給水型ウォーターサーバーのおすすめ10選！メリットとデメリットも徹底解説

給水型ウォーターサーバーは水道管工事が不要で、おいしく新鮮な水を楽しめる手軽さが人気です。

そのため、給水型のウォーターサーバーを導入したいと考える方も増えています。

本記事では給水型のウォーターサーバーのメリットや使用上の注意点、おすすめのウォーターサーバーを紹介します。

月額費用の目安についても解説するため、給水型ウォーターサーバーの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

給水型ウォーターサーバーのメリット

水道水をタンクに注いで使用するタイプを、給水型ウォーターサーバーと呼びます。

浄水型、水道水補充型と呼ばれることもあるようです。

一方、水道管から直接水を引くタイプのウォーターサーバーは水道直結型と呼ばれ、給水型とは異なります。

まずは給水型ウォーターサーバーのメリットについて、水道直結型と比較しながらチェックしてみましょう。

工事不要のため初期費用がかからない

水道直結型のウォーターサーバーの場合、設置の際に水道管から水を引くための工事が必要です。

サーバー代や電気代とは別に水道工事代がかかるため、初期費用がかさむ傾向にあります。

一方、給水型のウォーターサーバーは水道工事が不要であるため、基本的には初期費用が不要で、月額料金のみで初月から使用可能です。

ただし、販売会社により配送手数料などの初期費用が別途必要になる場合もあります。

初期費用が必要なウォーターサーバーであるかどうかを購入前にチェックしておきましょう。

設置場所を選ばない

給水型のウォーターサーバーは、コンセントにつながり安定性が確保できる場所であればどのような場所にも設置できます。

給水は自宅の水道水をウォーターサーバーのタンクに注ぐ形でおこなわれるため、水道の蛇口周辺に置き場所を制限する必要はありません。

水道直結型のウォーターサーバーは水道の蛇口周辺でなければ使用できないため、置き場所の確保に困る場合もあるでしょう。

給水型であれば家具と同じようにすぐ場所も変えられるため、インテリアにあわせた設置が可能です。

ボトル交換が不要

ウォーターサーバーには給水型や水道直結型のほか、定期的に自宅に届くボトルを設置して水を供給する宅配水タイプもあります。

おいしいミネラルウォーターで水分補給をおこなえる点がメリットですが、ボトルの交換に手間がかかります。

また、ボトルの代金が生じるため、コストが高くなりやすい点もデメリットです。

給水型であれば自宅の水道水を活用できるため、経済的に手軽な水分補給がおこなえます。

冷水、温水、常温に対応

給水型のウォーターサーバーは水道水をフィルターでろ過しています。

冷水や温水でおいしい水を楽しめるため、毎日の水分補給が捗るでしょう。白湯を飲む習慣も取り入れやすくなるため、健康や美容のサポートにも役立ちます。

また、常温水や高温水などにも対応しているウォーターサーバーもあります。調理にも使用しやすく、自炊の頻度が高い方には嬉しい仕様です。

給水型ウォーターサーバーのデメリット

給水型ウォーターサーバーの導入を検討している方は、デメリットや注意点についてもチェックしておきましょう。

後悔のない選択をするためにも、次項からの内容をぜひ参考にしてください。

水道水の補充に手間がかかる

給水型のウォーターサーバーは必要量に応じて水道水を補充する必要があります。

ボトルのような非常に重たい水を交換する必要はありませんが、補充が面倒に感じる方もいるかもしれません。

水道水の補充の手間なくウォーターサーバーから水を飲みたい場合には、水道直結型のウォーターサーバーが適しています。

使用頻度や使用する人数により補充量が増え手間がかかる場合には、ほかのウォーターサーバーを検討してもよいでしょう。

レンタル料がやや割高

給水型のウォーターサーバーはボトル代を必要としない分、サーバー代を高く設定しているケースがあります。

レンタル料の相場は月3,000円ほどで、年間で36,000円程度が目安です。

ろ過フィルターの交換費用やカートリッジ代が別途必要になる場合もあるため、料金設定を入念に確認しましょう。

ろ過フィルターの交換が必要

給水型ウォーターサーバーには、水をおいしく仕上げるためのろ過フィルターが必要です。

ろ過フィルターは使用に伴い劣化するため、定期的に交換する必要があります。

交換費用が月額料金に組み込まれている場合もあるため、よりコストを抑えたい場合には月額料金の内訳も確認してみてください。

自身でろ過フィルターを交換する方は、交換の手間がかからないタイプを選択してみてください。

停電時には使用できない

給水型ウォーターサーバーには多量の水を蓄えられません。

