ミロのカリウム含有量を徹底解説！カリウム摂取による健康効果も紹介

カリウムには細胞内液の浸透圧を調節したり、神経伝達をサポートしたりといった役割があり、健康維持に欠かせない栄養素です。

「ミロ」は豊富な栄養を摂れる飲み物として知られていますが、ミロでカリウムは摂取できるのか、と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、ミロのカリウム含有量について解説します。さらに、カリウムの摂取で期待できる健康効果や摂取目安も紹介します。

カリウムを摂取して健やかな毎日を送りたい方や、カリウムをおいしく摂る方法を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ミロのカリウム含有量について

ミロ公式サイトには、カリウムの含有量について記載はありません。

そのため、ミロにあわせる牛乳や豆乳などから摂取できるカリウムに期待しましょう。

ここからは、ミロのレシピごとのカリウム含有量について詳しく解説します。

ミロ＋牛乳から摂取できるカリウム

「ミロ＋牛乳」は、ミロ約15g（大さじすりきり2杯）に牛乳150mlを注ぐと飲める、最も定番のレシピです。

牛乳には、100gあたり150mgのカリウムが含まれているため、ミロ＋牛乳からは225mgのカリウムを摂取できます※1。

冷たい牛乳はもちろん、温かい牛乳と混ぜてもおいしく飲める点が魅力です。

ミロ＋豆乳から摂取できるカリウム

「ミロ＋豆乳」は、ミロ約15g（大さじすりきり2杯）に豆乳150mlを注ぐと完成するレシピです。

豆乳100gあたりのカリウム含有量は190mgのため、ミロ＋豆乳からは285mgのカリウムを摂取できます※1。

豆乳は牛乳よりもカロリーや脂質が低いため、ダイエット中の方にはとくにおすすめの飲み方です。

ミロ＋オートミールから摂取できるカリウム

「ミロ＋オートミール」は、次の材料をあわせて作ります。

• ミロ 22g
• オートミール 40g
• 豆乳 100ml
• 牛乳 100ml

オートミールには100gあたり260mg、豆乳は100gあたり190mg、牛乳は100gあたり150mgのカリウムが含まれています※1。

ミロ＋オートミールのレシピでは、オートミールや豆乳、牛乳をあわせて444mgのカリウムを摂取できます。

オートミールを入れるとボリュームが出るため、忙しい朝の朝食にもぴったりです。

カリウム摂取で期待できる効果

カリウムは健康維持に欠かせない栄養素ですが、どのような効果が期待できるのか具体的に理解していない方もいるのではないでしょうか。

ここからは、カリウム摂取で期待できる3つの健康効果について解説します。

むくみの解消

カリウムを摂取すると、むくみの解消が期待できます。

むくみは、体内のナトリウム濃度が高くなり、薄めるために水分を溜め込むことで生じる症状です。

ナトリウムは、主に食塩の主成分として摂取されるミネラルで、水分を保持する作用があります。

カリウムには余分なナトリウムを体外へ排出させる働きがあるため、十分に摂取すると、むくみを解消できる可能性があります。

塩分を摂り過ぎたときには、意識的にカリウムを摂取するとよいでしょう。

浸透圧の調節

カリウムは細胞内液に多く存在するミネラルです。

一方、細胞外液にはナトリウムが存在しています。これら2つのミネラルが互いに作用することで、細胞内外の浸透圧を調整し、水分バランスを維持しています。

体の機能を正常に働かせるためには、細胞内外の浸透圧を一定に保つ必要があるのです。

神経伝達のサポート

カリウムには、ナトリウムとともに神経伝達をサポートする働きがあります。

カリウムやナトリウムが細胞に出入りすると、神経を伝って信号を伝達します。

筋肉細胞に働きかけると、筋活動電位が発生して筋肉が収縮したり弛緩したりするため、筋肉を正常に保つためにも欠かせない栄養素です。

カリウムの摂取量が不足すると？

カリウムはいろいろな食品に含まれているため、通常の食生活を送っている分には不足する心配はあまりありません。

しかし、激しい嘔吐や下痢などによって大量のカリウムが喪失すると、脱力感や筋低下、食欲不振などの症状が出現することがあります。

1日あたりのカリウム摂取目安について

1日あたりのカリウムの摂取目安量は、成人男性で1日2,500mg以上、成人女性では2,000mg以上です※2。

健康維持を目的とした摂取目安量に加え、カリウムには生活習慣病予防を目的とする目標量が設けられています。

その量は成人男性3,000mg以上、成人女性は2,600mg以上です※2。

カリウムは多くの食品に含まれており、通常の食生活を送っていれば不足することはありませんが、生活習慣病を予防したい場合は摂取目標量を意識して生活しましょう。

