水素水生成器のおすすめ5選！効果・選び方や水素濃度の高い人気商品を解説

近年、健康志向の広がりで、水素水が体によいとの情報を目にする機会が増えました。

美容や健康に関心の高い方は、自宅でも水素水を手軽に飲める水素水生成器に魅力を感じ、購入を検討する方もいるでしょう。

しかし、水素水を飲むことによる健康への影響はわかりにくく、自身に適した水素水生成器を選ぶ際にも迷うこともあります。

そこで本記事では、水素水生成器のおすすめ5選を、水素水に期待できる効果やアルカリイオン水との違いとあわせて解説します。

水素水の生成器の導入を検討している方や、おいしく水分補給をして健やかな毎日を送りたい方はぜひ参考にしてください

水素水とは？

水素水は、水素分子を溶解させて水素濃度を高めた水の総称です。

ただし、水素水には公的な定義や溶存水素濃度の基準はありません。

まずは、水素水の効果やアルカリイオン水との違いを解説します。

水素水の効果

水素水の効果として、活性酸素の除去やダイエット効果、美肌効果などを謳う表現が多くあります。

水素水は、水素分子を水に溶かした水素濃度の高い水を指しますが、そもそも水素とは、体重の約10％を占める生体元素です。

水をはじめとする体内の化合物を構成する成分で、水素ガスは腸内細菌により体内でも産生されます。

水素ガスは、食物繊維の摂取により生成量が高まることも報告されており、腸内細菌の活性化にともない腸内環境が整うことで水素分子の効果が得られるでしょう。

腸内環境がよくなると、善玉菌が正常に働き、腸内免疫の向上や老廃物の排出が促されます。

水素水の摂取は、疾患のリスクを軽減したり、ダイエット効率を高めたりと健康上の嬉しい作用があるといえるでしょう。

しかし、医薬基盤・健康・栄養研究所によると、有効性など信頼できる十分なデータはなく、実証されていません。

また、国民生活センターでは、水素水の公的な定義や水素濃度の基準はなく、商品により水素含有量や生成方法がさまざまであるとし、水素水の濃度や摂取方法などにより効果が異なるといわれています。※1

アルカリイオン水との違い

アルカリイオン水はは、電気分解により生成されたアルカリ性の水であり、胃腸を整える効果が期待できます。

ただし、胃腸を整える効果が認められているのはpH9～10程度のアルカリイオン水です。

アルカリイオン水を生成する生成器には承認番号が付与されており、それぞれ次のような名称です。

• アルカリイオン整水器
• 還元水素水生成器
• イオン水生成器

アルカリイオン水には胃腸機能を整える効果がありますが、飲み方や飲む量を間違えると体の負担になります。

コップ1杯のpH8.5程度のアルカリイオン水から飲みはじめ、2週間程度かけて体を慣らしましょう。

1日あたりの摂取目安量は500ml〜1L程度であるため、飲みすぎないよう気をつけることも大切です※2。

水素水の生成器の選び方

水素水の生成器を選ぶ際は、生成方法や水素濃度、ランニングコストなどに着目するとよいでしょう。

水素水の生成器を選ぶときは、次の4点を確認してみてください。

種類

水素水の生成器には、携帯型と据え置き型の2種類があります。

携帯型は水を注いでから数分で水素水を生成でき、持ち運びに便利なフタつきのコンパクトタイプです。

生成できる水素水の量は500ml程度ですが、外出中に飲み切れる量で衛生的にも安心できます。

また、USB充電式のタイプであれば、デスクに置いていつでも水素水を生成できるため便利です。

据え置き型の生成器は、水道の蛇口に取り付けるタイプと水を注ぐタイプの2種類があります。

水道の蛇口に取り付ける生成器は水道水を浄水後に水素水を生成します。

据え置き型は水素水を生成する電極面が大きく、一度に大量生成できるため、家庭で水素水を日常的に飲用したい方に最適です。

また、据え置き型にはカートリッジの性能により水素水のpHを調整できるものもあります。

さらに、酸性水や浄水を作れる商品もあり、飲用のみでなく、洗顔や入浴など用途にあわせて使い分けたい方におすすめです。

ただし、蛇口に取り付けるタイプは蛇口の形状により取り付けられない場合があるため、事前に確認する必要があります。

生成方式

一般家庭で取り入れやすい水素生成方式は、次の2つです。

生成方式	電気分解法	マグネシウム触媒法
仕組み	水に電圧をかけることにより起こる酸化還元反応を利用する	水中の酸素とマグネシウムを反応させることにより水素を取り出す
生成時間	短い	長い
価格	高い	安い

