ミネラルウォーターを料理に使うメリット、デメリットとは？使い方のコツも紹介

水道水の代わりにミネラルウォーターを飲むことが一般的になりつつあります。

しかし、料理にミネラルウォーターを使う方は少ないのではないでしょうか。

料理にミネラルウォーターを使いたくても、コスト面や料理との相性から使用に踏み切れない方もいるでしょう。

本記事では、ミネラルウォーターを料理に使用する場合のメリットとデメリットを解説します。

また、ミネラルウォーターを使用して料理を作る際のポイントや、おすすめのミネラルウォーターも紹介します。

ぜひ最後まで読んで、よりおいしい料理にチャレンジしてみてください。

ミネラルウォーターを料理に使うメリット

料理に水道水ではなくミネラルウォーターを使うメリットを解説します。

シンプルな料理ほど、大きなメリットがあります。

カルキ臭がない

水道水は塩素で殺菌されているため、蛇口から流れ出た状態では独特のカルキ臭があります。

料理に使用する場合、通常は加熱により塩素が抜けカルキ臭が気にならなくなります。

しかし、サラダや麺類、調味料を水で薄めるような場合はカルキ臭が気になることがあるかもしれません。

一方、多くのミネラルウォーターは殺菌に塩素を使わないためカルキ臭もなく、料理に使用しても臭いが気になる心配がありません。

香りを楽しむ料理の場合は、水道水ではなくミネラルウォーターを使うとよいでしょう。

硬水・軟水を使い分けられる

水はミネラル含有量により硬度が変わります。

硬度が変わると水の味に影響を与え、料理にも差が出ます。

その点を活かして、料理ごとに硬度の異なる水を使い分けられる点も、ミネラルウォーターを料理に使うメリットのひとつです。

日本の水道水はミネラル含有量が少なく、癖の少ない軟水で、ご飯を炊いたり出汁をとったりする際に相性のよい水です。

一方、カレーやシチューなどの煮込み料理や、米を炊かずに炒めるパエリアなどには中硬水や硬水が向いています。

ミネラル含有量の多い中硬水や硬水を使うことで、米のパラパラとした食感を活かしたり肉の臭みを消したりできます。

中硬水や硬水のミネラルウォーターを料理に取り入れることで、軟水である水道水のみを使うよりも料理の幅を拡げられるでしょう。

ミネラルを摂取できる

中硬水や硬水に分類されるミネラルウォーターは、水道水と比べてミネラルを豊富に含んでいます。

より多くのミネラルを摂取したい場合は、硬度の高いミネラルウォーターを料理にも使うと効率的です。

ミネラルウォーターを料理に使うデメリット

ミネラルウォーターを料理に使うことにはデメリットもあります。

ミネラルウォーターの導入を考えながらも二の足を踏んでいる方の中には、デメリットが気になる方もいるのではないでしょうか。

水道水より費用が高くなる

料理に水道水を使う場合と比べると、ミネラルウォーターを使う場合のほうがコストは高くなります。

一日にどのくらいの水を消費するのかにもよりますが、月単位でみれば1,000円以上の差が出ることもあります。

品質や安全性と引き換えにコストがかかると考えれば仕方のないことかもしれませんが、ミネラルウォーターを料理に使うことの最大のデメリットといえるでしょう。

ミネラルウォーターを使用して料理をしたいけれど、大きなコスト増を避けたい場合には、料理にあわせて水道水とミネラルウォーターを併用するのもひとつの方法です。

購入・処分の手間がかかる

蛇口を捻れば水が出てくる水道水と異なり、ミネラルウォーターを調達するためには購入の手間がかかります。

スーパーやドラッグストアでの購入では、大量の重い水を持ち帰る必要があるため、継続を困難に感じる方もいるでしょう。

通販サイトでの購入であれば持ち帰りの手間を省けるため、継続購入する場合にはぜひ活用しましょう。

なお、使用し終えたペットボトルの処分にも手間がかかります。空のペットボトルがかさばり、ゴミが増えやすくなる点にも注意が必要です。

乳児や腎機能が低下した方には不向き

