トマトジュースダイエットで痩せる？1週間の効果や口コミ、やり方を紹介

健康によいイメージがある「トマトジュース」は、カリウムやリコピンなどが含まれたダイエット効果が期待できる飲み物です。

トマトジュースは、血圧を抑制したり悪玉コレステロール値を下げたりするほか、脂肪燃焼や便通改善といった痩せやすい体づくりをサポートします。

しかし、1週間でどれくらい効果があるのか気になる方も多いでしょう。

本記事では、トマトジュースがダイエットにもたらす効果について、実際に活用した方の口コミとあわせて紹介します。

正しいやり方を理解し、健康的な体型の維持を目指せるよう参考にしてください。

トマトジュースダイエットで痩せる理由・美容効果

トマトジュースに含まれる成分の作用は、ダイエットにも効果的です。

トマトジュースは、血液の流れをよくし、基礎代謝を高めるリコピンや、善玉菌の栄養源となるペクチン、むくみ予防に欠かせないカリウムが豊富です。

ここからは、トマトジュースのダイエット効果を詳しく解説します。

リコピン│代謝アップ・脂肪燃焼

トマトジュースはリコピンを豊富に含むため、基礎代謝を高める作用が期待できます。

基礎代謝とは、心臓の動きや呼吸などの生命活動で消費されるエネルギーです。

リコピンは、動脈硬化を予防し、心臓や血管の疾患リスクを防止する効果があります。※3

リコピンの作用で血流がよくなれば、基礎代謝は上昇しやすく、消費カロリー量が増えるため、効率よく痩せやすい身体を作れます。

ダイエットの基本は、摂取エネルギーが消費エネルギーを下回ることです。エネルギーを多く消費できれば、無理に食事制限しなくてもダイエットの成功に近づくでしょう。

健康的にダイエットをしたい方は、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

食物繊維│便秘の予防・解消

トマトジュースにはペクチンが豊富に含まれるため、便秘の予防に効果的です。

ペクチンは、りんごや柑橘類にも含まれる水溶性食物繊維の一種で、水に溶けるとゼリー状に固まるため、便秘時は便を柔らかくして排便を促し、下痢のときはゼリー状の膜となり腸壁を守ります。

さらに、ペクチンは乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを整えます。

食物繊維が不足し便秘が続くと、悪玉菌が増殖し、アンモニアや硫化水素、発がん性物質が発生しやすく、身体に悪影響を及ぼすでしょう。

腸内環境が改善できれば、余分な脂肪や老廃物を体に溜め込みにくくなり、食べても太りにくい体質に近づきます。

また、ペクチンを摂取すると腹持ちがよいことから、食事の前や間食にトマトジュースを飲めば満腹感を得やすくなり、食べ過ぎ防止の効果も期待できます。

カリウム│むくみの予防・改善

トマトジュースにはカリウムが豊富に含まれており、むくみの改善や予防にも役立ちます。

むくみは、細胞液も浸透圧調整が上手くいかず、血液量が増加し、細胞外に水分が溢れ出ている状況で起こり、食事での塩分の摂り過ぎが原因の一つとして挙げられます。

カリウムは、細胞内液に存在し、細胞液の浸透圧を保ち、体内に増加したナトリウムとともに水分の排出を促すよう働くため、むくみの改善と予防に効果的です。

自炊する機会が少なく、外食や市販の弁当などの塩分の多いメニューを頻繁に食べる方は、ナトリウムを摂り過ぎている傾向があります。

余分な水分で体重が減少しづらくダイエットを妨げるのみならず、むくみによる倦怠感の対策として、トマトジュースを取り入れるとよいでしょう。

ビタミンC│美肌効果

トマトジュースには、抗酸化作用を持つリコピンやビタミンCが含まれます。リコピンやビタミンCが活性酸素の働きを抑制するため、美肌の効果が期待できます。

活性酸素とは、呼吸により取り込まれた酸素が体内で使用できるように活性化された状態です。※1

白血球から産生される活性酸素は、免疫力や感染症予防など身体を守る機能のために働きますが、増えすぎると健康な細胞へも作用し、皮膚や髪などの細胞傷害を引き起こす原因です。

