郷の恵み天然水の口コミや評判は？養老山地の水の安全性やミネラルウォーターの選び方を解説

ミツウロコビバレッジが販売している「郷の恵み天然水」は、岐阜の養老山地から採水したナチュラルミネラルウォーターです。

人体の約60％は水で構成されており※1、美容や健康維持のために水分補給は欠かせません。

毎日摂取する水分は、成分がよく、安全性が高い天然水を選択したい方も多いでしょう。

本記事では、水分補給に活用できる郷の恵み天然水の口コミや評判を分析し、天然水の選び方を詳しく解説します。

飲みやすく、ミネラル成分が豊富なナチュラルミネラルウォーター『のむシリカ』も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

ミツウロコビバレッジ「郷の恵み天然水」の特徴

ミツウロコビバレッジの「郷の恵み天然水」は、硬度15mg/Lの軟水で、日本人が飲みやすいと感じる天然水です。

郷の恵み天然水の特徴や成分について解説します。

徹底した衛生管理

郷の恵み天然水は、岐阜県の岐阜養老山脈にある工場で、徹底した衛生管理のもと、製造されています。

地下100mの井戸から採水した水は、一次ろ過フィルターやミクロフィルターでろ過し、120℃まで加熱および殺菌したあと、クラス100相当の環境でボトリングされます。

クラス100とは、米国連邦規格におけるクリーンルームの清浄度のことで、1立方フィート中の空気に0.5μm微粒子が100個以下である条件を満たす指標です。

毎日の検査以外にも、外部機関による定期的な検査を実施し、水質を管理しているため、安心して飲めるでしょう。

ミネラル成分は少ない

郷の恵み天然水には、養老山地から溶け込んだカルシウム、マグネシウム、カリウムなどが含まれるものの、比較的ミネラル含有量は少ない天然水です。

ミネラル成分は人間の生命維持に重要ですが、体内で合成できません。

ミネラル成分は欠乏すると、健康や美容に悪影響を与えるため、毎日の食事や飲み物、サプリメントなどから適度に摂取する必要があります。

郷の恵み天然水1Lあたりに含まれるミネラル成分は、次のとおりです。

	郷の恵み天然水
硬度	15mg
カルシウム	3.5mg
マグネシウム	1.6mg
カリウム	1.2mg

日本人の食事摂取基準（2020年度版）におけるカルシウムの成人1日あたりの推奨量は、男性で700～800mg、女性で600～650mgです※2。

郷の恵み天然水はミネラルの含有量が少ないため、ミネラル補給の用途にはあまり適していないといえるでしょう。

ミツウロコビバレッジ「郷の恵み天然水」の口コミや評判

郷の恵み天然水が自身に適していると、購入を迷う方がいるでしょう。

郷の恵み天然水が気になる方は、実際に飲んだ方のよい口コミや悪い口コミを確認し、ぜひ参考にしてみてください。

よい口コミや評判

いつも飲んでいるお水です。癖もなく飲みやすいです。ボトルも今時は柔らかで丸い物が多いようですが、私は角で固いボトルの方が持ちやすく使いやすいのでこちらの商品を利用しています。

引用元：楽天市場

同じミツウロコ製の他ブランドのものよりも、自然ならではの甘みがあって美味しいです。
普段コントレックスを愛飲しているので、軟水も、この商品のように風味のあるものが好みです。

引用元：Amazon

友人からミネラルウォーターは加熱殺菌でホットパックがいいよと薦められて探していたらこの水にたどりつきました。

熱を加えるのは沸騰させる感じで味がおかしくならないのかなぁと思っていましたが、飲んでみてぜんぜん平気、というかすっきりした味わいでびっくりしました。家族の健康を考えて安全・安心なものを選びたいです。採水地も西のほうで安心だし、検査もしているみたいですので良いと思いました．

引用元：Amazon

郷の恵み天然水はクセがなく飲みやすい、甘みが感じられておいしいとの口コミがあります。

品質管理が徹底された工場で加熱殺菌しているため安全性が高く、安心して飲める天然水を探している方に好評です。

悪い口コミや評判

少しソフトさ、まろやかさ？が無いように感じました。

引用元：Amazon

私にはちょっと飲みにくかったです。

飲み心地があまり好きではなくお茶を作って飲むには問題ありませんが

そのまま飲むには少し癖があるように感じました。

少し試してから買えたら良かったのですが。

今度は違うものを買ってみようと思います。

引用元：Amazon

郷の恵み天然水があわない方の多くは風味が物足りない、飲み心地がよくないと評価しています。

飲みやすい軟水でも、天然水の風味は採水地に左右されるため、クセがあると感じる方もいます。

郷の恵み天然水が自身にあうか不安な場合は、試しに1本飲んでみるとよいでしょう。

天然水を選ぶときの5つのポイント

天然水とも呼ばれるナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターは、多くの種類があるため何を選べばよいのか迷う方もいるでしょう。

