オロナミンCのカフェイン量はどれくらい？コーヒーとの含有量の比較や期待できる効果を解説

「オロナミンC」は、ビタミンCが効率よく摂取できるエナジードリンクですが、カフェイン量が気になる方も多いのではないでしょうか。

カフェイン量が多ければ、過剰摂取につながらないか不安になるものです。

オロナミンC1本（120ml）あたりのカフェイン含有量は約18mgであり、コーヒー約1/4杯分に相当します。適量摂取であればカフェイン中毒の心配はありませんが、糖質量が多いため飲みすぎには注意が必要です。

本記事では、オロナミンCのカフェイン量をほかのドリンクと比較しながら詳しく解説します。

オロナミンCに含まれる成分や寝る前におすすめのノンカフェインの飲み物も紹介するため、カフェインについて気になる方はぜひ参考にしてみてください。

オロナミンCのカフェイン量はどれくらい？

オロナミンCのカフェイン量は、1本120mlあたり約18mgです。※1

カフェインは、コーヒーや紅茶、チョコレートなどに含まれる化学物質で、飲み物の種類によりカフェイン量は異なります。

ここでは、オロナミンCとコーヒー、ほかの飲み物のカフェイン量を比較して解説します。

コーヒーや紅茶、お茶などを頻繁に飲む方や、カフェイン量が気になる方はぜひチェックしてみてください。

含有量をコーヒーと比較

次の表に、オロナミンCとコーヒーのカフェインの含有量を比較しました。

飲み物	含有量
オロナミンC	18mg
インスタントコーヒー	64mg
ドリップコーヒー	72mg

ドリップコーヒーとインスタントコーヒーでは、ドリップコーヒーの方がカフェイン量が多いです。

オロナミンCのカフェイン量はコーヒーの約1/4杯分に相当します。※2

普段コーヒーを飲んで気分が悪くなる、寝れないなどの症状がある方は、コーヒーの代わりにデカフェやノンカフェインの飲み物を選ぶとよいでしょう。

その他の飲み物と比較

オロナミンCとほかの飲み物を比較したカフェイン量は次のとおりです。

飲み物	含有量
オロナミンC	18mg
玉露	192mg
紅茶	30mg
ほうじ茶	24mg
ウーロン茶	24mg

ほかの飲み物と比較すると、オロナミンCのカフェイン量は控えめです。とくに、玉露は飲み物の中でもカフェイン量が多いことがわかります。

ただし、お茶や紅茶は糖質やカロリーがほとんど含まれていません。

オロナミンCは適切な量を飲めばエネルギー補給に効果が期待できますが、糖質量が多いです。

カフェインや糖質の過剰摂取を避けるためにも、飲み過ぎには注意しましょう。

オロナミンCの成分

ここからは、オロナミンCの成分についてしく解説します。

オロナミンCにはさまざまな原材料が使用されており、体内で生成できないビタミン類やアミノ酸が含まれています。

ハチミツや炭酸も含んでいるため、子どもから大人まで飲みやすいと人気です。

具体的な原材料をはじめ、栄養成分やカロリー、ROYALPOLISとの違いをまとめました。

オロナミンCの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

原材料

オロナミンCの原材料は、次のとおりです。

ビタミンCやビタミンB2、ビタミンB6などの栄養素を豊富に含み、着色料や保存料は使用していません。

食事のみでは不足しがちなビタミン類を効率よく補えるほか、必須アミノ酸やハチミツも摂取できます。

一方、オロナミンC ROYALPOLISには、ローヤルゼリーやプロポリスを配合しています。