活性酸素は、紫外線や大気汚染、アルコールやたばこ、強いストレスなどが要因で活性します。

活性化し過ぎて皮膚にダメージを与えないよう、抗酸化作用を持つ栄養成分の摂取で、キレイな肌や髪、爪などを維持する美容効果も期待できます。

血圧の抑制

トマトジュースには、カリウムが豊富に含まれ、体内の余分なナトリウムを体外に排出する役割を担い、血圧を抑制します。

体内でナトリウム量が増加すると、細胞内外の細胞液が浸透圧により調整され、血管中の水分量を増やします。血流量が増すと血管内部に圧力がかかり、血圧を高める要因です。

心臓のポンプ機能にも負荷がかかりやすく、高血圧により頭痛やめまい、倦怠感などの症状が起こる可能性もあります。

日本人の食生活は、醤油や味噌などナトリウム量の多い食傾向にあり、塩分の過剰摂取が懸念されます。一方、野菜や果物に多く含まれるカリウムは不足しがちなミネラル成分です。

トマトジュースから手軽にカリウムを摂取できれば、血圧の上昇を抑制できるでしょう。

悪玉コレステロール値の低下

トマトジュースに豊富に含まれる食物繊維は、血中悪玉コレステロールを吸着して体外へ排出しようと働きます。

食物繊維は、エネルギー源にならない炭水化物の一つです。

腸管内を緩やかに進み、体内で不要な吸収されない老廃物とともに、悪玉コレステロールや中性脂肪を大腸へと運搬し、便として排出させます。

コレステロールは、細胞膜や胆汁酸、ホルモンなどを構成する重要な成分ですが、過剰に摂取すると動脈硬化のリスクが高まり、疲れやすく、頭痛やめまい、しびれなどの症状が起こります。

重篤化すると狭心症や心筋梗塞など命にかかわる危険性も高いことから、体外へ悪玉コレステロールを排出するのは重要です。

貧血の予防

トマトジュースは、貧血の予防に役立つビタミンCが豊富に含まれます。

貧血の主な原因は、鉄分の不足であり、鉄欠乏性貧血が最も多い貧血の種類です。月経のある若い世代の女性では、25％程度が鉄欠乏の傾向にあるといわれています。※2

そもそも食品中に含まれる鉄は、吸収効率が悪く、意識して摂取しなければ不足するでしょう。

レバーや赤身の肉、魚に多く含まれるヘム鉄は比較的吸収されやすいものの、野菜や卵、海藻、大豆製品に含まれる非ヘム鉄は、吸収されにくく、一緒に摂取する栄養素により吸収効率を高められます。

