シリカが化粧品にもたらす効果とは？身近なコスメに使われるシリカの疑問も解説！

近年よく耳にするシリカは、飲料水に含まれているイメージを持つ方が多いでしょう。

最近では、シリカがもたらす作用に着目し、シリカが配合された化粧品も数多く販売されています。

しかし、肌に直接付けるとなると、具体的な効果や安全性が気になるでしょう。

本記事では、シリカ配合の化粧品について解説します。

美容効果のみならず、化粧品の種類や成分の安全性についても詳しく解説するため、シリカ配合の化粧品が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

化粧品におけるシリカの効果とは？

化粧品に含まれているコラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分に注目して選ぶ方も多いでしょう。

しかし、使い心地のよさも、化粧品を選ぶうえで重要なポイントです。

化粧品に含まれているシリカは、テクスチャーや使い心地、仕上がりなどに大きく関係しています。

ここからは、化粧品におけるシリカの具体的な効果を4つ解説します。

ぜひ化粧品選びの参考にしてみてください。

シリカの基礎知識

シリカは、化粧品の成分としてはシリカと表示され、医薬部外品に含まれている場合には無水ケイ酸と表示されます。

シリカは、化粧品のみならず、歯磨き粉や入浴剤、ヘアスタイリング剤などさまざまなアイテムに使用されています。

アレルギーや副作用を起こしにくく、自然派コスメにはおなじみの成分です。

シリカの特徴は、粒子サイズがテクスチャーに大きく影響する点です。

平均粒径が5～10μmの球状粉末は、薄く広く伸びてマットな質感を与えるため、コスメに幅広く使用されています。

また、微粒子のシリカは、肌上をなめらかにすべり、きめ細やかな肌を演出する効果があります。

パウダーの質感を保つ

化粧品の中でも、とくにファンデーションやルースパウダーなどのパウダー化粧品で、シリカは大きな役割を果たします。

パウダー化粧品には、肌の色味を調整したり、ムラを均一に整えたりするために着色剤が含まれています。

しかし、着色剤のみでは肌へのすべりのよさやなめらかさが足りず、付け心地がよくありません。

ベアリング効果のある球状粉末のシリカを配合することで、なめらかで伸びのよい付け心地になり、仕上がりも美しくなります。

スクラブとして角質除去

粒径が大きめのシリカは、ボディスクラブとしても使用されており、球状のシリカが古い角質や汚れを取り除いて肌のゴワつきを抑えます。

肌上をなめらかにすべりながら角質を除去するため、肌への負担が気になる方にも最適です。

マットな仕上がりにする

メイクアップ用品に使用されているシリカの特徴は、肌上で皮脂を吸着する点です。

過剰な皮脂によるメイク崩れや、肌のテカリを抑える効果があります。

また、リキッド製品に含まれているシリカにはツヤを抑える効果があるため、マットな質感になり、きめ細やかな陶器肌を演出できます。

シリカがよく使われる化粧品

シリカは、粒子サイズによる特徴や効果を活かすことで、幅広い化粧品に活用できます。

しかし、シリカ配合の化粧品を取り入れようとしても、自身に最適なアイテムが何かわからないと悩む方も多いでしょう。

ここからは、シリカがよく使われている化粧品を紹介するため、自身が取り入れやすいアイテムから使い始めてみてください。

ファンデーション

シリカは、パウダーファンデーションやリキッドファンデーションに使用されています。

転がる球状粉末のシリカが持つ性質により、パウダーの伸びがよく、なめらかな使い心地です。

シリカが含まれているリキッドファンデーションは、ツヤが抑えられたマットな質感に仕上がる点が特徴で、きめ細やかな肌を演出する効果があります。

化粧水

シリカが配合されている化粧水も数多く販売されています。

シリカは肌への負担が少ない成分のため、敏感肌用化粧水や温泉水化粧水などの製品に多く使用されています。

肌が荒れやすい方や赤ちゃんも一緒に使用できる化粧水を探している方におすすめです。

ボディスクラブ

ボディスクラブに含まれている球状のシリカが、余分な角質や皮脂汚れを取り除きます。

肌の汚れが落ちるとゴワつきがなくなり、なめらかでやわらかく、透明感のある肌に仕上がるでしょう。

使いすぎは肌に刺激を与えすぎてしまうおそれがあるため、週に1～2回程度のお手入れがおすすめです。

また、シリカ粒子の刺激により、マッサージ効果も期待できます。

お風呂上がりや寝る前に使用すれば、贅沢なリラックスタイムを過ごせるでしょう。

日やけ止め

シリカは、酸化亜鉛や酸化チタンなどのUVケア成分とともに、混合原料として日焼け止めに使用されています。

シリカが持つ吸油性には、日焼け止め特有のベタつきを抑えたり、余分な皮脂によるメイク崩れを防いだりするなどの効果があります。

日焼け止めは、「テクスチャーが重くてベタつく」「クリームが伸びずに付け心地が悪い」などの悩みがつきものですが、シリカの配合により解消されるでしょう。