停電時には使用できないため、災害時の備蓄には活用できない点に注意が必要です。

宅配水タイプのボトル型ウォーターサーバーの場合は、停電時にもボトル内の水を使用できます。

災害対策を兼ねてウォーターサーバーの導入を検討している場合には、ボトル型への切り替えを検討してみましょう。

給水型ウォーターサーバーのおすすめ10選

給水型ウォーターサーバーにはさまざまな種類が存在します。

温度帯のバリエーションやフィルター能力、月額料金などに違いがあるため、自身のニーズにあわせたものを選びましょう。

今回は給水対応のウォーターサーバーの中から、おすすめのものを10種紹介します。

給水型（浄水型）のウォーターサーバーを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

エブリィフレシャス tall（床置き）

エブリィフレシャスtallのウォーターサーバーには床置きタイプと卓上型があり、tallは容量と機能の多さが魅力です。

貯水タンクは5.7Lであるため、家族での使用に適しています。

2歳程度までの幼児の目線からは見えない高さに給水ボタンを配置しており、誤操作による事故を防ぎやすい設計です。

エブリィフレシャスtallでは、次の6段階の温度から好みのものを選べます。

• 冷水
• 温水
• 常温水
• 高温水（90℃まで）
• ECO冷水
• ECO温水

一般的な冷水と温水の機能に加え、人気の常温水や約90℃まで温度を上げる再加熱機能も搭載されており、さまざまなニーズに対応できます。

月額料金はサーバーレンタル料、浄水カートリッジ、配送料込みで3,300円（税込）です。

エブリィフレシャスmini（卓上型）

エブリィフレシャスの卓上型は、キッチンカウンターや一人暮らしの部屋にも置きやすいコンパクトなウォーターサーバーです。

リビングやキッチンが狭い家に住んでいる方や床置きタイプの設置が困難な方、一人でウォーターサーバーを使用したい方に適しているでしょう。

貯水タンクは3.3Lであり、1日分の水分補給や料理に使用する分には十分な量です。

月額料金はtallと同じく、サーバーレンタル料、浄水カートリッジ、配送料込みで3,300円（税込）です。

ウォータースタンド ピュアライフ

ウォータースタンド　ピュアライフは、細やかなサポートが魅力のウォーターサーバーです。

ウォータースタンドは全国50か所以上に拠点があり、トラブルが起きた際にも迅速なサポートを受けられます。

月額レンタル料はフィルター代、設置料、配送料、故障修理代込みで3,300円（税込）です。

クリクラ feel free putio（プティオ）

クリクラ feel free putioは、6Lの大容量タンクに水道水を注いでおいしい水を味わえるウォーターサーバーです。

配送料やカートリッジ交換料金が不要なため、月額料金のみで使用できます。

サーバーメンテナンスのサービスがあり、故障のリスクが低く、継続利用に適しているでしょう。

スタンダードプランの場合は月額3,140円（税込）かかります。

最初の3か月間のみ、月額料金が半額の1,570円（税込）になるサービスもあるため、お得に始めやすい点も魅力です。

ハミングウォーター flows

ハミングウォーター flowsの特徴は圧倒的な浄水能力にあります。

1日で最大10L浄水できるため、家族で使用することはもちろん、料理や食材の下処理にも使用しやすいでしょう。

トレイが広めであるため、料理に使用する際には大きな鍋もそのまま置けます。

また、2段階式浄水フィルターを採用しており、JIS規格除去対象物質17項目に加え、有機フッ素化合物（PFOS、PFOA）も除去できます。

乳児のミルクや離乳食にも適した安全な水を家族で飲みたい場合に、おすすめできるウォーターサーバーです。

搭載されているエコモードを活用すれば月500円以下の電気代で使用できます。月額料金は2年契約で3,300円（税込）です。

Locca（ロッカ）Slim-R

Locca（ロッカ）Slim-Rは優れた浄水能力が特徴のウォーターサーバーです。

水道水に含まれるミネラル成分は残したまま、塩素やフッ素化合物など28種類の不純物を除去できます。

温水レバーにはチャイルドロックが付いているため、幼児の誤操作による事故を防げます。

キッチンやテーブルに置けるショートタイプもあるため、使用人数やキッチンスペースに応じた選択が可能です。

月額料金はサーバーレンタル代と配送料、カートリッジ代込みで2,680円（税込）です。

新規申し込みで初月の料金が無料となるため、よりお得に始めたい方にもおすすめできます。

しずくりあ