トマトジュースに含まれるビタミンCと一緒に鉄分を含む食材を摂ることで、鉄が吸収されやすくなり、貧血予防に役立ちます。

ビタミンＣは水溶性ビタミンであるため、トマトジュースをそのまま飲むのはもちろん、野菜と一緒に食べられるスープが適しているでしょう。

運動量が多い方も、汗で鉄分が流れやすく貧血傾向があるため、ビタミンＣと一緒に食事に取り入れることをおすすめします。

免疫力の向上

トマトジュースに含まれるリコピンやビタミンCは、抗酸化作用を持ち、免疫力を高める作用も期待できます。

抗酸化作用により、活性酸素の働きを抑制し、細胞へのダメージを軽減すれば、ウイルスや細菌に感染するリスクも少なくなります。

ウイルスや細菌は、呼吸や食事中に口から体内に取り入れやすいものの、皮膚や粘膜が損傷していれば、皮膚や粘膜が感染経路になる可能性が高まるでしょう。

リコピンは抗酸化作用を持つ栄養成分の中でも、強い効果を発揮します。

トマトジュースからリコピンを手軽に摂取できれば、風邪にかかりにくい身体を維持でき、健康的な毎日を過ごせるでしょう。

トマトジュースダイエットを1週間以上続けた効果

トマトジュースはダイエットや健康維持、美容によい影響があるものの、トマトジュースダイエットを1週間以上続けた効果が気になる方も多いでしょう。

ここでは、痩せた、効果があったとされる口コミやレビューを紹介します。

痩せた方・成功者の口コミ・レビュー

トマトジュースにタバスコと胡椒入れて飲み始めて1週間で1キロ痩せた。 pic.twitter.com/9e0XGB7s7V

— 佐藤峻/Tetoriaグループ全国15ヵ所展開中 (@shun310_444) October 20, 2023

トマトジュースを1週間続けた結果

1キロ痩せた。
身体がフワフワする←ダルいとは違う感じなので疲労感減ってるかも。
憂鬱な気持ちが減った←気持ちが楽になった気がする。
お通じが凄い←アナルが楽になって痔持ちにとって楽に。

凄いぞトマトジュース( ･ㅂ･)و ̑̑ pic.twitter.com/hPZNfEzDMK

— ぺ カレー🐹🦊 (@pe_karei) October 12, 2018

トマトジュースが美味すぎてコーヒーの代わりに飲んでたら二週間で4キロ痩せた。身体の調子もいい。リコピンって名前もかわいい。

— Toshiyuki (@toshi2_basses) October 24, 2022

トマトジュースを毎日500ml飲む生活を始めて半年で変わったこと

・痩せた（3キロ痩せた）
・浮腫みにくくなった（基本デスクワーク＆運動習慣なし）
・便秘解消（薬より、まずはこっち試してみて）
・肌が荒れにくくなった（他のおかげもあるけど）
私的に1番飲みやすいのはKAGOMEのトマトジュース🍅 pic.twitter.com/W9mY6tEN7W

— まさこ (@ma0226411) July 30, 2020

トマトジュースを飲み始めて1週間程度で体重が減少した、むくみが改善された、気分が落ち着いたといったよい口コミがあります。

トマトジュースに含まれるカリウムやリコピン、ビタミンCなどの作用が働き、健康や美容の調子が整ったといえるでしょう。

好みのトマトジュースを選んだり、ほかの調味料を加えたりしてアレンジもできるため、楽しみながら続けやすいことも、ダイエットの効果を高めます。

口コミを参考にしながら、自身に適したやり方を取り入れてみましょう。

トマトジュースダイエットの効果はいつから実感できる？

トマトジュースの効果を実感できる期間は、個人差があり、明確ではないものの1～2か月以上です。

トマトジュースに豊富に含まれるリコピンは、毎日継続して15mg摂ることで、8週間後に血中善玉コレステロールを上昇させるとの研究結果もあります。※6

しかしトマトジュース以外の食事も身体に影響を与えるため、トマトジュースのみの効果はわかりにくいです。

実感しにくいものの、トマトジュースに含まれる栄養成分の作用により健康の維持に役立つため、長期的に継続し取り入れるとよいでしょう。

トマトジュースの選び方

トマトジュースは、さまざまメーカーから販売されていますが、製造方法や含まれる栄養成分には違いがあります。

効率よいダイエットのためのトマトジュースの選び方を解説するため、参考にしてみてください。

製造方法

トマトジュースは、ストレート、濃縮還元、果汁飲料の3タイプの製造方法があります。製造方法により、味や風味の違いが生まれます。

3タイプの製造方法の比較は、次のとおりです。

タイプ	製造方法	特徴
ストレート	トマト果実から果汁を搾り、殺菌をおこなう	トマト独特の風味をそのまま味わえる比較的高価
濃縮還元	トマト果実から果汁を搾り、加熱処理や凍結処理などをおこない水分を飛ばす（濃縮）後、再び水分を加えて元の濃度に戻す（還元）	長期間保管できる ペースト状態（濃縮）で安定供給が可能 トマトの生産量に左右されにくい 比較的安価
果汁飲料	ほかの野菜や果物の果汁やブドウ糖などが加えられる	トマトの使用量が100％でない トマトの風味が感じにくい 食品添加物が多い場合も