電気分解法の生成器は、飲みたいときにできたての水素水を飲めることがメリットです。

ただし、電気分解法の生成器は機器を購入する必要があり、据え置き型は10万円程度の費用がかかる商品もあります。

電気分解法の生成器は一度購入すれば長期的に水素水を飲めるため、家族で飲む場合や継続的に飲む場合におすすめです。

マグネシウム触媒法は、スティックタイプが多く販売されており、初期費用を抑えて気軽に水素水を飲めることがメリットです。

ただし、水素水を作るまでに数十分～半日程度必要となるため、すぐに飲めません。

また、スティック1本で生成できる水素水の量が少ないこともデメリットといえます。

マグネシウム触媒法の生成器は、気軽に水素水を試してみたい方におすすめです。

濃度

水素水の生成器を選ぶときは、生成できる水素水の濃度を確認しましょう。

水素水の濃度は、ppmまたはppbで表されます。

1ppmは100万分の1を示す単位で、1ppmと表記されている場合は1Lの水に1mgの水素が含まれています。

一方、ppbはppmよりもさらに小さい単位で、1,000ppb＝1ppmです。

研究結果により、1ppmの水素水を飲んだ場合に体内に吸収される水素の量は0.4ppmであることがわかりました※3。

一般的に体によいとされる水素濃度は0.4ppmであるため、1ppm以上の水素水を作れる生成器がおすすめです。

時間

水素水の生成器を選ぶときは、水素水の生成にかかる時間も確認してみてください。

家族がそれぞれ好みのタイミングで好みの量の水素水を飲みたい家庭には、蛇口直結型がおすすめです。

蛇口直結型の場合、蛇口をひねるのみですぐに水素水を飲めるため、待ち時間がかかりません。

一方、水を注ぐタイプの生成器は3〜6分程度で水素水を作れるものが一般的です。

いずれにおいても濃度や生成時間を選べるタイプもあるため、利用しやすさで選びましょう。

ランニングコスト

水素水生成器はメンテナンスが必須なため、ランニングコストがかかる点も考慮しましょう。

水素水生成器は、定期的にフィルターや水素イオンを作り出す電極の交換が必要です。

交換を怠ると、フィルターに不純物が溜まり、水素生成の能力が低下します。正常な生成量が保てなくなるため、水素濃度の低い水素水しか作れなくなる可能性があります。

水素水生成器のフィルター交換頻度は、メーカーや種類によりますが、1年程度が一般的です。また、電極の交換頻度も1年に一度の場合が多いでしょう。

なかには、10年以上交換の必要がない水素水生成器もあるものの、導入費用が高額になる可能性があります。

本体の価格とメンテナンスで必要な費用を考え、コスパのよい商品を選択するのもおすすめです。

メーカー

水素水生成器を販売するメーカーは国内外に多くあります。好みのデザインや性能からメーカーを選ぶのも重要です。

有名メーカーは、パナソニックや日本トリム、シナジートレーディングなどがあげられます。

水素濃度の違いやメンテナンスに必要なランニングコストはもちろん、メーカーにより故障時のサポートやカスタマーサービスなどもさまざまあります。

万が一壊れた場合に、すぐ対応してもらえるかも重要です。

水素水の生成器おすすめ5選

ここからは、おすすめできる水素水の生成器を5つ紹介します。

パナソニック 還元水素水生成器 TK-HS92

パナソニック 還元水素水生成器 TK-HS92は、医療機器承認番号取得済みの据え置き型の還元水素水生成器です。

電極版が大きく、最大1分間に7Lまで生成できるため、家族全員で利用したいときにおすすめです。

また、pHの異なる5種類の還元水素水や、2種類の酸性水と浄水の使い分けができ、さまざまなシーンに活用できます。

選んだ水質がフルカラー液晶ディスプレイに表示されることから、操作がしやすくわかりやすいところも魅力的です。

日本トリム TRIM ION HYPER

