水を飲み過ぎるとどうなる？過剰摂取の影響や適切な水分量、飲み方のポイントを解説

水の飲み過ぎによる体への影響が気になりませんか。

健康や美容のために、1日〇リットル水を飲もうといったフレーズを聞いた方は多いのではないでしょうか。

また近年は水分不足による熱中症などが問題となり、水分不足の危険性は認知されています。

しかし、水を飲み過ぎた場合の体への影響はそれほど知られていません。

そこで本記事では、水の飲み過ぎによる体への影響について、適切な水分量や飲み方とあわせて解説します。

正しい水分補給で健やかな毎日を送りたい方は、ぜひ参考にしてください。

水の飲み過ぎは危険？

体内の水分が不足すると脱水症状を引き起こし、体に悪影響を及ぼすことは有名です。

同様に、水を飲み過ぎて水分が過剰になった場合も、体によくありません。水を飲み過ぎると水中毒が起こり、さまざまな不調があらわれます。

体内の水分が不足しても増え過ぎても体に悪く、適切な水分補給が大切です。

適切な水分補給が求められる理由と飲む量の目安

水分補給の重要性

水分は体の機能を正常に保つために不可欠です。人間の体は約60%が水分で、5%が失われると脱水症状や熱中症の症状があらわれるといわれています※1。

また、体内の水分の10%を失うと筋肉の痙攣や循環不全が起こり、20%を失うと命に関わるケースもあり非常に危険です※1。

体の機能を正常に保ち健康に過ごすには、水分補給が非常に重要です。

1日に必要な水分量の目安

厚生労働省後援「健康のために水を飲もう」推進委員会が公表している1日の水分摂取量と内訳は、次のとおりです※1。

1日の水分摂取量目安		2.5L
内訳	体内で作られる水	0.3L
	食事	1.0L
	飲み水	1.2L

上記は目安であり、各自の水分量は体重や活動量により変化するため、自身の生活様式にあわせて取り入れる量を考えましょう。

水の飲み過ぎが原因で起こる「水中毒」とは

つづいて、水の飲み過ぎが原因で起こる水中毒について、症状や対処法を解説します。

水中毒の症状

水中毒は、過剰な水分摂取により低ナトリウム血症を起こした状態を指します。低ナトリウム血症とは、血液中のナトリウム濃度が基準より低い数値を示すことです。

体内のナトリウム濃度は、通常尿の排出量を調整して一定に保たれていますが、一度に大量の水を飲むと水分の排出が追い付きません。

結果として体内の水分が増え、ナトリウムの濃度が薄まり、低ナトリウム血症が起きます。

初期段階の低ナトリウム血症では軽度の疲労感や食欲低下などがあらわれ、徐々にめまいや頭痛などへと症状が進みます。

さらに悪化すると吐き気や嘔吐、意識障害、痙攣などが起こり、最悪の場合は死に至るおそれもあり非常に危険です。

水中毒の症状が出た場合の対処法

水中毒と思われる症状が出た場合、まずは水分の制限が大切です。そのうえで塩分を含む飴やタブレットなどを取り入れて、体内のナトリウムバランスを整えましょう。

ただし意識障害など重い症状がある場合は、すぐに病院を受診しましょう。

健康を維持する水分補給のポイント

水分は生命維持に不可欠で、不足しても過剰に補給しても体に悪影響を及ぼします。

ここからは水分不足や過剰摂取を防ぎ、健康維持につなげる水分補給のポイントを5つ解説します。

1日の必要量を目安にこまめに飲む

水分は一度にたくさん飲んでも、尿として排出されることから吸収されません。コップ1杯程度の水をこまめに飲みましょう。

一般的に健康維持を目的として飲む水の量は1日あたり1.2Lといわれることから※1、コップ1杯（150〜200mL）程度の水を6〜8回に分けて飲むとよいでしょう。

とくに次のタイミングは体内の水分が失われやすく、必ず水分補給しましょう。

• 起床時
• 就寝前
• スポーツ前後
• スポーツ中
• 入浴前後

水や麦茶などで水分補給する

水分補給は、水や麦茶などのカフェインが含まれていない飲み物がおすすめです。

コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインには、利尿作用があります。

日常的な水分補給にコーヒーや緑茶などを飲むのは問題ありませんが、高温多湿の環境で大量に水分補給するシーンでは、カフェインを含む飲み物は適しません。

多くの水分補給が必要な場面では、なるべくカフェインを含まない飲み物を選ぶ習慣をつけましょう。

甘い飲み物は控える

健康維持の水分補給には、甘い飲み物は控えましょう。

甘い飲料を毎日の水分補給に使うと、糖分やカロリーを摂り過ぎる恐れがあります。糖分やカロリーの過剰摂取は肥満や高血糖の原因となり、生活習慣病のリスクを高めます。

水分補給は水や無糖の炭酸水、無糖でノンカフェインのお茶などでおこないましょう。

ペットボトルを購入する際はパッケージの栄養成分表示を確認し、糖分が多く含まれていないものを選ぶことが大切です。

運動時はナトリウムを補給できるものを飲む

運動したり汗を多くかいたりするときは、ナトリウムが補給できる飲料を飲みましょう。

汗にはナトリウムが多く含まれ、大量に発汗すると水分のみならずナトリウムも失います。

