アルカリ性の飲み物7選！体のpH値に合わせた理想的な水分補給とは？

近年、健康を意識している方の間でアルカリ性の飲み物が人気を集めています。

アルカリ性の飲み物を飲むことで得られる効果や、アルカリ性の飲み物を具体的に知りたい方は多いでしょう。

本記事では、アルカリ性の飲み物7選とあわせて、その効果や人気の理由について解説します。

また、体のpH値に合わせた理想的な水分補給についても解説するため、アルカリ性の飲み物が気になる方や健やかな毎日を送りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

身近なアルカリ性の飲み物7選！

水溶液は、酸性、中性、アルカリ性の3つに分けられ、pH値として表現されます。

pH値は1～14の範囲で表され、pH7.0が中性、それより数値が低い値が酸性、高い値がアルカリ性です※1。

7.0より数値が低いほど酸性度が高くなり、数値が高いほどアルカリ性度が高くなります。

ただし、食品の酸性やアルカリ性は食品自体のpH値ではなく、食品を体内で消化したあとに残る成分のpH値を基準に決められます。

つまり、食品そのもののpH値が酸性でも、体内で消化、吸収された際にアルカリ性を示せばアルカリ性の食品です。

体内で酸性とアルカリ性を示すミネラルは次のとおりです。

酸性を示すミネラル	アルカリ性を示すミネラル
塩素、リン、硫黄など	ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど

ここからは、身近なアルカリ性の飲み物を7つ紹介します。

水

水の中でも、水を電気分解して作られたものをアルカリイオン水といいます。

pH9～10程度の弱アルカリ性の水は、医薬品医療機器等法により胃腸症状の改善などが認められています。

天然の水でアルカリ性の数値を持つ水もありますが、市販のミネラルウォーターは硬度での表記が一般的です。

硬度は、水中に含まれているカルシウムとマグネシウムの量を表した値のことです。

硬度の分類基準は国ごとに異なりますが、日本の硬度分類は次のとおりです※2。

分類	軟水	中硬水	硬水
硬度	～99mg/L	100～299mg/L	300～mg/L

日本で採水された水の多くは軟水、ヨーロッパなどで採水された水の多くは硬水や中硬水に分類されます。

硬水はミネラル含有量が多くアルカリ性も強いですが、口あたりが重くクセが強いため、飲みにくさを感じる場合があります。

まずは、ミネラル含有量と飲みやすさのバランスを兼ね備えた中硬水から飲みはじめてみるとよいでしょう。

本記事の後半では、ミネラル豊富な中硬水のナチュラルミネラルウォーターについて紹介するため、気になる方はぜひ試してみてください。

牛乳

牛乳は、pH約6.8のアルカリ性の飲み物です。

メーカーによりpH値は異なり、フルーツ牛乳などの乳飲料や、果実の成分や保存性などを考慮した結果、pH値が低くなる傾向にあります。

豆乳

豆乳は、pH約7.3のアルカリ性の飲み物です。

牛乳と同様にメーカーによりpH値は異なり、味付きの豆乳飲料はpH値が低くなる傾向にあります。

緑茶

緑茶は、pH約6.3のアルカリ性の飲み物です。

ただし、使用する水の性質により緑茶のpH値は変化します。

アルカリ性の強い水を使用すれば、緑茶のアルカリ性も高くなります。

紅茶

紅茶は、pH約5.5のアルカリ性の飲み物です。

緑茶と同様に使用する水の性質により紅茶の性質も変化します。

また、牛乳や緑茶などに比べてpH値は低いですが、砂糖やレモンを入れるとpH値が下がり、牛乳を入れるとpH値が上がるなど、入れる食品によりpH値が変化します。

pH値を弱アルカリ性にする場合は牛乳を入れるとよいでしょう。

麦茶

麦茶は、pH約6.2のアルカリ性の飲み物です。

麦茶のpH値は、口の中のpH値とほぼ同じであるといわれています。

緑茶や紅茶と同様に、使用する水の性質の影響を受けます。

ルイボスティー

ルイボスティーは、体内のpH値に近い弱アルカリ性の飲み物です。

カルシウムやマグネシウム、ナトリウムなどのミネラルが豊富に含まれていることで有名です。

また、ルイボスティーに含まれている栄養素が人間の体液の組成比率と非常に近いため、吸収されやすいといわれています。

ルイボスティーもほかのお茶と同様に、使用する水の性質の影響を受けます。

アルカリ性の飲み物が人気の理由

ここからは、アルカリ性の飲み物が人気の理由について解説します。

人間の体はpH7.35～7.45の弱アルカリ性

アルカリ性の飲み物が人気の理由は、人間の体のpH値が常にpH7.35～7.45の弱アルカリ性に保たれているためです。

人間の細胞が正常に機能するためには、体の内部環境が一定のpH範囲内に保たれていることが非常に重要です。

血液や体液のpH値も、pH7.35～7.45の弱アルカリ性に保たれています。

アルカリ性の飲み物は、酸性の食べ物を食べた際に体内を中和し、体内のpH値を弱アルカリ性に保つ作用があります。

酸性の食べ物・飲み物の影響

酸性食品の過剰摂取による体への影響の対策があることも、アルカリ性の飲み物が人気を集める理由の一つです。

人間の体には、弱アルカリ性を常に一定に保つ機能が備わっています。

健康な状態であれば、体内が酸性に傾いた場合に腎臓や肺などの働きにより、排尿や呼吸などとして体外に排出され、弱アルカリ性が保たれます。

しかし、酸性食品の摂りすぎやストレスなどの影響により、体内が酸性に傾く場合があります。

近年は酸性食品が多く、多くの方が摂取する食べ物や飲み物が酸性に偏りがちですが、アルカリ性の飲み物を活用すれば、体内のpHバランスの調整に役立つと考えられているでしょう。

アルカリ性の飲み物に期待できる効果

ここからは、アルカリ性の飲み物に期待できる効果を4つ解説します。

自然治癒力が高まる

アルカリ性の飲み物に期待できる効果の1つめは、自然治癒力の向上です。

人間の細胞が正常に機能するためには、体の内部環境が一定のpH範囲内に保たれることが非常に重要です。

アルカリ性の飲み物を積極的に摂取して体内を弱アルカリ性に保つことができれば、自然治癒力向上の効果が期待できます。

免疫力アップ

アルカリ性の飲み物に期待できる効果の2つめは、免疫力アップです。

人間の内部環境が一定のpH範囲内に保たれることで、体内に存在する免疫細胞も働きやすくなります。

免疫細胞は、体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃して排除する役割を担う非常に重要な細胞です。

アルカリ性の飲み物で体内を弱アルカリ性に保つことができれば、免疫力アップが期待できます。

歯を溶かすリスクが低い

アルカリ性の飲み物に期待できる効果の3つめは、口の中の健康を保つことです。

口の中はpH6.5～7.0程度といわれており、口の中が酸性に傾くと歯の表面が溶けるおそれがあります。

アルカリ性の飲み物で体内を弱アルカリ性に保つことができれば、口腔内の健康を維持する効果が期待できます。

老化防止・肌トラブル改善

アルカリ性の飲み物に期待できる効果の4つめは、老化防止や肌トラブル改善です。

老化や肌トラブルの原因の一つに、活性酸素の影響があります。

活性酸素は、呼吸により体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態になることです。

取り込まれた酸素の数パーセントは活性酸素に変化するといわれています。

活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能としての働きがある体に必要な物質ですが、増えすぎるとさまざまな疾患の原因になります。

活性酸素の生産を活発化させる大きな原因は、体内の酸性化です。

アルカリ性の飲み物で体内を弱アルカリ性に保つことは、活性酸素の過剰な発生を防ぐことにつながるため、老化防止や肌トラブル改善の効果が期待できます。

中硬水の『のむシリカ』でおいしく健康をサポート！

アルカリ性の水は飲みにくさを感じる方が多いため、中硬水を取り入れることをおすすめしました。

中硬水の中でもおいしく飲めて健康をサポートするおすすめの水が、のむシリカです。

のむシリカは、霧島の大自然が育んだ天然水から生まれた、硬度130mg/Lのナチュラルミネラルウォーターです。

ナチュラルミネラルウォーターとは次のような水を指します。

品名	原水	処理法
ナチュラルミネラルウォーター	地中でミネラル成分が溶解した地下水	ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理をおこなわないもの