ミネラルは身体に必要なものであり摂取が推奨される栄養素ですが、ミネラルの処理には腎臓の機能が必要です。

そのため、乳児や腎臓に疾患がある方は、過剰摂取に注意が必要です。

乳児は内臓が未発達であるため、ミネラルを豊富に含む硬水や中硬水の水は推奨されていません。

ミネラルウォーターやウォーターサーバーを使用する際は、乳児が飲める軟水であるか事前に確認するとよいでしょう。

また、腎不全や糖尿病性腎症などで腎機能が低下した方でミネラル制限のある場合には、中硬水や硬水からのミネラル摂取が危険である場合があります。

ミネラルウォーターの摂取については、主治医に相談するようにしましょう。

ミネラルウォーターを料理に使う際のポイント

ミネラルウォーターを料理に使う場合のポイントを解説します。

料理に使う水をすべてミネラルウォーターにすることを避けたい方に向けて、水の使用量を節約するポイントを説明します。

洗米時に使用する

お米にミネラルウォーターを効率よく吸水させるため、お米を浸す水にミネラルウォーターを使用しましょう。

最初に水に浸したタイミングでお米はより多くの水を吸水するため、研ぎはじめにミネラルウォーターを使用すればより効果的です。

その後の洗米では水道水を用いて、炊飯時には再度ミネラルウォーターを加えることで、使用量を抑えながら効率よくミネラルウォーターの吸水率を高められるでしょう。

調理法を工夫する

野菜を茹でたり、煮たりする際に使う水をミネラルウォーターに変えるのもひとつの方法です。

軟水で茹でれば肉や野菜がより軟らかく仕上がります。

また、中硬水を使うと、素材の食感や歯ごたえがほどよく残る仕上がりになります。

茹でたり煮たりしたあとの水を捨てることがもったいなく感じる方は、「蒸し茹でる」方法を取り入れるとよいでしょう。

少ない水でも蓋や落し蓋によりおいしく蒸しあがり、旨みや栄養の流出を極力減らせます。

ナチュラルミネラルウォーターの『のむシリカ』を料理に活用しよう！

のむシリカは、ミネラルを豊富に含むナチュラルミネラルウォーターです。

料理時に使うミネラルウォーターとしてのおすすめポイントを紹介します。

甘みとコクがアップ

のむシリカはまろやかな味わいを特徴とする中硬水であるため、料理に使用しても食材の味を損なうことがありません。

加えて、のむシリカには料理やお茶の旨みを高める調査結果が確認されています。

たとえば炊飯に用いることでお米の甘みとコクを高められるでしょう。

お茶やお酒に用いれば、旨みやコクをより深められます。

料理や飲料をよりおいしく仕上げたい方は、のむシリカを試してみましょう。

加熱してもミネラル含有量は大きく変わらない

のむシリカはミネラルを豊富に含み、加熱しても失われることがありません。

そのため、食事を摂ると同時にミネラルも摂取でき効率的です。

	カルシウム	マグネシウム	カリウム	シリカ
のむシリカ	3.1mg	1.4mg	0.57mg	9.7mg
シリカシリカ	0.76mg	0.21mg	0.31mg	7.2mg
いろはす	0.68mg	0.36mg	0.16mg	–

上記は、のむシリカを含む3種類のナチュラルミネラルウォーターの100mlあたりのミネラル含有量を比較したものです。

カルシウム、マグネシウム、カリウム、シリカのすべてで、のむシリカの含有量が他の2種類よりも多くあります。

ミネラルを積極的に摂取したい方は、料理やふだんの水分補給用の水として、のむシリカがおすすめです。

まとめ

ミネラルウォーターを料理に使うと、カルキ臭がなくなったりミネラルを摂取できたりするなどのメリットがあります。

料理に合う硬度の水を使用すれば、料理をさらにおいしく作ることも可能です。

ミネラルの豊富さをポイントのひとつとするならば、ミネラル含有量が多いのむシリカがおすすめです。

のむシリカなら加熱してもミネラル成分が大きく変化しないため、食事から効率よくミネラル摂取ができます。

※商品の情報は公式サイトを参考にしています。