ウォーターサーバーのメリットやデメリットとは？選び方や注意点も詳しく解説

毎日おいしい水を自宅で飲む方法のひとつに、ウォーターサーバーの活用があります。

大がかりな機器や高いコストなどのイメージがあるかもしれませんが、工夫次第でより手軽な導入が可能です。

本記事ではウォーターサーバーを取り入れるメリットや、起こりうるデメリットを解説します。

加えて、毎日の水分補給に適した水の宅配サービスについても紹介します。

毎日の水分補給をよりおいしく、より効率よくおこないたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ウォーターサーバーのメリット

ウォーターサーバーは容器入り飲料水のボトルをセットして、いつでもおいしい水が飲める機械です。

• 冷水と温水がすぐに飲める
• ミネラルを含む水分補給が習慣化される
• 重たい水を運ぶ手間が軽減
• 災害時の備蓄水になる
• ペットボトルのゴミを減らせる

上記のメリットについて解説します。

冷水と温水がすぐに飲める

ウォーターサーバーは冷水と温水が供給できます。

通常であれば冷却や加熱に時間がかかりますが、ウォーターサーバーはすぐに用意できます。

好みの水を好みの温度ですぐに飲みたい方には、ウォーターサーバーの活用がおすすめです。

ミネラルを含む水分補給が習慣化される

日本の水道水は厳しい衛生基準をクリアしており、消毒用の塩素も人体に害を及ぼさない濃度に調整されています。

しかし、日本の水道水はカルシウムやマグネシウムの含有量が少ない「軟水」が大半で、水分補給はできても効率的なミネラル補給にはつながりにくいかもしれません。

一方、ウォーターサーバーは好みの飲料水をセットできます。

ミネラル豊富なミネラルウォーターやナチュラルミネラルウォーターを選ぶと、ミネラル不足の解消にも役立つでしょう。

重たい水を運ぶ手間が軽減

飲用水をスーパーやドラッグストアから調達するのは、非常に手間のかかる作業です。

私たちが1日に必要な水分のうち、飲み水から摂取する分は成人一人あたり約1.2Lとされています。※1

1Lにつき1kgする水を2本、3本と購入して運ぶ作業は簡単なものではありません。

水の調達が面倒と感じれば、水分補給の習慣化も難しくなるでしょう。

ウォーターサーバー用の水は定期的に自宅に配送され、重たい水を調達する手間が省けます。

ミネラル豊富な水の摂取を習慣化するには、手間を省いて続けやすくする必要があります。

ウォーターサーバーを活用して、手軽に水分補給できる環境を作りましょう。

災害時の備蓄水になる

ウォーターサーバーの中には、停電しても使用できるものがあります。

ウォーターサーバーを災害時の備蓄水としても使いたい場合は、ボタンを押して水を出すタイプではなく、レバーやコックの操作で水を出すタイプにしましょう。

さらにボトルを上に設置するタイプを選べば、汲み上げに使う電気も不要です。

停電時は冷水や温水にする機能は使用できませんが、常温の水でよければ普段と遜色ない水分補給が可能です。

ペットボトルのゴミを減らせる

ペットボトルの飲料水を購入している方は、頻繁に発生するゴミの量が気になるのではないでしょうか。

炭酸入りの飲料水を除いて、ペットボトルの容器は潰してかさを減らしやすいよう、工夫して柔らかくされてきました。

それでも毎日ペットボトルのゴミが発生すると、空のボトルがかさばりゴミ出しにも困るでしょう。

ウォーターサーバーは約10Lのボトルを取り付けられ、ゴミの削減にもつながります。

ウォーターサーバーのデメリット

水分補給が快適にできるウォーターサーバーですが、いくつかのデメリットも発生します。

• 設置場所やボトルの保管場所の確保に困る
• ボトルの交換作業が面倒
• ランニングコストが発生
• 定期的なセルフメンテナンスが大変

ウォーターサーバーを活用したい方は、次に紹介するデメリットや注意点を把握したうえで検討してみましょう。

設置場所やボトルの保管場所の確保に困る

設置スペースを用意できない場合はウォーターサーバーは不向きです。

