常温水とは？常温で手軽にミネラル補給ができるミネラルウォーターも紹介

常温水とはその名の通り常温の水のことです。常温が体に優しいと知りつつ、冷たく喉越しのよい水を飲んでいませんか。

常温水は、健康のサポートに重要な役割を果たす飲料です。

本記事では、常温水の定義や健康効果のほか、水分補給に適切な時間帯も解説します。

また、常温水に最適なおすすめのミネラルウォーターも紹介するため、水分補給により健康的に毎日を送りたい方はぜひ参考にしてください。

常温水は体に優しい水

水は私たちの体に欠かせません。体の約60%が水分で構成されており、生きていくためには体内を適切な水分量に保つ必要があります※1。

体の水分の20%を失うと死に至る恐れがあるほど水分は大切であり、日常的な水分補給が欠かせません※1。

厚生労働省は「健康のために水を飲もう」推進委員会で次のように必要な水分摂取量を推奨しています※1。

項目	詳細
1日の水分摂取量目安	2.5L
体内で作られる水	0.3L
食事	1.0L
飲み水	1.2L

私たちの体は一度に大量に水分を摂取しても吸収されないため、こまめな水分補給が大切です。

水分補給する水は、常温水や温水、冷水などさまざまな温度で摂取できます。

とくに運動後や夏場などは、冷たい水を飲みたくなりますが、体に優しい常温水がおすすめです。

常温水は、15〜25℃の水

常温水は15～25℃の水です※2。

飲むとぬるく感じますが、常温水の水温が体温に近いことから胃腸への負担が少なく吸収が早いため、水分補給に適しています。

温水とは？

温水は、60～70℃の水です※2。

胃腸への負担が最も少ない水で、体を温める効果があります。

体を温めることで副交感神経を優位にし、リラックスできる状態になるため寝る前の水分補給に最適です。

ただし、吸水速度が遅いため、発汗時の水分補給には適しません。

冷水とは？

冷水は、10℃以下の水です※2。

暑い日や運動後などには喉越しよく感じ、体への吸収速度は常温水、温水と比較すると最も早く、クールダウン効果があります。

そのため、とくに暑い日や運動などで急激に発汗した際の水分補給におすすめです。

また、起床時に飲むことで次の効果が期待できます。

• 胃腸への刺激による便通改善効果
• 交感神経の切り替えで目覚めをよくする効果

一方で、冷水は一度に大量に飲んだり、タイミングを間違えたりすると体に負担がかかります。

人間の体は体温が1℃低くなれば免疫力が大きく下がるため、飲み過ぎや日常的な水分補給には適しません※3。

さらに胃腸が弱っている場合、冷水の刺激で胃痛や下痢を引き起こす可能性があり注意が必要です。

常温水を含む水の健康効果

常温水を含む水には、次の健康効果が期待できます。

デトックス効果

水に期待できる健康効果の1つ目は、デトックス効果です。

デトックス効果は、水が体に与える次の影響によるものです。

• 血流の改善
• 便をやわらかくする

血液には栄養素を体の隅々へ届け、不要な老廃物を腎臓に運び尿として体外へ排出する働きがあります。

そのため、血流がよくなれば老廃物の排出もスムーズになるでしょう。

また、水には便をやわらかくする作用があるため便秘予防にも効果的です。

リラックス効果

水には、リラックス効果も期待できます。

ストレスや緊張、とくに怒りなど興奮状態にある場合は、水を飲んで心を落ち着かせるとよいでしょう。

また、就寝前にコップ1杯の水を飲めば、就寝中の脱水予防以外に、寝つきをよくする効果も期待できます※1。

肌のうるおい維持

水に期待できる健康効果には、肌のうるおい維持もあります。

年齢とともに体内の水分量は低下し、肌のうるおいも失われます。

肌は表面から水分補給をしても細胞内部までは届かないため、肌のうるおい維持のためにも体内から水分補給する必要があるでしょう。

十分な量の水をこまめに飲むことで、細胞内部まで水分が届き肌のうるおいを維持できます。

血液サラサラ効果

血液サラサラ効果も、水に期待できる健康効果の1つです。

体内の水分が不足すると血流が滞り、老廃物が血液中にとどまるため血液がドロドロになります。

老廃物が血管内に溜まることが原因で、心筋梗塞や脳卒中が引き起こされます。

また、血液がドロドロになると必要な栄養素が細胞に届けられないため、内臓機能や免疫力の低下が起こりやすくなるでしょう。

水を十分に飲むことで、血流が促進され血液がサラサラになり、栄養成分や老廃物のスムーズな運搬ができます。

