緑茶のダイエット効果とは？おすすめの飲み方・タイミングや飲む際の注意点を解説

緑茶は日本人に最もなじみの深い飲み物です。

緑茶は、抗がん作用や感染予防など多くの健康効果があるお茶ですが、ダイエット効果も期待できます。

緑茶に含まれるカテキンは、脂質の代謝を上げて体脂肪を減らす効果のある成分です。また、緑茶に含まれるカフェインにも脂肪燃焼効果が期待できるため、ダイエット中の方は積極的に摂取しましょう。

本記事では、緑茶のダイエット効果を紹介します。

緑茶の飲み方や注意点についても詳しく解説するため、ダイエットを成功させたい方はぜひ参考にしてみてください。

緑茶はダイエットに効果的？

次の2つの理由から、緑茶はダイエットに効果的です。

• カテキン、テアニン、カフェインが含まれている
• カロリーが低い

緑茶の種類は数多く、加工方法により、煎茶、玉露、番茶、ほうじ茶、玄米茶などに分けられます。

お茶の葉には、ダイエットをサポートする成分が含まれているほか、カロリーが低い点も大きなメリットです。 ※1,2　緑茶の種類別にカロリーをまとめました。

茶名	煎茶※2	玉露※1	番茶※3	ほうじ茶※3	玄米茶※3
茶葉の量（g）	10	10	15	15	15
お湯の量（ml）	430	60	650	650	650
エネルギー（kcal）	2	5	0	0	0

