冷たい水の効果は？温かい水や常温の水との違いも徹底解説

毎日飲む水には、冷たい水、常温の水、温かい水の3種類があり、各温度で特徴が異なります。自身の目的にあった温度の水を摂取しましょう。

今回は冷たい水の効果や、温かい水や常温の水との違いも解説します。

本記事を読めば、水の温度を意識しながら、効果的に水分補給ができるようになるでしょう。

冷たい水や常温の水、温かい水の特性

冷たい水以外にも常温の水や温かい水があり、温度ごとに水の種類が分かれます※1。

• 冷たい水：10℃以下
• 常温の水：15～25℃
• 温かい水：60～70℃

それぞれの水の違いについて詳しく解説します。

冷たい水（10℃以下）

夏場の暑さで体温が上がりすぎたときや運動後の水分補給には、冷たい水が最適です。10℃以下の冷たい水は、体を素早く冷やし、爽快感をもたらします。

とくに冷たい水は、常温の水に比べて吸収が早いため、運動直後など水分が失われやすいタイミングがおすすめです。

一方で、冷たすぎる水は胃腸に負担をかけ、体を冷やし過ぎて代謝が落ちる可能性があります。

急激に大量の冷たい水を飲むのは避け、ゆっくりと少しずつ摂取してください。

冷たい水のタイミングと量を調節して、暑さ対策や運動後の水分補給に活用しましょう。

常温の水（15～25℃）

常温の水は15〜25℃の範囲にあり、人間の体温に近く、体に負担をかけずに摂取できます。消化器官への刺激も少ない点が特徴です。

常温の水は、体内の水分バランスを整え、老廃物の排出を促進させます。一方の冷たい水は、体を冷やし過ぎると代謝が落ち、消化器官の負担になりかねません。

常温の水は、健康的に水分補給できる飲み物といえるでしょう。

温かい水（60～70℃）

60〜70℃の温かい水は、体を温めるのみでなく、さまざまな健康効果が期待できます。

朝食前や就寝前など空腹時に温かい水を飲むと、体の代謝が活発になり、デトックス作用が高まるでしょう。

また、筋肉の緊張をほぐして血行を促進させるため、冷え性改善にも適しています。ただし、温度が高すぎると消化器への負担が増すことから、適温の範囲内で温かい水を飲むことが大切です。

水を日常的に飲むメリット

水を日常的に飲むメリットは、次の4つが挙げられます。

痩せやすい体質をつくる

適切な水分補給は体内の老廃物を排出し、新陳代謝を活発にするため、痩せやすい体質をつくります。

体内に十分な水分が循環すると消化器官や血液の働きがスムーズになります。代謝が加速し、カロリー消費を促進して脂肪燃焼を助けるでしょう。

水分は満腹感をもたらすため、過食を避けられる点も魅力です。

一方で、脱水状態が続くと代謝は低下し、むくみや便秘などの不調を引き起こすといわれています。

ダイエット中でも十分な量の水分補給を心がければ、体の巡りを良くして代謝を上げられるでしょう。

食事量をコントロールできる

食事中に水を飲む習慣がつくと、食事量をコントロールしやすくなります。

食事と一緒に水を口に運ぶことで、自然と食べるスピードが遅くなり、一口一口をよく噛んで味わうようになるためです。

ゆっくり食べると脳へ満腹のサインが確実に伝わり、食べ過ぎを防げます。さらに、水分は胃を物理的に満たし、早期に満腹感を得られる点もメリットで、満腹中枢が刺激されれば、食べ過ぎを抑えられるでしょう。