ボトルについても、宅配で届くサイズが大きいため保管場所もあらかじめ考えておかなければなりません。

ボトルの置き場所に困ったり、サーバーのデザインが設置場所の雰囲気と合わなかったりする懸念があれば、別のサービスを検討した方がよいでしょう。

ボトルの交換作業が面倒

ウォーターサーバーに蓄えておける水の量は、大きいもので12Lくらいあります。

飲み切れば新しいボトルに交換しなければいけませんが、10kgを超えるボトルの交換はやや重労働です。

高齢者や小柄な女性にとって、その労力は相当なものになるでしょう。

大きなボトルの交換作業がつらい方には、小分けにされたペットボトルの活用が適しています。

自身の体格や交換にかかる労力を考慮して、より快適に水分補給できるサービスを選びましょう。

ランニングコストが発生

ウォーターサーバーは電気を使って冷水や温水を作ります。

またボタンを押して水を出すタイプのウォーターサーバーであれば、水の供給自体にも電気が必要です。

サーバーの使用頻度により金額は異なりますが、1か月の電気代として500～1,000円ほどかかります。

毎月の電気代が負担になる場合は、ペットボトルの小分け購入やケースの宅配サービスを活用した方がよいでしょう。

定期的なセルフメンテナンスが大変

一般的に宅配サービスで届く水には塩素が含まれておらず、長時間空気に触れた状態で保存しておくと細菌繁殖のリスクが高まります。

ボトル内の水は安全ですが、ウォーターサーバーの吸水口は空気に触れており、安心して飲むためにはこまめな掃除が欠かせません。

ほかにも、ボトルの交換時には差込口も空気に触れる可能性を考慮して、衛生的な環境での交換が必須となります。

メンテナンスが面倒な方は、ウォーターサーバーの活用が重荷になるかもしれません。

ウォーターサーバーの失敗しない選び方

ウォーターサーバーの購入を予定している方は、できる限りメリットを取り入れつつデメリットを減らせるようなものを選びたいでしょう。

それには自身の生活スタイルや居住環境に合ったものを選ぶことがポイントです。

次項からはウォーターサーバーの選び方を紹介します。

場所の確保が難しいなら「卓上タイプ」

ウォーターサーバーの置き場所がない場合は、カウンターや棚の上に設置できる「卓上タイプ」がおすすめです。

床置きタイプの高さの半分以下で設置でき、サーバーのために床を空ける必要がありません。

コンパクトでスタイリッシュなデザインも多く展開されています。

手軽にウォーターサーバーを導入したい方は卓上タイプを検討してみましょう。

ボトル交換のラクさ重視なら「下置き型」や「水道直結型」

ボトル交換の手間がネックで導入を悩んでいる方は、ボトルを高く持ち上げずに交換ができる「下置き型」がおすすめです。

「水道直結型」になると、ボトル交換の手間の一切が省けます。

ですが水道直結型は水の種類を選べず、ミネラルが豊富な水の摂取が確実にできるとはいえません。

好みのミネラルウォーターやナチュラルミネラルウォーターを飲みたい場合は、下置き型のウォーターサーバーがよいでしょう。

初期費用や配送料を抑えられるか

ウォーターサーバーを購入する際は、初期費用として機械代が嵩みます。

あわせて、定期的に購入する水の価格や配送料にも注目すべきです。

とくに配送料を含めた水の価格は、長期的な水分補給が可能かどうかを判断する重要な検討材料です。

初期費用を抑えられるか、水の購入を継続できるか、よく考えて選びましょう。

注文ノルマの有無や契約期間で選ぶ

ウォーターサーバー用の水の宅配サービスには、毎月の購入が必須となっているケースもあります。

しかし、一人暮らしの方や1日の使用頻度がそれほど多くない方は、注文したボトルを消費しきれないかもしれません。

消費ペースよりも最低限購入しなければならない量が上回り続けると、自宅に使用されないボトルが溜まり続けます。

隔月の購入が可能か否かや、配送スキップの制度が活用できるかなどを事前に確認しておきましょう。

機能性やデザイン性で選ぶ

快適な水分補給を、よりスタイリッシュにおこないたいと考える方もいるでしょう。

インテリアとしても映えるウォーターサーバーを設置すれば、水分補給のモチベーションも高まります。