主な原材料は次のとおりです。

通常のオロナミンCには含まれていないビタミンB1も含まれており、疲労回復に役立てられるでしょう。

栄養成分・カロリー

オロナミンCの栄養成分やカロリーは次のとおりです。

カロリーは1本あたり79kcalで、糖類やハチミツが含まれています。

また、1本あたり220mgものビタミンCが含まれており、レモンに換算すると約11個分です

オロナミンCに含まれるビタミンCやビタミンB群は水溶性であり、一度に飲み切ると体内で吸収されなかった分は尿と一緒に排出されます。

ビタミン類の吸収率を上げたい方は、こまめにわけて飲むとよいでしょう。

オロナミンCに期待できる効果

オロナミンCにはカフェインやビタミン類が含まれており、次の5つの効果が期待できます。

• 眠気覚まし
• 免疫力の向上
• 皮膚・髪の毛の健康維持
• 疲労の軽減
• 美容効果

午後の眠気や疲労感を軽減したい方、健康や美容に効果が期待できる炭酸ドリンクを飲みたい方はオロナミンCを選んでみるとよいでしょう。

ここからはオロナミンCに期待できる効果について詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

眠気覚まし

オロナミンCに含まれるカフェインは、眠気覚ましの効果が期待できます。

午後に眠気を感じたり、睡眠が取れているのに眠くなったりした経験はありませんか。

カフェインはアデノシンの結合を抑制する作用があり、一時的に眠気を解消できます。

摂取するタイミングによっては眠れなくなる可能性があるため、就寝前の摂取はおすすめしません。

また、カフェインの過剰摂取は反対に眠気を促すこともあります。

眠気覚ましを目的にカフェインを摂取する際は、飲むタイミングやカフェイン量に注意しましょう。

免疫力の向上

オロナミンCに含まれるビタミンCは、免疫力の向上に役立ちます。

ビタミンCは白血球の一種であるリンパ球や好中球などの機能を向上させ、体の抵抗力を高めることができます。

また、ビタミンCは抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を減らす効果も期待できるでしょう。

体内の活性酸素が取り除かれると病気の発症リスクを低減できます。

ビタミンCはストレスの影響で急速に消費されるため、疲労や睡眠不足を感じるときは意識的にビタミンCを摂取しましょう。※3

皮膚・髪の毛の健康維持

オロナミンCに含まれるビタミンB群は、皮膚や髪の毛の健康維持にも役立ちます。

ビタミンB群は8種類あり、オロナミンCにはナイアシンアミド、ビタミンB6、ビタミンB2の3種類が含まれています。

ナイアシンアミドは皮膚のバリア機能を強化する働きがあり、肌荒れやシワ改善、美白に役立つ有効成分です。※4

ビタミンB6は、たんぱく質の合成をサポートし、丈夫な髪を維持する効果が期待できます。

また、ビタミンB2は髪の毛の成長や肌のターンオーバーを整えます。※5

手軽にビタミンB群を摂取したい方は、オロナミンCを飲んでみるとよいでしょう。

疲労の軽減

オロナミンCに含まれるカフェインは、疲労を軽減する効果が期待できます。

疲労を感じる理由の一つに、自律神経が関与しています。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つの部分から構成され、交感神経が優位になると副交感神経の働きが弱まり、疲れを感じやすいです。