水分補給に適切な時間帯

水分補給は、飲むタイミングを意識しておこなうことも大切です。

それぞれの時間帯を意識し、適温の水で水分を補給しましょう。

起床時

起床時は、必ず水分補給をしてください。

人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています※4。

起きたらすぐに、排出された水分を補うためコップ1杯程度の水を飲みましょう※1。

冷水は胃腸への刺激が強すぎるため、常温水か温水がおすすめです。

起床後すぐの水分補給には、内臓に働きかけて排便を促す作用もあり、便秘予防や解消にも効果的です。

運動時や入浴時

運動の前後や入浴などの発汗時には、意識して水分補給をする必要があります。

発汗時の水分補給のタイミングとおすすめの水は次のとおりです。

タイミング	おすすめの水
発汗前	常温水
発汗中	常温水または冷水
発汗後	冷水

汗をかく前の水分補給は、発汗を促しデトックス作用を高める効果があります。

一方、発汗後の水分補給は脱水状態にならないために必要不可欠です。

冷水は速やかに体内に吸収され高くなった体温を下げてクールダウンさせ、熱中症を防ぐ効果が期待できます。

発汗中や発汗後で体温が上昇しているときは、冷水で水分補給をしましょう。

また、汗をあまりかかない座り仕事などの場合でも、皮膚や呼吸、尿などで水分は失われます。

1時間に1度、コップ1杯程度の常温水で水分補給をしてください※5。

就寝前

就寝前も意識して水分補給することが大切です。寝る直前を避けてゆっくりと水分を摂りましょう。

前述のとおり就寝中はコップ1杯程度の汗をかき、血液がドロドロになりやすい状態です※4。

血液をサラサラに保つためにも就寝前の水分補給は欠かせません。

就寝前は、リラックス効果があり睡眠の質の向上が期待できる温水がおすすめです。

アルコール摂取時

アルコール摂取時も、水分補給が大切です。

アルコール摂取時の水分補給には、次の効果があります。

• 脱水症状を防ぐ
• アルコールの過剰摂取を防ぐ
• 酔うスピードを緩やかにする
• 内臓の負担を減らす

アルコールには利尿作用があり、飲酒量以上に水分を排出します。

アルコールの量と同量以上の水分を摂ることで脱水症状に陥りにくくなるでしょう。

また、アルコールと一緒に水を飲むことによりアルコール摂取量が減り、アルコールの過剰摂取が防げます。

さらに胃の中のアルコール度数が下がるため、酔うスピードを穏やかにし、胃腸へのダメージも軽減するでしょう。

アルコール摂取時の水分補給には、体に負担をかけないためにも常温水がおすすめです。

常温水の作り方

ここでは、常温水の作り方を紹介します。

室温で放置しておく

1つ目は、水を室温で放置しておく方法です。コップに水を入れてしばらく放置すれば完成です。

放置する際は水にホコリが入らないように、ラップなどでふたをしておくとよいでしょう。

ただし、前述の通り常温水は15～25℃なので、室内温度が低くなる冬や25℃を超える初夏から秋などは、この方法では適温になりません※2。

夏や冬にエアコンが効いていない部屋に放置しても、室温が高いと温水になったり、室温が低いと冷水になったりするため、室温には注意が必要です。

水にお湯を追加するかレンジなどで温める

2つ目は、水にお湯を追加したり、レンジなどで温めたりする方法です。

ただし、加えるお湯の割合やレンジの加熱時間は非常に難しく微調整が必要です。

とくにレンジの場合、少しずつ加熱する必要があるため、手間がかかります。

ペットボトルを常温で保管しておく

3つ目の方法は、ペットボトルを常温で保管しておく方法です。

コップに水を入れたり、ラップをかけたりする手間もかからず、飲みたいときにすぐに飲めます。

ただし、こちらも1つ目と同様に、室内温度に左右されるため注意が必要でしょう。

ペットボトルでの保管には「のむシリカ」

ペットボトルで保管できて豊富なミネラルを摂取したい方には、ナチュラルミネラルウォーターののむシリカがおすすめです。

のむシリカは、霧島の大自然が育んだ天然水を使用した防腐剤や保存料不使用のペットボトル飲料水です。

ナチュラルミネラルウォーターとは、次のようなものを指します※6。

品名	原水	処理法
ナチュラルミネラルウォーター	地中でミネラル成分が溶解した地下水	ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理をおこなわないもの

