水のカロリーを徹底解説！水の健康的な飲み方・選び方も詳しく紹介！

「喉が渇いているけれど水太りが心配」「ダイエット中は水の飲み過ぎで太りたくない」と悩み、必要な水分補給を我慢している方もいるのではないでしょうか。

水分補給はビタミンやミネラルの摂取と同等に、私たちの体を維持するために欠かせません。

本記事では水分補給のメリットや、適切な水分補給の方法、おすすめの飲料水などについて紹介します。

毎日欠かさず口にする水についてよく理解し、健康維持に役立てましょう。

【結論】水のカロリーはゼロ！

結論からお伝えすると、水で太る可能性はありません。

水は0kcalであるため、エネルギーを生み出さず、余ったエネルギーによる体脂肪の増加も起こりません。

一般的な「水太り」は、カロリーの摂り過ぎにより引き起こされているものではなく、水を体に溜め込みやすくする「食塩」の摂り過ぎや、水を外に出しにくくする「運動不足」などによるものです。

また、仮に食塩の摂り過ぎや運動不足で水太りを起こしたとしても、体脂肪が増加したわけではありません。

適度な運動や十分なミネラルの補充により、水が外に出ていけば水太りは解消されます。

ダイエット中でも水を恐れず、十分な水分補給をおこないましょう。

カロリーがゼロの水は健康によいのか？

水は0kcalであり、エネルギー源として体内で機能するわけではありません。

しかし、水は人体に欠かせない成分であり、普通に生活していても1日に2.5Lの水が生命維持のために使用され、失われています※1。

食事からの摂取や体内での生成で補える分は1.3Lほどであるため、飲料から1日1.2Lほどの水分摂取が推奨されています※1。

では十分な水分補給で不足を防ぐと、体にどのようなメリットがあるのでしょう。

水分を十分に摂ることで血行をよくする

私たちは日々、尿や便のみならず、汗や呼気からも多くの水分を喪失しています。

水分量の減少は体液量の減少につながるため、血液量が減少し、血液濃度が高くなります。

脱水状態におけるドロドロの濃い血液では血流が滞りやすくなるため、十分な水分摂取による良好な血流の確保は欠かせません。

水分補給により脱水を防ぎ、血流が滞らないように注意しましょう。

水はこまめに適量を飲むことが大切

一度に大量の水を飲んでも、すぐに尿として外に出てしまいます。

また喉の渇きを感じた段階はすでに体の脱水が始まっているため、喉が渇く前に水分補給をすることが重要です。

一度に飲む量はコップ1杯程度で、回数を分けてこまめに飲むようにしましょう。

水分が不足しやすいことから、次のタイミングが推奨されています。

• 就寝の前後
• スポーツの前後やスポーツ中
• 入浴の前後
• 飲酒中や飲酒後

とくに水分補給ができない就寝中は、脱水が起こりやすい時間帯です。そのため、枕元に水を置いて、すぐに水分補給できる環境を準備しておく工夫も大切です。

カロリーがゼロではない水もある

スーパーやコンビニ、ネット通販などで購入できる水の中には、「フレーバーウォーター」としてミカンやモモの風味を添加した商品もあります。

控えめな甘さで飲みやすいフレーバーウォーターですが、「ウォーター」の名前に反してカロリーが含まれています。

商品によりますが、果汁100％ジュースの半分程のカロリーが存在するものもあります。

水以外のものが添加されている飲料には、たとえ名前に「水」や「ウォーター」と表示されていても0kcalではない場合があります。

カロリーの摂り過ぎを招くため、水分補給の際は十分注意しましょう。

同じ0kcalでも健康的な水を選ぼう！

砂糖や果汁などが添加されていない「水」は0kcalです。

ではなぜ、世の中にはさまざまな種類の水が売られているのでしょうか。

水は0kcalでありながら、ミネラル含有量により、味わいや効能に違いが生じます。

毎日必ず摂取する水の質にこだわり、毎日を元気に過ごしましょう。

水にも種類がある？硬度や種別を解説

水からはカルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルを摂取できます。

ミネラル含有量は水の採掘場所で異なり、このうちカルシウムとマグネシウムの量が「硬度」の単位で表現されています。

たとえば「いろはす」は、全国7か所から採水した水を用いています。各採水地の水の硬度を確認してみましょう。

• 清田：31.8mg/L
• 奥羽山脈：27mg/L
• 砺波：27.7mg/L
• 白州：27mg/L
• 大山：40.3mg/L
• 阿蘇：71.1mg/L
• えびの：33mg/L

いずれも硬度が100mg/L以下の「軟水」に分類され、カルシウムやマグネシウムの含有量は控えめです。

一方「コントレックス」の硬度は約1,468mg/Lであり、「硬水」に分類されます。

カルシウムやマグネシウムといったミネラルを豊富に摂取できますが、マグネシウムは苦味を持つミネラルのため、味にクセを感じる場合があります。

ミネラルが豊富なナチュラルミネラルウォーターがおすすめ

水には天然水、ミネラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターなど、さまざまな種類があります。

ナチュラルウォーターは、特定の水源から採水した地下水で、沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理をしていないものを指します。

