むくみの原因は水の飲み過ぎ？1日の必要量や予防＆解消のための水分補給法も徹底解説

健康や美容目的で水を飲みたくても「飲み過ぎるとむくみにつながるのか知りたい」「1日あたりどのくらい飲めばよいかわからない」と思う方も少なくないでしょう。

1日の必要量を大幅に超えて水を飲んだ場合は、むくみやめまいなどの症状が起きることがあります。

むくみを予防するには1日の目安量を守りつつ、1回あたりコップ1杯程度をこまめに飲みましょう。

今回の記事では、水の飲み過ぎで起こる症状やむくみの原因、むくみの予防や解消が期待できる水分補給方法について解説します。

正しい水の飲み方について知りたい方、水分補給におすすめの飲料を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

水の飲み過ぎ？むくみは水中毒症状のひとつ

水分補給は健康維持に欠かせませんが、1日の目安量を超えて飲むと水中毒になる可能性があります。

水中毒の軽度症状のひとつにむくみがあります。また水中毒の症状が重篤化すると、意識障害や呼吸困難などの命にかかわる症状が現れることもあり注意が必要です。

まずは、水中毒の詳しい症状について具体的に解説します。

【軽度症状】めまい、むくみ、頭痛、疲労感など

水中毒の軽度症状は、主に次のとおりです。

• めまい
• むくみ
• 頭痛
• 疲労感

上記の体調不良は、体内のナトリウム濃度が変化して起きる症状です。

他にも尿の量やトイレに行く回数が増えたり、便に含まれる水分量が増え下痢を起こしたりするケースもあります。

症状を放置したり症状がある中でさらに水を飲んだりすると、悪化する恐れがあります。症状が出た場合は飲むのをやめ、体を休めて安静にしてみてください。

【重度症状】意識障害、呼吸困難など

重度の水中毒になると、次のような症状が現れるリスクがあります。

• 嘔吐
• 意識障害
• 呼吸困難
• 痙攣

上記の症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

水の飲み過ぎによる重度の水中毒で死亡した例もあります。体調不良を感じたら、なるべく早めに医師に相談してください。

そもそもむくみの原因とは？

体がむくむと血流が悪化し、冷えといった症状につながります。むくみの要因は、次のとおりです。

• 塩分＆水分の摂り過ぎ
• ホルモンバランスの乱れ
• 血行不良
• お酒の飲み過ぎ

むくみは水太りともいわれ、体に不要な水分が溜まり太って見えやすい点もデメリットといえます。それぞれについて、具体的に解説します。

塩分＆水分の摂り過ぎ

摂取した水分と塩分の量は通常、排出される水分および塩分の量とほぼ同量で保たれています。

しかし水分や塩分を摂り過ぎると、体内の濃度バランスが変化してさまざまな症状が起こります。

水分や塩分の排出が追いつかず体内に溜まりむくみを引き起こすため、摂る量に気を付けましょう。

体内に溜まった水分は体重増加のもとになり、太って見えやすくなります。

さらに水分は重力に従い主に下半身に溜まることから、足がむくみやすくなります。足がむくみやすい方は、塩分や水分の摂り過ぎに十分注意しましょう。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは多様な不調を引き起こします。主な症状は頭痛や気分の落ち込みですが、むくみや冷えなどの症状も起こりやすくなります。

