爽健美茶の効果・効能とは？飲み過ぎると体に悪いといわれる噂の真相や飲み方を解説

健康や美容への意識が高い方に人気の「爽健美茶」ですが「飲みすぎると体に悪い」との噂を耳にしたことはありませんか。

「本当によい効果はあるのだろうか」「毎日飲んでも大丈夫かな」など不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、爽健美茶はカフェイン含有量ゼロであり、摂取しても体に悪影響を与える心配はありません。

本記事では、爽健美茶が体に与える具体的な効果について詳しく解説します。

爽健美茶の効果的な飲み方や、水分補給に活用したいおすすめのナチュラルミネラルウォーターも紹介するため、美容や健康のために最適な飲み物を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

爽健美茶の効果・効能とは？

爽健美茶は「爽やかさ、健やかさ、美しさをもたらしてくれる無糖茶」とのコンセプトで誕生したブレンド茶です。

「13種のやさしい恵み」として、ハトムギや玄米、月見草などが配合されているため、さまざまな植物から抽出された成分を摂取できるでしょう。

まずは爽健美茶に期待できる効果・効能について詳しく解説します。

ニキビの改善

爽健美茶にブレンドされているハトムギは、ニキビの改善に役立ちます。

ハトムギには水分の代謝を促し、体内の老廃物や有害物質を排出するよう働きかけたり、肌の新陳代謝をサポートして表皮の状態を整えたりする効果があるとされています。

免疫機能を保つ効果も確認されているため、ニキビの炎症を抑える作用も期待できるでしょう。

化粧品の成分としても使用されることがあるハトムギですが、お茶としての摂取も効果的です。

生活習慣病の予防

爽健美茶からは玄米や大麦、ナンバンキビなどからビタミンやミネラルを豊富に摂取できます。

たとえばカリウムは体液調節に関わるミネラルです。摂りすぎたナトリウムを水とともに体外へ出すように働きかけるため、高血圧の防止に役立つでしょう。

またビタミンB群は糖質や脂質、たんぱく質からエネルギーをつくり出す酵素をサポートするように働きます。

糖質や脂質などのカロリーを体内で余らせると体脂肪として蓄えられてしまうため、代謝をサポートするビタミンB群はメタボリックシンドロームの予防にも役立つでしょう。

肌トラブルの改善

月見草には皮膚を守る効果やアトピー性皮膚炎を改善する効果が確認されています。

サプリメントでの摂取が一般的ですが、爽健美茶からの摂取でも皮膚によい影響が期待できるでしょう。

爽健美茶から摂取できる豊富なビタミンやミネラルは、肌の調子を整えるためにも役立ちます。

ビタミンB群やマグネシウムなどの摂取により、肌の新陳代謝を維持して肌荒れを防ぐ効果が期待できるでしょう。

便秘解消・老廃物の排出

爽健美茶はノンカロリーのため、肥満の心配なく水分補給に使用できます。

十分な水分補給を習慣化できれば、便秘を解消したり、老廃物の排出を促したりする効果も期待できるでしょう。

水分不足は脱水や便秘などの原因になるほか、血行不良により体内の老廃物を排出しづらくなる可能性もあります。

こまめな水分補給は血液の濃度を正常に保つ、老廃物の排出を促すなどの効果があり、健康維持に重要な心がけです。

体脂肪を減らす

爽健美茶のなかには、体脂肪を減らす効果に特化した機能性表示食品の商品も販売されています。

通常の爽健美茶の成分に加え、ローズヒップ由来のティリロサイドを600mlあたり0.1mg摂取できる商品です。

ティリロサイドには脂質の代謝を活性化させる効果があり、とくにお腹まわりの皮下脂肪や内臓脂肪の減少に役立つとされています。

600ml入りを目安として1日1本飲み続けると、体脂肪を減らす効果が期待できるでしょう。

爽健美茶を飲み過ぎると体に悪い？

爽健美茶にはさまざまな効果が期待できますが、飲み過ぎが体に悪いといわれることがあります。

アレルギー症状を引き起こしたり、流産や早産の原因になったりするとの噂を聞き、毎日飲むことを不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