また、のむシリカの商品詳細、100mlあたりの成分含有量は次のとおりです。

商品名	のむシリカ
販売元	株式会社 Qvou
原材料名	水（鉱水）
硬度	130mg /L
エネルギー（kcal）	0
タンパク質（g）	0
脂質（g）	0
炭水化物（g）	0
ナトリウム（g）	0
カルシウム（mg）	3.1
マグネシウム（mg）	1.4
カリウム（mg）	0.57
リン（mg）	－
バナジウム（µg）	3.4
シリカ（mg）	9.7
サルウェート（mg）	3
炭酸水素イオン（mg）	17
ゲルマニウム（ppb）	5

のむシリカをおすすめする理由は、次の3つです。

常温で手軽にミネラル補給

のむシリカは、常温で手軽にミネラル補給ができます。

のむシリカのミネラル含有量は加熱殺菌後の量を表示しており、温度変化によるミネラル含有量の変化はほぼありません。

カルシウムやマグネシウム、カリウム、シリカなどの豊富なミネラルが含まれているのも特徴です。

なかでも、カルシウムとマグネシウムは黄金比といわれる2：1のバランスで含まれているため、効率よく摂取できるでしょう。

体内で生成されないシリカが豊富

のむシリカは、体内で生成されないシリカが豊富に含まれています。

シリカとは別名ケイ素といわれるミネラルで、体のさまざまな部分を構成する成分です。

そのため、健康的な毎日を送りたい方にシリカは欠かせません。

健康や美容に関わる成分でありながら、シリカは体内で生成されないうえ、年齢とともに貯蔵量も減少します。

成人は1日あたり約40mgのシリカを消耗するといわれているため、1日あたり40㎎以上の継続的な摂取が理想です。

のむシリカは、500mlペットボトル1本で1日あたりのシリカ摂取推奨量をカバーできます。

ミネラル豊富な中硬水

のむシリカは、ミネラル豊富で飲みやすい中硬水です。

水の硬度とは、水1L中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表した値です。

水は硬度により軟水、中硬水、硬水に分けられており、硬度が高いほどミネラル含有量が多くなります。

日本における硬度分類は次のとおりです ※7。

分類	軟水	中硬水	硬水
硬度	～100mg/L	101～300mg/L	301～mg/L

一般的に軟水は淡白でコクがなく比較的まろやかですが、硬水は少しクセがあり後味が残るような口当たりといわれています。

常温の水はとくに味を感じやすいため、水自体のおいしさも大切です。

常温での水分補給には、ミネラル含有量が豊富で飲みやすい中硬水がおすすめです。

実際にのむシリカを購入して飲んだ方の口コミを見てみましょう。

飲み心地はさっぱりしていて、でもまろやかさもあるようで飲みやすく感じました。夏ではないので一気飲みはしないですが、ちょこちょこ水分取りたくなります。

引用元：楽天市場

この水は極端な硬水や軟水と違い飲みにくさは感じません。普通に美味しいお水です。

引用元：楽天市場

この水は、うまい。他の水と比べたら、ほんま、うまいよ。おすすめ

引用元：Amazon

日常にも取り入れやすく、こまめな水分補給にも適しているようです。

のむシリカを常温保存し、手軽においしく水分補給をしましょう。

まとめ

本記事では、常温水の基礎知識とあわせて常温で手軽にミネラル補給ができるナチュラルミネラルウォーターを紹介しました。

手軽に水分とミネラルを摂取したい方は、のむシリカがおすすめです。

のむシリカはペットボトル入りのナチュラルミネラルウォーターのため、常温保存しておくといつでも気軽に常温水が飲めます。

さらに、黄金比で含まれるカルシウムとマグネシウム、体内で生成できないシリカなどのミネラルも同時に補給できます。

ぜひのむシリカを常温保存で常備し、健やかな毎日のための水分補給に活用してください。

＜参考文献＞

※1 厚生労働省｜「健康のために水を飲もう」推進運動

※2 厚生労働省 日本薬局方｜通則

※3 公立学校共済組合｜免疫力アップには体温アップが効果的

※4 村上市｜熱中症に注意

※5 健康ひょうご21県民運動ポータルサイト｜健康づくり情報・基礎知識

※6 厚生労働省｜ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン

※7 西条市｜水の歴史館　硬い水と軟らかい水

※商品の情報は公式サイトを参考にしています。