上記のとおり緑茶は非常にカロリーが低いため、カロリーオーバーになる心配がありません。

ダイエット効果が期待できる緑茶の成分

緑茶には、ダイエットのサポートをする次の3つの成分が含まれます。

• カテキン
• テアニン
• カフェイン

カテキン

カテキンはタンニンとも呼ばれる渋み成分で、ポリフェノールの一種です。

緑茶には次の2タイプのカテキンが含まれています。

• ガレート型カテキン
• 遊離型カテキン

上記のうち、ガレート型カテキンにのみ、食後の中性脂肪の上昇を抑制する働きが認められています。

また、ガレート型カテキンには、継続摂取による次のような効果も確認されています。 ※3

• 体脂肪低減
• 女性のコレステロール値低下

ガレート型カテキン継続摂取により、腹部全脂肪面積および内臓脂肪面積の低下が認められました。

あわせて、体重およびBMI値の減少が報告されているため、ガレート型カテキンはダイエットのサポートに効果的といえます。

また、ガレート型カテキンの継続的な摂取による、女性のコレステロール値低下作用も認められました。

LDL（悪玉）コレステロール値を低下させる効果が確認されたのです。

ガレート型カテキンは、緑茶や紅茶、ウーロン茶などに含まれており、なかでも緑茶の含有量が最も多いといわれています。

テアニン

テアニンは緑茶に含まれるアミノ酸の一種で、旨味や甘みに関係する成分です。

テアニンにはリラックス時に発現する脳波である、α波の活性化が認められています。

α波が活性化してリラックスすることにより、ストレスによる過食を抑えることが期待できます。

カフェイン

カフェインは、コーヒー豆やカカオ、茶葉などに含まれる、苦みを持つ天然成分です。

カフェインには中枢神経を刺激して集中力を高め、疲労感を軽減する作用があります。

また、脂肪燃焼を促す成分が含まれており、ダイエットにも役立ちます。

ただし、過剰摂取は睡眠障害や心拍数増加などの副作用を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

緑茶を飲むタイミングはいつ？

緑茶は飲むタイミングにより期待できる効果が異なります。

ここでは、次の4つのタイミングで飲んだ場合に期待できる効果について解説します。

• 食前
• 食事中
• 食後
• 運動前

食前

食前に緑茶を飲むと、血糖値の急上昇を抑えられます。脂肪を溜め込みにくい体が作られるため、効率よくダイエットを進められるでしょう。

また、食前に緑茶を飲むと小腹が満たされ、食べ過ぎ防止に役立ちます。ダイエット中の方は、食事の前に緑茶を摂取して、満足感を高めておきましょう。

食事中

食前と同様に、緑茶を食事中に飲むことで、血糖値の急激な上昇を抑え、腸からの糖の吸収が緩やかになります。

また、緑茶に含まれるガレート型カテキンには、食事で摂取した糖質や脂質の吸収を抑える作用があるため、ダイエット中の方は食事中の摂取がおすすめです。

食後

前述のとおり、緑茶に含まれるカテキンには脂肪吸収を抑制する作用があり、カフェインには脂肪燃焼促進作用があります。

そのため、緑茶を食後に飲めば、食事で摂取した脂肪の分解や燃焼効果が期待できます。

運動前

運動前に緑茶を摂取すると、緑茶に含まれるカフェインの効果による脂肪燃焼効果が期待できます。

ダイエットには適度な運動が必要不可欠です。運動前の水分補給には、緑茶を活用してみてください。

ダイエット効果を高める緑茶の飲み方

緑茶のダイエット効果を最大限に引き出すためには、飲み方も工夫しましょう。

ダイエット効果を高める緑茶の飲み方として、次の2点が挙げられます。

• こまめに飲む
• ホットにする

それぞれについて詳しく解説します。

こまめに飲む

緑茶に含まれるカフェインは、過剰に摂取するとめまいや吐き気、震えなどの健康被害をもたらす可能性があります。緑茶を一気飲みすると、カフェイン中毒を招くリスクが高まるため、こまめに飲むようにしましょう。

また、水分補給はこまめにおこなうことが大切です。一気に飲んでも体内の保水量は変わらないため、先述したタイミングを意識してこまめに緑茶を飲みましょう。

ホットにする

緑茶は、淹れる温度によりカテキンの溶出量が異なります。水や低い温度ではカテキンの溶出量が少なくなるため、ダイエットの効果を高めたいのならホットで飲むことがおすすめです。ホットで飲めば、より多くのカテキンが摂取できます。

また、冷たい緑茶を飲んで体が冷えると基礎代謝が低下して効率よくダイエットを進められません。基礎代謝を高めるためにも、ホットの緑茶を飲みましょう。

緑茶を飲む際の注意点

緑茶を飲む際には、次の3点に注意しましょう。

• 就寝前に飲まない
• 過剰摂取しない
• 運動中水で水分補給する

それぞれについて詳しく解説します。

就寝前に飲まない

緑茶にはカフェインが含まれているため、就寝前に飲まないようにしましょう。

カフェインには覚醒作用があるため、就寝前に摂取すると睡眠の質を低下させる可能性があります。

また、カフェインには利尿作用もあり、尿意により睡眠が妨げられるかもしれません。

睡眠の質を低下させないために、緑茶は就寝4時間前までに飲んでください。 ※4

過剰摂取はしない

緑茶には、紅茶やコーヒー同様カフェインが含まれています。カフェインには興奮作用があり、過剰に摂取すると中枢神経系が刺激されます。めまいや吐き気、震え、不安感などを招く大きな原因です。

また、緑茶に含まれるカテキンの過剰摂取にも注意が必要です。大量の緑茶を摂取するとカテキンがタンニンと呼ばれる成分に変化し、タンパク質を凝固させます。体に悪い影響を与える可能性があるため、緑茶を飲む際は適量摂取を心がけましょう。

