野菜ジュースを飲むと太る？期待できる効果や飲む際のポイントも詳しく解説！

野菜ジュースは、普段の食事で不足しがちな栄養素を手軽に補える飲み物として人気です。

日常的に野菜不足を感じている単身者や外食派の方、ダイエットの一貫として継続的に摂取している方も多いでしょう。

しかし、野菜ジュースはカロリーがゼロではないうえ、野菜に含まれる栄養素をすべて摂れるわけではありません。さらに、飲み方により太る原因になるかもしれません。

本記事では、野菜ジュースが太る原因になる3つの理由と、健康効果、太らない飲み方のポイントを解説します。ぜひ最後まで読んでください。

野菜ジュースを飲むと太る理由

野菜ジュースは不足しがちな野菜の栄養素を手軽に補える便利な飲み物ですが、商品選びや飲み方により太る原因になります。

カロリーや糖質が高い商品を選んでいる

市販の野菜ジュースにはさまざまなタイプがあり、カロリーや糖分が高い商品も少なくありません。

野菜のみでなく、果物も原材料にしている商品は、飲みやすい一方でカロリーが高めのものもあります。

カロリーが高くなる原因としては、ニンジンやトマトなどに含まれる糖質が挙げられます。

野菜の栄養素を摂りつつ太りたくない場合は、パッケージに明記されている成分含有量を確認して、糖質ができるだけ少ない商品を選ぶことがおすすめです。

飲み過ぎている

糖質が少なめの野菜ジュースでもゼロではないため、飲み過ぎると太る原因になります。

糖質が比較的少ない下記のような野菜ジュースでも、200mlで30kcal以上あります ※1。

• カゴメ「トマトジュース プレミアム 食塩無添加」38kcal/200ml
• 伊藤園「糖質オフ 1日分の野菜」32kcal/200ml

さらに高カロリーの野菜ジュースもあり、そのような商品を飲み過ぎると太る原因になるかもしれません。

食事に追加して飲んでいる

通常の食事にプラスして野菜ジュースを飲むことも、太る原因になります。

とくに、野菜不足を補うつもりで食事に野菜ジュースを追加している方は、カロリーオーバーになる場合があるため、注意が必要です。

食事に野菜ジュースを取り入れる場合は、ほかのメニューとの栄養バランスをみて、総摂取カロリーに配慮しましょう。

また、野菜ジュースを飲んでいるから野菜は食べなくてよい、と考えないように注意しましょう。野菜の栄養素のすべてを野菜ジュースで摂れるわけではありません。

野菜に含まれる不溶性食物繊維やビタミンCは、搾汁、加熱などジュースに加工する過程で失われてしまうことがあります。

野菜ジュースはダイエットには向かない？

野菜ジュースは不足しがちな野菜の栄養素を摂取できるため、ダイエット中の飲み物として適しています。

ただし、野菜ジュースにも糖質が含まれています。野菜ジュースならいくら飲んでもよいと思わずに、カロリー計算の対象にするようにしましょう。

野菜ジュースの健康効果

野菜ジュースには食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸内環境を整える、血糖値の上昇を抑制する、空腹感を抑えるなどの効果が期待できます。

腸内環境を整える

野菜ジュースに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えて便秘の予防効果が期待できる栄養成分です。

食物繊維には、大きく分けて水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維の2種類があり、人の消化酵素で消化できない物質です ※2。

野菜ジュースに含まれるのは主に水溶性食物繊維です。

野菜に含まれる不溶性食物繊維の多くは製造過程で搾りカスとして取り除かれますが、水溶性の食物繊維は水に溶け出すため、一部ジュースの中に残る場合があります。

水溶性食物繊維の働きは、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を改善することです。

さらに、水分を含んで便を軟らかくし、腸の蠕動（ぜんどう）運動の促進にも役立ちます。

血糖値の上昇を抑制する

水溶性食物繊維は、消化器官内で水分を含んでゲル状になり、ほかの食物を包み込むのが特徴です。

そのため、胃や小腸での糖分の吸収が緩やかになり、食後血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。

