。

コレステロールを下げる飲み物は、通常の飲み物に比べて特定の成分を加えている場合が多いため、人工的な味になりがちです。

一度試してみて、飲み続けられる味なのかを見極めましょう。

トクホや機能性表示食品から選ぶ

より効果を実感したい場合は、トクホ（特定保健用食品）や機能性表示食品を選んでみてください。

トクホは有効性や安全性などの科学的根拠を示し、国の審査のもとに許可を得て販売されている食品です。

また、機能性表示食品は科学的根拠に基づいたデータを消費者庁に提出しています。

どちらもコレステロールを下げることが科学的に立証されているため、コレステロールの低下が期待できるでしょう。

コレステロール低下が期待できる飲み物9選

飲み物はランキングで選ぶより、味や機能性、手軽に手に入れられるかなどで選ぶことをおすすめします。

以下、コレステロール低下が期待できる9つの飲み物を紹介します。

緑茶

1つ目は、緑茶です。緑茶に含まれるポリフェノールで渋み成分のカテキンは、食事中のコレステロールの吸収を抑える働きがあるといわれています。

下記は、カテキンに関する実験結果報告です。

対象	血中コレステロールが高めの男女
実験内容	カテキン（通常の緑茶の約3倍程度）を含む飲料を朝と夕の食事中に摂取
結果	摂取2か月後から徐々に血中コレステロールが低下