しかし爽健美茶を飲むことによる悪影響は基本的にありません。

ここからは爽健美茶の安全性について詳しく解説します。

カフェインの含有量はゼロ

爽健美茶にカフェインは含まれていません。

カフェインは緑茶や紅茶、烏龍茶などに含まれます。覚醒作用や利尿作用が強く、夜間に飲むと寝付きを悪くしたり、トイレが近くなり夜中に目覚めてしまったりする場合もあるでしょう。

日本ではカフェインの摂取量の目安が示されていませんが、カナダ保健省のような海外の機関では、カフェインの摂取量として健康な成人で1日400mg以内を目安にしています。※1

妊娠中や授乳中の方、子どもはさらに目安が低くなるため、より摂取には注意すべきです。

爽健美茶からはカフェインを摂取する心配がないため、妊娠中や授乳中の方、子どもにも飲みやすいでしょう。

アレルギー体質でも安心

爽健美茶には、食品表示法で表示が義務付けられている特定原材料等28品目は含まれていません※2。

特定原材料等とは、医療機関を通じて調査をおこない、アレルギーを起こす頻度が比較的高く症状が重くなるケースがある食品を特定したものです。

アレルギーを起こす食品は人によって異なるため、どのような食品にもアレルギーを起こす可能性はあります。

しかし、特定原材料等を含まない爽健美茶は、アレルギー体質の方でも安心して飲める可能性が高い飲料といえるでしょう。

食品表示基準として定められている品目8品（えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生）に加え※2、表示が推奨される20品目以外にアレルギーを起こす品目がある方は※2、原材料を確認し飲用してください。

流産・早産とは無関係

妊娠中にハトムギ茶を飲むと流産や早産を起こす、といった噂や言い伝えには根拠がなく、医療機関からの症例報告もありません。

ハトムギが妊娠中の女性によくないとの噂は、ハトムギに麦角菌が感染した時に作られる「麦角アルカロイド」が起こす子宮収縮作用から流布したと考えられています。

また摂取量の視点から考えても、原料となるハトムギ原穀を直接食べた場合の「最大無毒性量（毒性試験において有害影響が観察されない量）」は1日あたり210g以上と多量であり※3、ハトムギ210g相当のハト麦茶を1日で飲むのは不可能です。

以上から、市販のハトムギ茶を妊娠中に摂取しても流産や早産になる可能性はないと結論づけられています。

とはいえ妊娠中の爽健美茶の摂取に不安を覚える方は、一度かかりつけ医に相談してみるとよいでしょう。

健康維持に効果的な爽健美茶の飲み方

ノンカロリー、ノンカフェインの爽健美茶は飲み方や量にとくに制限はありませんが、次の2点に留意して飲むと効果的です。

飲み過ぎない

爽健美茶には、発売元の日本コカ・コーラが広告で13種類のやさしい恵みと表現しているように、身体に強い刺激のある成分は含まれていません。

しかし1日に何本も飲むと、含まれる成分により何らかの不快な症状が現れる可能性も否定できません。

とくに爽健美茶では、お腹が緩くなる、あるいは痛くなるといった症状が起こることがあります。

ノンカロリーかつノンカフェインの飲料でも、1日の摂取量は1本程度に留めておきましょう。

健康維持には、食事以外に飲み水として1日1.2Lの水分補給が必要とされているため、水残りの水分補給は飲料水でおこなうことをおすすめします。※4

温めて飲む

爽健美茶に限らずペットボトル飲料は、つい冷やして飲みたくなりますが、温かい飲み物で水分補給すると、下記のような効果が期待できます。

• 胃腸を温かく保ち、消化吸収力が向上
• 基礎代謝や新陳代謝が向上
• 免疫力がアップ
• 末梢血管の血流が促進され、肌の調子や冷え、肩こりが改善
• 心が和むリラックス効果

