【体に悪い?】ライフガードXの成分や飲み過ぎリスク、太るという噂について解説

飲み物

「ライフガードXは体に悪い」という話を耳にする機会は少なくありません。

独特の風味とデザインから多くの方に親しまれている一方で、成分や健康への影響について、不安を感じている方もいるでしょう。

とくに糖質の量や食品添加物、エナジードリンクとの違いなど、具体的な情報が不足していると、自身や家族が飲むべきかどうかの判断に迷いがちです。

本記事では、ライフガードXが「体に悪い」といわれる理由を、成分分析やほかの飲料との比較について解説します。

健康への影響を抑えながら上手に付き合うための、具体的な飲み方のポイントも紹介するため、上手に付き合う参考にしてください。

Index目次

チェリオのライフガードXは体に悪い?事実を解説

ライフガードXは体に悪いとされますが、結論、飲み過ぎなければ過度に心配は不要です。

体に悪盈虚を及ぼすと噂される理由や事実を解説します。

飲み過ぎなければ過度に心配は不要

ライフガードXは、飲む量や頻度を適切に管理すれば、過度に恐れる必要のない飲料です。

体に悪いイメージが先行しがちですが、含まれる成分は国の基準を満たした安全なもののみです。

しかし、糖質の含有量が懸念されます。

毎日大量にのむ習慣は推奨されませんが、たまのご褒美として楽しむ分には問題はないでしょう。

「体に悪い」といわれる主な理由は糖質の多さ

ライフガードXが体に悪いといわれる最大の理由は、糖質の含有量が多いことです。

500mlペットボトル1本には、スティックシュガー約15本分に相当する糖質が含まれています。

糖質を過剰に摂取し続けると、肥満や生活習慣病のリスクを高める可能性があります。

「体に悪い」と噂される正体は、糖質の多さに起因しているといえるでしょう。

目次

ライフガードXが「体に悪い」といわれる3つの理由

ライフガードXに対して、なぜ「体に悪い」や「やばい」といったイメージが持たれている背景には、主に3つの理由が考えられます。

  • 糖質の量が非常に多い
  • 添加物への不安
  • 「エナジードリンク」へのイメージによる誤解

それぞれの理由を詳しく解説します。

理由① 糖質の量が非常に多い

ライフガードXは、主成分に血糖値を急激に上げやすい性質を持つ糖質である「果糖ぶどう糖液糖」が使用されています。

ライフガードXには、500mlあたり約50gの糖質が含まれており、ほかの多くの清涼飲料水と同等か、それ以上です。

糖質の多さが、体重増加や健康リスクを懸念する声に直接つながるといえるでしょう。

理由② 添加物(人工甘味料・着色料)への不安

鮮やかな黄色や独特の風味は、着色料や香料、甘味料といった食品添加物により作られています。

食品添加物に対して、健康への不安を感じる方は少なくありません。

しかし、ライフガードXに使用されている添加物は、すべて国の安全基準をクリアしています。

科学的根拠なく危険と判断する必要はありませんが、不安の一因となることは事実でしょう。

理由③ カフェイン含有による懸念

ライフガードXが「体に悪い」と懸念される理由の一つに、カフェインが含まれている点があげられます。

カフェインは、適量であれば眠気覚ましや集中力アップなどの効果が期待できる成分です。

しかし、過剰に摂取した場合には、体にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。

具体的には、次の症状につながることが指摘されています。

  • 睡眠の質の低下や不眠
  • 心拍数の増加や動悸
  • めまい、吐き気
  • 胃の不快感や下痢
  • 不安感、神経過敏

とくに含有量を知らずにほかのカフェイン飲料と併用すると、意図せず摂取量が多くなるため注意が必要です。

【成分分析】ライフガードXに体に悪い成分は入ってる?