上記の結果においては、悪玉コレステロールのみが低下し、善玉コレステロールには変化がありませんでした。

急須で淹れた緑茶は一般的に湯呑1杯（100ml）あたり約70mg程度のカテキンが含まれています。

コレステロール値を低下させるためには、濃く入れて飲むとよいでしょう。

抹茶

コレステロール低下が期待できる飲み物の2つ目は、抹茶です。

抹茶は茶葉そのものを粉砕しているため、抽出物を飲む緑茶よりもカテキンを豊富に摂取できます。

抹茶1杯70mL（抹茶粉末約1.5g）には、150mg程度と緑茶の約2倍のカテキンが含まれています。

そのため、抹茶であれば緑茶よりも少量でコレステロール低下の効果が期待できるでしょう。

しかし、抹茶はカフェインも多く含むため、飲み過ぎは体調に悪影響を与える恐れがあるので注意が必要です。

アーモンドミルク

3つ目は、アーモンドミルクです。アーモンドミルクはアーモンドと水で作られた植物性ミルクの1つです。

近年日本でも注目が高まりつつあり、無調整、調整、味付きなどさまざまな種類が販売されています。

アーモンドミルクの原料であるアーモンドには、不飽和脂肪酸のオレイン酸が含まれています。

不飽和脂肪酸は、善玉コレステロールを低下させずに悪玉コレステロールを低下させる働きがあることで有名です。

アーモンドのオレイン酸含有量は、オレイン酸を多く含むといわれるゴマの約1.8倍の100gあたり約35gです ※2。

また、アーモンドミルクはアーモンドの細胞壁を砕いて液状にするため栄養素が吸収しやすいメリットがあります。

ただし、味が調整されているものは砂糖が多く含まれていることがあるため、糖分の過剰摂取に注意しましょう。

ココア

4つ目は、ココアです。ココアはチョコレートの原料であるカカオ豆を粉砕して油分を取り除き粉末にしたものです。

カカオはカカオポリフェノールと呼ばれるポリフェノールを含んでいます。

研究結果から、カカオポリフェノールの継続的な摂取により善玉コレステロールの増加が認められています。

善玉コレステロールには、余分なコレステロールを回収する働きがあるため、コレステロール低下効果が期待できるでしょう。

また、カカオポリフェノールは血液をサラサラにしてコレステロールが血管に溜まるのを防ぐといわれています。

ただし、ココアはおいしく飲むために砂糖やミルクなどを加えた調整ココアが一般的なため、糖分の過剰摂取に注意してください。

豆乳

コレステロール低下が期待できる飲み物の5つ目は、豆乳です。

豆乳は大豆を水に浸してすりつぶし、食物繊維のおからを取り除いた飲み物で、日本でもポピュラーな植物性ミルクとして知られています。

豆乳に含まれる、コレステロール低下が期待できる成分は次のとおりです。

成分	効果
大豆タンパク質	腸でのコレステロールの吸収を抑制し、体外に排出させる
サポニン、レシチン	血液中のコレステロールを溶かし、体外へ排出させる

豆乳は、無調整、調製、豆乳飲料とさまざまな種類が販売されていますが、無調整がおすすめです。

味付きのものは砂糖が多く含まれている恐れがあるため、糖分の過剰摂取に注意しましょう。

また、豆乳は大量摂取すれば効果がより期待できるわけではなく、1日約200mLの摂取が目安とされています。

オーツミルク

6つ目はオーツミルクで、オーツ麦を水と混ぜてから裏ごしして作られた植物性ミルクです。

アーモンドミルクや豆乳に比べて味にクセがないため、飲みやすさから日本でも需要が増えています。

オーツミルクの原料であるオーツ麦には、水溶性食物繊維のβグルカンが含まれています。

βグルカンは腸内でのコレステロール吸収を抑制して体外へ排出する作用があり、コレステロール低下が期待できるでしょう。

オーツミルクも無調整、調製、味付きのものが販売されていますが、糖分の摂り過ぎを控えるためには、無調整がおすすめです。

また、水溶性食物繊維は過剰に摂取するとお腹が緩くなる恐れがあるため飲み過ぎに注意してください。

トマトジュース

7つ目は、トマトジュースです。トマトには、色素成分であり赤色のもとであるリコピンが豊富です。

リコピンは、善玉コレステロールを増やす特徴があります。トマトジュースは、トマトを食べるよりも効率よくリコピンを摂取できるでしょう。

青汁

8つ目は、青汁です。商品により主原料が違いますが、一般的に大麦若葉やケールなどが使用されており、豊富に含まれている成分がβカロテンです。

βカロテンには血中コレステロールを下げる効果が期待できます。

また、青汁の中には悪玉コレステロールと中性脂肪低下効果が認められた、エラグ酸配合の機能性食品もあります。

より効果を求めるときは、コレステロール低下効果が認められたトクホや機能性食品の商品を選ぶとよいでしょう。

水

コレステロール低下が期待できる飲み物の最後、9つ目は、水です。

体内の水分が不足すると、血流が悪くなることで血液がドロドロになり、血栓ができやすくなるため、血中コレステロール値に影響します。

コレステロール値を正常に保つためには、正しい水分補給を実践し、血液をサラサラな状態に維持することが大切です。

厚生労働省後援「健康のために水を飲もう」推進委員会では、1日の摂取水分量と内訳の目安を次のように設定しています ※3。

1日の水分摂取量目安	2.5L
体内で作られる水	0.3L
食事	1.0L
飲み水	1.2L

水分補給にはカフェインなどの利尿作用のある成分が含まれない水が最適です。

また、体内に吸収できる水分は1回あたり200～250mlといわれているため、コップ1杯の水をこまめに飲みましょう。

ミネラル豊富な『のむシリカ』でおいしく健康サポート！

正しい水分補給は健康維持に大切です。

人間の体は約60%が水分で構成されており、体内の水分の20%を失うと体調に影響を与えるといわれています ※3。

水分補給をする際は、水質にこだわることでより健康維持や美容のサポートが可能となるでしょう。

のむシリカは霧島の大自然が育んだミネラルが豊富に含まれており、天然水生まれのナチュラルミネラルウォーターです。

ミネラルとは地球上に存在する元素のうち、体を構成する主要な4元素（酸素、炭素、水素、窒素）以外の総称です。

また、ミネラルはタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと並ぶ、人間の体に必要な5大栄養素の一つとして知られています。

不足すると健康に影響を与える可能性があるにもかかわらず、常に消費されており体内では合成できません。

ミネラルは食品から補う必要があるため、ミネラルを豊富に含むのむシリカを取り入れて、健康サポートに活用しましょう。

また、ナチュラルミネラルウォーターとは、次の水を指します。

品名	原水	処理法
ナチュラルミネラルウォーター	地中でミネラル成分が溶解した地下水	ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理をおこなわないもの

