蒸留水はどこで買える？メリット・デメリットや自宅での作り方も詳しく解説！

蒸留水はペットボトル入りのミネラルウォーターと比べると取り扱いが少なく、ミネラルウォーターのようにスーパーやコンビニで買えることは珍しい商品です。

本記事では蒸留水の購入を考える方向けに、蒸留水を買える場所について解説しています。

また蒸留水のメリットやデメリット、さらには蒸留水の自作方法も紹介します。

購入が難しい方や今すぐ蒸留水が欲しい方は、自作にチャレンジしてみるとよいでしょう。

あわせて、蒸留水からは摂取できないミネラル成分の摂取におすすめのナチュラルミネラルウォーターについても解説を添えています。

ぜひ最後まで読んで、蒸留水を買い求めてみてください。

蒸留水とは

蒸留水とは何か、水道水とどう異なるのかといった基本を解説します。

蒸留水にはメリットが多い一方で適さない場面もあるため、特徴をおさえておきましょう。

蒸留によって不純物を取り除いた水

蒸留水とは、水を蒸留させることで不純物を取り除き純度を高くした水のことです。

蒸留とは水を沸騰させてできた水蒸気を再び冷やして水にすることを言い、水蒸気になる際に水中の不純物は気化せず残るため結果的に取り除かれる形になります。

不純物を含まない、純度の高い水は菌のエサになる物質を含まないため菌が繁殖しづらく、腐りにくいといった特徴があります。

メリット・デメリット

蒸留水を飲むメリットとして挙げられる点のひとつが、不純物を除去しているため水道水よりも安心して飲めることです。

とくに内臓器官が未発達な乳幼児ではミネラル摂取により胃や腸、肝臓に負担を与えてしまいます。よって、多量のミネラル成分の摂取が望ましくないケースでは蒸留水が適しています。

デメリットとしては、蒸留の過程で水道水に含まれるミネラル成分が失われてしまうため、飲むと味気なさを感じる点が挙げられます。

また消毒のために添加された物質が除去されることで、蒸留水は水道水と比べて日持ちしない点もデメリットです。

腐りにくいからと飲みかけを放置しておくとあっという間に悪くなるため、ボトル開封後は早めの消費を心がけましょう。

蒸留水はどこで買える？

どこでも手軽に入手できるペットボトル飲料水とは異なり、蒸留水はスーパーやコンビニなどではあまり取り扱いがありません。

購入できることの多い場所を三ヶ所紹介します。

オンラインショップ

Amazonや楽天などネット上のオンラインショップにて、蒸留水の購入が可能です。

実店舗での購入と比べて取り扱いの種類が多く、蒸留水のなかでもこだわって選びたい方に適しています。

ネット通販で購入すると自宅まで配送してもらえることが多く、持ち運びの手間をかけずに手軽に購入できるため、重い荷物を運ぶことが難しいご年輩の方や女性にもおすすめです。

ショップによっては定期購入の設定ができるところもあり、購入手続きを忘れがちな方は定期購入の利用も検討してみてください。

ホームセンター

一部のホームセンターでは、主に生活コーナーや家庭用品コーナーにて蒸留水の取り扱いがあります。

とくに大手のホームセンターでの取り扱いが多いようです。

売り場には置いていないものの取り寄せ対応が可能なところもあるため、店内で蒸留水が見つけられない場合は店員に確認してみるのもひとつの手です。

水の宅配サービス

ウォーターサーバーで飲める水として、蒸留水を取り扱っているメーカーがあります。

基本的に水ボトルを定期購入する形となるため、蒸留水の取り扱いがある店舗を探すことなくストックを確保できます。

ただし蒸留水の取り扱いのあるメーカーは数が少なく、導入を検討する際は取り扱いラインナップを確認するようにしましょう。

蒸留水の使い道

蒸留水はその特徴を生かして、飲み水以外にもさまざまな用途があります。

手軽に試せる、おすすめの使い道を紹介します。

スキンケア

蒸留水をコットンに浸してパッティングするといった形で、スキンケアが可能です。

水道水には塩素が含まれることからパッティングには不向きですが、蒸留水であれば塩素が取り除かれているため肌へのダメージが少なくなります。

スキンケア以外にヘアケア用としても利用可能です。

アロマスプレー

精油、無水エタノールと混ぜてアロマスプレーとして使うことができます。

蒸留水は塩素が取り除かれているため肌に触れても問題がなく、また無臭であり精油の香りを邪魔しません。

保存料を含まないため、作ったアロマスプレーは早めに使い切るようにしましょう。

医薬品の製造

こちらは手軽に試せる使い道ではありませんが、医薬品を取り扱う医療現場でも蒸留水が使われています。

具体的には、医薬品を希釈したりコンタクトレンズの洗浄液として利用したりといった用途です。

また機械を洗浄する際にも使われています。

水洗いができない機械でも、蒸留水であれば洗浄可能とされているものがあります。

蒸留水の作り方

蒸留水は器具を揃えれば自作も可能です。

器具といっても身近なものばかりで、手順も難しくありません。

頻繁に使いたい方や購入が難しい方、今すぐ蒸留水を使いたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。