肌にうるおいを保つ

肌にうるおいを保つうえでも、水分補給は重要です。

美肌を手に入れるためには、外側からのスキンケアと内側からの潤いケアを両立させる必要があります。

水分は肌の潤いを保つうえで欠かせません。水分が不足すると肌は乾燥し、ハリやツヤを失います。

適切に水分を補給すれば、肌に豊かな潤いを与え続けられるでしょう。

摂取した水分は体内を循環し、最終的に皮膚の細胞まで行き渡り、細胞が十分に水分を含めば、ハリとツヤのある肌質を維持できます。

また、老廃物の排出を促進できるため、毛穴の詰まりを防いでニキビやくすみ予防につながるでしょう。

美肌を目指すならスキンケア製品を使いつつも、こまめな水分補給が不可欠です。

血液をサラサラにする

水分を十分に摂れば、血液をサラサラな状態に保ちやすくなります。

血液の主成分は水分です。脱水状態が続けば血液が濃縮され、流れが悪くなります。

一方、適切な水分補給を継続すると血液の粘度が薄まり、全身へ栄養と酸素がスムーズに行き渡るでしょう。

サラサラの血液は、毛細血管内で詰まりにくく、血流が良くなれば新陳代謝の活性化や老廃物の排出も促進されます。

血液をサラサラに保つメリットは多岐にわたるため、体の不調を改善したいときこそ水分をこまめに補給してください。

冷たい水を飲むときの注意点

冷たい水を飲むときの注意点は3つあります。注意点を意識しながら、必要なときに冷たい水を取り入れましょう。

気温にあわせて飲む

水は、季節や気温により飲み方を変えましょう。

夏場の厳しい暑さの中で大量に汗をかいたときは、冷たい水を飲んで体を冷やすことが熱中症対策には有効です。

しかし、冬場の低温時に無闇に冷たい水を飲むと、体を冷やし過ぎて健康を損ねかねません。温かい飲み物に切り替えるなど、気温にあわせた調節が大切です。

屋外で運動をしたあとは冷たい水で喉を潤すことがおすすめですが、室内にいるときは常温の水でも十分に水分補給できます。

暑さ対策なのか、単なる水分補給なのかを踏まえて、冷たい水を上手に使い分けましょう。

大量に飲まない

冷たい水を一度に多く飲むのは、避けてください。冷たい水はリフレッシュ効果が高い半面、大量に飲みすぎると体に負担をかけるためです。

冷たい水は温かい水に比べて胃腸への刺激が強く、とくに空腹時に大量に冷たい水を飲むと胃に冷えが直接伝わり、胃痛や消化不良を引き起こす可能性があります。

また、冷たい水を大量に一気に飲むと、体温低下や血圧変動のリスクが高まるかもしれません。

暑さ対策で大量に補給したい場合も、冷たい水を少しずつ飲むよう心がけましょう。

ミネラルが豊富な水を選ぶ

冷たい水を選ぶ際は、ミネラル豊富な水がおすすめです。

一般的な水道水やミネラルウォーターなら問題ありませんが、精製された水はミネラルが含まれていないため、体内のミネラルバランスを崩す可能性があります。

ミネラルが不足するとけいれんや疲労感の増大、むくみなど、さまざまな健康トラブルが起こるかもしれません。

とくに冷たい水を飲んで一時的に体温が下がった際に、上記の症状が現れやすくなります。

ミネラルが豊富な水であれば、ミネラル不足による不調を避けられます。健康のためには、ミネラルが適度に含まれた冷たい水を上手に取り入れましょう。

『のむシリカ』でスッキリ爽快な水分補給を！

水分補給をする際は、のむシリカがおすすめです。

のむシリカは、霧島連山の大地からとれたナチュラルミネラルウォーターで、健康面におけるさまざまなメリットがあります。

硬度130mg/L！飲みやすい中硬水

のむシリカは、硬度130mg/Lの飲みやすい中硬水です。硬度とは、水の中に溶け込んでいるミネラル量を指します。

硬度が高ければ、ミネラルが豊富であることを表していますが、硬度が高すぎると、水に独特の味があり、人によっては飲みにくく感じるでしょう。

のむシリカは130mg/Lの中硬水で、ミネラル分が適度に含まれているうえに飲みやすさも両立させています。

豊富なミネラルを摂取しながら、水のさわやかな味わいも損なわれていません。

のむシリカならミネラルバランスが計算されているため、安心して毎日の水分補給に取り入れられます。

ミネラル補給が効率的

効率的にミネラル補給できる点も、のむシリカの特徴です。

のむシリカにはカルシウムやマグネシウム、カリウムなどの主要ミネラルが豊富に含まれています。

下記の表を見ると、ほかの一般的なミネラルウォーターと比べて、のむシリカの各ミネラルの含有量が高いことがわかります。

【ミネラル含有量比較表（1L中の含有量）】

	い・ろ・は・す	サントリー天然水	のむシリカ
カルシウム	7.2mg	1〜24.0mg	31.0mg
マグネシウム	2.3mg	0.2〜11.0mg	14.0mg
カリウム	0.9mg	0.4〜7.0mg	5.7mg
シリカ			97.0mg
炭酸水素イオン			170.0mg
サルフェート			30.0mg
バナジウム			34.0mg