ダイエットには、トマトそのものをより味わえるストレートタイプがおすすめです。しかし、比較的高価であるため、安く購入できる濃縮還元タイプは、毎日の生活に取り入れやすいでしょう。

果汁飲料タイプは、トマトの青臭さが苦手な方には適していますが、商品により糖質や塩分など食品添加物が加えられており、カロリーが高いことがあります。

果汁飲料タイプを選ぶ際は、含まれる原材料や成分値を確認しましょう。

食塩・糖分無添加

トマトを100％使用したストレートタイプ、濃縮還元タイプでも、塩分や糖分が加えられるトマトジュースもあります。

ストレートタイプ、濃縮還元タイプのトマトジュースは、トマトのみを使用するジュースです。トマトそのものの甘さが飲みやすさに影響を与えやすく、嗜好性を高める目的で塩分や糖分を添加します。

塩分が添加されるトマトジュースは、青臭い独特な風味を軽減します。

汗をかく運動後や夏場などナトリウムの摂取が推奨されるタイミングには適している場合もありますが、ダイエットはむくみの原因になりうるため、無塩タイプを選ぶことがおすすめです。

また、糖分が添加されたトマトジュースは、飲みやすくなるものの、無駄なカロリー摂取になりかねません。

自身の食事内容を考慮しながら、必要に応じて塩分や糖分の有無を選択するとよいでしょう。

栄養成分

トマトジュースは、製造方法による栄養成分の差は少ないものの、塩分、糖分の添加の有無ではカロリーやミネラル成分が異なります。

一般的なトマトジュースの栄養価は、ストレートと濃縮還元での成分差は少なく、どちらを選んでも効果が期待できるでしょう。

トマトジュースは、使用されるトマトの産地や収穫時期で、栄養価が左右されやすい特徴があります。同様の製造方法でもメーカーにより成分値が異なるのは、原材料のトマトによる違いです。

とくにダイエット目的でトマトジュースを取り入れたい方は、便秘を解消する食物繊維量やむくみ予防のカリウム量に着目するとよいでしょう。

また、生活習慣病の予防を期待する方は、血圧の低下作用があるGABAやコレステロール値を下げる作用のある食物繊維、美容効果を高めたい方はビタミンAやナイアシンの含有量を確認してください。

自身が得たい効果のある栄養成分が豊富に含まれるトマトジュースを選ぶためには、成分値を確認するとよいでしょう。

トマトジュースダイエットのやり方・方法

トマトジュースは飲み方の工夫で、よりよい効果を得られます。

ダイエット目的でトマトジュースを飲む場合には、次に紹介するおすすめの飲み方をぜひ参考にしてみてください。

1日200ml程度を目安に飲む

トマトジュースをダイエット目的で飲む場合は、1日200ml程度がおすすめです。

トマトジュースは、痩せやすい体づくりに効果的な栄養素が多く含まれますが、過剰摂取はダイエットを妨げる原因になるでしょう。

商品により差はあるものの、食品成分表に記載されるトマトジュースのカロリーは100mlあたり18kcalです。

コップ1杯（200ml程度）で約40kcalであり、飲み過ぎはカロリーオーバーになりかねません。

ダイエット効果を高めるため、飲む量を調整しましょう。

油・レモンを足す

トマトジュースに、オリーブオイルやレモンを入れて飲むのもおすすめです。

リコピンは油分に溶けやすい性質を持ち、トマトと油を同時に摂ることで、リコピンの吸収率が上がります。

トマトはオリーブオイルとともに料理に使われることも多く、油と相性がよい点も特徴です。トマトジュースにオリーブオイルを小さじ一杯程度加えることにより、おいしく効果的にリコピンを摂取できるでしょう。