日本トリム TRIM ION HYPERは、医療機器承認番号取得済みの据え置き型の電解水素水生成器です。

独自技術により長期的に安定した電気分解ができ、電解水素水を最大で1分間に4Lまで生成できます。

電解水素水、酸性水、浄水の使い分けができたり、水素濃度が表示されたりするなど、使い勝手も良好です。

また、ダブル・オートチェンジ・クロスライン方式により、自動で電極が切り替わり付着物を防げます。

さらに、カートリッジは22種類の物質を除去でき、安心、安全な水を飲める点も魅力的です。

ヒロ・コーポレーション Hydrolight H2

ヒロ・コーポレーション Hydrolight H2は、約330mlの持ち運びに便利な携帯型水素生成器です。

充電式のため、水を注いでスイッチを入れるのみで簡単に水素水を生成できます。

生成中はLEDライトが点滅するため、できあがりがわかりやすい点がメリットです。

ボトルサイズで持ち運びしやすいため、オフィスや外出時に手軽に水素水を飲みたい方におすすめです。

パナソニック 還元水素水生成器 TK-HS71

パナソニック 還元水素水生成器 TK-HS71は、医療機器承認番号取得済みの据え置き型の還元水素水生成器です。

pHの異なる4種類の還元水素水や、2種類の酸性水と浄水を生成でき、さまざまなシーンに利用できます。

奥行き10cmの場所に設置できるコンパクトタイプであるため、シンク周りのスペースを活用できる点が特徴です。

また、吐水：排水比率16：1のムダの少ない省排水タイプで、浄水時の排水が少ないところも魅力的です。

シナジートレーディング グリーニングウォーター

シナジートレーディング グリーニングウォーターは、水を注いで生成するタイプの据え置き型の水素生成器です。

3分間で最大1.2ppmの水素水を1L生成できるため、理想とされる1.0ppm以上の水素水を飲めることが特徴です。

また、特許技術により原水の水質に関係なく水素水を生成できることから、好みの水で水素水を生成できます。

水素水生成時間は120～180秒と短時間で、飲みたいときにすぐに飲めることがメリットとしてあげられます。

美容と健康維持には『のむシリカ』もおすすめ

水素水やアルカリイオン水は、美容や健康に関心の高い方に人気です。

ただし、水素水の美容や健康に対する効果は研究段階であり、実証されていません。

手軽に水分補給をおこないながら美容や健康のサポートをしたい方には、『のむシリカ』がおすすめです。

『のむシリカ』は、霧島の大自然が育んだ天然水生まれのナチュラルミネラルウォーターで、シリカをはじめカルシウムやマグネシウムなど豊富なミネラル成分を含む中硬水です。

飲みやすさとミネラルバランスに優れた『のむシリカ』で水分補給をおこなえば、効率よく不足しがちなミネラルを補給でき、美容や健康をサポートできます。

ここからは、のむシリカをおすすめする理由を詳しく解説します。

希少なミネラルが豊富

『のむシリカ』は、希少なミネラルを豊富に含んだ天然水です。

次の表では、『のむシリカ』と人気のナチュラルミネラルウォーターの100mlあたりのミネラル成分を比較しています。

商品名	のむシリカ	クリスタルカイザー	い・ろ・は・す（清田）
ナトリウム（mg）	0	1.13	0.69
カルシウム（mg）	3.1	0.64	0.68
マグネシウム（mg）	1.4	0.54	0.36
カリウム（mg）	0.57	0.13	0.16
バナジウム（µg）	3.4	5.5	－
シリカ（mg）	9.7	－	－
サルフェート（mg）	3	－	－
炭酸水素イオン（mg）	17	－	－
ゲルマニウム（ppb）	5	－	－

『のむシリカ』は、ミネラルの種類、含有量ともに豊富であることがわかります。

『のむシリカ』は、希少ミネラル成分であるシリカが含まれていることも注目すべき点です。シリカは、体を構成する成分の一つで、筋肉や臓器、ホルモン、遺伝子などさまざまな組織や器官に存在します。