い・ろ・は・すやサントリー天然水と比較しても、カルシウムやマグネシウム、カリウムは、のむシリカの方が多く含まれます。

また、シリカをはじめ炭酸水素イオンやサルフェート、バナジウムなどのミネラルが含まれている点ものむシリカの特徴です。

のむシリカはミネラルを効率よく摂取でき、飲みやすいため、毎日の水分補給にぴったりな飲料といえるでしょう。

お茶やお酒の割り物にもおすすめ！

のむシリカは、日常的な飲み水以外に、お茶やお酒の割り物にも最適な飲料です。

緑茶にのむシリカを使うと、水道水で抽出した場合と比較して、コクや旨みが際立ち、また、のむシリカで割ったお酒はコクが強く、味わいを存分に感じ取れます。

いつもと同じお茶やお酒を飲んでいても、のむシリカの割り水で風味が変わり、新鮮な味わいを楽しめるでしょう。

冷たい水に関するよくある質問

冷たい水に関するよくある質問について、回答します。

冷たい水が体に悪いのはなぜですか？

冷たい水自体が体に悪いわけではありませんが、一度に飲み過ぎると消化器官などに負担がかかる可能性があります。

具体的には、胃腸の動きが鈍くなり消化不良を起こしたり、血行が悪化して手足の痺れや筋肉のけいれんを引き起こしたりするケースが考えられるでしょう。

上記のリスクを避けるために、一度に冷たい水を飲むことは避けてください。とくに、空腹時は、胃腸に負担がかかりやすいため注意が必要です。

適度な量であれば、夏場の暑さ対策や運動後の水分補給に、冷たい水はよいでしょう。

冷たい水はダイエットに不向きですか？

冷たい水は、ダイエットに不向きではありません。冷たい水をうまく取り入れれば、ダイエットを後押しできます。

太りやすくなる理由は、代謝が落ちる、血流が悪くなるなどの理由が挙げられます。しかし、冷たい水が上記の要因につながるケースは考えられません。

冷たい水は体温を一時的に下げるため、体が温まるまでに多くのエネルギーを費やします。つまり、代謝が高まり基礎代謝量が増えて、カロリー消費が促進されるでしょう。

また、冷たい水は満腹感を得やすく、過食を防げる点が魅力です。代謝の活性化により老廃物の排出も円滑になり、体の中からデトックスされます。

ただし、飲み過ぎは逆効果です。ダイエット中は常温の水と上手に使い分けながら、適度な量の冷たい水を取り入れましょう。

冷たい水と温かい水はどちらが健康によいですか？

一概に優劣をつけるのは難しく、状況により使い分ける必要があります。

冷たい水の長所は、常温の水よりも早く体内に吸収される点で、一方の短所は、胃腸に負担をかける点が考えられます。

温かい水は、代謝促進や冷え性の改善に効果的です。ケース別に、次のように使い分けましょう。

• 冷たい水：早く水分補給をおこなたい場合
• 温かい水：代謝を高めたい場合

年間を通して両者を上手く使い分けることが大切です。

冷たい水のメリットを活かしつつ、デメリットを最小限に抑えるよう気をつけると、健康的な生活が送れるでしょう。

まとめ

水分補給は、健康的な生活を送るうえで欠かせません。

冷たい水や常温の水、温かい水には特徴があり、シーンにあわせて上手に使い分けることが大切です。

冷たい水は夏場の暑さ対策や早く水分補給をしたい場合に効果的ですが、大量に飲みすぎると体に負担をかける可能性があります。

常温の水は、体に最も無理のない温度で、日常的な水分補給に最適です。

温かい水は代謝を促進し、デトックス作用が期待できます。

のむシリカは、中硬水で飲みやすく、ミネラルを効率よく摂取できるナチュラルミネラルウォーターです。

お茶やお酒の割り水にも最適で、味や旨味を引き立ててくれるでしょう。

状況にあわせて上手に水の種類を使い分け、ミネラルウォーターを取り入れて健康で快適な毎日を過ごしましょう。

＜参考文献＞
※1　厚生労働省｜第十八改正日本薬局方｜通則～一般試験法