爽快な毎日を過ごしたいなら、ミロの『のむシリカ』割りもおすすめ！

シリカとは、人の骨や髪、皮膚などを構成している元素である「ケイ素」を構成元素として含んだ物質です。

五大栄養素のひとつ「ミネラル」の一種で、ケイ素以外にもカリウムや鉄分、マグネシウム、カルシウムといったあらゆるミネラルを含んでいます。

そのため、カリウムを摂取したい方には、ミロのシリカ水割りがぴったりです。

現在さまざまな種類のシリカ水が販売されていますが、商品によって成分や配合量が異なります。

そこで、人気のシリカ水3商品の配合成分を比較しました。

	のむシリカ	財宝	シリカシリカ
シリカ	97mg/L	30.5mg/L	72mg/L
カリウム	0.57mg/100ml	0.13mg/100ml	0.31mg/100ml
マグネシウム	1.4mg/100ml	0.02mg/100ml	0.21mg/100ml
カルシウム	3.1mg/100ml	0.18mg/100ml	0.76mg/100ml

最もカリウムの含有量が多いシリカ水は「のむシリカ」です。

カリウムが多いのみでなく、シリカやマグネシウム、カルシウムなど、豊富なミネラルを摂取できます。

単体でも飲みやすい中硬水ですが、ミロとあわせてカリウムを摂取したい方には「ミロののむシリカ割り」がおすすめです。

常温でも飲みやすく、スッキリとした飲み口なため、ミロの味わいを楽しみながらおいしくカリウムを摂取できるでしょう。

ミロ・カリウムに関するよくある質問

ミロのカリウム含有量やカリウムの健康効果について解説してきましたが、気になる疑問がある方もいるのではないでしょうか。

ここからは、ミロやカリウムに関するよくある質問に回答します。ぜひ、疑問を解決してください。

ミロに含まれる成分は？

「ネスレ ミロ オリジナル」に含まれる栄養成分は、次のとおりです。

1杯（15g）あたり

栄養成分	含有量
熱量	60kcal
たんぱく質	1.2g
脂質	1.6g
飽和脂肪酸	1.0g
炭水化物	10.7g
糖質	9.8g
糖類	6.2g
食物繊維	0.9g
食塩相当量	0.044g
カルシウム	225mg
鉄	3.2mg
ビタミンB2	0.30mg
ビタミンB6	0.40mg
ビタミンB12	0.64μg
ナイアシン4.6mg	4.6mg
ビタミンC	15mg
ビタミンD	2.1μg

食物繊維やカルシウム、鉄、ビタミン類など、豊富な栄養素をバランスよく摂取できることが魅力です。

カリウム過剰摂取の危険性は？

健康な方の場合、摂り過ぎたカリウムは尿中に排出されるため過剰摂取による健康障害のリスクは低いでしょう。

しかし、腎不全などで腎機能が低下している方は、カリウムがうまく排泄されない可能性があります。

その場合、高カリウム血症となり筋収縮の調節がうまくいかず、四肢のしびれや心電図異常、重篤な場合は心停止を起こす恐れがあるため注意が必要です。

ミロを飲むときの注意点はある？

ミロは、あわせるものによってはカロリーが高くなる可能性があるため、摂取カロリーを抑えたい方はナチュラルミネラルウォーターを活用してみましょう。

ナチュラルミネラルウォーター（天然水）とは、ろ過や沈殿、加熱殺菌以外の処理をしていない水のことを指します。

特定の水源から採水された地下水を原水としており、地中に溶け込んだミネラルを豊富に含んでいる点が特徴です。

ナチュラルミネラルウォーターなら、「のむシリカ」がおすすめです。

のむシリカには、カリウムやカルシウム、マグネシウムなど豊富なミネラルが含まれています。

ミロとあわせることで、摂取カロリーをカットできるのみでなく、おいしく豊富なミネラルを補える点がメリットです。

さらに、中硬水でクセが少なく飲みやすいため、摂取カロリーが気になる方はミロをのむシリカで割って飲みましょう。

まとめ

カリウムには、むくみ解消や浸透圧の調節、神経伝達のサポートといった働きがあり、健康維持には欠かせない栄養素です。

ミロから摂取できるカリウムの量は、牛乳や豆乳、オートミールなど、あわせるものによって異なります。

ミロにあわせてカリウムを摂取したい方には、「のむシリカ」割りがおすすめです。

のむシリカには、カリウムをはじめとするミネラルが豊富に含まれており、飲んでミネラルを補給ができる点が魅力です。

さらに、中硬水で飲みやすく、ミロとあわせてもミロそのものの味わいを楽しみながらおいしくカリウムを摂取できます。

本記事を参考に、ミロでカリウムを摂取して健やかな毎日を送りましょう。

＜参考文献＞
※1　文部科学省｜日本食品標準成分表2020年版（八訂）
※2　厚生労働省｜日本人の食事摂取基準（2020年版）｜1―7　ミネラル（1）多量ミネラル
※商品の情報は公式サイトを参考にしています。