のむシリカは、天然水のおいしさとミネラルをそのままに、品質管理を徹底してボトリングされています。

ここからは、のむシリカを実際に購入した方の味に関する口コミを紹介します。

お水は苦手で普段は飲まないのですが、このシリカ水だけは、いくらでも飲めます。本当に美味しいです

引用元：Amazon

スッキリした味わいで大変飲み心地が良くリピートしたい。

引用元：Amazon

クセがなくとても飲みやすいお水でした。又、リピを検討してます。

引用元：Amazon

のむシリカは、飲みやすくおいしい水であることがわかります。

また、のむシリカはpH6.9であり、口の中のpH6.5～7.0程度に近いpH値のため、おいしく水分補給できることもメリットです。

ここからは、のむシリカをおすすめする理由についてさらに詳しく解説します。

カルシウムとマグネシウムの黄金比

のむシリカは、ミネラルが豊富に含まれているのみならず、カルシウムとマグネシウムが体内への吸収率を高める黄金比で含有されています。

のむシリカと他のナチュラルミネラルウォーター100mlあたりのミネラル含有量を比較した表は次のとおりです。

商品名	のむシリカ	サントリー天然水	い・ろ・は・す（清田）
エネルギー（kcal）	0.0	0.0	0.0
タンパク質（g）	0.0	0.0	0.0
脂質（g）	0.0	0.0	0.0
炭水化物（g）	0.0	0.0	0.0
ナトリウム（mg）	0.0	0.8	0.69
カルシウム（mg）	3.1	0.1～2.4	0.68
マグネシウム（mg）	1.4	0.02～1.1	0.36
カリウム（mg）	0.57	0.04～0.7	0.16
リン（mg）	－	1.0未満	－
バナジウム（µg）	3.4	－	－
シリカ（mg）	9.7	－	－
サルウェート（mg）	3.0	－	－
炭酸水素イオン（mg）	17.0	－	－
ゲルマニウム（ppb）	5.0	－	－

カルシウムの吸収にはマグネシウムが関係しており、のむシリカには、カルシウムとマグネシウムが黄金比の2：1に近い比率で含まれていることがわかります。

また、のむシリカは、ほかのナチュラルミネラルウォーターに比べてミネラルの種類や含有量が多く、なかでも今注目の成分であるシリカが豊富に含まれていることも特徴です。

シリカは別名ケイ素ともいわれ、健康維持や美容の調子を整えることに関係するミネラルです。

健やかな毎日を送るために重要なシリカですが、人間の体内では生成できず、加齢とともに減少します。

成人の場合、1日約40mgのシリカが消費されるといわれているため、1日40mg以上シリカを摂取することが理想的です。

のむシリカであれば、500mlのペットボトル1本で1日の理想摂取量をカバーできることも、おすすめするポイントです。

のむシリカは、500mlと2Lの2種類が用意されており、シーンに合わせて使い分けることができます。

公式サイトでののむシリカの販売価格は次のとおりです。

公式サイトからの定期購入は、通常よりも安く購入できるうえに、期間の縛りもありません。

毎月決まった量が届くため、在庫管理や運ぶ労力を使わずにストックできることもメリットです。

白湯・料理でもミネラルチャージ

のむシリカは、白湯にして飲んだり料理に活用したりしても、効率よくミネラルチャージできる点がおすすめする理由の一つです。

のむシリカの成分量表示は加熱殺菌後の量のため、加熱しても成分に大きな変化がありません。

そのため、シーンに合わせて使用でき、手軽にミネラルチャージが可能です。

まとめ

本記事では、アルカリ性の飲み物7選を、飲むことで得られる効果や人気の理由とあわせて解説しました。

人間の体内は弱アルカリ性のときに正常に働くため、健康維持のためには体内を弱アルカリ性に保つことが大切です。

しかし、現代人は食生活や生活習慣などにより、体内が酸性に傾きがちであるといわれています。

本記事で紹介したアルカリ性の飲み物は、体内を弱アルカリ性に保ち、健やかな毎日を送るサポートに有効です。

アルカリ性の飲み物を上手に活用して、健やかな毎日を送りましょう。

＜参考文献＞
※1 東邦大学医療センター 大森病院 臨床検査部｜ｐHってなんだ？
※2 西条市｜水の歴史館　硬い水と軟らかい水
※商品の情報は公式サイトを参考にしています