ライフガードXの成分表示を詳しく確認し、体に悪いとされる要素があるのかを具体的に分析します。

客観的な事実から、安全性を判断する参考にしてください。

主要成分の一覧

ライフガードXの主な原材料は、糖類、はちみつ、ローヤルゼリーなどで、7種類のビタミンと7種類のアミノ酸が配合されていることが特徴です。

  • 主な原材料:果糖ぶどう糖液糖、はちみつ
  • 特徴的な成分:ローヤルゼリー、ビタミン群、アミノ酸群
  • そのほか:炭酸、酸味料、香料、保存料など

これらの成分自体に、直接的な毒性や危険性があるわけではありません。

カロリーと糖質量をほかのジュースと比較

ライフガードXのカロリーと糖質は、ほかの一般的なジュースと比較しても高い水準にあります。

500mlあたりの主な数値は、次のとおりです。

  • カロリー:200kcal
  • 炭水化物(糖質):46.5g

ライフガードXは、同量のコーラと同等量でのカロリーや糖質であり、スポーツドリンクと比較すると、カロリーも糖質も約2倍です。

ビタミン・アミノ酸の効果は限定的

ライフガードXには、ビタミンCやナイアシン、グルタミン酸など、体の機能をサポートする重要な栄養素であるビタミンとアミノ酸が含まれています。

しかし、飲料に含まれる量は微量です。

そのため、ライフガードXを飲むことで、ビタミンとアミノ酸による健康増進効果を期待することは難しいでしょう。

あくまで風味やコンセプトを構成する一要素と捉えてください。

食品添加物の安全性と役割

ライフガードXに使用されている食品添加物は、品質を保ち、風味をよくする目的で配合されています。

たとえば、β-カロテンは鮮やかな色を出す安全な着色料であり、酸味料は爽やかな酸味を加え、香料は独特の風味を作ります。

食品添加物は、長年の研究で安全性が確認され、国が使用を認めているため、過度に危険視する必要はないといえるでしょう。

【健康リスク】ライフガードXの飲み過ぎによる影響

ライフガードXに含まれる多量の糖質は、飲み過ぎることでいくつかの健康リスクを招く可能性があります。

ここでは、代表的な3つのリスクを解説します。

①肥満・体重増加

ライフガードXは500mlあたり約180kcalあり、決して低いカロリーではありません。

日常的に飲み続けると、1日の総摂取カロリーが増える原因になります。

消費カロリーよりも摂取カロリーが上回る状態が続けば、余ったエネルギーは脂肪として蓄積されます。

肥満や体重増加の直接的な原因になりかねないため、飲み過ぎには注意が必要です。

②血糖値の乱高下を招く

ライフガードXに含まれる果糖ぶどう糖液糖は、体への吸収が早く、血糖値を急激に上昇させます。

上昇した血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌され、今度は血糖値が急降下します。

血糖値の乱高下は「血糖値スパイク」と呼ばれ、体に不調を及ぼすでしょう。

眠気や集中力の低下、イライラの原因になるほか、血管にも負担をかけるといわれています。

③虫歯や生活習慣病

多量の糖分を含むライフガードXは、虫歯のリスクを高める飲料です。

口の中に糖分が残ると、虫歯菌がそれをエサにして酸を作り出し、歯を溶かす原因になります。

また、長期的に糖分を過剰摂取する生活は、糖尿病の発症リスクを高めます。

将来の健康を守るためにも、糖分の多い飲料との付き合い方には注意が必要です。

【ドリンク比較】ライフガードXとほかの飲料との違い

ライフガードXとほかの人気ドリンクと比較し、エナジードリンクや、カロリーゼロ版との違いを知ることで、自身に適した選択がしやすくなります。

レッドブル等エナジードリンクとの違い

ライフガードXは、ほかのエナジードリンクに比べて「アルギニン配合量」に力を入れている点が特徴的です。

ライフガードの魅力である7つのビタミン、7つのアミノ酸はそのままに、アルギニンを1500mg配合しています。

アルギニンは、疲労回復、成長ホルモンの分泌促進、血流改善などに役立つとされるアミノ酸です。

ほかのエナジードリンクにもアルギニンは含まれることが多いですが、この量は突出しています。

カロリーゼロ版ライフガードとの違い

ライフガードには、カロリーゼロのバージョンも存在します。

通常のライフガードXとの主な違いは、糖質の代わりに人工甘味料を使用している点です。

そのため、カロリーや糖質を気にせず、ライフガード特有の風味を楽しみたい方にはよい選択肢です。

ただし、人工甘味料による後味の違いを感じる方もいるため、味の好みは分かれるかもしれません。

ライフガードXはやばい?まずい?味に関するレビューを紹介

ライフガードXの味については、SNSでさまざまな意見が見られます。

ここでは、実際に飲んだ方の「よい口コミ」と「悪い口コミ」の両方を紹介し、評判を多角的に紹介します。

