チャイにカフェインは含まれている？寝る前に飲んでも良い？カフェインが少ない飲み物も紹介

インド発祥のチャイはカフェやレストランなどでも提供されており、多くの方に親しまれています。

自宅でチャイを楽しめる茶葉も販売されていることから、コーヒーや紅茶の代わりに愛飲している方は多いでしょう。

しかし、チャイにはカフェインが含まれており、寝る前に飲んでよいのか、どのくらいの量を摂取すればよいのか悩む方もいるでしょう。

そこで本記事では、チャイに含まれているカフェイン量やチャイを飲むタイミングについて解説します。

チャイに含まれるカフェイン量が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

チャイに含まれるカフェイン量

チャイに含まれるカフェイン量は、種類や作り方により異なるのがポイントです。

ここからは、標準的なチャイに含まれるカフェイン量について解説します。また、カフェイン量を決める要因についてもあわせて紹介します。

1杯のチャイに対して20mg～100mg

1杯のチャイに含まれているカフェイン量は、20mg～100mgです。

種類や作り方により異なるものの、コーヒーに並ぶカフェイン量のチャイもあるため注意が必要でしょう。※1

種類や作り方により異なる

チャイの種類や作り方により、含まれるカフェインの量は大きく変わります。

たとえば茶葉を使用して作るチャイより、粉末状のチャイパウダーで作るもののほうが、カフェイン量は少なめです。

また煮出す時間が長いほどカフェイン量は増えますが、お湯やミルクの割合が多ければ1杯のチャイに含まれるカフェイン量は減ります。

カフェイン量が気になる場合、チャイの作り方を見直してみてください。

チャイは寝る前に飲んでもよい？

チャイにはカフェインが含まれていることから、寝る前には飲むのを避けたほうがよいでしょう。

ここからは、チャイを飲むタイミングやカフェイン量が気になる場合の飲み方について解説します。

飲み方のポイントは次のとおりです。

• 日中に飲むことがおすすめ
• 煮出す時間を短くするとカフェイン量を減らせる

より健康的にチャイを楽しむために、ぜひ参考にしてください。

日中に飲むことがおすすめ

カフェインには覚醒効果があるため、カフェインを含むチャイは日中に飲みましょう。

チャイには、気分を落ち着かせ不安を解消する効果を持つ、タンニンも含まれています。

また、タンニンとカフェインが互いに作用してカフェインの吸収が遅くなるため、集中力が持続しやすくなります。

午後の仕事や家事に集中したいときには、チャイで気分を落ち着かせましょう。

煮出す時間を短くするとカフェイン量を減らせる

カフェイン量が気になるときは、茶葉を煮出す時間を短くしましょう。

茶葉から成分が出るほど、味もカフェイン濃度も濃くなるからです。

いつもより煮出す時間を短くすれば、摂取するカフェイン量を減らせるでしょう。

ただし、味が薄くなり、チャイ本来の美味しさを楽しめないと感じる方も少なくありません。

カフェインが気になる方は、デカフェのチャイを試してみてください。

チャイとほかの飲み物のカフェイン量を比較

チャイに含まれているカフェイン量を、ほかの飲み物と比較した表は次のとおりです。

飲み物	カフェイン量（100ml当たり）
チャイ	30mg
コーヒー	60mg
モンスターエナジー	40mg
レッドブル	32mg
紅茶	30mg
煎茶	20mg
緑茶	20mg
烏龍茶	20mg
玄米茶	10mg
ハーブティー	0mg ※原材料による

チャイのカフェイン量はコーヒーと比べて少なめですが、緑茶や玄米茶などよりは多いことがわかります。

種類や抽出時間によりカフェイン量は変わるものの、カフェイン摂取量を減らすならコーヒーよりもチャイが適しています。

カフェインが気になるならデカフェチャイがおすすめ

チャイにはカフェインが含まれているため、摂取するカフェイン量をなるべく減らしたい方には、デカフェチャイがおすすめです。

ここからはデカフェチャイについて、次のポイントで解説します。

• デカフェとはカフェインを取り除いたもの
• 妊娠中の方や夜に飲みたい方でも安心して飲める

デカフェチャイが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

デカフェとはカフェインを取り除いたもの

デカフェとはコーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物から、カフェインを取り除いたものの総称です。

デカフェチャイなら通常のチャイと比べ、カフェインの摂取量を大幅に抑えられます。

カフェインの摂取量が気になる方は、デカフェチャイを飲みましょう。

ただし、デカフェのものにも微量のカフェインは含まれているため、飲み過ぎには注意してください。

妊娠中の方や夜に飲みたい方でも安心して飲める

デカフェチャイのカフェイン含有量は少なく、妊娠中の方や夜に飲みたい方も安心です。

個人差はありますが、カフェインを過剰に摂取すると、体にさまざまな悪影響が及びます。

とくに妊娠中の場合、カフェインの過剰摂取により胎児が低体重で生まれるリスクがあります。

カフェインの摂取量を抑えるなら、デカフェチャイがおすすめです。

チャイをもっとおいしく、より健康的な飲み物にする方法

チャイをさらにおいしく健康的な飲み物にする方法は、次のとおりです。

• ナチュラルミネラルウォーターを使用する
• スパイスをアレンジする
• 牛乳やはちみつ、しょうがを入れる

飲み方に工夫をして、ティータイムをさらに楽しみましょう。

ナチュラルミネラルウォーターを使用する

チャイを自宅で楽しむ際は、茶葉の煮出しに使用する水をナチュラルミネラルウォーターにするとよいでしょう。

ナチュラルミネラルウォーターとは、ミネラル分が溶解したミネラル豊富な地下水です。

ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理をしておらず、水本来のナチュラルな風味と口当たりを楽しめます。