また、レモン汁をトマトジュースに加えると、酸味が増して爽やかな味わいを楽しめます。

レモンはビタミンCが豊富に含まれるため、抗酸化作用も強化されます。

トマトの青臭さが苦手で、無塩のトマトジュースが飲みにくい方は、オリーブオイルやレモンで味に変化を付ける飲み方を試してみてください。

温めて飲む

夏が旬のトマトは、涼性の食材であり、体を冷やす作用があります。

とくに普段から体が冷えやすい方は、トマトジュースを温める飲み方がおすすめです。体温を下げる心配がなく、基礎代謝量を維持できます。

電子レンジで1分ほど加熱したり、スープやリゾットなどの料理に活用したりと工夫すれば、手軽に温かいトマトジュースが楽しめます。

温めることで調味料が馴染みやすくなり、オリーブオイルやタバスコなどを加えるアレンジで、毎日の摂取でもマンネリ化せず、トマトジュースを継続して飲めるでしょう。

トマトジュースはいつ飲む？

トマトジュースは、朝にコップ1杯（200ml程度）を飲むとよいでしょう。

栄養素の吸収や代謝は、時間栄養学で重要とされる時計遺伝子のBMAL1(ビーマルワン)が関与します。

BMAL1は、脂肪の蓄積を促す作用があり、22～2時に活性化する遺伝子です。体内を目覚めさせる朝食や、活発なエネルギー代謝がおこなわれる昼食時に必要な栄養素を摂取すると、体内での使用効率が高まるでしょう。

さらに、朝は食べ物や飲み物を摂ることにより腸が刺激され、スムーズな排便習慣を作りやすい時間帯です。

一方、夜は食事から得られたエネルギーが消費されにくく、余分なエネルギーは体脂肪として蓄積されやすくなります。夜に過剰なカロリーを摂取すると太りやすくなり、ダイエット効果を妨げる要因になるでしょう。

ダイエット中でリコピンの効果を高めたい方はもちろん、便秘に悩む方は、朝食の1品としてトマトジュースを取り入れてみてください。

トマトジュースダイエットの注意点

トマトジュースが健康によい、ダイエット効率を高める効果があってもさまざまな点に注意して飲用しなければ、ダイエットはもちろん、健康効果も得られないでしょう。

ここからは、トマトジュースを活用する際の注意点について解説します。

毎日継続する

トマトジュースは、健康的な身体の維持やダイエット効率を高めるメリットがあり、手軽にはじめられますが、毎日継続しなければ効果を期待できません。運動や食事制限によるダイエットと比較すると、結果が出るまでに長い期間を要します。

また、トマトジュースを取り入れるのみでは、痩せられず、規則正しい生活習慣を送ることも重要です。

ダイエットを手助けする役割としてトマトジュースを活用しましょう。我慢が必要な食事制限や激しい運動ではないため、体への負担が少なく、気軽に取り入れられます。

期待する効果がすぐに現れないことを理解し、長期計画でダイエットに取り組みながら、毎日続けてみましょう。

過剰摂取しない

ダイエット目的でトマトジュースを毎日飲むときは、過剰摂取せず、1日あたりコップ1杯を目安にしましょう。

たとえば、トマトジュースに豊富な食物繊維を一度に多く摂り過ぎると、腸に刺激が過剰に加わり便が緩くなることがあります。

また、普段の食事では過剰になりにくいカリウムも、摂りすぎにより高カリウム血症のリスクが高まります。高カリウム血症は、吐き気や動悸、脱力感、不整脈などの症状が代表的です。