大量に発汗した際に水分のみ補給すると体内のナトリウム濃度が薄まり、低ナトリウム血症（水中毒）を起こす恐れがあり危険です。

（公財）日本スポーツ協会は、熱中症予防の水分補給として0.1〜0.2％の食塩と糖質を含むドリンクを推奨しています※2。

少量の糖質を加える理由は、腸管での水分吸収を促進させる効果があるためです。

大量に発汗するときの水分補給には、状況に応じてスポーツドリンクや経口補水液を利用しましょう。経口補水液は次の材料で簡単に手作りできます。

水に砂糖と塩を入れてかき混ぜ、好みでレモン汁を絞ります。レモン汁は加えなくてもよいですが、加えると飲みやすくなるうえにカリウムやビタミンCが補給できておすすめです。

飲水量を把握しておく

健康的に水分補給するには、飲水量の把握も大切です。飲水量を把握しておくと、水分不足や過剰摂取を防げます。

容量のわかるコップや、メモリ付きのコップ又はボトルで水分補給するほかに、ペットボトルを利用してもよいでしょう。

とくに500mLのペットボトルは外出時に手軽に持ち運べ、飲水量も把握できます。ただし口を付けたペットボトルは雑菌が繁殖しやすいため、1日で飲み切るようにしましょう。

毎日の適切な水分補給には『のむシリカ』がおすすめ！

人間の健康維持には適切な水分補給が必要で、毎日の健康ケアには「のむシリカ」がおすすめです。

のむシリカは、霧島の大自然が育んだ天然水生まれのナチュラルミネラルウォーターです。ナチュラルミネラルウォーターとは、次の水を指します。

品名	原水	処理法
ナチュラルミネラルウォーター	特定の水源から採水され、かつ地中又は地下でミネラルが溶解した地下水	ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理をおこなわないもの

のむシリカは天然水のおいしさとミネラルをそのままに、品質管理を徹底してボトリングされています。

のむシリカには500mLと2Lのペットボトルがあり、公式サイトの販売価格は次のとおりです。

定期便は期間の縛りがなく、1箱あたり20％引きで購入できます。さらに1回に2箱以上購入すれば送料が無料になり非常にお得です。

常温保存ができて保管場所に迷わず、日常生活に取り入れやすいこともメリットです。ここからは、のむシリカをおすすめする理由をさらに詳しく解説します。

体に必要なミネラルを補給できる

ミネラルはタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと並ぶ、人体に欠かせない5大栄養素の一つです。

ミネラルが不足すると健康に影響を与える可能性がありますが、体内ではミネラルを生成できず、飲食物から摂り入れなければなりません。

とはいえ、毎日食品のみから十分なミネラルを摂るのは困難です。

ミネラルを含む水であれば水分補給と同時にミネラルも補給でき、手軽に健康ケアができます。

次の表は、のむシリカと人気のナチュラルミネラルウォーター2商品の100mLあたりの成分量を比較したものです。

商品名	のむシリカ	財宝温泉	日田天領水
食塩相当量（g）	0	0.02	0
カルシウム（mg）	3.1	0.18	0.8
マグネシウム（mg）	1.4	0.02	0.2
カリウム（mg）	0.57	0.13	0.9
リン（mg）	－	－	－
バナジウム（µg）	3.4	－	－
シリカ（mg）	9.7	3.1	約8.5
サルフェート（mg）	3	－	約0.5
炭酸水素イオン（mg）	17	－	約8.5
ゲルマニウム（ppb）	5	－	－

上記から、のむシリカは含まれる成分の種類、量ともに多いことがわかります。

また、のむシリカには今話題のミネラルであるシリカが100mLあたり9.7mg含まれている点も注目に値するでしょう。

体内にも存在するシリカは、成人1日あたり約40mg消費されるといわれています。のむシリカを活用すると、500mLのペットボトル1本で手軽に1日の消費量をカバーできます。

日常の水分補給にのむシリカを取り入れれば、ミネラルの効率的な補給が可能です。

こまめに飲めて飲水量の把握にも役立つ

のむシリカはペットボトル飲料水のため、ボトルを見ればどのくらいの水を飲んだか簡単に把握できます。

また500mLのペットボトルは持ち運びやすく外出時でもこまめに水分補給でき、健康維持に役立ちます。

まとめ

本記事では水の飲み過ぎによる体への影響を、適切な水分量や飲み方とあわせて解説しました。

水分は健康維持に必要ですが、過剰摂取は体にさまざまな影響を及ぼします。

水分不足や過剰にならないよう、適切量を守ったこまめな水分補給が望ましいでしょう。本文で解説したポイントを参考に、正しく水分補給をしてください。

また日常の適切な水分補給には、こまめな水分補給や飲水量把握に便利で健康ケアもできる、のむシリカがおすすめです。

ぜひ、のむシリカで正しく水分補給して、健やかな毎日をおくりましょう。

＜参考文献＞
※1　厚生労働省｜健康のため水を飲もう講座
※2　公益財団法人日本スポーツ協会｜スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック
※商品の情報は公式サイトを参考にしています。