運動中は水で水分補給する

運動中の水分補給は、緑茶ではなく水やスポーツ飲料などでおこないましょう。

運動中は大量の汗をかくことが多いため、運動中に緑茶を飲むとカフェインによる利尿作用で脱水症状を引き起こす可能性があります。

運動中の水分補給は、カフェインが含まれていない水やスポーツドリンクを選ぶとよいでしょう。

大量に汗をかいた時は水分と同時に体内のミネラルも失われるため、水分と同時のミネラル補給も重要です。

運動中や就寝前の水分補給はシリカ水がおすすめ！

運動中や就寝前の水分補給には、シリカ水がおすすめです。

ここでは、シリカ水のメリットとおすすめのシリカ水を紹介します。

希少ミネラルのシリカが補える

シリカ水のメリットは、体内では生成できない希少なミネラルであるシリカを補えることです。

シリカは、体のさまざまな部位を構成する成分です。

人間の体にとって必要不可欠な成分にもかかわらず、年齢とともに体内のシリカ貯蔵量は減少してしまいます。

成人が1日に消耗するシリカは約40mgとされるため、1日40mg以上の継続的な摂取が理想的です。

シリカ水ならば、水分補給と同時にシリカを無理なく摂取できます。

『のむシリカ』はミネラルが豊富

シリカ水のなかでも『のむシリカ』は、中硬水で飲みやすいナチュラルミネラルウォーです。

代表的なシリカ水と、ミネラル含有量を比較しました。今回比較するのは、次の3商品です。

• のむシリカ
• 財宝温泉
• 美陽堂ナチュラルミネラルウォーター

3商品の詳細と100ml中の栄養成分は、次のとおりです。

商品名	のむシリカ	財宝温泉	美陽堂ミネラルウォーター
販売元	株式会社 Qvou	株式会社 財宝	フォルダ株式会社
原材料名	水（鉱水）	水（温泉水）	水（鉱水）
硬度	130mg /L	4mg /L	50mg /L
エネルギー（kcal）	0	0	0
タンパク質（g）	0	0	0
脂質（g）	0	0	0
炭水化物（g）	0	0	0
食塩相当量（g）	0	0.02	0.0018
カルシウム（mg）	3.1	0.18	1.15
マグネシウム（mg）	1.4	0.02	0.52
カリウム（mg）	0.57	0.13	0.32
リン（mg）	－	－	－
バナジウム（µg）	3.4	－	－
シリカ（mg）	9.7	3.05	5
サルウェート（mg）	3	－	－
炭酸水素イオン（mg）	17	－	－
ゲルマニウム（ppb）	5	－－	－

シリカの含有量は、のむシリカが多いことがわかります。

のむシリカであれば、500mlペットボトル1本で1日あたりのシリカ推奨摂取量40mgが補えます。

また、マグネシウムとカルシウムが、吸収率のよい黄金比とされている1:2の割合で含まれているのも特徴です。

さらに、のむシリカには健康や美容をサポートするミネラル成分が多く含まれています。

水分と同時にバランスよくミネラル成分が補給できるため、運動中や就寝前の水分補給には、のむシリカがおすすめです。

*1回2箱以上の購入で送料無料となります

緑茶以外でダイエットにおすすめのお茶

ここまで、緑茶のダイエット効果や健康効果について解説しました。しかし、緑茶以外にもダイエットに適したお茶は多くあります。

ここからは、緑茶以外でダイエットにおすすめのお茶について詳しく解説します。

烏龍茶

食事との相性がよい烏龍茶もダイエットに適しています。烏龍茶に含まれる次の2つの成分に、ダイエット効果が期待できるからです。

• カテキン
• ポリフェノール

上記の2つは、脂肪燃焼効果と代謝促進効果が高い成分です。また、余分な毒素を体外に排出するデトックス効果も期待でき、肌荒れ改善や疲労回復にも役立ちます。

体の中からきれいになりたいと考える方は、ぜひ烏龍茶を取り入れてみてください。

黒豆茶

黒豆茶には、ポリフェノールやイソフラボン、食物繊維が豊富に含まれています。脂肪の吸収を抑制する効果や脂肪燃焼効果が期待できるため、ダイエット中は黒豆茶もおすすめです。

また、血糖値の上昇を抑える効果もあるといわれています。食べ過ぎ防止や間食予防に役立つでしょう。

プーアル茶

プーアル茶は、中国で生産される発酵茶の一種です。脂肪の分解を促したり脂肪燃焼をサポートしたりする、カテキンやテアニンが豊富に含まれています。

また、食後の血糖値上昇を抑える効果もあるため、脂肪が付きにくい体作りに役立ちます。

杜仲茶

杜仲茶には、アスペルロシドと呼ばれる成分が含まれています。アスペルロシドは、基礎代謝を高める成分であり、脂肪を効率よくエネルギーに変換する効果が期待できます。

また、杜仲茶は、トマトやカカオなどに多く含まれるGABAを多く含む点も特徴です。脂肪燃焼効果や便秘解消効果が高い成分であるため、ダイエット中の方は杜仲茶の摂取も検討してみましょう。

まとめ

緑茶に含まれるカテキンやテアニン、カフェインなどの成分がダイエットに効果を発揮することがわかりました。カロリーが低く、脂肪燃焼効果が期待できるため、積極的に摂取しましょう。

緑茶は、適したタイミングで摂取したり、飲み方を工夫したりすれば、さらにダイエット効果が高まります。

ただし、緑茶に含まれるカフェインには、飲み方次第で健康に悪影響を与える可能性があります。過剰摂取には十分な注意が必要です。

日頃の水分補給には、ミネラルを豊富に含む『のむシリカ』がおすすめです。希少なシリカはもちろん、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが、効率よく摂取できます。

ダイエット中の飲料水選びに迷う方は、ぜひナチュラルミネラルウォーターののむシリカを選択肢に加えてみましょう。

＜参考文献＞
※1 全農 | 茶ガイド お茶に含まれる栄養素とその含有量
※2 文部科学省 | 日本食品標準成分表2020年版（八訂）
※3 伊藤園｜ガレート型カテキンの継続的な摂取による「体脂肪低減効果」「女性のコレステロール値低下作用」を確認
※4 中野区医師会｜よく眠れていますか？
※商品の情報は公式サイトを参考にしています