化粧品に使用されるシリカに関するよくある質問

シリカ化粧品は多く販売されていますが、安全性などが気になる方もいるでしょう。

ここからは、化粧品に使用されているシリカに関するよくある質問を紹介します。

安心して使用するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

シリカとシリコーンオイルは同じ？

一時期、シリコーンオイル入りのトリートメントは頭皮によくないとの噂がありました。

実際に、ノンシリコーンのトリートメントを使用した経験がある方もいるでしょう。

髪をコーティングして指通りをよくする効果のあるシリコーンオイルですが、ケイ素を原料にして作られた合成化合物であり、天然に存在するものではありません。

シリカは別名ケイ素と呼ばれていることから、シリコーンとシリカは混同されがちですが、似て非なるものであると認識しておきましょう。

シリコーンが人工的なものであるのに対し、シリカはミネラルの一種で天然の成分です。

シリカ自体に副作用はなく、安全性の高い物質であるため安心して使用できます。

乾燥剤のシリカゲルと化粧品のシリカは同じもの？

シリカゲルは二酸化ケイ素から成るものであり、毒性のない安全な物質です。

食品の品質保持のために封入されている乾燥剤のシリカゲルと、化粧品に含まれているシリカは、構成成分に違いがありません。

ただし、化粧品に使用されているシリカの特徴は、微粒である点です。

ファンデーションのパウダーの質感を保ったり、なめらかな使い心地を得られたりするなどの効果は、微粒のシリカを使用しているためです。

また、化粧品原料と乾燥剤用のシリカの製造工程は異なり、乾燥剤のシリカゲルは肌に直接付ける目的で作られていません。

構成成分が同じでも、乾燥材のシリカゲルを化粧品に再使用しないようにしましょう。

シリカはそもそも安全なの？

シリカは、飲料水や化粧水のみならず、多くの医薬部外品にも使用されている安全な成分です。

厚生労働省が定める「医薬部外品原料規格2021」に無水ケイ酸が記載されている点からも、安全性の高さがうかがえます※1。

適切な摂取量や配合量、使用方法の範囲内であれば、安全性に問題ない成分です。

飲み物からシリカを摂るなら『のむシリカ』もおすすめ！

ここまでシリカ配合の化粧品について紹介してきましたが、体内に効率よくシリカを摂取するためには、飲料水がおすすめです。

水分不足は、脱水症や熱中症などの原因になるほか、美容や健康にも悪影響を与えます。

また、水分の摂取と同時に、体のさまざまな部分を構成する重要なミネラルを十分に摂取し、健康維持に努めましょう。

ここからは、おすすめのシリカ水であるのむシリカについて紹介します。

のむシリカを毎日の生活に取り入れて、水分やミネラル補給に役立ててみてください。

年齢とともに減少しがちな天然のシリカを配合

シリカは人間の体に含まれている成分ですが、体内では生成できず、加齢とともに減少するため、積極的な摂取が必要です。

シリカを豊富に含むのむシリカであれば、効率よくシリカを補給でき、シリカ不足を防げます。

のむシリカは、そのまま飲むのみならず、コーヒーやお茶にも活用できるため、無理なく続けられるでしょう。

加熱してもミネラルそのまま

のむシリカの成分表示には、加熱殺菌後の成分含有量が記されています。

のむシリカは、加熱してもミネラル含有量が変わらないため、飲料水以外にも、料理やお酒のお湯割りに使用するなど、幅広く活用可能です。

とくに、のむシリカにはお米の旨味を引き出す効果が確認されています。

炊飯に活用すれば、水道水で炊くよりも甘みやコクが強いご飯が炊き上がるでしょう。

のむシリカを日常生活のさまざまなシーンに活用してみましょう。

水分補給で手軽にミネラルチャージ

のむシリカには、ミネラルがバランスよく含まれています。

のむシリカと、ほかの代表的な飲料水1Lあたりのミネラル含有量をまとめた表は次のとおりです。

	のむシリカ	シリカシリカ	サントリー天然水
カルシウム（mg）	31.0	7.6	1.0～24.0
マグネシウム（mg）	14.0	2.1	0.2～11.0
シリカ（mg）	97.0	72.0	記載なし

のむシリカには、シリカをはじめ、カルシウムやマグネシウムなど、体を構成する重要なミネラルが豊富に含まれています。

手軽にミネラル補給したい方は、のむシリカがおすすめです。

まとめ

化粧品に含まれているシリカは、主にテクスチャーや使い心地のよさに深く関係しています。

ファンデーションやボディスクラブ、日焼け止めなどの幅広いアイテムに使用されているため、自身が使いやすいものから取り入れてみてください。

また、健康や美容の調子を整える効果を得たい方は、のむシリカがおすすめです。

のむシリカを活用すれば、加齢とともに減少するシリカを効率よく補給できるでしょう。

のむシリカが気になる方は、ぜひ公式サイトから購入してみてください。

〈参考文献〉
※1　厚生労働省｜医薬部外品原料規格 2021 について
※商品の情報は公式サイトを参考にしています