自身にあう天然水を選ぶためには、これから紹介する5つのポイントに着目してみてください。

安全性

安全性を確かめるためには、製造過程のチェックが大切です。

水のみを原料とする清涼飲料水は、食品衛生法により水質基準が定められています。

販売元の公式サイトで水質検査の結果が公開されていればより安心です。

さらに、製造工場が安全性の国際規格であるISOを取得しているかも確認しましょう。

ISOにはさまざまな種類がありますが、食品安全の場合は衛生管理を制度化したHACCPの考え方を組み込んだISO22000が該当します。

取得には厳しい基準をクリアする必要があるため、公式サイトにISO取得済みの記載があれば品質管理が徹底されているといえるでしょう。

価格

天然水を選ぶ際は、毎日続けられる価格であるかも重要です。

人体は約60%が水分であり、成人の場合約2.5Lの水分を毎日排出しています※1。

1日の水分補給の目安は、食事から摂取できる1.0Lと体内で作られる代謝水の0.3Lを除いた1.2Lです。

つまり、内容量500mLのペットボトルを、1日2本以上飲む必要があります。

毎日の水分補給を天然水でおこなう際は、負担なく続けられるよう1日に飲む量から1か月単位、1年単位の費用を計算し、予算にあう商品を見つけてください。

硬度

天然水は含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量により、硬度に違いがあります。

硬度が高い硬水は、ミネラル成分が豊富に含まれ、飲みごたえがありますが、独特な風味や苦みを飲みにくいと感じ、体質に適さない方もいるでしょう。

一方、硬度の低い軟水は、口あたりが軽く、水道水に近いため、日本人が飲み慣れた味わいです。腎機能が低下している方や赤ちゃん、ペットにも与えられる特徴があります。

一般的に日本では硬度0～100mg/Lの水は軟水、101～300mg/Lの水は中硬水、301mg/L以上の水は硬水と分類されており、日本の水道水は平均60mg/Lの軟水です。

ミネラルの摂取と飲みやすさを両立するなら、軟水と硬水の中間に位置する中硬水がおすすめです。

中硬水はミネラルを豊富に含みながら、硬水のようなクセがないため、軟水を飲み慣れている方でも飲みやすいでしょう。

加熱処理されているか

天然水を選ぶ際は、安全性が高い処理がおこなわれている商品であるかを確認しましょう。

天然水とは、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的、化学的な処理をおこなわない水です。※2

ボトルのラベルには、ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターと表記されており、そのほかの商品で「自然」「天然」など、類似する用語の使用は認められません。

しかし、天然水は、国内に限らずヨーロッパやアメリカなど海外で採水された商品も多数販売されています。

日本と異なり、ヨーロッパの天然水は殺菌処理は認められず、採水地の環境保護を徹底しているため、水源地で直接ボトリングされている商品が多くあります。※3

より安全性が高い天然水を飲みたい場合は、国産の加熱処理で殺菌された商品を選びましょう。

ミネラル含有量

健康的な水分補給を目指すためには、ミネラル含有量にも着目しましょう。

無機質とも呼ばれるミネラルは、硬度の指標になるカルシウムとマグネシウムのほかに、カリウムやナトリウム、希少ミネラルであるシリカやバナジウム、サルフェートなどがあります。

ミネラル成分は体内で合成できないため、食事や飲用水から補うことが必要です。

比較的過不足を生じやすく、適正量の摂取が求められるミネラル成分は、日本人の食事摂取基準で推奨量や摂取目標量が設定されています。

また、基準が定められていないミネラル成分は、食事からの摂取で不足しにくいものの、健康維持に重要です。

たとえば、シリカは、体のあらゆる部分を構成する成分で、サルフェートは、体内の老廃物を排出する役割を担います。

天然水を選ぶ際は、得たい健康効果を考慮し、食事のみでは不足しがちなミネラル成分を補える含有量を満たしているか確認しましょう。

そもそも天然水とは？

天然水と表示するためには、農林水産省が定めるミネラルウォーター類（容器入り飲用水）の品質表示ガイドラインにおける、ナチュラルウォーターあるいはナチュラルミネラルウォーターの基準を満たすことが必要です。※2