最近注目されている「温活」には、半身浴やヨガなどさまざまな方法がありますが、ホットドリンクを活用した水分補給はもっとも手軽で効果的な温活です。

冷やし過ぎた爽健美茶は胃腸を冷やして消化不良を招いたり、冷えや肩こりの原因になったりする場合があるため、温めた爽健美茶をぜひ積極的に取り入れましょう。

美容・健康維持にミネラル豊富な『のむシリカ』もおすすめ

ノンカロリーかつノンカフェインの爽健美茶に加え、水での水分補給も美容や健康の維持に効果的です。

のむシリカは軟水と硬水の中間に当たる中硬水に分類されるナチュラルミネラルウォーターであり、おいしくミネラルを摂取できる手段として適しています。

のむシリカの特徴について詳しく解説します。

シリカ・ミネラル成分が豊富

のむシリカは、カロリーゼロ、カフェインゼロで、下記のミネラルを含有しています。

成分名	1L中の成分量
カルシウム	31.0mg
マグネシウム	14.0mg
カリウム	5.7mg
シリカ	97.0mg
サルフェート	30.0mg
バナジウム	34.0mg

不足しがちなカルシウムやマグネシウム、カリウムのほか、健康や美容に役立つとされるシリカやサルフェート、バナジウムも多めに含んでいます。

とくにシリカは1Lあたり97mgと豊富であり、人間が1日に10～40mg消費するとされるシリカを500mLのペットボトル1本で補えるほどです。

また、カルシウムとマグネシウムは、体内への吸収率を高めるとされる2：1に近い比率で含まれています。

健康や美容に役立つミネラルを効率的に摂取したい方に、のむシリカはおすすめです。

中硬水で常温でも飲みやすい

のむシリカは硬度130mg/Lの中硬水であり、硬水と軟水の間の性質を持つ希少な水です。

日本の水道水は一部を除いてすべて軟水であり、まろやかな味わいですがミネラルが少なく、ミネラル補給の手段としては適していません。

硬水は圧倒的なミネラル含有量を誇りますが、マグネシウムの多さゆえに苦みを強く感じやすいようです。

中硬水は軟水よりもミネラルが豊富であり、硬水よりもまろやかで飲みやすいため、両者のよい性質をあわせもつメリットがあります。

のむシリカは常温でも苦みを感じにくいため、体を冷やさない水分補給としても役立つでしょう。

料理水にも活用可能

のむシリカは硬水のように強い苦みを感じにくいため、食材の味を損なうことなく手軽に料理のミネラルを強化できるでしょう。

また、のむシリカのミネラルには、料理の味を引き立てる効果が確認されています。

お米の炊飯に使用すればお米の甘さが、お茶やお酒に使用すれば旨みがコクをより感じられ、おいしい仕上がりになるでしょう。

まとめ

爽健美茶は13種類の植物を使用したノンカロリー、ノンカフェインの身体にやさしい飲み物です。

ハトムギや玄米、月見草などに含まれる成分により、肌トラブルの防止効果や生活習慣病の予防効果などが期待できるでしょう。

ただし水分補給は水や食事でおこなうことが基本のため、爽健美茶は1日1本程度がおすすめです。

水分補給でミネラルも摂取したい方には、飲みやすさとミネラル含有量とのバランスがよい、のむシリカの活用がおすすめです。

常温でも飲みやすく、手軽にミネラル補給ができる水を探している方は、ぜひのむシリカを試してみましょう。

＜参考文献＞
※1　農林水産省｜カフェインの過剰摂取について
※2　消費者庁｜Q&A 別添 アレルゲンを含む食品に関する表示
※3　日本補完代替医療学会誌2018 年 15 巻 2 号 p. 141-151｜妊娠中のハトムギ使用について
※4　厚生労働省｜「健康のため水を飲もう」推進運動
※商品の情報は各公式サイトを参考にしております。