カフェインには覚醒作用があり、交感神経を刺激して疲労感を一時的に抑制します。

疲れが溜まっているときや運動後にオロナミンCを飲むと、一時的に元気になったような気分になるでしょう。

ただし、カフェインの覚醒作用が切れたあと、強い疲労感を感じることもあるため適量の摂取がおすすめです。

美容効果

オロナミンCに含まれるビタミンCやビタミンB群は、美容によい効果が期待できます。

ビタミンB2は皮脂の分泌をコントロールし、ニキビを予防します。

ニキビ対策にはビタミンB2をはじめ、ビタミンCやビタミンB6、ナイアシンなども併せて摂取するとより効果を高められるでしょう。

とくにビタミンB6は皮膚の再生や修復をサポートし、バリア機能強化や炎症を抑制する効果も期待できます。※5

ビタミン不足は肌荒れの原因につながるため、美容ケアをおこないたい方はジュースの代わりにオロナミンCを飲んでみるとよいでしょう。

オロナミンCの効果的な摂取方法

ここからは、オロナミンCの効果的な摂取方法について解説します。

オロナミンCにはカフェインが含まれているため、1日の摂取量の目安を確認しましょう。

また、摂取するタイミングも重要です。

疲労回復、慢性的な疲れの軽減、集中力の向上など、目的にあわせて適切なタイミングで摂取しましょう。

1日の摂取量の目安

オロナミンCの1日の摂取量の目安は明確に定められていません。

大塚製薬の公式サイトでは、一般的な清涼飲料水の範囲内での摂取を推奨しています。

また、栄養バランスやカロリーの過剰摂取にも注意しましょう。

オロナミンC1本（120ml）あたりの糖質は19g、カロリーは79kcalであるため、1日1〜2本が適量と考えられます。

カフェインの影響を受けやすい方は、体調を見ながら飲む量を調整してください。

摂取するタイミング

オロナミンCを摂取するタイミングは、午前から夕方ごろまでが適しています。

• 朝食後
• 疲れを感じたとき
• 運動後
• 集中力を高めたいとき

朝食後にオロナミンCを摂取すると朝の眠気を解消し、スッキリとした気分になります。

また、疲れを感じたときや運動後に摂取すると、疲労感を軽減できるでしょう。

仕事や勉強の合間や集中力を高めたいときにオロナミンCを飲むと、パフォーマンス向上に役立ちます。

オロナミンCを摂取する際の注意点

ここからは、オロナミンCを摂取する際の注意点を3つ解説します。

• 過剰に飲み過ぎない
• 妊娠中の妊婦や子どもは注意
• 就寝前に飲まない

オロナミンCは、コーヒー、紅茶、お茶よりもカフェイン量が少なめです。

しかし、過剰に飲み過ぎると健康に悪影響を及ぼします。

また、妊娠中の妊婦や、子どものカフェイン摂取にも注意が必要です。

夜間にオロナミンCを摂取すると、睡眠に影響を与える可能性があるため就寝前は避けるようにしましょう。

過剰に飲み過ぎない

オロナミンCを取り入れる際は、過剰に飲み過ぎないように注意してください。

カフェインの過剰摂取は、不眠や心拍数の増加、不安、頭痛を引き起こす可能性があります。

オロナミンCには糖分が含まれているため、過剰に飲みすぎると血糖値の上昇を引き起こします。

さらに、腹痛や下痢、体重増加のリスクも高まるでしょう。

健康的にオロナミンCを摂取するためにも適量を守ることが重要です。

妊娠中・妊婦や子どもは注意

妊娠中の妊婦や子どもは、オロナミンCの摂取に注意が必要です。

胎児は胎盤を通じて母体から栄養や酸素を受け取り、生まれたあとは母乳を通じて栄養を摂取します。

適度なカフェイン量であれば健康に問題ないですが、過剰摂取は早産、流産、胎児の低体重リスクが高まります。

また、糖質を過剰摂取すると、虫歯や体重増加、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群などの症状を引き起こしやすくなるでしょう。

幼児や成長期の子どもがカフェインを摂取すると、カルシウムの吸収を妨げ、骨の発育や筋肉、神経の機能を低下させるおそれもあります。

1歳未満の乳児がハチミツを摂取すると乳児ボツリヌス症にかかる可能性があるため注意してください。

就寝前に飲むと寝れない

就寝前にオロナミンCを飲むと、カフェインの影響で寝れない可能性があります。

オロナミンCには1本あたり18mgのカフェインが含まれています。

カフェインには錯覚作用があり、就寝前に摂取すると寝つきの悪さや不眠につながりやすいです。

個人によりカフェインの耐性は異なり、少ないカフェイン量でも脳に刺激を与える場合もあります。※7

また就寝前に炭酸飲料を飲むと、炭酸ガスの刺激によりお腹が張り、胃腸に負担がかかります。

就寝前はカフェインを含む飲み物や炭酸飲料の摂取を控え、リラックスできる温かい飲み物を選びましょう。

寝る前におすすめのノンカフェイン飲料

ここからは、就寝前におすすめのノンカフェイン飲料を紹介します。

• 黒豆茶
• 麦茶
• ナチュラルミネラルウォーター

これらの飲み物は、夜間の脱水を防ぎ胃に負担をかけずに飲むことができます。

普段の寝つきが悪い方や、寝れない生活が続いている方は、温めて飲んでみるとよいでしょう。

夜間に飲めるノンカフェインの飲み物を探している方は、ぜひ参考にしてください。

黒豆茶

黒豆茶は、黒豆を焙煎したものを煎じたノンカフェインのお茶です。

後味がさっぱりとしているため子どもから大人まで飲みやすく、黒豆のほどよい甘味を感じられます。

黒豆茶に期待できる健康効果は次のとおりです。

• メタボの改善
• アルコール代謝のサポート
• 血糖値の改善
• むくみの解消
• 体を温める

冷えや便秘、むくみの軽減に役立つため、妊娠中や生理中の摂取に適しています。※8,9

就寝前に健康によいお茶を飲みたい方は、黒豆茶を温めて飲んでみるとよいでしょう。

麦茶

麦茶は焙煎した大麦作られたノンカフェインのお茶です。

香ばしい味わいが特徴で、夏場や暑い日の水分補給に適しています。

麦茶には食物繊維やカルシウム、ビタミンB1などのミネラル成分が含まれいます。※10

主に期待できる効果は次のとおりです。

• 胃の不快感の緩和
• 抗酸化作用
• 便秘改善
• 虫歯予防

グルテンは含まれておらず、小麦アレルギーの方でも飲めます。※11,12

ただし、はじめて摂取する場合や重度の小麦アレルギーの場合は、医師に相談しましょう。

ナチュラルミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターとは、地中でミネラル成分が溶解した地下水です。

沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の処理を加えていないため、豊富なミネラルを摂取できます。

日常の水分補給や調理にも使用でき、妊娠中や授乳中、子どもの飲用も可能です。

地中で溶け込んだミネラル成分の種類や量により、採水地ならではの水の味わいが楽しめます。

ナチュラルミネラルウォーターを買うなら『のむシリカ』がおすすめ

ナチュラルミネラルウォーターを買うなら、のむシリカがおすすめです。

のむシリカは霧島連山で採水される中硬水のナチュラルミネラルウォーターです。

美容や健康をサポートするシリカを豊富に含み、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分もバランスよく摂取できます。

起床後や運動後、就寝前はもちろん、カフェイン摂取後の水分補給にも最適です。

ここからは、のむシリカの3つ特徴を詳しく解説します。

シリカは健康的な体作りに不可欠

のむシリカに含まれているシリカは、人体の構成に重要な役割を果たすミネラル成分です。

シリカとはケイ素を含んだ物質を指し、エラスチンをサポートする役割があります。

近年では美容アイテムにも使用され、のむシリカには98mg/Lのシリカが豊富に含まれています。

成人が1日に消費するシリカの量は約10〜40mgといわれており、不足した分は食事や水から摂取しなければなりません。

毎日の水分補給にのむシリカを取り入れることで不足分を補い、健康や美容を整えられるでしょう。

シリカ以外のミネラルも豊富

「のむシリカ」は、シリカ以外のミネラル成分も豊富に含んでいます。

シリカ以外に含まれる1リットルあたりのミネラル成分は次のとおりです。

• 炭酸水素イオン：170mg
• バナジウム：34μg
• カルシウム：31mg
• マグネシウム：14mg
• サルフェート：30mg
• カリウム：5.7mg

のむシリカはカルシウムとマグネシウムの吸収率がよい2：1の黄金比率で含まれています。

カフェイン量が多い飲み物を摂取するとカルシウムの吸収率が低減するため、オロナミンCやコーヒー、お茶などを飲む際はミネラルが豊富な「のむシリカ」で水分補給をおこないましょう。

中硬水で飲みやすい

のむシリカは、硬度130mg/Lの飲みやすい中硬水です。

中硬水とは軟水と硬水の間に位置しており、ミネラルを豊富に含みながらもスッキリとした飲み口です。

のむシリカはpH6.9の中性に近いため、常温でもおいしく飲めます。

さらに、防腐剤や保存料は使用されていません。毎日の調理や炊飯、コーヒーなどにも使用できます。

飲みやすさとミネラルのバランスがよい飲み物を選びたい方は、のむシリカの公式サイトをチェックしてみてください。

まとめ

本記事では、オロナミンCのカフェイン量はどれくらいなのか気になる方に向けて、コーヒーとの含有量や期待できる効果、注意点などについて詳しく解説しました。

オロナミンCは通常の範囲で飲む分には過剰な心配はありませんが、カフェインや糖質が含まれているため飲みすぎには注意が必要です。

とくに妊娠中や授乳中、子ども、カフェインの影響を受けやすい方は、ノンカフェインの飲み物を選びましょう。

ナチュラルミネラルウォーターの「のむシリカ」は、カフェインや糖質が含まれておらず、豊富なミネラルを摂取できます。

水分やミネラルを効率よく補給し、健康や美容に役立てたい方はぜひのむシリカを試してみてください。

＜参考文献＞
※1 EPARKくすりの窓口【成分・役割から選ぶ】エナジードリンク おすすめ商品 5選
※2 食品安全委員会｜食品中のカフェイン
※3「統合医療」情報発信サイトeJIM｜ビタミンC
※4 厚生労働省｜ナイアシン
※5 「統合医療」情報発信サイトeJIM｜ビタミンB2
※6 厚生労働省｜妊娠前からはじめよう！健やかなからだづくりと食生活BOOK
※7 国立精神・神経研究センター｜カフェインと睡眠
※8  農林水産省｜豆のこともっと知りたい