チャイを作る際にはナチュラルミネラルウォーターを使用し、不足しているミネラルを効率よく補いましょう。

スパイスをアレンジする

チャイの醍醐味といえば、特徴的な香りと味を楽しめるスパイスのアレンジです。

スパイスにはさまざまな種類があり、それぞれ期待できる効果も異なります。

たとえば、カルダモンには、胃腸を守る効果があります。

またナツメグであれば骨や歯の成長を助ける働きに期待できるため、加えることで健康につながるでしょう。

味や香りのみならず、効果にも注目してスパイスをアレンジしてみてください。

牛乳やはちみつ、しょうがを入れる

チャイにスパイスを入れると、マサラチャイとして新しい味わいを楽しめます。

また、甘みを引き立たせたい場合は、はちみつやしょうがを入れてみてください。

砂糖ではなく、はちみつを入れることで、ビタミンをはじめとしたさまざまな栄養が摂取できます。

また、しょうがを入れると体が温まるため、冬にぴったりです。

チャイをアレンジして、よりおいしく健康によい飲み物として楽しみましょう。

チャイにおすすめのナチュラルミネラルウォーター3選

チャイに適したおすすめのナチュラルミネラルウォーターは、次の3つです。

• いろはす
• サントリー天然水
• のむシリカ

いつものチャイをナチュラルミネラルウォーターで作り、あたらしい味わいを楽しんでみてください。

いろはす

いろはすは軟水に分類されるナチュラルミネラルウォーターです。

ミネラルは多く含まれていないものの、飲みやすくどのようなチャイにも合うでしょう。

全国の幅広い店舗で販売されており、日常的な飲み物として最適です。

サントリー天然水

サントリーの天然水は、硬度が10mg～80mgで軟水に分類されるナチュラルミネラルウォーターです。

水源には南アルプス、奥大山、阿蘇、北アルプスの4種類があり、それぞれで硬度が異なります。

購入時に水源の指定はできないものの、すべて軟水に分類される硬度であることから飲みやすく、チャイを作る際にもおすすめです。

また全国各地のコンビニや店舗で販売されているため、必要なときにすぐ購入できます。

のむシリカ

チャイを飲む際にもっともおすすめのナチュラルミネラルウォーターは、のむシリカです。

のむシリカは豊富なミネラルを含みますが、飲みやすくさまざまな飲み物に使用できます。

また加熱してもミネラル量は変わらないため、チャイやコーヒー、料理にも適しているでしょう。

チャイにのむシリカがおすすめの理由

チャイを作る際にとくにおすすめなものが、のむシリカです。理由についてこちらで解説していきます。

• 中硬水で飲みやすくミネラルが多い
• コクと旨みが強くなる

毎日飲む水をより健康的なものに切り替えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

中硬水で飲みやすくミネラルが多い

のむシリカの硬度は130mg/Lであり、中硬水に分類されます。

硬水は飲みにくく苦手と感じる方は少なくありませんが、のむシリカは中硬水であるため飲みやすいうえ、ミネラルも豊富です。

ミネラル不足が気になるものの、硬水が苦手な方には、のむシリカがぴったりでしょう。

コクと旨みが強くなる

のむシリカでチャイを作ると、コクと旨みが強くなります。

AISSY株式会社が実施した調査によると、のむシリカで抽出した水出し茶は、ほかのものに比べてコクと旨みが強く出ていました。

チャイと水出し茶では茶葉や沸騰させる手順などが異なるものの、より深いコクと旨みを味わえるでしょう。

チャイをさらにおいしく飲みたい方には、のむシリカがおすすめです。

チャイを飲む際には、おいしくシリカを摂取できるのむシリカを使用してみてください。

まとめ

今回はチャイに含まれているカフェイン量をはじめ、チャイを飲むタイミングやデカフェチャイについて解説しました。

チャイにはカフェインが含まれており、夜に飲むと眠りが浅くなります。

しかし、多くのカフェインが取り除かれたデカフェチャイなら、カフェイン量が大幅に抑えられています。

寝る前にチャイを飲むなら、デカフェのものを選びましょう。

チャイには集中力を持続させたり、気持ちを落ち着かせたりする効果があり、リラックスタイムにおすすめです。

ミネラルが豊富な、のむシリカでチャイを作り、ティータイムを健康的に楽しみましょう。

＜参考文献＞
※1 食品安全委員会 | 食品中のカフェイン
※2 yoga JOURNAL ONLINE | 「味博士が教える！ 「のむシリカ」を使うと食事は今よりもっとおいしくなります！」