とくに飲みやすさから塩分や砂糖が添加されたタイプのトマトジュースは、ナトリウムやカロリー過多になる可能性が高く、生活習慣病の危険性もあります。

身体に取り込める栄養素の量には限度があり、よい効果を早く実感したいと多く摂取しても体内で栄養素は使われません。

トマトジュースの効果を効率よく得るためにも、毎日適量を飲む習慣を身につけるとよいでしょう。

こまめに水分補給する

ダイエットの成功には、水分補給が大切です。

食べ物から得られた身体に必要な栄養や、使われなくなった老廃物は、血液により運搬されます。

血液の液体成分である血漿は、大半が水分であり、スムーズな血流を促すためには水分補給が大切です。

こまめな水分補給により血流がよくなれば代謝が上がり、痩せやすい体質へとつながります。

成人の場合、消費される水分量2.5Lを補う目的で、体内で生成される代謝水0.3Lと食事から摂取できる1.0Lを除く、1.2Lの水分補給が推奨されます。※4

一度に大量に飲み、低ナトリウム血症による水中毒を引き起こさないためにも、1回に200mlを1日6～7回に分けて摂取してください。

とくにダイエット中は意識して水分補給する習慣を身につけると、トマトジュースによる効果をより活かせるでしょう。

水分補給をするなら『のむシリカ』がおすすめ！

水分補給には、ミネラルが豊富に含まれる『のむシリカ』がおすすめです。

『のむシリカ』は、霧島連山の宮崎県小林市で採水したナチュラルミネラルウォーターで、飲みやすさやミネラル成分のバランスで好評な商品です。

ここからは、『のむシリカ』がおすすめな理由を紹介します。

手軽にミネラルを補給

『のむシリカ』に含まれているミネラル成分は、カルシウムやマグネシウム、カリウムのほか、希少なミネラルのシリカです。

日本人の食生活で不足しがちなミネラル成分であるカルシウムやマグネシウム、カリウムを水分補給で手軽に補えれば、身体の健康維持に役立ちます。

『のむシリカ』に含まれるシリカは、皮膚や筋肉、血管など身体を構成する成分であり、健康維持と美容の調子を整える重要なミネラル成分です。

体内で生成できず、年齢とともに蓄積量も減少するため、食事や飲み水からの摂取が求められます。

また、シリカのほかにも、血糖値の上昇を抑制するバナジウムや、体内の老廃物を排出するサルフェートなどの希少ミネラルも手軽に補えます。

普段の水をのむシリカに変えると、不足しがちなミネラルを補給できるでしょう。

ミネラル成分を比較

100mlあたりのトマトジュースと『のむシリカ』の成分を比較します。※5

	トマトジュース （食塩無添加）	のむシリカ
カルシウム	6mg	3.1mg
マグネシウム	9mg	1.4mg
カリウム	260mg	0.57mg
シリカ	–	9.7mg

『のむシリカ』にもカリウムは含まれているものの、トマトジュースと比較すると少ないです。

しかし、『のむシリカ』は、カルシウムとマグネシウムが黄金バランスの2：1で含まれ、体内での吸収や使用効率が高くなります。

トマトジュースと『のむシリカ』を組みあわせることで、不足しがちなミネラルを補え、ダイエットや健康維持に役立つ栄養補給ができるでしょう。

常温でもおいしい

『のむシリカ』は1Lあたりの硬度130mgであり、中硬水に分類されるナチュラルミネラルウォーターです。

硬度は、カルシウムとマグネシウムの含有量を示す指標であり、豊富に含まれると硬水、少ないと軟水と呼ばれます。

日本の水道水は、平均硬度60mgの軟水であり、硬水の独特な苦みを苦手と感じる方も多いでしょう。

中硬水の『のむシリカ』は、ミネラルの多い硬水よりも飲みやすく、身体を冷やす心配のない常温でもまろやかでおいしいと人気です。

常温でそのまま飲むのはもちろん、加熱しても成分の変化が起こらないため、炊飯や味噌汁などの料理水としても活用できます。

『のむシリカ』なら普段の生活に取り入れやすく、健康的な水分補給になるでしょう。

トマトジュースダイエットに関するよくある質問

ここからは、トマトジュースの効果に関するよくある質問に回答します。

毎日の生活にトマトジュースを取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

トマトジュースと生のトマトで栄養が異なる？

トマトジュースと生のトマトの栄養成分の差は少ないです。

栄養成分の比較は、次のとおりです。※5

	エネルギー	たんぱく質	脂質	炭水化物
トマトジュース（食塩無添加）	18kcal	0.7g	0.1g	4.0g
トマト	20kcal	0.7g	0.1g	4.7g