ナチュラルウォーターのうち、地中でミネラル成分が溶解した地下水を原水とした水で、処理方法などで一定の基準を満たしたものが「ナチュラルミネラルウォーター」です。

ボトルドウォーターのように、ミネラル含有量の少ない水にあとからミネラルを添加した水もありますが、ナチュラルミネラルウォーターからは天然の味わい深いミネラルを摂取できます。

おいしく水分補給したい方や、ミネラル補給を効率よくおこないたい方は、ナチュラルミネラルウォーターを選んでみましょう。

ナチュラルミネラルウォーターを選ぶポイント

ナチュラルミネラルウォーターにも採掘場所や硬度によりさまざまな種類があるため、どのような基準で選べばよいのか、悩んでしまうかもしれません。

次項ではナチュラルミネラルウォーターを選ぶ際に、参考にしたいポイントについて解説します。

ナチュラルミネラルウォーターを購入するにあたって、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

ミネラル含有量に注目する

水分補給のみならず、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル補給を効率的におこないたい場合には、ミネラル含有量の高いものを選ぶとよいでしょう。

カルシウムやマグネシウムはとくに骨の健康に欠かせないミネラルであるため、骨粗しょう症や骨軟化症といった骨のトラブルの予防に役立ちます。

また、カリウムは体内の余分なナトリウムを、水と一緒に体外へ排出する役割があります。

高血圧予防はもちろん、水太りやむくみを解消する効果も期待できるでしょう。

さらにナチュラルミネラルウォーターの中には、皮膚や爪、髪を構成するミネラルの「シリカ」を含む商品もあります。

水分補給とミネラル補給を同時におこない、健康維持に役立てましょう。

通販で購入できるものを選ぶ

水はスーパーで購入すると運搬に手間がかかります。

また消費量も多いため大量に購入する必要があり、重い水を段ボールで何箱も購入するのは非常に骨の折れる作業です。

手軽にナチュラルミネラルウォーターを取り入れたい場合には、運搬を任せられる通販での購入をおすすめします。

定期購入により送料が割引される場合もあるため、継続的な使用を検討している方は活用してみましょう。

自身の口に合う硬度を見つける

水の味わいやクセ、期待できる健康効果はミネラル含有量により異なります。

ミネラル豊富な硬水は、カルシウムやマグネシウムの補給手段として有効ですが、味にクセがあり、大量に飲むとお腹の調子を崩す可能性もあります。

また日本の水道水は大半が軟水であり、日本人は軟水を飲み慣れています。そのため、硬水が体質にあわないと感じるかもしれません。

まろやかな味わいを楽しみたい場合には軟水、ミネラル含有量と飲み心地のバランスを求める場合には中硬水をおすすめします。

毎日の水分補給を習慣化するためにも、自身に合った硬度の水を選ぶようにしましょう。

ナチュラルミネラルウォーターなら『のむシリカ』がおすすめ

ナチュラルミネラルウォーターを選ぶ基準はさまざまですが、一例として「のむシリカ」をおすすめします。

のむシリカのメリットや期待できる健康効果、活用方法について次に解説します。

シリカをはじめとしたミネラル成分が豊富

のむシリカを含めたナチュラルミネラルウォーターの成分を、いくつか比較してみましょう。

【ナチュラルミネラルウォーター100mLあたりのミネラル含有量】

	いろはす	シリカシリカ	のむシリカ
カルシウム	0.4~1.2mg	0.76mg	3.1mg
マグネシウム	0.17～1.0mg	0.21mg	1.4mg
カリウム	0.06~0.7mg	0.31mg	0.57mg
シリカ	記載なし	0.72mg	9.7mg

いろはすは、いずれの採水地のものも硬度100mg/L以下の軟水、シリカシリカは硬度28mg/Lでこちらも軟水です。

まろやかで飲みやすい味わいですが、カルシウムやマグネシウムの含有量は少なめです。

のむシリカは硬度130mg/Lであり、硬水と軟水の間の性質を持つ中硬水に相当します。

カルシウムやマグネシウムの含有量が多めであり、シリカの効率的な摂取源としても機能します。

飲みやすさとミネラル含有量の多さとが両立されており、使用しやすいナチュラルミネラルウォーターであるといえるでしょう。

飲み水以外の料理や浸出にも使用可能

のむシリカはスープや味噌汁などの料理、緑茶やレモンウォーターなどの飲料にも適しています。

ミネラル含有量が多過ぎないため、料理や飲料本来の味を損なうこともありません。

毎日の食事にのむシリカを使用すれば、水分補給に加えて、食事にもミネラルを強化できます。

また、のむシリカには料理のうま味を引き立たせる効果もあります。炊飯に使用すると、炊き上がりのお米がより一層おいしくなるでしょう。

まとめ

砂糖や果汁の含まれていない「水」は生命維持に必須であり、毎日1.2Lほどの水分補給が推奨されています※1。

こまめに少量ずつ飲むことで血流の滞りを回避しましょう。

また、水分補給と同時にミネラルの摂取もおこないたい場合は、ナチュラルミネラルウォーターの活用がおすすめです。

のむシリカのようなナチュラルミネラルウォーターを適切に活用し、爽快な毎日を過ごしましょう。

＜参考文献＞
※1　 厚生労働省 | 「健康のため水を飲もう」推進運動
※商品の情報は各公式サイトを参考にしております