しずくりあは、「Skitto」と「Pitto」の2種類の型を選べるウォーターサーバーです。

マットな質感とスリム設計が魅力のシンプルな「Skitto」は、冷水と温水に対応しており、UVクリーン機能付きでおいしく安全な水を楽しめます。

大容量で高機能かつ多用途な「Pitto」は、温水、常温水、冷水に対応しています。節電モードもあるためより経済的に使用できるでしょう。

月額料金は「Skitto」で2,640円（税込）、「Pitto」で毎月3,300円（税込）です。

スノーアルプス浄水型サーバー

スノーアルプス浄水型サーバーは、冷水、温水、常温水の3モードが使用可能な高機能のウォーターサーバーです。

高性能フィルターにより毎分1.9Lの造水が可能であるため、すぐに水を使用したい場合にも重宝するでしょう。

操作パネルをウォーターサーバーの高い位置に配置しているため使用しやすく、チャイルドロック付きで幼児の誤操作による事故も防げます。

グッドデザイン賞を受賞したシンプルなデザインで、インテリア性にも優れています。

月額料金は3,280円（税込）です。

楽水ウォーターサーバーピュレスト 床置きタイプ

楽水ウォーターサーバーピュレストは、エコモードやチャイルドロックなどが搭載された高機能のウォーターサーバーです。

水道直結型と給水型のどちらにも対応しているため、設置場所や使用頻度に応じた選択ができます。

浄水フィルターはレンタル期間中無料で届くため、追加料金はかかりません。

月額料金は給水タンクプランの3年契約で3,680円（税込）ですが、初期費用として8,800円（税込）かかる点に注意が必要です。

シャインウォーター浄水器一体型ウォーターサーバー

シャインウォーターは床置きタイプの水道水ウォーターサーバーです。

冷水、温水ともに3段階での温度設定ができ、エコモードにすればほかの温度のお湯にも調整できます。

また、独自で開発した「トリプルクリーンシステム」により、タンク内の清潔を常に保ち続けます。

細やかな調整で好みに応じた温度の水を楽しみたい方や、より衛生的に水分補給をおこないたい方におすすめです。

エコモードを使用すると電気代を1か月で約500円まで抑えられるため、経済的でもあります。

月額料金はウォーターサーバーの種類により異なり、ボタン式は毎月3,300円（税込）、タッチパネル式は毎月3,630円（税込）です。

おいしく健康的な水分補給には「のむシリカ」もおすすめ！

毎日の水分補給をおいしくおこなう方法として、ナチュラルミネラルウォーターを活用する方法もあります。

「のむシリカ」は水分補給とあわせてミネラル補給も効率よくおこなえる、まろやかな味わいのナチュラルミネラルウォーターです。

次項からはその特徴について詳しく解説します。

豊富なミネラルで健康と美容をサポート

のむシリカには、カルシウムやマグネシウム、カリウムといった身体に必要なミネラルが豊富に含まれています。

のむシリカとほかのナチュラルミネラルウォーターのミネラル含有量を比較してみましょう。

【ナチュラルミネラルウォーター100mLあたりのミネラル含有量】

	いろはす（清田）	クリスタルガイザー	のむシリカ
カルシウム	0.68mg	0.64mg	3.1mg
マグネシウム	0.36mg	0.54mg	1.4mg
カリウム	0.16mg	0.13mg	0.57mg
シリカ	記載なし	記載なし	9.7mg

日本のナチュラルミネラルウォーターは軟水のものが多く、ミネラル含有量が少なめです。

のむシリカはミネラルを多めに含む希少な水であり、ミネラル補給の手段として適しているでしょう。

また、のむシリカでは美のミネラルとして知られる「シリカ」も効率よく摂取できます。

カルシウムやマグネシウム、シリカの摂取で、爽快な毎日を過ごしましょう。

料理やお茶のうま味を引き立てる効果も

のむシリカはまろやかな味わいの水であるため、料理やお茶に使用しても苦みを感じにくく、食材本来の味を邪魔しません。

さらに、お酒やご飯、お茶のうま味を引き立てることも確認されています。

水割りや水出しのお茶に使用するとコクとうま味が引き立ち、炊飯に使用するとお米の甘味がより引き立ちます。

のむシリカを使用して、普段の料理やお茶をよりおいしく、よりミネラル豊富に仕上げましょう。

まとめ

給水型ウォーターサーバーは水道水を手動でタンクに注ぐ方式であるため、初期費用を抑えやすく、設置場所を選ばないメリットがあります。

ただし、月額料金がやや高めであることと、災害時の備蓄水としては使用できないことに注意する必要があるでしょう。

ウォーターサーバーの種類により、生成できる水の温度や安全機能は異なります。

使用人数や希望する温度、機能、月額料金など、自身のニーズにあわせて最適なウォーターサーバーを選んでみてください。