成分の差が少ないのは、トマトジュースの製造方法がストレート、または濃縮還元の場合であり、塩分や糖分などの添加処理がおこなわれない商品に限ります。

飲みやすさのため、トマト以外の原材料が使用された場合は、成分に差ができるため、ダイエット中でカロリーや塩分量が気になる方は、確認してから摂取しましょう。

トマトジュースを活用したおすすめレシピは？

トマトジュースはそのまま飲むのみならず、料理にも活用できます。

おすすめの料理は、スープやスムージーとして、毎日の食事に手軽に取り入れることです。

スープは、トマトジュースにコンソメやオリーブオイル、コショウで味を整えることで簡単に作れます。

好みの野菜を加えることで満足感も得られるでしょう。

またスムージーは、豆乳やバナナなどと一緒にミキサーにかけることで完成します。

忙しいときの朝食や、小腹が空いたときの間食にも適しているでしょう。

トマトジュースを夜に飲む効果は？

トマトジュースを夜に飲むことで、美容や健康にうれしい効果が期待できます。

トマトジュースに含まれるリコピンは、成長ホルモンを活性化させ、睡眠中の脂肪燃焼を促す働きがあるとされます。

また、リコピンは夜間に吸収率が高くなるといわれ、細胞の老化予防や美肌効果、血流改善にも効果的です。

さらに、トマトにはGABAが含まれており、リラックス作用や睡眠の質を高める働きもあるでしょう。

ただし、寝る直前に血糖値を高めすぎないよう、寝る1〜2時間前に飲み、無糖、無塩タイプのトマトジュースを選ぶことがおすすめです。

アトピーを改善できる？

トマトジュースによるアトピーの改善は、個人差があります。

含まれる成分により改善した方もいる一方で、悪化した・改善しなかったとの声もあり、体質や体調に影響されるでしょう。

トマトジュースで改善された方は、リコピンによる免疫機能が関与している可能性があります。アトピーは体内の異物に反応するアレルギー症状であり、免疫力を高めることにより、アレルギー症状が起きにくくなります。

一方、かゆみを引き起こす要因のヒスタミンの作用により、トマトジュースを摂取するとアトピーが悪化する場合もあるでしょう。

個人差や季節、摂取したときの体調により、体内での反応が異なるため、異常が生じた際は直ちに飲用を控え、かかりつけ医に相談してください。

よい効果が得られた場合は、継続して摂取してみるのもよいでしょう。

まとめ

本記事では、トマトジュースで得られるダイエット効果を解説しました。

トマトジュースに含まれるリコピンやビタミンC、カリウム、食物繊維など豊富な栄養成分の作用で、ダイエット効率を高める代謝の促進や、むくみ、便秘の解消が期待できます。

さらに、血圧やコレステロール値の低下、美容効果もあるとされ、健康維持にも役立つでしょう。

ダイエット効率を高めるためには、トマトジュースでの栄養成分の補給とあわせて、血液の流れをよくする水分補給も重要です。

中硬水のナチュラルミネラルウォーターである『のむシリカ』は、飲みやすく、ミネラル成分のバランスが優れています。

公式サイトからお得に購入できるサービスも充実しているため、ダイエット中の方や健康的な水分補給を毎日の生活に取り入れたい方は、ぜひ試してみてください。

＜参考サイト＞

※1　厚生労働省｜e-ヘルスネット｜活性酸素と酸化ストレス
※2　鉄代謝の臨床 鉄欠乏と鉄過剰
※3　リコピン摂取時間帯がラットおよびヒトにおける体内吸収に与える影響
※4　国土交通省｜上下水道：「健康のため水を飲もう」推進運動
※5　文部科学省｜日本食品標準成分表2020年版（八訂）増補2023年
※6　カゴメ株式会社｜トマトの赤い色素リコピンのうれしい2つの効果とは？ | あざやか生活研究所