成人は1日あたり約40mgのシリカを消費するといわれ、1日40mg以上のシリカ摂取が理想です。

『のむシリカ』であれば、500mLのペットボトル1本で手軽に1日のシリカ理想摂取量を補えます。

また、血糖値の急上昇を抑制するバナジウムや、体内の老廃物の排出を促すサルフェートなど、希少なミネラルが含まれます。

中硬水で飲みやすい

『のむシリカ』は、1Lあたり硬度130mgの中硬水で飲みやすいこともおすすめな理由です。

水は含有するカルシウムとマグネシウムの量を表した指標である硬度により軟水、中硬水、硬水に分けられます。

硬度の分類基準は国ごとに異なり、日本の硬度分類は次のとおりです※4。

分類	軟水	中硬水	硬水
硬度	～100mg	101～300mg	301mg～

日本の水道水は硬度60mg程度軟水が大半で、ヨーロッパで採水された水の多くは硬水や中硬水に分類されます。

一般的には、硬度が低いと、口当たりまろやかでクセがなく、軟水を飲み慣れた日本人はおいしいと感じます。

一方、硬度が高すぎると、マグネシウムの苦みを強く感じ、独特の風味を苦手と感じる方も多いようです。

『のむシリカ』は、飲みやすさとミネラル成分のバランスに優れた中硬水であるため、常温でもおいしくミネラル補給できるでしょう。

実際に『のむシリカ』を購入した方の味の口コミを調査しました。

「スッキリした味わいで非常に飲み心地が良くリピートしたい。」

引用元：Amazon

「アッという間にひとケース飲んでしまいました。お料理にも普通に飲んでも体に染みるお水です。」

引用元：Amazon

「クセがなくとても飲みやすいお水でした。又、リピを検討してます。」

引用元：Amazon

『のむシリカ』はクセがなくスッキリとしており、おいしい水であると高評価を得ています。

また、口コミを調査すると、リピートしている方やリピートを検討している方が多いこともわかりました。

『のむシリカ』は、豊富にミネラルを含む中硬水でありながら、おいしく飲めるためおすすめです。

定期便は回数縛りなし

『のむシリカ』は公式サイトから、回数縛りなしの定期便が最もお得に購入できます。

『のむシリカ』は、常温保存可能な500mLと2Lのペットボトルがあり、公式サイトでの販売価格は次のとおりです。

公式サイトからの定期購入は通常よりも安く購入できるうえ、定期縛りもなくお得です。

衛生面にも徹底した、厳しい製造基準をクリアした工場でボトリングされており、未開封で2年間保管できるため、まとめ買いするのもよいでしょう。

また、在庫管理や運ぶ労力を使わずにストックできる点もメリットです。

水素水の生成器に関するよくある質問

最後に、水素水の生成器に関するよくある質問をまとめました。

生成器と整水器の違いは？

生成器と整水器の違いを、次の表でわかりやすく比較してみました。

種類	生成器	整水器
形状	スティック型、据え置き型、携帯型	据え置き型
処理方法	電気分解もしくは水素分子を直接溶かして水素水を生成	水道水を浄水後に電気分解をして胃腸症状の改善効果のある電解水素水を生成する
pH	アルカリ性または中性	アルカリ性

通常の水素水を飲みたい方は生成器の利用、胃腸症状改善が目的であれば整水器の利用がおすすめです。

レンタルできる？

水素水の生成器はレンタルはできません。

しかし、整水器や水素水機能が付いたウォーターサーバーであればレンタルが豊富にあります。

整水器のレンタルに必要な費用は、メーカーや選ぶ機械により異なりますが、月々2,000円程度の商品もあります。

また、水素水機能が付いたウォーターサーバーの場合、月々のレンタル料のほか、初期費用が10,000～15,000円程度かかるでしょう。

最低レンタル期間や、解約金の有無などさまざまなサービスがあるため、はじめて導入する際は、自身に適しているかレンタルできるメーカーを比較して、検討してみましょう。

お湯を出せる？

水素水生成器はお湯が出せる商品と出せない商品があります。

たとえば、パナソニックの還元水素水生成器は、水のみに対応しており、35℃未満が適切と設定されています。

商品により異なるため、購入する際は商品情報を確認してください。

まとめ

本記事では、おすすめできる5つの水素水の生成器を、水素水に期待できる効果やアルカリイオン水との違いとあわせて解説しました。

体によいと人気の水素水ですが、現時点では健康や美容に対する効果は研究段階であり、実証されていません。

また、水素水の一つであるアルカリイオン水は、胃腸改善の効果が見込めるものの、飲み方や飲む量に注意が必要です。

健康や美容に関心が高い方の水分補給には、豊富なミネラルを効率的においしく補給できる『のむシリカ』がおすすめです。

シリカをはじめ、食事のみでは不足しがちなミネラル成分も豊富に含まれる一方、クセのない飲みやすさが特徴な中硬水で、水分補給に取り入れやすいでしょう。

公式サイトからお得に購入できる定期便のサービスも充実しているため、ぜひ『のむシリカ』を日常生活に取り入れて、健やかな毎日を送れるよう検討してみてください。

＜参考文献＞
※1　医薬基盤・健康・栄養研究所｜水素水
※2　日本工業規格 JIS T 2004：2018  家庭用電解水生成器 
※3　Akito Shimouchi, Kazutoshi Nose, Mikiyasu Shirai, Takaharu Kondo. Estimation of molecular hydrogen consumption in the human whole body after the ingestion of hydrogen-rich water. Adv Exp Med Bio. 2012:737:245-50.
※4　世界保健機関（WHO）｜飲料水水質ガイドライン 第４版