冷水や温水の用意が短時間でできるものや、UV除菌ランプで内部の衛生面を保てるものなど、さまざまな機能が付いた製品が存在します。

使用できる水の種類で選ぶ

ウォーターサーバーには、天然水が使用できる機種と、RO水（ピュアウォーター）の使用に限定された機種があります。

RO水とは、そのまま飲んでも安全な水に、ろ過や鉱物イオンの除去、オゾン殺菌などの処置を加えた上でボトル詰めしたものです。

天然水よりも比較的安価でありミネラル分を含んでおらず、乳幼児の水分補給としても適しています。

一方、天然水の味わいを楽しみたい方、水分補給と同時にミネラルを補給したい方には、天然水ボトルに対応したサーバーが必要です。

乳幼児の水分補給、あるいは大人のミネラル補給などの、それぞれの目的に対応できるウォーターサーバーを選びましょう。

『のむシリカ』でメンテナンスの手間なくミネラル摂取を！

ウォーターサーバーの導入をためらう大きな理由として、機器のメンテナンスやボトルの交換が手間である点を挙げました。

手軽においしく毎日の水分補給をおこないたい場合は、ペットボトルの水の宅配サービスを検討してみましょう。

水分補給とミネラル補給が同時にできる飲料水として「のむシリカ」を紹介します。

飲みやすくミネラルを効率的に補給できる

のむシリカの特徴は、飲みやすさとミネラル含有量を両立している点にあります。

のむシリカと、ほかのナチュラルミネラルウォーターの成分を比較してみましょう。

【ナチュラルミネラルウォーター100mLあたりのミネラル含有量】

	日田天領水	フィジーウォーター	のむシリカ
カルシウム	0.8mg	1.8mg	3.10mg
マグネシウム	0.2mg	1.5mg	1.40mg
カリウム	0.9mg	0.5mg	0.57mg
シリカ	約8.5mg	9.3mg	9.70mg

日田天領水は硬度32mg/Lの軟水です。まろやかな味わいで非常に飲みやすい水ですが、シリカ以外のミネラル含有量は少なめです。

フィジーウォーターは硬度106mg/L、のむシリカは硬度130mg/Lであり、どちらもミネラルを適度に含む「中硬水」に分類されます。

中硬水は、ミネラル含有量が多い硬水のような苦みやクセがなく、かつミネラルが適度に含まれた飲みやすい水です。

さらに、のむシリカはシリカ以外のミネラルバランスも良好です。とくにカルシウムとマグネシウムは、体への吸収率がよいとされる2：1に近い割合で含まれています。

シリカに加え、カルシウムやマグネシウムを効率よく補給したい方に、のむシリカは適した商品といえるでしょう。

長期保存が可能で持ち運びが簡単

のむシリカは未開封であれば約2年保存できる商品です。

日常の水分補給としてはもちろん、災害時の備蓄としても活用できます。

そしてのむシリカには500mLのボトルがあり、簡単に持ち運びが可能です。

水筒に詰め替える必要もなく、自宅のみならず外出先でも手軽においしく水分補給ができます。

熱に強く料理に活用しやすい

ミネラルが多すぎない中硬水であるのむシリカは、温めても苦みを強く感じません。

スープや味噌汁に用いると、本来の味を変えることなくミネラルを補えます。

お茶の煮出しや炊飯とも相性がよく、旨みを引き出す効果が期待できます。

料理やお茶をよりおいしく楽しみたい方にとっても、のむシリカは活躍するでしょう。

まとめ

今回は自宅でおいしく水分補給をおこなう方法のひとつとして、ウォーターサーバーの情報を紹介しました。

ウォーターサーバーは、冷水や温水を即座に用意できる、室内装飾に馴染みやすい商品ラインアップがある、などのメリットがあります。

他方で、電気代や設置場所、ボトルの保管場所、購入頻度などの問題があり、安易な判断での購入はせずさまざまな情報を総合した検討が必要です。

手軽で持ち運びにも適した飲料水を探している方は、ナチュラルミネラルウォーターである、のむシリカがおすすめです。

のむシリカを活用した水分補給を習慣化して、健康や美容のサポートに役立てましょう。

＜参考文献＞
※1 厚生労働省 | 「健康のため水を飲もう」推進運動
※商品の情報は公式サイトを参考にしています。