必要な道具

蒸留水を自作するために必要な器具は、次のとおりです。

• ステンレス製の蓋つき鍋（深めのもの）
• ガラスボウル
• 保存容器

また鍋とガラスボウルのサイズによっては、追加で金網が必要となる場合があります。

蒸留水を作る手順

まず、鍋に水道水を数センチほど張り、中に水が入らないようにガラスボウルを鍋の中に沈めましょう。

その状態で鍋を火にかけ、水を沸騰させます。

沸騰したら、鍋の蓋をさかさまにしてかぶせ、その上に氷を敷き詰め温度を下げます。

沸騰によりできた水蒸気が冷たい蓋にあたって冷やされ、水滴となってガラスボウルの中に落ちる液体が、蒸留水です。

蒸留水を作る際の注意点

蒸留水を自作する際、ガラスボウルの中に水道水が入らないように気を付けることが、失敗しないための最大のポイントです。

注意点としては、鍋を火にかけると非常に熱くなるため、やけどに気を付けましょう。

またガラスボウルに落ちた蒸留水は沸騰させると水蒸気になってしまうため、温度調整にも気を付けてください。

ミネラルが豊富な水なら『のむシリカ』がおすすめ！

人間の身体にとってミネラル成分は必要です。

蒸留水は不純物が取り除かれておりミネラル成分を含まないため、蒸留水を水分補給用に飲んでいる方は、それとは別にミネラル摂取のためのミネラルウォーター飲用がおすすめです。

ここからは、ミネラル摂取に最適のナチュラルミネラルウォーター「のむシリカ」を紹介します。

不足しがちなミネラルを効率よく補える

のむシリカにはミネラルが豊富に含まれ、しかも含有バランスの点でも優れています。

次の表は、国内で入手できるミネラルウォーター3種に含まれるミネラル成分を一覧にしたものです。

	カルシウム	マグネシウム	カリウム	シリカ
のむシリカ	3.1mg	1.4mg	0.57mg	9.7mg
クリスタルガイザー	0.64mg	0.54mg	0.13mg	（記載なし）
シリカシリカ	0.76mg	0.21mg	0.31mg	7.2mg以上

ミネラル含有量としては、カルシウム、マグネシウム、カリウム、シリカいずれものむシリカが多くのミネラルを含む結果となりました。

またミネラル成分の含有バランスとしては、カルシウムとマグネシウムは摂取量が2：1となるときに効率よく吸収されることがわかっています。

カルシウムとマグネシウムの含有バランス2：1を満たしているのは、のむシリカのみです。

以上より、のむシリカはミネラル含有量、含有バランスともに優れていることがわかります。

ミネラルを効率的に摂取したい方は、のむシリカがおすすめです。

品質管理を徹底している

のむシリカは水そのものとボトルの両方に対して徹底した品質管理を実施しており、安心して飲める飲料水です。

天然水には、130度で10秒間の加熱殺菌を施しています。

天然水を詰めるボトルにはUV殺菌を施し、さらに除菌されたクリーンエアによる殺菌をおこなっています。

これらの殺菌や除菌により、蒸留水のようにミネラル成分を取り除くことなく、安全性を確保し、未開封で2年間保存が可能です。

外出先での水分補給にも適している

のむシリカはペットボトル飲料のため、自宅以外に職場や外出先などへ持参して飲むこともできます。

常温で保存可能であり、季節を問わずそのままおいしく飲めます。

とくに夏場は汗をかきやすく、汗とともにミネラル成分が体外に排出されがちです。

汗によって失われた水分やミネラル成分の補給には、ミネラル豊富なのむシリカがピッタリです。

まとめ

水道水から不純物を取り除いた蒸留水は、スーパーやコンビニなどでの取り扱いは少ないですが、インターネット上のECモールや大手ホームセンターなどで買うことができます。

またボトルタイプにこだわらない方は、蒸留水をラインナップに揃えているウォーターサーバーを利用するのも方法のひとつです。

これらの方法でも入手が難しい方は、家にある器具を使って蒸留水を自作してもよいでしょう。

火にかける必要があるため火傷しないように注意する必要はありますが、手順は難しくなく欲しいタイミングですぐに蒸留水を作り出せます。

なお、蒸留水から摂取できないミネラル成分の摂取にはミネラル豊富なナチュラルミネラルウォーター「のむシリカ」がおすすめです。

品質管理も徹底しており、またペットボトルタイプであることから持ち運びや取り扱いも手軽にできます。

ミネラル成分を多く含み、コクのある味わいで常温でもおいしく飲める、おすすめのナチュラルミネラルウォーターです。

※商品の情報は公式ホームページを参考にしています