空腹感を抑える

食物繊維の水分を抱えて膨らむ性質は、空腹感を抑える働きをします。

また、血糖値の急上昇を抑える作用も、空腹感を抑える効果につながります。

食後に血糖値が急上昇するとインスリンが分泌され、血糖値が短時間で下がり、強い空腹感が生じるためです。

野菜ジュースを飲む際のポイント

野菜ジュースを効果的かつ太らずに飲むには、飲むタイミング、商品選び、飲む回数がポイントになります。

朝に1杯飲む

野菜ジュースは朝食の30分くらい前に飲むのがおすすめです。

寝起きに必要な水分補給ができるとともに、腸の活動を活発にして便通を促す効果があります。

また、食前に飲むことで食後血糖値の急激な上昇が抑えられます ※3。

砂糖、食塩、甘味料が控えめのものを選ぶ

砂糖や甘味料が加えられた野菜ジュースは飲みやすい一方で、カロリーがプラスされるため太る原因のひとつとなります。

旨みを出すために塩分が加えられることがあるため、過剰摂取にも注意が必要です。

砂糖、食塩、甘味料が控えめのものを選ぶのも、野菜ジュース選びのポイントの1つです。

自身に合った摂取量を守る

野菜ジュースの1日の摂取目安量は、明確には設定されていません。自身の1日の食事量にあわせて、健康維持に役立つ範囲で取り入れるとよいでしょう。

野菜の代わりに野菜ジュースを1日に何度も飲むと、総摂取カロリーのみでなく、塩分量や糖質量をはじめとするさまざまな栄養摂取量がオーバーする可能性があるため、肥満などの原因になるかもしれません。

食事だけでは野菜が不足する際に、野菜ジュースを利用してください。

ただし、ダイエット中の方は、1本に含まれる糖質やカロリーにも注意して野菜ジュースを選びましょう。

不足したミネラルを補うならシリカ水もおすすめ！

普段の食事で不足しがちな栄養素には、食物繊維のほかにミネラルもあります。

とくに、カルシウムとマグネシウムは不足しがちなミネラルであり、補酵素としての働きを持っておりおすすめです。

また、美容をサポートするミネラルにはシリカがあります。シリカは体のさまざまな部位を構成する成分です。

私たちの体の約60％は水分でできており、食事中の水分や体内で作られる水の量を除くと、毎日1.2Lの水分補給が必要とされています ※4。

シリカを含むナチュラルミネラルウォーターであれば、カルシウム、マグネシウム、シリカなどのミネラル成分と水分補給を同時におこなえます。

カロリーを抑えてミネラルを摂取できる

シリカ水は、カロリーゼロの商品が多く、カロリーを摂取しすぎて太る心配はありません。水分とミネラルを摂取できる点も大きなメリットです。

ミネラルの摂取を目的としながら、野菜ジュースを取り入れたり食事を摂ろうとしたりすると、カロリーオーバーになる可能性が高くなります。

その点、シリカ水はカロリーを抑えたミネラル摂取が可能です。

のむシリカはシリカの含有量が豊富

ナチュラルミネラルウォーターの中でシリカ水としてよく知られている製品に、のむシリカ、シリカシリカ、阿蘇外輪山天然水があります。

これらの商品1L中のミネラル成分含有量や硬度を下の表で比較しました。

硬度とは、水中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの含有量で決まる値のことです。ミネラル含有量の低い順に軟水、中硬水、硬水と分類されます ※5。

成分名	のむシリカ	シリカシリカ	阿蘇外輪山天然水
カルシウム	31mg	7.6mg	14.2mg
マグネシウム	14mg	2.1mg	5.9mg
シリカ	97mg	72mg	52mg
硬度	130mg/L（中硬水）	28mg/L（軟水）	49.5mg/L（軟水）

上の表から、のむシリカは、カルシウム、マグネシウム、シリカの含有量が多いことがわかります。

カルシウムとマグネシウムは2：1の割合で摂取すると吸収率がよいとされています。のむシリカはその比率である点も見逃せません。

のむシリカは中硬水、シリカシリカと阿蘇外輪山天然水は軟水です。

軟水は日本人にとって飲みやすい水ですが、ミネラルを多く含みません。

中硬水は飲みやすさとミネラル含有量のバランスのとれた水といえます。

まとめ

野菜ジュースは不足しがちな野菜の栄養素を補える便利な飲み物です。

しかし、野菜ジュースのカロリーはゼロではなく、商品により糖質やカロリーが高いものもあります。

健康のサポートに適した飲み物として大量に飲むと、太る原因になるかもしれません。

野菜を補う範囲で適量の野菜ジュースを摂ることを意識し、朝食の30分前に飲むことがおすすめです ※3。

健康や美容のサポートに適した飲み物を探している方には、カロリーゼロで水分補給とミネラル摂取を同時にできるのむシリカをおすすめします。

＜参考文献＞
※1 文部科学省 | 日本食品標準成分表2020年版（八訂）
※2 厚生労働省 e-ヘルスネット｜食物繊維
※3 日本栄養士会｜「野菜のかしこい食べ方」シリーズ
※4 厚生労働省｜健康のために水を飲もう講座
※5 西条市｜水の歴史館　硬い水と軟らかい水
※商品の情報は公式サイトを参考にしています