品質表示ガイドラインによる分類は、次のとおりです。

品名	定義
ナチュラルウォーター	特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的、化学的処理をおこなわないもの
ナチュラルミネラルウォーター	ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水を原水としたもの
ミネラルウォーター	ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的のためにミネラルの調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合などがおこなわれているもの
飲用水またはボトルドウォーター	ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもの

ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターは、地下水が原水で、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的および化学的処理をおこなわれていないことを条件に、天然水と表示できます。

人工的にミネラルを添加したり、複数の水源から採水した天然水を混ぜたりするミネラルウォーターは、天然水ではありません。

無添加でより自然に近い水を飲みたい方は、ナチュラルミネラルウォーターまたはナチュラルウォーターに該当するか、購入前にチェックしてください。

『のむシリカ』はミネラル豊富なナチュラルミネラルウォーター

毎日飲む水でミネラルを十分に摂取するなら、ナチュラルミネラルウォーターの、『のむシリカ』がおすすめです。

『のむシリカ』は、郷の恵み天然水には含まれていないシリカやバナジウムなどの希少ミネラルも摂取できます。

ここからは『のむシリカ』のメリットを解説します。

体を構成するシリカを補給

『のむシリカ』を飲めば、シリカの摂取ができます。

シリカとは二酸化ケイ素の別名で、微量ミネラルの一つです。

シリカは、筋肉、臓器、ホルモン、遺伝子などさまざまな部位や組織に存在し、体を構成する役割を担います。

シリカは、穀物や野菜などの食材に多く含まれ、不足する可能性が少ないミネラル成分ですが、成人の場合、1日に約40mgが消費されているといわれます。

また、成人のシリカの貯蓄量は、乳幼児の半量以下に減少するため、不足すると、美容や健康に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

『のむシリカ』は1Lあたり97mgのシリカを含んでおり、500mLのペットボトル1本で1日のシリカ消費量を補えます。

黄金バランスのミネラル成分

シリカ以外にもミネラル成分が豊富に含まれる『のむシリカ』は、黄金バランスでミネラル成分が含まれる特徴があります。

『のむシリカ』に含まれるミネラルの量を、人気がある天然水のい･ろ･は･す、郷の恵み天然水と比較しました。

	のむシリカ	い･ろ･は･す（清田）	郷の恵み天然水
カルシウム	31.0mg	6.8mg	3.5mg
マグネシウム	14.0mg	3.6mg	1.6mg
カリウム	5.7mg	1.6mg	1.2mg
シリカ	97.0mg	–	–
炭酸水素イオン	170.0mg	–	–
サルフェート	30.0mg	–	–
バナジウム	34.0μg	–	–

それぞれの天然水と比較すると、『のむシリカ』はすべてのミネラル成分が豊富に含まれます。

とくに注目すべきは、カルシウムとマグネシウムの含有量が黄金比率の2：1である点です。

カルシウムやマグネシウムは、相互作用のあるミネラル成分で、骨の形成や筋収縮、神経伝達など健康的な体を維持するために働きます。

黄金バランスで摂取すると、体内への吸収や使用効率が高まるため、より健康効果を得られます。

食事からも摂取できますが、ミネラル不足が心配な方は、『のむシリカ』を活用して健やかな毎日を過ごしましょう。

まとめ

郷の恵み天然水は飲みやすく、徹底した衛生管理による安全性の高い天然水です。

ただし軟水のためカルシウムやマグネシウムは少なく、シリカやバナジウムなどは含まれていません。

天然水で水分を補給するなら、ミネラル豊富な飲みやすい中硬水の『のむシリカ』がおすすめです。

『のむシリカ』は、不足しがちなカルシウムとマグネシウムが理想的なバランスで含まれており、希少ミネラルであるシリカの摂取もできます。

公式サイトから定期便を活用するとお得に購入できるため、天然水選びに悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

〈参考文献〉
※1　厚生労働省「健康のため水を飲もう」推進委員会｜ポスター「健康のため水を飲もう講座」
※2　厚生労働省｜日本人の食事摂取基準（2020年版）｜1―7　ミネラル（1）多量ミネラル
※3　農林水産省｜ミネラルウォーター類（容器入り飲用水）の品質表示ガイドライン 
※4　CODEX｜「ナチュラルウォーター」の基準
※商品の情報は各公式サイトを参考にしています