とくに女性は生理前にホルモンバランスが乱れて水を溜め込みやすい体質になりがちで、むくみも悪化しやすいでしょう。

したがって生理前はいつも以上に体調管理に注意し、体を冷やさず温めるよう心がけてみてください。

また無理なダイエットもホルモンバランスの乱れにつながります。食事量を極端に減らすような体に負担をかけるダイエットはせず、バランスよく栄養を摂りましょう。

あわせて睡眠や運動も規則正しくして、生活リズムを整え健康的な日常を送りましょう。

血行不良

血流が悪化して血液が滞ると、むくみの原因になります。血流が悪くなる要因は次のとおりです。

• 運動不足
• 長時間同じ姿勢でいること
• 冷え

運動不足になると筋力が低下し、基礎代謝量が減少して太りやすい体質になります。

長時間同じ姿勢でいることも血流悪化につながるため、デスクワーク中は適度に休憩を挟むとよいでしょう。

体が冷えると血流が悪化し、血流が悪化するとさらに体が冷える悪循環が起きます。

また、筋肉を動かすと、冷えの改善によい影響を与えます。なるべく運動する習慣をつけるよう心がけましょう。

お酒の飲み過ぎ

アルコールを飲み過ぎると血液中のアルコール濃度が高まり血管が拡張し、水分の排出処理が間にあわなくなり、むくみが生じやすくなります。

お酒を飲んだ次の日は全身がむくみやすくなるといわれ、飲み過ぎには注意が必要です。

夜にお酒を飲むと、横になって寝ている間に顔に水分が溜まり、まぶたや顔がむくみやすくなります。お酒は適量を心がけましょう。

むくみ予防＆解消のための水分補給方法

むくみを解消すると体がスッキリしてスリムに見えたり、健康的に生活しやすくなったりします。むくみの予防や解消につながる水分補給方法は、主に次のとおりです。

• 1日の水分摂取目安を守る
• コップ1杯程度をこまめに飲む
• 就寝直前の水分補給は避ける
• 冷たい水は避ける

それぞれの方法について、具体的に解説します。

1日の水分摂取目安を守る

厚生労働省によると、人間は1日あたり2.5Lの水分を摂る必要があります ※1。

そのうち食事から摂れる水分が1L、体内で作られる水分が0.3Lといわれ、飲み水から摂る量は1日あたり1.2Lの計算になります ※1。

夏は発汗により脱水症状になりやすく、寒い冬は水を飲む機会が減りがちです。一年を通して忘れずに水分補給しましょう。

ここまで解説したように水分の過剰摂取も体調不良の引き金になることから、1日あたりの量を守って飲んでください。

コップ1杯程度をこまめに飲む

体が一度に吸収できる水分量には上限があり、短時間に大量の水を飲んでも尿として排出されます。

また大量に水分を摂ると一時的に血液中の水分量が増えて、むくみの原因になります。水分はこまめに少量ずつ摂りましょう。

就寝直前の水分補給は避ける

通常は水を飲み過ぎても腎臓が働いて余分な水分を尿として排出します。

しかし就寝中は腎臓の機能が低下し、就寝直前に水を飲み過ぎると体外に排出できず、むくみを引き起こします。

ただし就寝中の発汗により体内の水分が不足する危険性もあるため※1、就寝直前ではなく入浴後にコップ1杯程度を飲むとよいでしょう。

冷たい水は避ける

冷たい水は内臓に負担をかけたり、体を冷やして血液循環を悪化させたりする可能性があります。

水分補給は冷たい水よりも常温の水や白湯がよく、とくに冷え性の方は冷たい水はやめ温かい水を飲むよう心がけましょう。

常温でもホットでもミネラル含有量が変わらない、おすすめのナチュラルミネラルウォーターについて紹介します。

毎日の水分補給なら『のむシリカ』で手軽にミネラルチャージ！

のむシリカは、ミネラル豊富で毎日の水分補給にぴったりのナチュラルミネラルウォーターです。のむシリカの主なメリットは、次のとおりです。

• 豊富なミネラルを黄金比で摂取
• 常温でもおいしく飲める中硬水
• 加熱してもミネラル量は変化なし

それぞれのメリットについて、具体的に解説します。

豊富なミネラルを黄金比で摂取

のむシリカは、他の商品と比較してさまざまなミネラルが豊富に含まれています。のむシリカと他の商品のミネラル含有量を比較した表は、次のとおりです。

	のむシリカ	サントリー天然水	い・ろ・は・す（清田）
カルシウム	31.0mg	1〜24mg	6.8mg
マグネシウム	14.0mg	0.2〜11mg	3.6mg
カリウム	5.7mg	0.4〜7mg	1.6mg
シリカ	97.0mg	–	–

のむシリカにはミネラルが豊富に含まれており、健康維持に向いています。とくに体のさまざまな部分を構成する成分のシリカも、1Lあたり97mg含まれています。

また、カルシウムとマグネシウムは黄金比率といわれる2：1の割合で含まれており、より効率的に吸収されやすい点もメリットです。

のむシリカを水分補給に取り入れると、豊かなミネラルをバランスよく摂れるでしょう。

常温でもおいしく飲める中硬水

のむシリカは、飲みやすさとミネラル含有量のバランスが取れた中硬水です。

日本では、一般的に次の基準で水の硬度を定めています ※2。

	硬度
軟水	0〜100mg/L
中硬水	101〜300mg/L
非常な硬水	301mg/L以上

硬度130mg/Lののむシリカは、中硬水に分類されます。

軟水は飲みやすい反面ミネラルが少なく、硬水はミネラル豊富ですが苦みや飲みにくさを感じやすい特徴があります。

一方のむシリカは、飲みやすさとミネラル含有量のバランスがよい中硬水で、常温でもおいしく飲めて、日常的な水分補給に取り入れやすいでしょう。

加熱してもミネラル量は変化なし

のむシリカは加熱してもミネラル量が変化しにくく、白湯にも適しています。

お茶やコーヒーなどのホットドリンクを作る際にのむシリカを使うと、手軽にミネラルを摂れます。

さらに炊飯や料理にも活用できるのむシリカは、幅広いシーンで活躍するでしょう。

まとめ

今回の記事では、水の飲み過ぎで起きる症状やむくみの原因、むくみ予防や解消につながる水分補給方法について解説しました。

水を飲み過ぎるとむくみやめまいなどの軽度症状が起こり、さらに悪化すると意識障害といった命にかかわる症状が起きる可能性もあるため注意が必要です。

むくみの要因は、水やお酒の飲み過ぎ、運動不足などです。

むくみを予防するには水を一度にたくさん飲まず、こまめに飲みながら習慣的に運動するよう心がけてみましょう。

＜参考文献＞
※1 厚生労働省｜健康のため水を飲もう講座
※2 西条市｜水の歴史館　硬い水と軟らかい水
※商品の情報は公式サイトを参考にしています。