のむシリカは天然水のおいしさとミネラルをそのままに、品質管理を徹底してボトリングされています。

毎日飲む水はおいしさも重要なため、実際にのむシリカを購入した方の味の口コミを調査しました。

スッキリした味わいで大変飲み心地が良くリピートしたい。

引用元：Amazon

お水は苦手で普段は飲まないのですが、このシリカ水だけは、いくらでも飲めます。本当に美味しいです

引用元：Amazon

クセがなくとても飲みやすいお水でした。
又、リピを検討してます。

引用元：Amazon

口コミから、クセがなくおいしく飲める水であることがわかります。

また、リピートを希望する方が多いこともわかりました。

公式サイトでの、のむシリカの販売料金は次のとおりです。

ここからは、のむシリカをおすすめする理由を詳しく解説します。

体内で生成できないシリカが豊富

のむシリカは、体内で生成できないシリカが豊富な点が魅力です。

シリカは別名ケイ素とも呼ばれ、健康や美容の調子を保つことなどに深く関係する今注目のミネラル成分です。

成人は1日あたり約40mgのシリカを消費するといわれているため、毎日40mg以上の摂取が理想的でしょう。

のむシリカと人気のナチュラルミネラルウォーター2商品に含まれる、100mlあたりの成分を比較した表は、次のとおりです。

商品名	のむシリカ	サントリー天然水	い・ろ・は・す（清田）
エネルギー（kcal）	0	0	0
タンパク質（g）	0	0	0
脂質（g）	0	0	0
炭水化物（g）	0	0	0
ナトリウム（mg）	0	0.8	0.69
カルシウム（mg）	3.1	0.1～2.4	0.68
マグネシウム（mg）	1.4	0.02～1.1	0.36
カリウム（mg）	0.57	0.04～0.7	0.16
リン（mg）	－	1未満	－
バナジウム（µg）	3.4	－	－
シリカ（mg）	9.7	－	－
サルフェート（mg）	3	－	－
炭酸水素イオン（mg）	17	－	－
ゲルマニウム（ppb）	5	－	－

上記からのむシリカは、3商品の中でミネラルやシリカを多く含む水であることがわかります。

また、のむシリカは、500mlのペットボトル1本で1日の理想摂取量をカバーできるでしょう。

のむシリカを日常の水分補給に取り入れて、水分と同時にシリカを含む豊富なミネラルを効率よく補給してください。

ミネラル成分そのままで白湯や料理にも

のむシリカは、白湯や料理の使用にもおすすめです。

のむシリカの成分量表示は加熱殺菌後の量を示しており、加熱しても成分に大きな変化がありません。

人間の体は、体温が1度下がることで免疫力が大きく下がるといわれています。

そのため、スープや味噌汁などの温かい料理や白湯で体を温めることは健康維持に効果的です。

のむシリカを白湯や料理に使用し、体を温めながら水分補給とミネラル摂取を実践しましょう。

コレステロール値が気になる方のよくある質問

最後にコレステロール値が気になる方のよくある質問をまとめました。

黒ウーロン茶はコレステロールに効果的？

黒ウーロン茶は、コレステロールではなく中性脂肪に効果的な飲み物です。

黒ウーロン茶に含まれる黒ウーロン茶ポリフェノールは、脂肪の吸収を抑えて排出を増加させる効果が認められています。

体に脂肪がつきにくくなるため、体脂肪が気になる方におすすめです。

コレステロールの基準値はどのくらい？

2022年度判定区分ドック学会が定めるコレステロールの基準値は、次のとおりです ※4。

項目	異常なし	軽度異常	要再検査、生活改善	要精密検査、治療
HDLコレステロール （㎎/dL）	40以上	－	35～39	34以下
LDLコレステロール （㎎/dL）	60～119	120～139	140～179	59以下、180以上

コレステロール値は血液から検査するため、普段の生活では確認できません。

健康リスクを避けるためにも、定期的に血液検査を受けましょう。

コレステロール低下が期待できる食べ物は？

コレステロール低下が期待できる食べ物、含まれる成分と働きは次のとおりです。

コレステロール低下が期待できる食べ物	含まれる成分	成分の働き
海藻類 きのこ ごぼうなど	食物繊維	胃や腸をゆっくり移動しながらコレステロールを包み込み体外へ排出する働き
エビ イカなど	タウリン	胆汁の分泌を促し、コレステロール値を下げる作用
サバやアジなどの青身魚 アーモンドなどのナッツ類 オリーブオイルなど	不飽和脂肪酸	血液中のコレステロールを減らして血液をサラサラにする働き

上記の食べ物をバランスよく日々の食事に取り入れることが大切です。

まとめ

本記事では、コレステロールを下げる効果が期待できる9つの飲み物を、賢い選び方などとあわせて解説しました。

コレステロールは、悪玉コレステロールと善玉コレステロールがバランスよく保たれることで健康を維持できます。

とくに悪玉コレステロール値が高すぎると動脈硬化の原因になり、命にかかわる疾患のリスクを高めるため注意が必要です。

高いコレステロールを下げるためには生活習慣の改善が基本です。コレステロールを下げる飲み物を活用して、健康維持に努めましょう。

＜参考文献＞
※1 厚生労働省 e-ヘルスネット｜コレステロール
※2 文部科学省｜日本食品標準成分表（八訂）増補2023年
※3 厚生労働省｜健康のため水を飲もう推進運動
※4 2022年度判定区分　ドック学会｜会告
※商品の情報は公式サイトを参考にしています