よい口コミ・レビュー

よい口コミは、オリジナルのライフガードやほかのエナジードリンクと比較して、Xの風味をより好ましいと感じる方が多い点です。

全体的に、ライフガードX特有の複雑で力強い風味を「個性」として肯定的に受け入れ、楽しんでいる方に支持されているといえるでしょう。

よい口コミは、新しい刺激や独特の味わいを求める際に、ライフガードXが魅力的な選択肢となりうることを示唆しています。

悪い口コミ・レビュー

多く指摘されている悪い口コミは、独特な風味を「薬のよう」「化粧品の味」といった表現で、苦手と感じる点です。

また、後味の悪さや、味が「中途半端」に感じられるという意見も見受けられます。

とくに、オリジナルのライフガードの味が好みな方ほど、期待していた味とのギャップから強いマイナス評価につながるケースがあるでしょう。

悪い口コミは、ライフガードXが決して万人受けする味とはいえず、嗜好による個人差がある飲み物であることを示しているといえます。

【3つのポイント】ライフガードXとの付き合い方

ライフガードXのリスクを理解したうえで、上手に付き合うための具体的なポイントを紹介します。

次の3つを意識することで、健康への影響を抑えながら楽しめるでしょう。

①摂取量と頻度の管理

ライフガードXを飲む際は、量と頻度を決めることが大切です。

毎日の習慣で飲まず、「特別なご褒美」として位置づけることがおすすめです。

たとえば、「疲れた週末に1本だけ」「頑張った日の帰りに」といったルールを決めましょう。

頻度は、週に1〜2本程度が健康への影響を考えた際の現実的な目安です。

②飲むのに最適なタイミング

糖質が多いライフガードXを寝る前に飲むことは、避けた方がよいでしょう。

就寝中はエネルギー消費が少ないため、摂取した糖質が脂肪として蓄積されやすくなります。

また、血糖値が上昇した状態で眠りにつくと、睡眠の質が低下する可能性も指摘されています。

ライフガードXを飲む際は、日中の活動前や運動後など、エネルギーを消費するタイミングがおすすめです。

③健康が気になるなら代替飲料も検討

飲む量が増える場合や、より健康を意識したい場合は、代替飲料を検討しましょう。

ライフガードの風味が好みの場合は、カロリーゼロ版を試すことが一つの方法です。

そのほか、無糖の炭酸水にレモンを搾ったり、ハーブティーを飲んだりするのもおすすめです。

喉の渇きを潤す際は、水やお茶で十分な場合も多いでしょう。

ライフガードXに関するよくある質問

ここでは、ライフガードXに関してよく寄せられる質問に回答します。

ライフガードXにマカは含まれている?

ライフガードXの原材料に、マカは含まれていません。

過去に「ライフガードX マカ」という関連商品がありましたが、現在販売されている標準的なライフガードXには配合されていません。

子どもや妊婦が飲んでも問題ない?

子どもや妊娠中、授乳中の方がライフガードXを飲むことは、推奨されません。

ライフガードXには多量のカフェインが含まれており、発達段階にある子どもの脳や体に影響を与えたり、睡眠を妨げたりする可能性があります。

また、妊娠中の方が摂取した場合、胎盤を通じて胎児の発育に影響を及ぼすリスクも国内外の機関から指摘されています。

さらに、多量の糖質も懸念点です。子どもの肥満や虫歯、偏った味覚を形成する原因にもなります。

ライフガードXのリスクを総合的に考慮すると、体の安全を守るために、子どもや妊娠、授乳中の方は飲用を控えることが賢明な判断といえるでしょう。

ライフガードXはどこで売ってる?生産終了した?

ライフガードXは、全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、自動販売機などで広く販売されています。

生産終了と噂が流れることもありますが、2024年現在も安定して生産、販売が続けられています。

一時的に品薄になることはあるものの、販売が終了したわけではありません。

ライフガードXを飲むと体にいい効果・作用はある?

ライフガードXにはビタミンやアミノ酸が含まれていますが、含有量は微量であり、健康増進効果を期待するのは難しいでしょう。

あくまで嗜好品として楽しめる「清涼飲料水」です。

水分補給や気分転換には役立ちますが、健康によい効果を目的に飲むべき飲料ではありません。

まとめ

本記事では、ライフガードXが体に悪いといわれる理由や成分の事実、安全な飲み方について解説しました。

カフェインは含まないが糖質は多い事実を理解し、飲む量と頻度を管理することが重要です。

ライフガードXを「特別なご褒美」と位置づけ、日々の生活の中で取り入れてみるのもよいでしょう。

週末のリフレッシュタイムや、運動後の水分補給として計画的に楽しむのもおすすめです。

本記事で得た知識を基に、自身なりのルールを作り、健康的なドリンクライフを送りましょう。